「なぜ、彼女を想うだけのことすら、許されないんだろう」――
剣と魔法の世界に生きている平凡な女の子と、たくさんのものを背負わされ平凡に生きることができない男。
そんな二人の、ほのぼのだけどちょっと切なく悲しい恋の話。
二人や仲間達
が、それぞれ関わっていくうちに過去や傷と向き合い自分のあり方を見つけていく、人生と心の話。
◇◇◇
レイチェル・クラインは薬師の学校に通う、ごく普通の女子学生。18歳。
この世界に存在する様々な伝説、伝承、魔法、冒険なんかとは無縁の平和な学園生活を送っている。
目下の楽しみは、行きつけの図書館にやってきた司書のお兄さんを見ること。
「今日もかっこいいなぁ……」
レイチェル18歳。運命の出会いや白馬の王子様に未だ憧れている、恋に恋する乙女18歳。
変化のない日々を送る彼女がひょんなことから、ある冒険者パーティーの所でアルバイトをすることに。
内容は、ただただみんなのご飯をつくること。
そのリーダーはあの司書のお兄さん――!?
彼の名前はグレン。かつて大災害で滅びた国の人。凄腕の剣士みたいだけど、図書館での姿と違ってちょっとかっこ悪いかも……?
他のメンバーは、かつての幼なじみの青年ジャミルに不思議な魔法使いの女の子ルカ。
お給料たくさんもらえるのはいいけど、なんだかこのパーティー、やる気なさすぎでちょっと変??
それぞれ事情を抱えたメンバーと一緒に悩んだり交流したりするうちに、レイチェルの日常は変わっていく――?
【1部 1~6章】
レイチェルと仲間達。
ちょっと暗い要素もありつつ、ほのぼのさわやか。
【2部 7章~】
それぞれに悩みを抱きながらみんなの関係が少しずつ変わっていき、やがて不穏な事件に否応なしに巻き込まれていく。
彼の心の傷や過去、闇に触れて、わたしに一体何ができるだろう?
彼はわたしに、何を望むんだろう?
※5章から色々なキャラ視点で進行する群像劇風味になりますが、基本はレイチェルが主人公です。
※暦、曜日、単位やその他もろもろ現実の物を使用しています。
※魔法が存在するもう1個の地球くらいのゆるい世界観です。和洋中色んな現実の食べ物登場します。カオスです。
アルファポリスさん・ノベプラさん・カクヨムさんにも投稿中です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 21:03:01
1289998文字
会話率:46%
--「視点」を変えれば未確認生物、神使や人ならざる者が存在している?
日本の首都圏にあるS玉県の山奥にある田舎町、越久夜町(おくやまち)に住む女子大生の辰美(たつみ)は人界とは剥離した異界や人ならざる者が見える目を持っていた。
そんな辰美は
ある日、「異界」の影響を受ける。夢の中で起きる摩訶不思議な経験、そして友人の妹がいなくなる事件。長閑な越久夜町が徐々に様相を変え、不穏な空気が漂い出す。人間が認識している世界では起こりえない出来事が辰美を巻き込んでいく。
町の神域を破壊する悪い魔法使いははたして悪なのか?正義なのか?町を守るタヌキたち、神使たち-人ならざる者たちの思惑の行方は?
辰美の前に現れた喋る赤眼のカラスは何者なのか?
とある時空での都内で起きた出来事がきっかけで物事が狂い、「変哲のない」女子大生の辰美へ影響を与える。越久夜町を破壊する様々な出来事が起きていき、最期へ向かう。
『そんじょそこらの使わしめ』の主人公、童子式神の視点から離れた、また別の話。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
漫画やイラストで現在創作中の『そんじょそこらの使わしめ』のスピンオフ小説です。ストーリーはあまり被らないと思いますが、あちらで登場した人物は出てきます。不定期更新になります。
現在(2019/07/05)群像劇風味になっておりますが、後半は群像劇ではなくなる予定です。
漫画の本編(?)を見なくても大丈夫です。
2020/05 本編シリーズを完成させるまでは不定期になります。すいません……。
2021/10/17 題名を変えました。
進みはとても遅いですが温かい目で見守ってください…。感想お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 09:36:48
501599文字
会話率:53%
語られる真相。 エバレット嬢の死が王国の歴史を変える。 その死を最大限に利用したとも云える王太后陛下の苦い思いは、禁書の中に記述され、王国の王家の矜持となる。
後代の国王と、第一王子が語る、その後の王国の物語。 エバレット嬢の死を悼むだけ
では無く、最大限に未来に繋いだ者達の苦闘と悔恨の記録をお届けいたします。
長文ですので、ご注意ください。
ダメな様でしたら、ブラウザバック宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 05:01:48
13398文字
会話率:74%
4歳の誕生日に前世の記憶がしっかり定着したゲイリー。
なろう的テンプレで自分の事をチート主人公だと自覚したのもつかの間、
自分の生まれた異世界には風呂がなかったッ!!
しかも別にチートってわけでもなかったッ!!
