長年片思いしていた幼馴染のレイモンドに大失恋したアデレード・バルモア。
自暴自棄になった末、自分が不幸な結婚をすればレイモンドが罪悪感を抱くかもしれない、と非常に歪んだ認識のもと、女嫌いで有名なペイトン・フォワードと白い結婚をする。
初顔合わせにて「君を愛することはない」と言われてしまい、イラッときたアデレードは「嫌です。私は愛されて大切にされたい」と返す。
あまりにナチュラルに自分の宣言を否定されたペイトンが「え?」と呆けている間に、アデレードは「だったら私は貴方を愛さないので、貴方は私を愛することでお互い妥協することにしましょう」と詰め寄る。ペイトンは、何故かこの想定外の提案を承諾してしまう。
かくして、愛され妻と嫌われ夫契約が締結された。
出鼻を挫かれたことでアデレードが気になって気になって仕方ないペイトンと、ペイトンに全く興味がないアデレード。温度差の激しい二人だったが、その関係は少しずつ変化していく。そんな中アデレードを散々蔑ろにして傷つけたレイモンドが復縁を要請してきて……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 10:14:26
188939文字
会話率:46%
甘やかされて育ってきたエリザベータは皇太子殿下を見た瞬間、前世の記憶を思い出す。無実の罪を着させられ、最期には断頭台で処刑されたことを。
前世の記憶に酷く混乱するも、優しい義弟に支えられ今世では自分のために生きようとするが…。
アルファポ
リス様で先行投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 23:15:29
604284文字
会話率:37%
異世界転移した小田夢見は、光の巫女として、部族の指導者になった。
指導者には、特権がある。
配偶者を自由に選べることと・・・・
最終更新:2024-07-31 19:21:40
2100文字
会話率:47%
No.2のキャバとお客として来ていた16歳のお金持ちの女子高生のストーリー。
あの時助けてくれた、私の憧れで好きな人。あの人に喜んでもらうために私は貴方をNo.1にさせてみせる。
私は今までの人生でNo.1になったことがない、いつもNo
.2にしかなれない。
それでも貴方がNo.1にしてくれるのなら私はなりたい、貴方のNo.1に
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 19:41:58
9170文字
会話率:43%
江戸時代、宝暦元年。
天才人形師の泉屋荘左衛門である弟子の夾竹。その夾竹の妹の咲は家族と共に平穏に暮らしていた。しかしある日、夾竹は家に火をつけて咲の家族を殺して消え去る。
十年後、田沼花崗という武士は江戸の水茶屋で茶汲み女にち
ょっかいを出していた。田沼花崗は田沼意次の養子であった。
意次は花崗を訪ねると告げる。「荘左衛門が殺された」と。
この時代、特権階級の人にはある物が流行っていた。
『反魂人形』。反魂術(反魂:死者の魂を呼びもどすこと。死者をよみがえらせること)を使い、百姓町人の魂を人形に宿らせることでまるで本物の人間として利用する。
花崗は恩人である荘左衛門が殺されたと知り、一目散に一人で現場に向かう。荘左衛門は反魂人形を作り出した製作者であった。
花崗は秘密裏に反魂人形の事件などを管理する武士の一人。さらに花崗の正体は男装した咲である。
咲は兄の夾竹に、右腕を切断され、体を傷つけられた。荘左衛門は咲に義手を作り、命を助けた。その後も、荘左衛門は咲の傷ついた心を癒やし、支えた。
だが、咲を援助したと御公儀に知られ、荘左衛門は処罰されそうになっていた。その事実を告げに来た田沼意次に、咲は利用されようと考えた。
咲は名を捨て、意次の養子の花崗として生きる決意をした。
花崗はその後、荘左衛門の作業現場がある屋敷に向かうと、ある一体の美男の反魂人形、白夜久と出会う。白夜久は花崗に「私は貴方の味方です」と主張する。花崗が荘左衛門の作業現場の地下に行くと、そこには百体近くの反魂人形があった。
すると人に攻撃しないと言われている反魂人形が、一斉に動き出し花崗を攻撃しだした。花崗は刀を振るうが全く間に合わない。その時、白夜久は刀を使い、見事な捌きで反魂人形を次々と斬り倒していった。
白夜久は花崗に「私は貴方を守ります」と宣言し、手を差し伸べたのだった。
