俺の名は姫条龍則(きじょうたつのり)、通称『無敗の龍則』と呼ばれている至って普通の不良だ。
喧嘩喧嘩の日々を送っている俺はある日、隙をつかれて敵対組織によってバラされちまった。
しかし、次に目が覚めると見渡す限りの平原。
見たこともないよう
な生物。
名も知らない国や概念。
人に聞いた話から予測するに、どうやら俺は別の世界に来てしまったらしい。
魔王だの支配だの、難しいことはよく分からねぇが、悪い奴は誰だろうが何処だろうがぶっ飛ばす!
剣と魔法の世界を根性と漢気だけで切り抜ける俺の第二の漢道を刮目せよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 22:12:28
20354文字
会話率:39%
ブラック企業勤めで疲れ果てたサラリーマンの『飯山健』は過労で倒れ、呆気なく死んでしまう。
しかし次に目が覚めると、そこは豪華な王宮の中。
目の前の女性から説明を受けるととんでもないこと言われてしまう。
――なんと、彼は異世界に『最強保育士』
として転生して召喚されてしまった!
彼の持つ能力とは『チート級の最強育児能力』!?
チート級の子育て能力って何!?
皆生意気だけど、こんなので本当に上手くいくのかな………。
最初は人間の子供ばかりだったのだが、次第にモンスターや獣人等の様々な種族の子供も受け持つように…!!
僕のゆるふわでハードな異世界子育て奮闘記が今始まる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 19:21:58
23016文字
会話率:29%
家でゲームばかりし、好きな時間に寝て起きてを繰り返すだけの自堕落な生活を送っている典型的な引きこもり、「藤井業」はコンビニの帰りに車にはねられて死亡してしまう。
そんな長所など一つもないような彼がチートも無く、魔法が常用される異世界の極一般
家庭の赤ん坊として転生してしまうことになってしまった。
彼はこれを今まで何もしてこなかった分の罰だと割り切り、異世界で生き抜くことを決意した。
そこで彼は何を得て、何を成すの事ができるのか。
彼のダメ人間故の視点でお送りする、彼の残した異世界の記録である。
※R15となっていますがそこまで過度な表現はいたしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:21:22
225607文字
会話率:34%
狂気の王が犯した冒涜の行為により闇に沈んだダファネア王国。
紺碧の王都は闇の王に取り憑かれ漆黒の死都と化した。
それを救わんと立ち上がったのは、運命の旅路をともにする四人。
たった一人残された王の血脈たるミアレ姫。王国の命運は姫の
一身にかかっている。
それを守るブルクット族の戦士カラゲル。稲妻の刺青の者。この者には大きな運命が待っている。
過去にとらわれた祭司ユーグは悔恨の道を歩む。神々の沈黙は不可解で残酷なものだ。
そして、空を映して底知れぬ青き瞳を持つ鷲使いの娘クラン。伝説のイーグル・アイ。精霊と渡り合う者。
聖地に身を潜める精霊と龍とは旅の一行に加護を与えるであろうか。これこそ物語の鍵となる。
果てしない草原に木霊するシャーマンの朗唱。それは抗いがたい運命を暗示するいにしえの言葉。
不死の呪いを受けた闇の道化。死霊魔法に侵される宿命の女。これもまた神々の計画なのか。
転がり始めた運命の物語はその円環を閉じるまで、その奔流を押しとどめることはできない。
鷲よ! 鷲よ! 我らの旅を導け!
陽光みなぎる青空の彼方、地の果ての国へと!
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本作は、危機に陥った王国を救うため旅の仲間が各地を遍歴するシリアス系長編ハイファンタジーです。(ドラクエ的なストーリー・ただしゲーム小説ではありません)
作中、人名などに、相馬 拓也氏 著「鷲使いの民族誌」を参考にしましたが、鷲使いについて本格的な描写があるわけではありません。
そこのところは期待しないでください。あくまで、エンタメ系の剣と魔法のファンタジーです。
戦闘シーンでは若干、流血描写などあります。そこまで怖い感じではないと思いますが苦手な方はご注意ください。
完結までかなりかかると思われます。気長にお付き合いくださいますようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 16:00:00
609604文字
会話率:38%
港町に住むぽっちゃり体形の少年ジェサーレは弱虫だった。家族が好きだった。近所の犬が好きだった。この町のことが好きだった。
けれど、少年はある出来事により町から旅立つことを決意した。
※約41000文字。子供向け?
