魔王が遺した呪いによって、英雄と女王の間に産まれた四人目のお姫様は魔王と同じ〝太陽の眼〟を宿してしまいました。
忌み嫌われる魔王の眼、それまで楽しかった時間は壊れ、第四王女・ユースライヤは追放されてしまうのです。
腕に矢を受け、冷たい雨
に晒され、意識を落としたユースライヤが次に目を覚ました時、そこは恐ろしい狼男が住まうボロボロの小屋でした。
しかし、狼男は自身と同じ追放者であるユースライヤを介抱します。
そうして二人は逃げ出し、溶け合いながら堕ちていく。
これは、小さな魔王と狼勇者の堕天の物語。
二人だけの、しあわせな逃避行である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 12:23:46
7498文字
会話率:59%
「本当に有能な人間がその力を隠し続けることができるわけがない。自分の力を理解し然るべき時に使うからこそ有能なのだ。物凄い力を持っていても然るべき時に出さなければ能無しと言わざるを得ない」
エグズはある日突然、パーティに相応しくないと言われ
片目と片腕を潰されて追放されてしまう。
職と共に体の一部を失い働き先もない。途方に暮れる彼の前に現れたのは、パーティから追放された者だけを集めているという集会所の職員だった。
職員に導かれるまま自分の潜在能力を引き出したエグズは、「無から有を生み出す」というとんでもない力を披露する。
神の如き力を持つ彼は、復讐を誓っていた。必ずこのパーティに復讐してやろうと。
そんな彼を手伝うのは、5人の守護者だった。
何の理由もなくパーティから追放されるわけがない。どうせ追放されるなら円満に行こう。
ただの追放物語ではない、エグズの残虐で悲しい、烈火の如し復讐譚が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 21:44:49
42943文字
会話率:55%
もう入国は禁止です。
「相次いでますな」
「ああ……」
「まあ有益な方々ばかりなのが有難いですが……ですが」
「ああ……これは多すぎるな」
国王と宰相が頭を抱えているのは、ここ数年で増している隣国からの追放者たちの事だ。
追放者と言っ
ても罪人ではない。いや、追放した方からすれば罪人だから追い出したのだろうが、どれもこれも罪と呼べる程ではない。と、この国の国王も宰相も思っている。
取って付けたような理由に大層な罪状を乗せて、中には冤罪だろうというようなものまであった。
どれもこれも子どもの喧嘩だ。国をあげてここまでするものでもないだろうに。
各国に忍ばせている影からの報告を受けつつ呆れる。
呆れながらも問題なのは──居着いてしまったその追放者が各国で地位や名声を持つご令嬢たちだったからである。全く、どこもかしこも追放しすぎだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 23:43:46
16152文字
会話率:44%
「おまえは 無能 だ!」お決まりのパターンで 冒険者 パーティー から 追放 して一ヶ月後。「 ざまぁ ぁぁぁっ!」聖 騎士 のロイスは、無能だったはずのメンバーに 復讐 されてしまう。だが、死をきっかけに チート スキルに覚醒。メンバーを
追放する直前まで タイムリープ する。しかもこのスキル、死因となった攻撃を無効化できるというおまけつき。「やったぜ! 全力で死亡フラグを回避して生き延びてやる!」無能だと追い出さないしまだ遅くない。おまえと俺はズッ友だぜ。無能だとバカにしたショタっ子を抱きしめると、愛の力で覚醒。ショタっ子は 魔女 っ子だった!? 「ボクをオンナにした責任、取ってもらうからね」 チートスキルの正体は、不死の呪い。ロイスは魔女の呪いで不死の騎士デュラハンにされてしまったのだ! 世界を滅ぼすとされるヤンデレな魔女と、やがて最強無敵の勇者になる不幸な男のラブでコメディな成り上がり冒険譚がいま始まる……。
※男主人公 冒険者 が チート スキル で 無双 して、魔物討伐 ダンジョン 攻略するお話です。
※バトル は シリアス + 日常 は コメディ タッチの作風です
※ ステータス 表記あり
※Not ハーレム。ヒロイン一筋 純愛 です。バカップル ものです。
※性的な表現、シーンがあります。予めご注意ください。
※この作品は「カクヨム」「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 21:00:00
117520文字
会話率:49%
新米モンスターハンター、ミバルは仲間に見捨てられた。
凶悪な強さのモンスターがうろつく森で、まともな武器もなくパーティーから追放されてしまったのだ。
そんな彼に声をかけたのは、体が透けていて(透けすぎて足は見えなくなっている)、宙に浮いてい
て、かわいいけど、ミバルしか認識できない女の子だった。
彼女はなんと、一年前に魔王と一緒に封印されてしまった勇者パーティーの一員、聖霊使いのキュウと名乗る。
もうすぐ魔王の封印が解けることを人々に伝え、そして自分達を解放するために、魂だけ封印から抜け出して助けを求めていたらしい。