第17回小説現代長編新人賞 1次選考通過作(139/1068)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 19:10:00
140023文字
会話率:43%
「私は貴方を愛することはありません」
そう婚約者に言い放ってしまった小国マールの王女、メレディーナ。
相手は宗主国である帝国が定めた婚約者エルガー。
気遣いからの発言だったはずなのに、思いきり失言をかました少し残念な王女、メレデ
ィーナが「もう遅い」「ざまあ」「婚約破棄」を回避しようと、じたばたもがいて右往左往するお話。
ちょっと考えが足りない王女様が、「愛さない」を撤回するその日は近いかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 23:14:06
190405文字
会話率:38%
「私はあなたを絶対に許さないッ!!」
シュトラス王国第一王女カノン・シュトラス・ディスペラーの専属メイドであるエト・カーノルドは、選考の場で、貴族の中でも身分の低い自分を選んでくれた事を光栄に思いカノン様に一生ついていくことを誓った。
上位貴族の同僚には、ぞんざいに扱われてもカノン様に仕えられるのであれば、小さな嫌がらせは全く気にならなかった。
しかし王女16歳の誕生日に事件が起こった。
王女の側使いの女性が1人死んだのだ。
死因は服毒である。
死んだ女性はよくエトに嫌がらせをしていた者なのでエトによる怨恨ではないかという噂が持ち上がってしまった。
「私は、私はそんな事やっていません!」
否定したが同僚達は不信感を募らせるばかりだった……。
そして王からは数日の謹慎を言い渡された。
「大丈夫、私は貴方を信じているわよ。必ず私が犯人をみつけるから安心して」
王女にそう言われて心は少し軽くなり、彼女を信じて待っていようと決めた……しかし。
王女側使いの死、それは悲劇の始まりにしか過ぎなかったのだ……。
ーーこれは普通のメイドである少女が敬愛する主の為に様々な苦難を乗り越え残酷な運命に抗う物語である。
1章はメイドになるまでの物語で、2章からメインの内容となります。
2章の中盤から暗い話になりますのでご注意下さい。
2020 6月6日3章スタート!!
他サイトでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 23:04:12
363892文字
会話率:44%
私はある日前世の記憶を思い出した。
朧げにありつつある前世の記憶を抱えながらも、このセックステットでそれなりに生きてきた。
リオン・マグダリセ、それが今の私。
前世の私とも神子様と出会う前の私とも違う。
今の私に作り変えて私を生かしてくれ
た方は、ラクナリューディ国の神子様だ。
だから私は許されない事を分かっていても、貴方を神子を誘拐する。
テオドラン・フォン・オルトロス様、世界を敵に回してでも私は私の為に貴方を。
貴方が望まない事でも、貴方に恨まれたとしても。
そうして私はこの世で最も尊い神の一族であり、神子である人を連れ去った誘拐犯になった。
誘拐犯である私と被害者である神子様と、あり得てはならない二人旅が始まる。
様々な出会い、様々な別れ、様々な体験、様々な事を知っていく。
そうして、知らされる筈のなかった事。
神子様に課せられる様々な選択。
選ぶ事の許されない事を私は選ぶ。それを知っている神子様は何を思い、何を選ぶのか。
ーー君は何処にだって行けるし何にだってなれるーー
それが私に与えられた神子様からの予言。
ならば私は貴方を生かすその為に、全ての敵にも全ての味方にもなって見せよう。
その先でただ貴方が幸せになってくれるのが、私への報酬なのだから。
さあ、この世で最も罪深き者へと至ろう。
誰よりも偉大な犯罪者と呼ばれた女の話。
そして何よりも神子様に信頼された、神子様の誘拐犯の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 21:00:00
8688文字
会話率:13%
ある日の放課後、人気のない場所に呼び出された主人公はとても期待していた。
────可愛いクラスメイトに告白されることを。
でも、現実はまさかの……
「あ、あの……好きになってもいいですか?」
告白ではなく、好意を持っていいかの確認!?
さすがに面食らう主人公だったが、さすがに『ダメ』と言う訳にもいかず……承諾。
それから、何事もない日々が過ぎた。
────って、アプローチもして来ないのかよ!?これはあれか!?『私は貴方を好きなだけで、満足なの』ってこと!?