※セルフレイティングを設定
していませんが、いじめのシーンや戦闘描写はあります。
※この作品はカクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 07:00:00
116495文字
会話率:50%
フラク・レムナス――異形との戦いで命を落とし、女性の姿で蘇った元少年。
フラクは古代文明の地下遺跡に単独で潜り、伝説の『神剣』を発見。
【さぁ、ワタシを手に取って――】
神剣からショウジョの声が聞こえてきた。世界に九つしか確認されていない
神剣。空中に浮かぶ剣と鞘。ソレは『10本目の神剣』であった。
しかしフラクは――
「悪いがお前に用はないんだ」
あろうことか神剣の鞘だけを持って遺跡から去ってしまい……
【はぁぁぁぁぁぁ~~~っっっ!?】
遺跡に神剣の絶叫が木霊した。
だが、置いて行ったはずの神剣は、ショウジョの姿になってフラクの下に現れ、
【ワタシの『服』返せ~!】
と、真っ裸な状態で意味不明なことを叫びながら、フラクを襲撃してくるのであった。
古代文明の遺跡とは……神剣とは……フラクの命を奪った、人類の宿敵である異形の正体とは……?
神剣のショウジョとの出会いから、カノジョは古代の文明に隠された秘密に触れれていくことになるのだった――
本作はTS要素アリ、百合っぽい展開アリ、微エロアリの作品になります。
※中身が男の主人公なので、純粋な百合をお求めの方は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 00:20:19
183093文字
会話率:39%
幼い頃、モンスターから人々を救う『ウェイカー』に憧れていた主人公『織﨑 萩』は、栃木県立春ヶ丘東桜高等学校に通う2年生である。部活はバスケットボール部。趣味は努力。
萩達のひとつ上、青野や鈴木達3年が出場できる最後のインターハイも近
くなり、萩達バスケ部員は部活に一層力を入れていた。しかし。放課後の部活中、体育館のど真ん中に突如として『異界門』が開いた。門の中から続々と湧き出てくる無数の『モンスター』。悲鳴が木霊し、絶望が連鎖を呼ぶ中で、血だらけの親友が萩に手を伸ばした。そのとき、萩が取った行動とは?
「みんなじゃなくていい。たくさんじゃなくていい。世界中なんて大きいことは言わない。ただ俺は俺の身の周りにいる大切な人達を護りたい」
仲間な友人を失いながら、それでも萩は『目覚める者――ウェイカー』として残酷な世界で抗い続けていく。これはそういう熱く儚き物語だ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 13:22:38
420830文字
会話率:33%
とある神社仏閣の集合地帯。ある意味で私のルーツである場所に舞い戻って来ました。
そこで耳にした鈴の音。何処までも響き渡る音色。
私をこの場所にお呼び下さったように、どうか辿り着きます様に。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思
われたら申し訳御座いません。
注意事項2
幻想奇譚です。色々ありました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 19:24:51
832文字
会話率:0%
どっどど どどーど どどーど どどー。
強風が吹く度に、風の又三郎 の詩が木霊した。
その音に混じって、がなりの着いた声がする。
持ち主は風の神様。飆靡様。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
子守唄よりも安心するんですよ。
宮沢賢治作 風の又三郎 の一説を諸に出しているので、二次創作設定をさせて戴いてます。
※著作権が切れている事は、とある文庫から確認済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 18:38:31
816文字
会話率:40%
ここは物知りな君も知らない、とある大陸。
どこの世界にあるかすらわからない…
それじゃ、この世界を簡単に見てみよう。
まぶたを閉じて、何が見える?
まぶたの裏じゃない!心で見るんだ!
