私の双子の妹の《エミル》は、聖女として産まれた。
特別な力を持ち、心優しく、いつも愛を囁く妹は、何の力も持たない、出来損ないの双子の姉である私にも優しかった。
「《ユウナ》お姉様、大好きです。ずっと、仲良しの姉妹でいましょうね」
傍から見れば、エミルは姉想いの可愛い妹で、『あんな素敵な妹がいて良かったわね』なんて、皆から声を掛けられた。
でも違う、私と同じ顔をした双子の妹は、私を好きと言いながら、執着に近い感情を向けて、私を独り占めしようと、全てを私に似せ、奪い、閉じ込めた。
冷たく突き放せば、妹はシクシクと泣き、聖女である妹を溺愛する両親、婚約者、町の人達に、酷い姉だと責められる。
私は妹が大嫌いだった。
でも、それでも家族だから、たった一人の、双子の片割れだからと、ずっと我慢してきた。
「ユウナお姉様、私、ユウナお姉様の婚約者を好きになってしまいました。《ルキ》様は、私の想いに応えて、ユウナお姉様よりも私を好きだと言ってくれました。だから、ユウナお姉様の婚約者を、私に下さいね。ユウナお姉様、大好きです」
――――ずっと我慢してたけど、もう限界。
好きって言えば何でも許される免罪符じゃないのよ?
今まで家族だからって、双子の片割れだからって我慢してたけど、もう無理。
丁度良いことに、両親から家を出て行けと追い出されたので、このまま家を出ることにします。
さようなら、もう二度と貴女達を家族だなんて思わない。
泣いて助けを求めて来ても、絶対に助けてあげない。
本物の聖女は私の方なのに、馬鹿な人達。
不定期更新。
誤字脱字報告いつも感謝しています。ありがとうございます。
この作品は私の考えた世界の話です。魔法あり。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
アルファポリス様でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 08:02:15
56801文字
会話率:51%
どうしてこんなにあなたの事が好きなのに、あなたは私の想いを受け取ってくれないの?
キーワード:
最終更新:2024-10-12 03:10:00
1229文字
会話率:37%
絶体絶命! 私の想いは彼に届くのか?
キーワード:
最終更新:2024-09-21 03:00:00
1758文字
会話率:31%
お兄様は女王陛下からいただいた指輪を、ずっと大切にしている。
きっと苦しい片恋をなさっているお兄様。
私はただ、お兄様の家に引き取られただけの存在。血の繋がってない妹。
だから、早々に屋敷を出なくては。私がお兄様の恋路を邪魔するわけにはいか
ないの。私の想いは、ずっと秘めて生きていく──。
ご都合主義のハピエンです! 楽しんでいただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 11:11:27
12430文字
会話率:36%
私が感じているだけかもしれませんが、本当に昨今では立ち読みと言う行為に対して、周囲の目が本当に痛くなり、立ち読みは許されない、と言う空気を感じてなりません。
それこそ昔の感覚で今を語るな、とフクロにされそうですが。
そんな想いか
ら、立ち読みについて、私の想いをエッセイにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 19:37:57
1497文字
会話率:4%
飲みにケーションに関する話になります。
本来から言えば、職場内外に関する話に飲みにケーションはなるようですが、私が見聞きする限りでは、それ以外の話にまで飲みにケーションは不要とまで言われる話を仄聞するので敢えて、誤用まで含めてエッセイに
私の想いをまとめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 19:30:52
1497文字
会話率:0%
私には愛してやまない同い年の幼馴染みが居る。物心がついた頃にはいつも君が隣にいて、気づいた時にはもう君を好きになっていた。そんな私の想い人は、どれだけアタックしても振り向いてくれない!
「ジャジャーン!めっちゃ可愛くな~い?一目惚れして買
っちゃった!どう?私に似合うかなぁ?」
「未琴」
「ん?」
「それ、未琴には似合わないと思うよ」
「……」
陰キャ男子 西宮絢斗✕陽キャ女子 高城未琴
『幼馴染みで陰キャな彼は今日も今日とて靡かない!?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 19:59:41
8498文字
会話率:58%
しゃぼんだまをぷうっとふくらませる。
貴方への想いを込めたしゃぼんだま。
貴方に届け───
最終更新:2024-06-13 20:52:50
200文字
会話率:0%
三つの詩からなる一つの物語……。
これは私小説のような詩……。
私の想い……。
最終更新:2024-03-03 22:57:38
2169文字
会話率:45%
どこかのイベントでやっていた金魚すくいの青い水槽を覗くと
金魚たちが赤い炎に見えた。
その赤い炎がいざなう私の想いとは……
最終更新:2023-12-31 09:00:00
277文字
会話率:0%
小学校も、もう終わり
小さかった君は、もうこんなに大きくなって、何だか目が潤んで前が見えない
楽しい事も、大変だったこともたくさん一緒に味わった
そんな親子の物語
最終更新:2023-11-07 06:00:00
992文字
会話率:5%
私の想いはどこに?
