世界は"悪気がない"で溢れている。
派遣社員吉川は毎日悪気がない人たちと静かに戦っている。この世は"センタッキ"だ。
悪気がないと悪くないは本当にイコールなんだろうか。そんなことを考えながら、壊れた腕
時計を身に着け真面目に働く杜若は、神社の裏で「時計直せます」と書かれた喫茶店を見つける。正確に言えば喫茶店のようなものであるが。誘われるように店に入り、そこで少し浮世離れをした神経質眼鏡男、日下部と出会ってしまう。杜若の常識からは考えられない発言ばかりする日下部という男は、自らを死神と名乗り、「オレの仕事を手伝って欲しい」と持ち掛けてくる。
壊れかけの腕時計は、5分間戻ることが出来るというこの世界とは違う仕様にされ返却された。
予期せぬ不思議な力を手に入れた杜若は、死神に協力するふりをし、"悪気がない"ということは"悪くない"とイコールではないことを証明するという私利私欲に塗れた世直しを始めたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 16:05:53
23765文字
会話率:31%
夢観手 素後簀(ゆめみて すごす) という男は、ある日突然、思考の迷路に閉じ込められてしまった。
閉じ込められた先で男は元の世界に戻ろうとずっと試行錯誤を繰り返す。
気付かないフリをしてきた男は元の世界へ戻るために様々なことを試すが
つい
に追い詰められ思考の迷路から抜け出すことができなくなってしまった。
男はタイムリミットまでに何かしなければならないと考え、ついに救助要請を出すことにした。
ただ男の周りは既に敵に囲まれている。
悩んでいてもしかたがないので男は、助けを求めて文章を書くことにした。
果たして男はタイムリミットまでに助かることができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 12:55:50
1961文字
会話率:0%
二戸振太(にとふりた)という男は、夢破れて、就職に向けて動き出した。
どうにか採用されて、サラリーマンとして働き始めた振太だったが、自分が就職した会社の現実に驚き、たった1年で転職を目指すことになってしまう。
これは、サラリーマンに
全く向いていない男がサラリーマンになり、激しく後悔したという失敗談である。
そして、こんな会社に入ってはいけない、入ってしまったら、なるべく早く逃げてほしい、という話である。
※この物語における「グレー企業」の定義は、作者独自のものであり、既に一部で使われているグレー企業の定義とは異なる場合があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 01:05:57
26094文字
会話率:5%
王立第2騎士団団長を務めるリーゼヴェータ・カルネ・ブランシュは稀少な光属性の魔導士であった。その彼女の前に偶然現れたソギ・アガフォンという男は、この世界で最早絶滅したと思われていた闇属性の魔導士。その彼との出会いを機に、リーゼヴェータの世界
が動き出す。
心酔するように献身的に尽くすソギにどんどん絆されていくリーゼヴェータ…という感じのお話。身分差の恋にモダモダする二人を描いています。
軽度の流血表現を含むため、R15指定にしております。R18のシーンまでは書かない予定ですが、もし書くことがあれば、他サイトに移行させます。
※アルファポリスにも掲載しております。後々pixivにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 20:13:27
13536文字
会話率:36%
☆一話あたりの文字数は少ないのでサッと読めます。★
チートが欲しいなんて高望みした矢車卵太郎という男は、異世界で何度も死にかける。
「俺、生きてここから出られるかな?」
光源なしの高難易度ダンジョンからスタートする異世界生活。
睡眠も食事も
ろくに取れないし、なんだったら水もない。
唯一の救いはレベルアップだが、ガチャみたいな「魔神像」のせいで、どう育つかは運次第。
いくら成長したって足りない。ここから抜け出すために必要なのは_____
犠牲だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 21:11:44
17651文字
会話率:25%
宇治山という男は、ヴェンチャーネとかいう奴に異世界転生するとか言われて異世界転生することになった。
最終更新:2020-03-22 18:06:20
78638文字
会話率:84%
この物語の主人公であるアトミという男は、全くもって主人公に不適格である。皮肉屋で人の機微には疎く、一言多い。正義と聞けば鼻で笑う、ドブ川のような目をした男だ。だから彼は剣と魔法の世界へ連れてこられたことに文句を言い、そして何ヶ月も物語映えの
しない魔術を開発したりする。だから、この物語に選ばれた。清楚な美少女も胸踊るような栄光もなく、擦れた商売女と酒と暴力が蔓延するこの世界に。さあ、始めよう。テンプレートにはもう飽きた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 09:34:34
56531文字
会話率:56%
錬金術師として研究を重ね20年が経ち、ようやく師匠の足元が見えてきたかという男は、絶滅してしまったと噂のある亜人種──スェミ種───の翼を求めていた。
そんなある日、彼は友人からスェミ種の奴隷の話を聞き、透き通るような白い肌に、雪のような
純白の髪を持ったスェミ種の少女の奴隷と出会う。
そうして、成人し、翼が充分な大きさになるまでの約12年間、男と少女との生活が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 16:01:14
6294文字
会話率:19%
"精霊"に支配されている世界。
それが西暦2068年の、世界の状況だった。
50年の眠りから目覚めた主人公、零という男は、突如変貌してしまった世界に翻弄される。
この世界は、何処へ向かおうとしているのか。
これは、200
0年間の旅の終焉を綴る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 20:00:25
647文字
会話率:5%
田崎という男は、世界最高齢となりマスコミに取り上げられ一躍有名になった。世界最高齢ということに加え、昼夜逆転の生活スタイルや二日に一食の食生活など奇想天外な暮らしをしながらも元気に一人暮らししていることも注目される要因だった。しかし次第に疑
いの目が向けられてしまう。実は宇宙人ではないか、影武者がいるのではないかとインターネットで炎上し始めると、瞬く間にテレビや雑誌のカメラが自宅に押し寄せ、過熱報道され始めた。世界最高齢の田崎は、大手電機メーカーからベンチャー企業まで渡り歩き、ロボット、プログラミング、人工知能などの開発に携わってきた技術者である田崎が集大成として作った自分と瓜二つのアンドロイドだったのだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-12 16:49:49
16628文字
会話率:10%
観光中に塔から落下した男。右腕の歯車に亀裂が入ったかもしれないという男は、診療所で検査を受けるが……。
最終更新:2018-01-28 14:47:40
4373文字
会話率:52%
「好きです!付き合って下さい!」
北條京嗣という男は、地球に住むごく普通の高校2年生だ。
しかし、彼はあろうことか異世界転移にクラスメイトごと巻き込まれた!