チート云々よりも風呂のな
い文化圏に、ゲイリーは耐えられなかった。
ムッツリゲイリーは可愛い女の子と混浴するため、お風呂作りに邁進する。
そんなふわっとした設定の異世界物語です
連載が面倒なので1時間ごとに予約投稿していきます
(短編にするには長くなった)
初回投稿から19時間後に完結予定
他サイトにも投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 06:00:00
81099文字
会話率:25%
勇者と魔王の戦いの舞台となっていた、"ルクガイア王国"
その戦いは多くの犠牲を払った激戦の末に勇者達、人類の勝利となった。
そんなところに現れた一人の中年男性。
記憶もなく、魔力もゼロ。
自分の名前も分からな
いおっさんとその仲間たちが織り成すファンタジー……っぽい物語。
記憶喪失だが、腕っぷしだけは強い中年主人公。同じく魔力ゼロとなってしまった元魔法使い。時々訪れる恋模様。やたらと癖の強い盗賊団を始めとする人々と紡がれる絆。
その先に待っているのは"失われた過去"か、"新たなる未来"か。
◆◆◆
元々は私が昔に自作ゲームのシナリオとして考えていたものを文章に起こしたものです。
小説完全初心者ですが、よろしくお願いします。
※なお、この物語に出てくる格闘用語についてはあくまでフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 18:47:10
13088文字
会話率:48%
3人の人間が、それぞれの目的を持って辺境の村
我孫子村に足を踏み入れる。
群像劇風味で進んでいきます。
キャラクターの行動した裏で、何が一体起こっていたのか。
クトゥルフ神話における夏のちょっとした恐怖を、あなたに。
最終更新:2020-08-20 21:47:32
24247文字
会話率:35%
結論から言うと。
エーデルワイスという少女に出会ったところで、唯峰豊架という少年はヒーローにはなれなかった。 恐れという感情はどれだけ修羅場を潜ったって無くなりはしないらしい。
けれど。
裏社会の住人たちが牛耳るこの街から
。
クソみたいな異能使いたちが跋扈するこの街から。
エーデルワイスを守れる剣となるのは、皮肉にもこの『恐れ』という感情、ただそれだけだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 16:18:06
154510文字
会話率:32%
なんか最初の方ってストーリーの展開方法悩みますよね。
多分十万文字くらい書けばサクサク進むと思うんですよ。
なんで十万文字以上溜まったら読みに来て下さると嬉しいです。
ちょっとづつ書いていきます。十万文字超えたらちゃんとしたあらすじ考えます
m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 04:55:08
5124文字
会話率:21%
この物語の主人公であるアトミという男は、全くもって主人公に不適格である。皮肉屋で人の機微には疎く、一言多い。正義と聞けば鼻で笑う、ドブ川のような目をした男だ。だから彼は剣と魔法の世界へ連れてこられたことに文句を言い、そして何ヶ月も物語映えの
しない魔術を開発したりする。だから、この物語に選ばれた。清楚な美少女も胸踊るような栄光もなく、擦れた商売女と酒と暴力が蔓延するこの世界に。さあ、始めよう。テンプレートにはもう飽きた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 09:34:34
56531文字
会話率:56%
ある日、山奥で暮らす竜人の少女リズのもとを、人間の兵士たちが訪れた。
彼らは戦争をしていて、自分たちの国を助けてほしいと言う。
リズがこれを断ると、彼らはリズと一緒に暮らしていた妹のリィンを誘拐してしまう。
リズは妹を取り戻すため、山を下り
、人間の姿で街へと向かう──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 13:35:47
18721文字
会話率:29%
国を愛する者、国を護りたい者、国を救いたい者、それぞれの意思が交錯するとき、そこに戦争の灯火が生まれる――。
病を癒やし、明かりを灯し、人々の生活になくてはならないエネルギー鉱石「ストライト」。
ストライトは地下を脈々と巡り、この世界を支え
ている。
そんなストライトの中でも、特に純度の高いものを「インペリアル・ストライト」という。
東の最果て――、そこにはインペリアル・ストライトの巨大な鉱脈を巡り他国より侵攻を受ける皇国が在った。
・ゆるい戦記ものです。
・群像劇風味
・見切り発車ですので、途中改変ありあり
・ゆっくり連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-18 10:22:31
13017文字
会話率:44%
事故により全てを失った兄妹がいた。八坂雪弥と八坂由宇。
ある日、二人は誰から届いたのかわからない手紙に入っていた切符を手にした。その夜、彼らは見知らぬ地下鉄ホームに立っていた。
そこに現れたのは蒸気機関車と異形の怪物。異形の怪物を殺し
た車掌に言われるまま兄妹は異世界へと旅立つ。
そこは蒸気機関が異常発達し、鬼と呼ばれる異形が跳梁跋扈する灰色の空が空を覆った異世界。帰る当てなどなく、帰る気もなかった彼らはそんな世界の日柳で生活していくことを決める。
生活するために煙突掃除の仕事に出かけた雪弥はそこで鬼と出会い、狂想に彩られた心の刃――凶器を顕現させる力を覚醒させた。
力を覚醒させた者は叢雲士官学園に通わなくてはならない、世界の為、人類の為に。
否応なく、兄妹は鬼との戦いへと巻き込まれて行く。遥かな鬼と人の戦いに。その中で雪弥は失ったものを少しずつ取り戻していく。
黄昏の都市にて語られる鬼と人と機関が紡ぐ狂想曲。これは、八坂雪弥が失ったものを取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-13 00:00:00
120357文字
会話率:36%
時は奈良時代。平城京の一角に住まう“ときは”は、世界に開いた穴を通ってやってくる、人にあらざる“夢生(いめおい)”を元の世界へ還す事を生業とする家の娘。彼女はそんな家業ににいささかの不満を持っていたけれど、豊かに暮らす日々には問題はなかった
。一人の少年が、彼女の前に現れるまでは。いくつもの思いと世界とが交錯する、和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-12 23:00:00
240313文字
会話率:31%
とある男女がお茶をしていました。その男女にきっかけを与えようとする天使、それを阻もうとする悪魔、そしてそれを見守る縁結びの神様――。男女の恋仲の裏で色々起こる群像劇風味。pixiv,TINAMI同上
最終更新:2014-02-24 22:43:45
7440文字
会話率:43%