眩しくも落ち着くような、暖かい色が見えたら
それは西側
だ。
深く沈むような中でも自身の鼓動が木霊する暗い色が見えたのなら
それは東側だ。
私や君が一度は夢見たファンタジーな世界
魔王に対し、勇者や英雄と呼ばれる人たちが立ち向かう、剣と魔法の世界
そんな世界…
そのんな世界の中で
武器屋を営み始めた主人公、ライク・コークス
彼の元には武器を求め様々な客が訪れるが、そこは一風変わった店で…
武器屋の店主を中心にお送りする異世界スローライフストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 14:38:43
18904文字
会話率:44%
「こんなことあるんだなぁ……」
その男はわざと間抜けな声でそう言った。天井を見つめて口を開け、さものんびり屋のように。しかし、心臓の鼓動は速まったままだ。見開いた目はやや血走っていて、鼻はぷっくりと膨らみ、呼吸もまた荒くなった。
彼は
腕をつねり、太ももをバンバンと叩き、夢ではないことを何度も確かめた。
「落ち着け、落ち着け……いや、おおぉぉぉ!」
先ほどまでボロアパートの一室にいたのが信じられない。見上げていたその天井は高く、そして広かった。とうとう堪えきれずに上げた雄叫びは、広々とした室内に木霊し、それが彼をさらに興奮させた。
魔法のランプ。ある夜、まさにお伽噺に出てくるような古びたランプをゴミ捨て場で見つけた彼はそれを持ち帰り、そして朝になってから磨いた。職に就いておらず、暇を持て余していた彼は、現実逃避のために何かに没頭したかったのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-08 11:00:00
1779文字
会話率:56%
夜、その建物の中でポタッ、ポタッと水が滴り落ちる音と足音が響く。
外は雨……ではない。何日か前に降った雨が屋上から下へ下へと染みこんでいるのか、それとも配管から漏れているのか、いや、水道は止められているはずだ。
ここは廃墟。彼の仕事は
そこの巡回。
なんだってこの俺がこんな仕事を……。
という心の嘆きは足音に表れることなく、ただ体の内部で繰り返し繰り返し木霊し続けている。
この社会が、実力主義であることはわかっていた。受け入れていた。望んでもいた。
……自分が一番前を走っている時は。だが、今や若い連中に職を、居場所を奪われ……
「ああっ!」
と、彼はとうとう堪えきれず声を上げた。肩に水滴が落ちてきたからだ。
彼は手で払い、そしてその手もまた、ぶんぶん振った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 11:00:00
1621文字
会話率:10%
「そうか……お前もか」
ハインリッヒは眼前にある銃口を見上げ、そう呟いた。
投げかけたつもりでもなかったが返答はなく、耳の奥では呼吸音と窓の外で吹きすさぶ風の音色が木霊している。
季節は十二月。夕方まで降っていた雪は今は雹に変わり屋
根を打つ。
「なあ、さーけやーさおだけーか?」
ハインリッヒはそう訊ねた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 12:00:00
864文字
会話率:39%
シュタイザー侯爵家の長女『ストロベリー・ディ・シュタイザー』の人生は幼少期から波乱万丈であった。
銀髪&碧眼色の父、金髪&翠眼色の母、両親の色彩を受け継いだ、金髪&碧眼色の実兄。
そんな侯爵家に産まれた待望の長女は、ミルキーピンクの髪の毛
にパープルゴールドの眼。
両親どちらにもない色彩だった為、母は不貞を疑われるのを恐れ、産まれたばかりの娘を敷地内の旧侯爵邸へ隔離し、下働きメイドの娘(ハニーブロンドヘア&ヘーゼルアイ)を実娘として育てる事にした。
一方、本当の実娘『ストロベリー』は、産まれたばかりなのに泣きもせず、暴れたりもせず、無表情で一点を見詰めたまま微動だにしなかった……。
そんな赤ん坊の胸中は(クッソババアだな。あれが実母とかやばくね?パパンは何処よ?家庭を顧みないダメ親父か?ヘイゴッド、転生先が悪魔の住処ってこれ如何に?私に恨みでもあるんですか!?)だった。
そして泣きもせず、暴れたりもせず、ずっと無表情だった『ストロベリー』の第一声は、「おぎゃー」でも「うにゃー」でもなく、「くっそはりゃへった……」だった。
その声は、空が茜色に染まってきた頃に薄暗い部屋の中で静かに木霊した……。
