キャメロット城主アーサーペンドラゴンの愛娘エステルは、魔術師マーリンの弟子でもあった。
モードレッドの反乱で窮地に陥ったエステルに、マーリンは瞬間移動魔法を放ったのだが、彼女が送られたのは・・・
見知ら地で帰還方法を探すため、マーリンから学
んだ医術を使い治療師として暮らし始めたエステルは、不本意ながら様々な問題に関わることになる。
王位継承者として育てられたエステルが数々の困難を乗り越え、やがて「すべての民」を救う決断をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:21:30
174529文字
会話率:38%
アイドルデュオ
CHAILO
*重複投稿
カクヨム・アルファポリス・NOVEL DAYS・pixiv・エブリスタ・野いちご
Instagram・Tiktok・YouTube
最終更新:2024-10-30 12:56:53
930文字
会話率:39%
学校では基本もっさりメカクレ陰キャメガネの主人公、長雨奏(ながめ かなで)は高校生となり、一人暮らしを始めてからいろいろな出来事に巻き込まれる。なぜ巻き込まれるかって?いろいろな顔を作りすぎて交友関係が広がってしまったからだよ。
メイク
とRPが得意な男子とその周りの人たちが送るまったり日常ものです。エンドとルートだけをざっくり決めてgdgd進行で書いているのでほんっとに不定期です。筆者のブクマが増えていたら「此奴この週は書く気ないな」と思ってください。女装や芸能界(笑)などの描写がありますが筆者は行ったことがないためなんとなくで書くためご了承ください。作中で出てくるゲーム等は一部を除き題名を出さずに察せるような書き方をします。うまい具合の改変具合が難しい…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 12:00:00
27852文字
会話率:71%
舞台は天族、人間、魔族の三種族が生きており、様々な伝説が残る歴史の古い世界、キャメリア。昔から争いの多かった三種族は、神によって三つの領界に別れて暮らすように命じられた。神は天族の住む空の上の領界を天界、人間が住む地上にある領界を人間界、魔
族の住む大地の下にある領界を魔界とし、それぞれの種族でその種族が保有する領界を治めるように、とも命じた。
長い時が流れ、天族は時間の波にのまれて人間の記憶からその姿を消したが、たまに魔界から迷い込んでしまう魔族は人間に差別されひどい目にあっていた。時の流れの中で人間の魔族への差別はある程度おさまっており、今では共存も可能となったが、やはり魔族の人間界での地位は低かった。
そんな人間界の中にあるブロウ村という名の小さな村の村長の娘であるカレンには、ツバサという名の親友がいた。その子は魔界から迷い込んでしまった魔族の男の子でカレンと同い年、カレンが村の子達と打ち解けるきっかけを作った、カレンの大切な人だ。村の人々も普段は温厚で、カレンはツバサや村の同年代の子供達と平和に暮らしていたのだが、ある日、とある事件をきっかけにカレンとツバサは引き離されてしまう。しばらく月日が経って成長したカレンが、ツバサと再会するために村の外へ飛び出したことで始まる、王道冒険ファンタジー。
メインではありませんが、恋愛要素があるので恋愛のタグをつけさせていただいております。恋愛要素のある組み合わせはすべてNLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:00:00
102219文字
会話率:52%
「――なっさけないザコ童貞にはぁ……うへぇひひひ……じ、地獄がお似合いぃいい……♡」
三十歳を童貞で迎えた瞬間に死亡した俺、水洗寺清彦はクッソ気持ち悪い陰キャメスアマ女神の悪意で地獄行きとなってしまう。
――過酷な異世界を生き抜くた
め、そしてクソったれな女神様を最強水圧で切れ痔にしてやる為。
三十歳童貞はスライムと共に異世界を生きていく。
(いぼ痔に悩む主人公が『陰キャ女神』や『ヤンデレスライム』や『変態願望男装女勇者』や『関西弁の内なる声』や『無自覚系スカ〇ロゴーレム』などと関わりながら王を目指します。R15くらい予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 18:30:00
58905文字
会話率:35%
普通の生活を送っているのに、何故疲れるのか。
頭には何も浮かばないし、目覚ましより早く起きれないし、顔が痙攣するし、肌荒れは酷い。
許して欲しい。
誰も怒らないよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いま
せん。
注意事項2
普通の生活(規則正しい生活ですよ)を送っているはずなのに、体が痙攣するのは、肌荒れが酷くなるのは何故なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 18:48:05
690文字
会話率:45%
ある日私は乙女ゲームのヒロインのライバル令嬢キャメロンとして転生していた。
なんと私は最推しのディラン王子の婚約者として転生したのだ!!