彼はなんと、そこで出会った女神さまに告白!?
しかも、女神さまも承諾してしま
った!何も神の加護を貰えずに送られた異世界では...。
化物だった!?
彼の明日はどっち!?
※本作品は、主人公が既に無敵な強さを誇ります。大体主人公が何とかします。というか主人公でもどうしようもない案件なんてありません。俺TUEEを通り越して俺理不尽くらいです。ご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 19:01:55
194760文字
会話率:39%
大空大地はコロニー育ちの男の子。アルビノの仔猿を追いかけて出会ったアルフレッドという男は、宇宙帆船レースを大地に紹介した。「惑星☆プリズム」「誰かが起こすまで」と関連している作品です。かなり以前のデータなので、改行がうまくできませんでした。
熊大SF研究会の手作りの小冊子にしていただいた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-30 12:00:00
14771文字
会話率:50%
数日前から母親が家に帰らず、心配していた長江千里のもとに訪ねてきたのは、自らを”死神”と名乗る男。
彼は突然、「君の母親は死んだ」と千里に告げる。
死神を名乗る・暁礼央という男は、死神協会からこの世に派遣された、死因調査課に在籍する死神だ
ったのだ。
本来、すべてスケジューリングされているはずの死期。しかし、稀に予定ではない日に突然命を落とすケースがある。それは、自殺や他殺の場合である。死因のわからない魂は、いくら死神といえどもあの世へ送ることができない。
そこで死因を調査をするのが、死因調査課の仕事である。
千里はそんな彼らに協力し、ともに母親の死因を調査することになったのだ。
そっけなくクールな所長死神、美人でミステリアスな秘書死神、みんなのお兄さん(?)手に負えないほどの変人死神、そして何故かイケメン敏腕刑事までもが加わって、謎に包まれた事件を解決していく。
ファンタジーあり、恋愛ありのミステリーホラー小説――――!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 01:56:05
13143文字
会話率:35%
裕次郎という男は、親を亡くし一人で農家を営んでいた。
いつもの夜に一人の美しい女性が訪れた。この夜を境に二人の運命は重なり始めた。
二人が織り成す、純愛物語。
*読みやすいようあまり長編にせず、重すぎない話を心がけていきます。
最終更新:2016-07-02 03:17:31
1619文字
会話率:0%
長編。注:一話ごとが長いです、すいません。主人公のロアリーは「ある地点でいろいろな人間が足踏みをして去って行く」という不思議な現象を見かけて困惑する。だが偶然知り合ったケインという男は、その「足踏み」の現象を別の視点で捉え、常識的な解釈を
行なう。ロアリーは彼の知性や容姿に惹かれて恋をするが、彼は人付き合いを嫌う変人だった。
一ヶ月後。ロアリーは留守中の自分の部屋に、誰かが侵入し、何かをされた痕跡を見つけるが…。
#導入部が拙著「足踏み症候群」と同一なのは仕様です。ご容赦下さい。
#続編にあたる短編に「呪われた人形」があります。
#舞台の詳細は全く出てきませんが、80年代より前のヨーロッパ的な(ネットや携帯が発達していない時期)。
#他サイトとの重複投稿を行っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-15 01:44:31
86380文字
会話率:58%
木城巧という男は、いついかなる時でも女の子と「恋愛フラグ」を立ててしまう、いわゆるギャルゲーの主人公のような存在である。そんな男の親友である俺は、まさに「親友キャラ」といっても間違いないだろう。つまり、俺には何があってもそんなフラグは立た
ない。これは、そんな「親友キャラ」の俺が「主人公」の巧のために奮闘する物語……なんだと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-28 10:08:47
115960文字
会話率:53%
瀬戸内海に浮かぶ島に住む酒木という男は、小説を書きながらこうもり傘屋を営む。そして父を殺めた刀を知るべく奔走する。
酒木が"飼う"菊間や、島一番の酒木の理解者である夫婦等を始め、様々な人物が繰り広げる大正・昭和テイストの
物語でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-16 23:17:37
1287文字
会話率:35%
ある日、中野という男は、BL小説家のななみと出会う。
中野は運悪くななみのターゲットになってしまい、小説をしめ縄人形ジョニーと共に作り上げていくことに。どうなってしまうのやら・・・
最終更新:2012-11-11 17:38:14
4666文字
会話率:65%
日本橋にある大店の木綿問屋から金三十両を盗み出す事に成功した坂野泰三という男は、盗みの現場を見られてしまい、店の番頭である山村甚兵衛からゆすられる羽目に陥った。幸村誠二郎という殺し屋の噂を思いだした坂野は、悩んだ末、山村と用心棒達の抹殺を依
頼する。山村を付け狙う殺し屋幸村誠二郎。山村は、ある男と裏で繋がっていた。早業の暗殺剣で殺し屋として闇の世界を暗躍する幸村誠二郎の時代活劇。と、シリアスにあらすじ書きましたけど、ちょっとコメディー調に書いた話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-04-24 19:19:33
4954文字
会話率:36%