※この小説は所謂『転生悪役令嬢』『転生ヒロイン』『ざまぁ』の王道ストーリーですが、剣と魔法の世界&乙女ゲームを模した世界なので、バトル有り恋愛有りのファンタジー小説になります。
※ギリギリR15を攻めます。
※残酷描写有りなので苦手な方は注意して下さい。
※主人公は「やられたら、やり返す」をモットーにしてるので、喧嘩っ早いし口が悪いです。
※色々な加護持ちなので、チート・オブ・ザ・チート。
※毎日1話ずつ更新する予定です。ゆるゆると進みます。
皆様のお気に入り登録やエールをお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 00:00:00
216828文字
会話率:24%
ソレイユの天才グラップラー、「ウシュマ」は憧れた「冒険の旅」に出た。
魔導列車の中で、偶然居合わせた冒険者として、即席のパーティーを組む事になったがパーティメンバーは……。
グラスランナー に育てられたナイトメア(シャドウ)のノワロウ(
バード、ファイター、スカウト)
オネエのフロウライト「ブライティア」(コンジャラー、アルケミスト、セージ)
唯一まともそうなルーンフォークのジム(マギテック、シューター)
先生、またパーティにプリーストがいません。
今日もノワロウの奇行にブライティアのツッコミが木霊する。
コルガナ地方を舞台にしたリプレイ。
オネエと知力6と魂のグラスランナー(ナイトメア)と普通のマギテックガンナーがゆくコルガナ地方の冒険譚
本リプレイは「SW2.5」の公式シナリオである、「デモンズライン 」収録の「デモンズライン 」を使用しております。該当シナリオの内容に触れておりますので、未プレイの方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 05:00:00
66954文字
会話率:3%
いつからこう願っていたのだろうか。幸せなスローライフル生活を。
29歳の柊木霊は幼少期の夢だったスローライフル生活を思い出し、いざ実行!!とはいかず、そんなこともすぐに忘れて相変わらず腐った日常を過ごしていた。
だがある日の帰り、ひょんな
行動から重要事件に巻き込まれ死んでしまう。
死ぬ瞬間、ふと目の前が明るくなり「お前の望みは何だ。」と自称神から言葉を賜る。
その時長年の夢だった「幸せなスローライフル生活をしたい」と懇願し、息絶えた。
ふと目が覚めると知らない光景。
知らない澄んだ川、知らないウッドハウス、そして知らないデビル一匹。
恐怖で声を荒げたが、それをあっけなく倒す1人の謎の女勇者。
不可思議な世界で、果たして柊は夢だったスローライフル生活を送れるのか!!!
ギャグ、シリアス、ほのぼのをすべて詰め込んだスローライフル生活開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 18:13:24
5593文字
会話率:16%
結婚式の前夜、主人公である柊木霊は妻の願いの元、2人の思い出の地であるとある崖にへと向かっていった。
しかしその行動が運悪く、道中何者かによって妻を殺されてしまい、自身も妻が殺された風景を眼前で目の当たりにして亡くなった。
気がつくと洞窟
。
どうやら異世界転生してしまったようだ。
全く新しい世界の中、個性溢れる仲間たちとの共同の日々。
そして辿りつければ願いが必ず叶うという「神之場」の伝説を信じて、妻を救うため第二の人生がスタートする!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 17:00:00
34969文字
会話率:22%
5編のショートストーリーズ。数学の神様に説教される大学生。木霊の心根を聞かされる男。笑いを強制される男。総理大臣の本音。庭木から逆襲される男。
最終更新:2024-03-22 19:37:26
10240文字
会話率:48%
三つの果実が物語を彩りながら、様々なファンタジーが紡がれていく。
一つ目の果実は苺。親子の愛。
大好きな母親を病気で亡くした高校生の水樹。悲しみに沈みながらも家事や部活のテニスを頑張っていく。そんな水樹を心配した友達からアイドルのイベン
トに誘われ、元気を少しずつ取り戻していく。すっかりアイドルファンになった水樹が毎日、アイドルのブログを読んでいると自分の日々の生活と似たような偶然が何度も書かれていて不思議に思う。そして、それは亡くなった母親が水樹を笑顔にしようと向けた「いない、いない、ばぁっ!」だった。