幸せすぎる~~~♡
たとえ振られる運命だとしてもディラン様の笑顔のためにライバル令嬢頑張ります!!
※別サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 20:31:25
39876文字
会話率:36%
長い間、戦争を続けてきた二つの国。千剣王国と光魔皇国の国境には幽霊城が立っていた。そこに住むのは、窃盗団の元頭領に殺しを生業とする闇一族の娘、あとはオカマに幼女に猫と、裏稼業に生きる彼らのもとにロキという光魔皇国の軍の重鎮が訪ねてきて、とあ
る依頼を願い出た。曰く、悪辣なドラッグが出回っていて、それをばら撒いている敵国のスパイを見つけ出して欲しい。大金を用意された彼らはそれに二つ返事で頷き、魔法の馬車に乗って、光魔皇国の首都ハレーリヤへと旅立つ。
※流行りの要素をほとんど入れられなかった……、コメント等、良ければお願いします。読んで貰えるのが一番嬉しいんですけどね。それとあらすじは適当ぶっこいてます。要約するとそんな感じだろ、OKOK的な。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 16:50:19
223822文字
会話率:43%
クエレブレとは竜を示す言葉。
これは生きとし生ける全てが竜の血を宿すドラゴンファンタジー。
流行りもの書けないんで、おう、もう古くっさいの書いてやるぜと勢いで書いたやつ。
昔よくありましたよね。そうして今の大人達は植え付けられた。
表には
出せない闇の心、いやファンタジーなトキメキを。
本作はそんな子供心を思い出す、懐かしさのあるファンタジー。
略して、なつファンとなっております。
ダメージを負う覚悟は、できただろうか。
※気晴らししたい時に書こうと思っておりますので、続きは相当遅くなると思います。ではでは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 21:00:21
6923文字
会話率:30%
猫による猫達の物語
端折られたエピソードや固有名詞も少し出てきますが、ほとんど気にならないようには、なっていると思います。(少しのスピンオフ要素がある為
なんか気になる、と思いましたら、幽霊城の黒豹をご一読ください。
今作の主人公、スモ
ーキーがちょい役として登場いたします。
それでは、この作品を心より楽しんでくださることを、願っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 02:50:00
10256文字
会話率:52%
刹那の美しさが
呪いのように僕らに染みついてしまう話。
最終更新:2024-03-21 19:03:47
1112文字
会話率:5%
此処は暗殺組織『キャメロット』。内閣総理大臣直轄の秘密組織であり、表向きは公安の一組織として活動する。入団時に個人の過去の経歴は全て抹消され、地下組織内で共同生活を送りながら、随時任務に当たる。主な任務は暗殺であるが、全ての任務において、
絶対に失敗は許されない。これまでの人間性を全て棄て去り、組織の人間兵器として、任務遂行を最優先に行動しなければならない。尚、任務失敗時や緊急時の救出や援護は、組織からは一切行わない。失敗したと看做した時点で、自害する為の『コード』を送る。……以上だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 00:00:00
51602文字
会話率:48%
私は14歳の秋ごろ、確か9〜10月に初めて煙草を体験した。友達と遊んでいたら、ジャン負けした人が家のすぐ近くの公園でたむろっていた女性達に、煙草くださいと言うノリが始まった。私もノリノリだったのだ。友達が負けて、女性達に話しかけに行った。な