焦らしプレイよりもタチの悪い放置プレイに、主人公は迷走を始める。
「こうなったら、しょうがない……こっちからガンガン話し掛けて、俺もあいつを好きになって(?)、青春を謳歌やる!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 19:33:15
12539文字
会話率:25%
ある日アルカイダ―公爵家に薄汚い身なりをした一人の娘が連れてこられた。娘の名前はライザ。夫であり、亡きアルカイダ―公爵の隠し子だと言う。娘の体には明らかに虐待された跡があった。けばけばしく着飾った男爵夫妻は、公爵家の血筋である証拠として、家
宝のサファイヤの首飾りを差し出す。ライザはそのサファイヤを受け取ると、公爵令嬢を虐待した罪と、家宝のサファイヤを奪った罪で夫婦を屋敷から追い出すのだった。
ローズはライザに提案する。「私の娘にならない?」若く美しい未亡人のローズと、虐待されて育った娘ライザ。それから二人の奇妙な同居生活が始まるのだった。
虐げられて育った娘が本当の家族の愛を知り、幸せになるハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 10:33:39
14808文字
会話率:67%
いつか見た、貴方と婚約者の仲睦まじい姿。
婚約者を失い悲しみにくれている貴方と新たに婚約をした私。
貴方は私を愛する事は無いと言ったけれど、私は貴方をお慕いしておりました。
例え貴方が今でも、亡くなった婚約者の女性を愛していても。
私は貴
方が生きてさえいれば
それで良いと思っていたのです──。
※作者の脳内異世界のお話です。
※アルファポリスにも同時掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 18:00:00
116831文字
会話率:28%
1人の女性の恋物語。
恋人を信じていた、愛していた。
しかし1度だけ信じることができなかった。
そのたった1度が取り返しのつかないことになると知らずに。
最終更新:2023-03-19 12:38:01
3599文字
会話率:18%
私ことローニャの義姉、ベレニスは昔から虚言癖があった。
私が伯爵家の後妻の娘として伯爵家に行くなり、「ローニャが私をいじめてくる」と事実無根のことを言ったり、叩かれてもいないのに「お義母様に暴力を振るわれた」と訴えたり。
彼女がどうい
うつもりかはわからない。ただ嘘吐きだというのは事実。
そんな困った義姉を侯爵家に嫁がせることができ、やっと解放される……!と喜んでいた矢先、侯爵家に呼び出され、いつの間にかベレニスを溺愛するようになっていた侯爵から事実上の死刑宣告を告げられることに。
私たち家族は何もしていないのに……。しかしそこへ私の愛する婚約者が現れて、事態は一変していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 20:00:00
14500文字
会話率:29%
心に写るのは貴方への思い。私は貴方を信じられた。素直に信じられた。私は閉じ込められていたけど貴方に付いていきたいと思った。
最終更新:2023-01-03 11:54:06
428文字
会話率:0%
抜群の商才と豊富な人脈を持ち、弱肉強食を地で行くブラック企業社長、舞黒咲間。そんな彼はある日、異世界から来た勇者と出会う。
「貴方は魔王になる可能性がある。だから、私は貴方を倒す」
「魔王だと? 儲かりそうな匂いがするな。詳しく聞かせろその
話」
過激思想の天才科学者、サイコパスの一流詐欺師と手を組み、舞黒の支配の手は異世界までも伸びていくーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 00:35:02
35362文字
会話率:58%
確かに愛し合っていた筈なのに、彼は学園を卒業してから私に冷たく当たるようになった。
なんでも、学園で私の悪行が噂されているのだという。勿論心当たりなど無い。
噂などを頭から信じ込むような人では無かったのに、何が彼を変えてしまったのだろ
う。
私を愛さない人なんか、嫌いになれたら良いのに。何度そう思っても、彼を愛することを辞められなかった。
ある時、遂に彼に婚約解消を迫られた私は、愛する彼に強く抵抗することも出来ずに言われるがまま書類に署名してしまう。
私は貴方を愛することを辞められない。でも、もうこの苦しみには耐えられない。
なら、貴方が、レナルドが私の世界からいなくなればいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 17:03:20
8970文字
会話率:24%
もう、耐えられない。
自分勝手な夫、理解できない仕事の同僚。
全てに抗えなかった私が、決意するとき、貴方はどうするの?
平凡だった主婦が、静かに逆襲を決意する。
最終更新:2022-04-04 16:02:13
23496文字
会話率:33%
異常シリーズ第2段!オレの17才の誕生日に突然押し掛けてきたメイドはこう言った。「私は貴方を護る為に来ました」と……「はい?」――…メイドは、ワケの分からぬ理屈でオレを「ご主人様」と呼びながら、殺そうとしてきて!?ギャーッ!(本人、そんなつ
もりも悪気もなく、超厄介!!)てんやわんやで結局、何者なんだ!?このメイド!!....注:『オレとメイドの異常な日常』からお読みいただかないと分からないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 21:26:16
25794文字
会話率:37%
貴方は私を照らす光である。
私は貴方を欲し、今日も満ちてゆく。
最終更新:2021-10-31 00:42:51
343文字
会話率:0%
「私は貴方を守りたい。その代償が繰り返す悍ましい死だとしても。」
リディアーヌは自分を庇い死んでしまったアルフリートを救うため、理を捻じ曲げて運命をやり直す。自分の命と惨たらしい死という代償を支払って…。
しかし6回目の人生では、魔王の
前にアルフリートとともに倒れ、悍ましい代償は与えられなかった。
7回目初日。聖女に選ばれず闇の聖女認定されてしまったリディアーヌは謹慎を命じられる。そこに現れたのが気持ちが昂ると瞳の色が変わる聖騎士アルフリート。
「まだ初対面のはずなのに、なぜ瞳の色が変わってるんですか?」
こじらせ聖騎士アルフリートに闇の聖女になったリディアーヌが世界の理を変えながら溺愛される物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 09:47:53
105746文字
会話率:45%