二つ目の果実はさくらんぼ。ダブルヒロイン。
天界にて悲しみに寄り添う天使が人の世に転生する。それから十数年後。
ずっと一緒にテニスでダブルスを組んでいた高校生の優樹と春菜。秋季大会に敗退後、優樹の目に不思議な映像が流れるようになる。そんなある日、春菜はシングルスに転向したいと言い出し、優樹は怒りや淋しさに惑う。
新学期になって新入部員が来るが、依怙贔屓されている花音に嫉妬した麗奈がいじめを始める。同時に世界のある地域で戦争が始まる。そして、いじめが戦争とまるで繋がっているようになる。麗奈の改心によって戦争は終結するが、麗奈は交通事故で意識不明になり、意識が天界に戻って全ての事実を知る事になる。
三つ目の果実は林檎。恩返し。
幼き頃に林檎の種を植える佳林。結実するまで愛情を持って諦めずに育てていく。大きくなって高校生になった佳林だが、テニスの大会で惜しくも優勝を逃し続けて悲しんでいた。ある時、佳林は夢の中で幼き頃の林檎の木を育てている自分に何度も出会い始める。そして秋季大会前に佳林の身に不思議な事が起きる。それは自分の身を案じ、育ててくれた林檎の木霊(こだま)が佳林の身を案じて伝えたメッセージであり、音返しだった。お互い思いやる心がハッピーエンドへと向かう過日のファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 22:58:16
18782文字
会話率:66%
[公開中]
深い深い森の奥、そこは迷いの森と呼ばれており立ち入ることはおろか、入ったものは、2度と戻って来られないと言われる場所。神獣が住むと言われるフルアの森。
そこに住んでいる森の木霊。ルノ、コハク、リコリス。
彼ら木霊の子供たちは戦う
術を持たず、平和に暮らしていた。3人は外の世界に憧れを抱きいつかその目で世界を見てみたいと。そんなある日、長老の声が森に響きわたった。森に黒い服を纏った者達が現れる。彼らは、木霊の子供たち、長老を捕らえる。彼らの目的はいったい何なのか。
少し切なくてあったかい物語
僕と君と死んでいく世界のお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:34:34
40627文字
会話率:50%
《小説家になろうコンテスト11・一次通過作品》
1945年末期、一人のドイツ陸軍戦車兵が死んだ。命を落とした筈の彼、ハンス伍長が再び目覚めた時、その身体に殆ど変化はなかったのだが……「こんな事は有り得んぞっ!?」思わずそう叫んだ彼は、ビー
ストテイマーの少女を守り抜く為に自らの全てを投げ打つ。
死して再び甦ったハンスは、異世界で最初に出会った獣従士(ビーストテイマー)の娘、エレナと共に歩みますが……勿論、伝統のゲルマン気質満点なまま。剣と魔導、そして魔物がひしめく異世界に、元戦車兵ハンスの号令が今日も木霊する!「情け無用……零距離射撃ッ!!」
※作中に表記される蔑称等は演出上の目的のみで用いられています。特定対象を差別する意図は一切有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 11:37:49
139675文字
会話率:47%
「俺」は旅人。風の向くまま気の向くまま、日本各地に旅しては、様々な怪異と出会うのだ。
登場する妖怪
木霊|(こだま)……呼びかけにオウム返しで返答してくる。
最終更新:2023-11-29 08:37:57
3023文字
会話率:10%
「怨霊を封じる。今はただ、それだけを考えようぞ」
天狐の姫御前・葛葉は旅立つ。
ヒトと人妖との戦の果てに解き放たれた大いなる禍、猛毒の怨霊を、再び封じるために。
ちょっと口が悪くて底抜けにお人好しな刀遣いの青年を相棒に、童女姿をした天狐の古
老や、勝負事が大好きで事あるごとに絡んでくる気紛れ鴉天狗らと力を合わせ(?)、世界の命数を背負って暗中模索の五里霧中。
神代を継いだ一族の末裔、瑞宝。木霊、鵺、そして人間。
――月の沈まぬ夜明けの、幻に似た、奇異なる、はなし。
※自サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 20:47:08
95669文字
会話率:31%
