ささやかながら、「小説家になろう」デビュー二周年記念作品ということで。
私、平井敦史がこれまでに書いてきた小説を、食事シーンに着目して振り返ろうという企画です。御贔屓いただいている方も、はじめましての方も、是非お楽しみください。
最終更新:2023-11-24 21:18:06
3495文字
会話率:0%
魔女のフレイズは、恋多き大魔女シュゼットの弟子であるにもかかわらず、恋より魔法を取るような面倒くさがりの干物魔女である。
ある日、森の奥で暮らす彼女の家へ一人の男が訪ねてきた。
見目麗しい男の名は、コンフィズリー・トゥイル・フォレノワール
。
隣国の王子と同じ名を持つ男は、甘く微笑みながら言った。
「ねぇ、魔女様。あと一年で約束の百年ですよ」
なにを隠そうこの男、フレイズが「百年早い」と告白をお断りした相手だった。
断り文句を間に受け、王子特権を駆使して99年かけて外堀を埋めてきたトゥイルは、満を持してフレイズを口説き落としにやってきたのだ。
あの手この手で溺愛してくるトゥイルのことを最初は邪険にしていたものの、悪くないと思いはじめるフレイズ。
だけど彼女には、トゥイルの気持ちを信じることができない理由があって──。
これは、魔法以外興味がない干物魔女と、魔女に執着する尽くし系王子の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 20:10:21
102549文字
会話率:31%
二人の幼稚園児は、百年後・・・。
最終更新:2022-03-31 18:00:00
565文字
会話率:24%
たまらぬ、追放劇であった────
これは陛下が若かりし頃のお話。
玉座についておきながら、王弟と宰相に国政を任せ戦場を駆け回っていた時代。
身の程をわきまえず、追放を言い渡し、ぶっ飛ばされる勇者パーティ。
悲劇を通り越して喜劇の様子
を熱狂した様子で実況する聖女。
『今更もう遅い』どころか、『追放するのには百年早い』とさえ言える展開。
もはや、『今更もう遅い』や『役立たず』の出番などなく……。
そういうことになった。
※前書きと後書きは……わかるお方は勝手に理解なさると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-11 19:15:41
3970文字
会話率:57%
私の名前はアイリス・メロディ
ダニエル王子様の婚約者ですわ!今日はお庭にお呼ばれしていますわ、なにか話があるようで……
え?婚約破棄?
またそんな寝言を!早く稽古しますよ!
え?稽古嫌だ?
そんなんで私の婚約者を名乗るだなんて百
年早いわ!剣を持て!
え?嫌だ?
うるさい!稽古だ!稽古だ!そんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 01:20:42
1267文字
会話率:73%
「この書き出し/締めいかがですか その壱」で出たお題【 「あんたが僕を従えようなんて、百年早いね」 】→「この書き出し、締めいかがですか その弐」【 眩しさに目を細めて僕は君に手を振った 】→解決編?→+アルファ。若様視点、女性視点、三人
称と視点切替有。かくれんぼしている妖精くん|(だが妖精なんてこの話にはいない)を捕まえる話、でした。が、またもやプロット無視して趣味に走り暴走。天然ヘタレとツンデレの両片思いに至るまで? みたいな話、の筈。リアリティとか情景描写とかすっかすかです。すみません……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-15 18:11:45
6795文字
会話率:38%