かなか帰ってこないので、助けに行こうとしたら、たむろっていた女性達もノリがよく、煙草をくれたのだ。私が、インスタやってますか?と女性達に質問した。そのうちの1人が垢を教えてくれた。それから半年ほどその人と関わり続け、私はその人に恋をしていた。その話は置いといて、半年ほどその人といっしょに自販機まで行って煙草を買うということをしていた。その時は450円の安い、ラキストのエキスパートカットという銘柄を吸っていた。正直美味しくなかった。でもどうせカッコつけだったし、綺麗事のようにいうと、惚れた人に会う口実だった。半年ほどラキストを吸った後、キャメル、アメスピ、フィルターと、気になる銘柄を試して行った。そんなとき、アメスピを吸っている時期に親にバレた。この時には惚れた女性とは縁が切れ、地元の怖い先輩にタスポを借りていた。15歳の10月末だった。すごい怒られた。妹も呆れていた。でもいつかバレると思っていたので、よく一年近く隠し通したなーという、謎の達成感に包まれていた。
そんな自分に嫌気がさし、流石にやめるかと思い一ヶ月ほど我慢していた。一ヶ月もしたら少し金が貯まるのだ。500円ももっている自制心のない15歳少年は魔が刺したのだ。キャメルを買ってしまった。それからは歯止めなんか効かないし、吸う本数も1日に10本とかになった。中学生からしたらすぐ金が無くなるのだ、流石に我慢した。それからの話は本編に残そう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 15:26:21
550文字
会話率:12%
高校2年生、式村春一はネットゲームであるMMORPG【Final Dragon】を愛するネトゲ廃人に片足を突っ込んだ陰キャである。
そんな彼が、ある日いつも通りデイリークエストをこなそうとしていると、初心者プレイヤーが高難度ダンジョンへと
向かうのを目撃。
心配になり様子を見に行くと、そこには女性プレイヤーが立ちつくし困っていることがみてとれた。
春一は彼女のダンジョンに来た理由を知り、攻略に協力することを提案するが......?
◆この物語は春一がネトゲを通しヒロインと仲を深めるお話です。
※【人物紹介】【Final Dragon】は読まなくても問題ありません。
※【とても重要なお願い!】
先が気になる!はやく更新してほしい!と思った方はブックマークや広告の下にある☆☆☆☆☆で評価してくださると、執筆のやる気があがり更新を頑張れます。
評価とブックマークをいただき、ポイントが入るとランキングを上がる事ができ、多くの方に読んでいただけるようになるのでよろしくお願いします!
執筆を続ける力になりますので、どうぞよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 12:08:03
68787文字
会話率:43%
この世界では誰もが神から与えられた武器である神器を保有している。その神器を使いこなし戦う者を騎士と呼ぶ。その騎士を育成する学園『キャメロット』に一人の青年が入る。彼の名はランス。キャメロットに史上唯一平民の出、しかも特待生として入ってきた
異端児である。
そんな彼だが一つ重大な欠点があった。世界で彼一人だけ神器を持ってないのである。
下馬評と実態が違うランスは学園中から罵られ、特待生枠をつぶしただと恨まれるが、その能力には秘密があって―
これは不遇な人生を歩んできた男が、青春を謳歌し、幸福への階段を駆け上がるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 01:31:41
72460文字
会話率:46%
今日は。今日は。今日は。
最終更新:2023-05-24 17:24:09
306文字
会話率:0%
元気になってください、日本人。
最終更新:2021-07-11 16:04:15
600文字
会話率:0%
『【不定期詩群コーナー】タイトルは滅裂、またはキャメルボックス』について
詩集タイトルの、決定と経緯について。『【不定期詩群コーナー】タイトルは滅裂、またはキャメルボック』は、どこまで続くのか。
最終更新:2023-04-08 16:32:36
556文字
会話率:0%
「つ、付き合ってください!」
ある日。僕は、同じクラスの恋塚愛子さんに告白された。
しかし、勉強以外取り柄のない僕が、女子にモテるなんてことは、あるはずがない!