街骸を埋め尽くす新都市とは、名ばかりの虚構である。それは、骸の上に成り立つ消費都市。ただ売り切れるまでの寸分の栄華。それを知らぬは住む人のみか。
由とせぬは覇権を狙う東国か、はたまた南下政策をとる北国か。西国の荒野に木霊するは遠い馬蹄の
響き。南海より来たるは荒くれる海風に洗われた褐色の蛮者達。
それでも、翡翠の園で竜は謳う。我が地は此処に。我が空は此処に。
竜の娶る番いはだれかれか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 20:20:17
770文字
会話率:0%
エリート街道へ足を踏み出した大卒新米女神のガヴリルに、先輩女神のハニエルよりとある指令が下る。
何でも昨今自ら人生の幕を引く日本の若者が増えており、そんな彼らの中に生前読み漁った物語のような異世界転生を希望して駄々をこねる者が多く実務の
障害となっているという。そこでいっそ彼らの望み通り実際に異世界へ転生させてみて、その結果転生先の世界に治安良化など一定の効果が見込まれるかを確認しようという計画が上層部によって立案されたため、その監督者として選任されたとのこと。
まるで気乗りしない仕事だが、生来の山よりも高い負けず嫌いなプライドが災いして、半ば売り言葉に買い言葉で軽々しく任務を引き受けてしまったガヴリル。
しかし、この転生希望者というのがどうにも世間知らずで夢見がちな者たちばかりのようで――
「ヴァッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッカじゃないの!」
女神ガヴリルの魂の籠った罵倒(シャウト)が、今日も木霊する。
二十万時未満での早期完結の予定ですが、もし好評のようなら続編考えます。
また、本作には異世界転生モノをディスっているかのような描写が散見されますが、決してそういった作品を扱き下ろすようなアンチ的な意味合いを含んだ作品ではございません。
(寧ろ作者は、そういう作品大好きなクチです)
あくまでエンタメや娯楽の一環として、お楽しみください。
また、この物語はフィクションであり、作中に登場する固有名詞や状況などは実際の人物や作品などとは全く・微塵も・一切合切関係ございません。(ゲン●ウ除く)
何か癪に触ったとしてもそっとブラバするだけで、間違っても苦情やアンチコメなど書かず静かにお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 08:00:00
165969文字
会話率:46%
樹木の精霊を使役する一族の少年と化け猫を使役する一族の少年。
二人の少年の出会いから物語が始まる。
10歳の御鏡裕樹(みかがみひろき)は、夜の樹海で、4匹の化け猫に襲われて瀕死の重傷を負っている少年と出会う。少年の名前は猫風蒼雲(ね
こかぜそううん)。化け猫を使役して退魔などの霊的な仕事を行う「猫使い」の一族の子供で、襲っていた化け猫は、これから彼が使役すべき2匹の化け猫と、彼の父である蒼龍の使い魔だった。猫風家と御鏡家は共に仕事をするパートナーとして長い歴史を刻んで来た。
5年後。15歳になった裕樹は、木霊使いとしての修行のまっただ中。中学校の卒業式を翌日に控えた夜、久々に再会した裕樹と蒼雲は、初めて二人きりの共同戦線を組むことに。中学卒業後は、術者集団「天御柱(あまのみはしら)」の研修校である学校に通うことになっている二人。学校には他の猫使いの一族や別のジャンルの術者の子息が通うが、入学式初日から何者かの襲撃を受け混乱する。
しかしそれは、これから始まる不穏な事件の前兆にしか過ぎなかった………。
悪鬼悪霊が跋扈する世界を戦っていく、少年たちの「友情」を中心とした物語。
あらすじ追記:
現在、第4巻部分を更新中。詳しくは登場人物一覧を参照。
裕樹と蒼雲は、入学した霊泉学院で、猫森梓乃、遠山雅哉という友人を得た。突然襲ってきた敵の襲撃を乗り越えた四人は、一つ屋根の下に暮らしながら、一緒に授業を受けたり、祓魔の任務に赴いたりという日々を過ごしている。裕樹たち学院の新入生たちは、土蜘蛛と呼ばれる、神話の時代から続く高天原への抵抗勢力の殲滅を命じられている。その最初の事件の調査として、火災現場の死体から心臓を集めている事件を担当し、その裏に渦巻く陰謀の影を追いながら、秩父へと赴いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 19:00:00
374298文字
会話率:52%