ねぇ、聞いて?
私の声を聞いて欲しいの
最終更新:2023-11-03 06:00:00
521文字
会話率:0%
私の想い。先輩に届くかな?
最終更新:2023-07-28 18:46:07
1490文字
会話率:19%
私の経験をもとに書いている作品で、登場人物は私を含めて6人います。
20代の中で経験した恋愛をありのまま綴っていて、その時感じた想いも赤裸々に書いています。
恋愛に通ずるような出来事も取り上げていて、1人暮らしのことやマッチングアプ
リのこと、ワンナイトのことや、恋愛観結婚観人生観などもピックアップしています。
私が何故クズな男がスキなのかを、私が経験して来た恋愛をもとに、時系列に合わせて読み解いています。
恋愛の形はそれぞれあるけど、出会ってデートに行って、付き合って何年か経って結婚をするという王道ストーリーが一般的だと思います。
私はその王道の道を辿ろうと試みたものの失敗をしました。
だから、人とは異なる恋愛観結婚観人生観を掲げるようになりました。
人に合わせることや普通を演じることが何よりも苦手だから、世の中では変人だと言われてしまっても自分を貫くと決めたのです。
だって、一度きりの人生だから。
私は楽しいことがダイスキで、今の自分が楽しいと思える選択を常にして来ました。
失敗もあったけれど、充実していると思っています。
王道ではない道であったとしても、私が思う楽しい幸せに巡り会いたい。
後悔のない人生を送りたいと強く思っています。
20代は特にその傾向が強い日々となりました。
そんな20代の私の想いを明るく楽しく、時に真剣に描く作品となっています。
"クズ"という言葉は、世間では良くない言葉として使われることが多いです。
しかし、私にとっては最大級の褒め言葉。
それは何故って?
クズな男がスキだからです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 21:05:46
7382文字
会話率:7%
「どうか、我が妃になってほしい」
「ずっとお慕いしていました。私の想いに応えてください」
「貴女の手をとる栄誉をいただきたい。生涯、お仕えし幸せにします」
聖女ミカエラの前に三人の貴公子が跪いて求婚していた。王立総合学園の卒業記念パーティー
で彼らは自身の婚約者がミカエラを害そうとしたと断罪した。捕えられた婚約者たちの目の前で、婚約の白紙撤回を宣言し、冒頭の告白である。国王から『誰を選んでも祝辞を述べる』と告げられ、四人目の求婚者が現れる。
ミカエラが彼らの中から選ぶと、神殿長に神託が下された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 10:00:00
11772文字
会話率:42%
私の彼氏と妹の婚約者が逆だったらよかったのに──。私は今日、妹の婚約者を家に招いた。彼に似合うお茶と花を用意して、二人きりのお茶会をする為に。妹への裏切りだということはわかっている。でも、最期の思い出に貰っても良いでしょう? ああ、彼は私の
想いに気づくかしら?
※pixiv、アルファポリスにも同作品を投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 02:20:53
4086文字
会話率:0%
回転寿司が大好きです。
私の想いを馳せつつ食べてます。
最終更新:2023-03-24 03:00:00
1774文字
会話率:5%
とある世界の女の子、アレルの想い人は異世界からやってきた勇者様でした!
でも、その勇者様はどこかがおかしい?
アレルの恋は実るのか!?
※2023/02/12
大きく変わる話について削除作業を行っています。一応コピーを保存しています。
※2023/02/08
書き直します。
何とか完結に持っていきたい!
10話くらいから内容も変わる予定です。最初の導入は変わりません。
書き直した話についてはタイトルに「*」が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 07:00:00
19372文字
会話率:44%
自閉症の娘がいる私の想い。
ただそれだけ。
最終更新:2023-02-10 22:13:35
796文字
会話率:22%
貴方がこの魔法を見て初めて笑ってくれた時から、この魔法は貴方の為だけのものとなった。
---だから、最後に。
私の想いを目一杯つめた魔法を貴方に。
最終更新:2023-01-15 22:00:02
2741文字
会話率:3%
婚約を破棄する! 友人の公爵令嬢が突然婚約破棄された。 ちょっと待って、それ非常に困るんですけど・・・だって私の想い人、殿下の護衛者じゃないですか! 友人の公爵令嬢と殿下の仲を修復しないといけないわね。 ふたりの仲を修復できたと思ったら、今
度はなぜか殿下から言い寄られるのですが。 ちょっと困ります。私には想い人がいるんですけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 12:00:00
53404文字
会話率:35%
婚約者である王子と、血の繋がった家族に身体中をボロボロにされた公爵令嬢のレアーは、穏やかな生活を手に入れるため『婚約破棄』計画を実行します。
最終更新:2022-11-03 20:05:56
29493文字
会話率:48%
ふと思った私の想いを書き綴りました。
生きるとは…?
最終更新:2022-09-30 01:00:50
218文字
会話率:0%