「つまりそれは、勉強に付き合って、ということか」
「へ?」
「成績優秀な僕
に、勉強を教えてもらいたい、ということなのだろう?」
「……え、いや、あの」
これは、勉強しか取り柄のない陰キャ男子と、そんな彼のことが大好きな残念系女子の、すれ違いドタバタラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 23:44:39
5701文字
会話率:32%
主人公であるラウル・セレスティーンは、勇者の能力を超えることができるスキル『阿吽の呼吸』を持っていた。このスキルは、同じスキルを持っている人間との距離によって本人の身体能力、魔法力、その他様々な力を強化するスキルだった。
そのためラウル
は、スキル『阿吽の呼吸』の持ち主である妹のアルカ・セレスティーンとともに勇者ベルトレット・キャメロンのパーティにおける切り込み役をしていた。
そんなある日、ラウルは勇者ベルトレットに呼び出される。なんの疑いもなくラウルは呼び出し先に一人で向かうと背後から攻撃を受けてしまう。
攻撃の主は勇者だった。
「俺より目立つやつなんていらない」
という勇者の声が聞こえたところでラウルの意識が途切れた。
妹のアルカはいなくなった兄を探すも、見つけた時にはすでに亡骸となっていた。
アルカは涙ながらに神に祈った。どうか兄を生き返らせてくれと。
神は答えた。自らの命を差し出すならばその願い叶えてやろうと。
アルカは喜んで自分の命を差し出した。
少しして同じ場所で目を覚ます少女の姿があった。ラウルはアルカの肉体で生き返ったのだ。
アルカの姿に胸を打たれた神はラウルに提案する。
「魔王を倒しなさい。そうすれば妹の命を救って差し上げましょう」
髪の言葉を受け、ラウルは魔王討伐を決意する。
道中、死神に襲われている少女やロリコン聖女を助け、なぜかやたらと懐かれて!?
これは、妹を救うことを決意した兄が、協力してくれるやたら距離の近い仲間達と、やがて魔王を討つ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 19:33:06
166212文字
会話率:50%
ヴァネッサ・キャメルバーグ。
私は名前だけ強そうな男爵令嬢であり侯爵令嬢の侍女である。
最終更新:2023-02-16 12:00:12
8408文字
会話率:20%
悪の魔法使いマーリン。湖と虹の都キャメロットの騎士達は彼が生み出す魔獣との戦いに明け暮れていた。
キャメロット城に住まう令嬢モルガンには不思議な友達がいた。喋る本のユーサー。彼女は外の世界とは隔絶された城の中で、静かにユーサーと大好き
な読書とティータイムを送るのが日常だった。
だがある日、彼女の弟であるモードレッドがキャメロットに対して叛逆したことから日常は一変する。見に覚えのない罪を被せられ、婚約者であるランスロットには婚約破棄を言い渡され、更にキャメロットからの追放処分を受けてしまう。
全てを失った彼女はユーサーとともに馬車にお気に入りの荷物を乗せて旅立つ。それでもいつか、自分の無実を分かってくれると信じて───。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 19:23:08
104106文字
会話率:43%
これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越え、成長する物語である。
気弱で口下手な少女クレアは、アヴァロン・プ
ロダクションで学びながら、アイドルユニット・キャメロットとして活動しているアイドルだ。
五年前。彼女は母親からの虐待と同級生からのいじめを苦にして、学校の屋上から飛び降り自殺を図ったのだが、そのときにアイドルの力に目覚め、死を免れていた。
特別な任務が目前に迫っていたある日、クレアは同級生のメイと再会する。
メイと顔を合わせた瞬間、五年前の辛い過去がフラッシュバックとなってクレアを襲った。アイドルにふさわしくない弱い自分を自覚した彼女は、それを追い出すために優越感と全能感をこじらせていく。
一週間後、クレアは不健全な聖杯のまま、特別任務に臨んだ。案の定、彼女は戦闘中にフラッシュバックを発症し、聖杯を暴走させてしまう。制御不能のままイドラに取り囲まれたのだが、先輩アイドルのジニーによって窮地を脱することができた。
任務中の失態を重く受け止めたクレアは、自責の念にさいなまれる。
キャメロットのメンバーと仲違いして、絶望したクレアは、再び死を望む。しかし、ジニーの奔放で強い心に魅せられて思いとどまり、ジニーのように「正しくぶつかって、向き合い続けられる」自分になることを誓うのだった。
クレアは、絆を取り戻した仲間たちとともに特別任務の最後の難関、強大なイドラ・レヴィとの戦いに臨む。全員が自分の持てるすべての力を出し尽くした結果、辛くもレヴィを退けることに成功した。
今回の特別任務を経て、心の奥底に囚われていた過去の自分を解放し、辛い経験を克服したクレアは、メイと向き合うことを決意する。
互いの想いを伝えあった二人は、五年前の葛藤を乗り越えることに成功した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 07:00:00
127976文字
会話率:40%
これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越え、成長する物語である。
二年前。「国際対イドラ現象機関(ISCI)
」に所属するキリアは、イドラを率いる組織「ノヴム・オルガヌム」の本拠地探索任務に就いていた。
そのとき、キリアは敵本拠地近くの「イドラの大釜」と呼ばれる巨大クレーター湖で、人のかたちをしたイドラ・デュラハンと出会う。彼女との闘いの中で、「誰かに認められたい」という葛藤を見やぶられ動揺したキリアは、彼女に敗北し、からだを乗っ取られてしまった。
そして、現在。キリアの心はデュラハンの聖杯の中で、彼女のことを励ましたり、慰めたりしながら、彼女の心といっしょに生きていた。しかし、自分の存在によって、次第にデュラハンの聖杯が不安定となっていることがわかる。その原因はデュラハンとキリアの聖杯がひとつになっていないことだった。
キリアのことを深く知り理解すれば、聖杯をひとつにする方法がわかるかもしれない。この問題を解決するために、デュラハンがキリアに対話を提案した。彼女に自分の過去を語っていくキリア。やがて、自分の葛藤の原因とそれを克服する可能性を見つけた。しかし、デュラハンの強い思いを無視することができず、自分の気持ちを抑圧し、聖杯の奥底に沈められることを選んでしまった。
デュラハンの成し遂げたかった思いは、キリアも所属したことがあるアイドルユニット「キャメロット」の打倒だった。全力を尽くして、邁進した彼女だったが、思い届かず敗北する。
その後すぐ、キリアは自分のからだを取り戻した。自分の中に残っていた承認欲求が具現化したイドラを斬り捨て、デュラハンとの闘いに勝利し、葛藤を克服したキリアは、自分を信じて新たな一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 07:00:00
127490文字
会話率:32%
これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越え、成長する物語である。
今から四年前。いつも明るく元気な少女、リン
は、イドラに襲われて窮地に追い込まれたところを、アイドルのキリアに救われた。この出会いが、彼女の大事な転機となる。
「キリアのような、誰かを救えるアイドルになる」
その憧れを叶えるため、母親とともに、邁進するリン。しかし、彼女は焦っていた。焦燥の原因は、十歳の頃に発症した脳の病気だった。
リンは、その病気が原因で、二十歳以上生きることができないと宣告され、悩み苦しんでいた。また、残された時間を使って、自分の夢を叶えようともがくうちに、母親との関係がこじれてしまう。そうした葛藤の日々が続いた結果、リンは、他者を、信じて頼ることができない人間になってしまった。
そして、現在。「プロダクション」と呼ばれる組織の研修生となった、十六歳のリンは、キリアが所属していたユニット「キャメロット」のオーディションに挑戦する。
選考が進むにつれて、リンは、オーディションの候補者たち、キャメロットのメンバー、そのプロデューサーと出会い、交流を深めていく。他者と向き合い、自分と向き合いながら、成長を続け、ようやくたどり着いた最終審査。そこでリンの前に立ちはだかったのは、同じ候補者の中で一番の実力を持つ、ライバルのルナだった。
ルナとの戦いで、リンはアイドルとして最大の辱めである「聖杯浸食」を経験して、絶望の底に落とされる。しかし、自分の憧れと尊厳を失わず、オーディションを通じて、信頼できる他者と出会い、他者を信じる勇気を手に入れたリンは、再び立ち上がり、ルナとの戦いに勝利する。オーディションにも合格し、憧れのアイドルとして最初の一歩を踏み出すことができた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 07:00:00
124922文字
会話率:24%