「私の声が聞こえて姿も見える人に会えたのは初めてだよ! こんな人材絶対逃がさない。私と一緒に世界を救って! とりあえず魔王と戦えるように世界一強くなるところからね!」
「無茶振りだ!」
魔王の封印が解けるまで、およそ三ヶ月。
ミバルを追放したパーティーは、自分たちこそが魔王を倒したという名声を得ようとする。
魔王復活を企む者たちは、魔王の復活までの人間たちの準備を妨害しようとする。
ミバルは元のパーティーで得られなかった戦いの経験を積んでいき、キュウは勇者パーティーの一人として仲間を救うべく奔走する。
多くの思惑の動く中で、二人は世界を救えるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 23:00:00
33774文字
会話率:51%
ある日、使っている力が危険だと勇者様に追放されることになった私は新天地でカフェを開くことになった。きっとこれからも勇者様の力になれる。そう思いながら。
これは、誰も傷つかない追放の物語。
※短編小説となっています。
最終更新:2023-03-29 23:53:21
7753文字
会話率:59%
「道で具合の悪そうな女性に声をかけたら一緒に聖女召喚されちゃった!?」
突然、カエデはブラック企業に就職して疲れ切った菜緒と共に聖女召喚されてしまった。スキル鑑定眼を授かったカエデは一緒に召喚された菜緒が聖女であると看破したが、カエデ達
の前に現れたイケメン達は菜緒を無視してカエデを聖女と祭り上げてしまった!
超アイドル級に可愛いカエデは痴漢、ストーカー、拉致未遂と被害を受けていたせいで男が苦手。それが原因でイケメン達に上手く説明できず、本物の聖女である菜緒は追放されてしまう。
自分の異常に高い魅力値がイケメン達を無意識に魅了していると気がついたカエデは、追放者側の立場になっていると知って戦々恐々。
「これってわたしがザマァされるヤツじゃん!」
偽聖女とバレてもアウト、菜緒からザマァされてもアウト。だけど、流されるまま戦っていたらカエデの周りにどんどんイケメンの取り巻きが集まって……気がつけば数十万人の望まぬ逆ハー状態に!
「いぃやぁぁぁぁあ!!!」
はたして、カエデは偽聖女とバレず戦い抜き、追放ザマァを回避できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 20:00:55
14801文字
会話率:39%
追放者の前にだけ現れるギルド『追放者ギルド』
その存在は噂でしか語られていない。
どこにあるか、なんのためのギルドなのか、全ては謎に包まれている。
最終更新:2023-01-29 10:40:57
22297文字
会話率:31%
ReProject: ARKシリーズ(私が勝手に書いてるだけですが)の、第三部の予定のやつです。
設定とかを忘れないための備忘録的なもんです。
第一部、第二部と書き終えたら続きを書きたい。
最終更新:2023-01-12 09:00:00
4229文字
会話率:36%
ハズレ属性という言葉が出て早10年
その発信者を見つけ出した俺は奴にどれだけの被害を生み出したのかその身をもってわからせることに
最終更新:2023-01-05 10:21:58
1373文字
会話率:100%
町一番の有名パーティーに所属していた戦士ガラルドは能力不足を理由にクビになりかけていた。
次の討伐任務の成果を見て進退を決めるとリーダーから言い渡されたガラルドは任務中とんでもない状況へと追い込まれ……そして、一人の女神と出会った。
女
神は絵に描いたように美しく優しい女性に思えたが、変わった思想と凄まじいバイタリティーを持っている女神だった。
そんな女神に無能スキル「回転砂」を発掘され、背中を押されまくったガラルドは少しずつ自分と仲間と世界を変えていくこととなる。
※※以下今作の特徴です※※
・爽快かつテンポの良いストーリーを心がけています
・最初は理不尽な目に遭い、底辺感がありますが、成りあがっていきハッピーエンドになる物語を書きます
・戦闘、成長、経営、伏線、クラフト、人格的勝利や論戦的勝利の快感など、色々な爽快感を重視して描いていきます
・暗い話は基本的に最序盤と一部過去編ぐらいしかありません 明るい旅路を描くつもりです
・基本的に一日一話更新していきます。最後まで構想と筋書きは出来ているのでもしかしたら一日複数更新の日もあるかもしれません
皆さんの応援で更新ペースをあげられるかもしれません、応援のほどよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 21:10:17
1414469文字
会話率:43%
人類を脅かす魔物の主【魔王】を討伐した半魔族の空間魔法使いのランドロスは、魔王との戦いで全て出し切ってしまっていたために、後からのこのことやってきた勇者シユウに突き刺され、名誉も金も仲間も全てを奪われてしまう。
もはや死ぬしかないという
状況で、ランドロスが打ち負かしたはずの魔王が最後の力を振り絞り、魔王の力をランドロスに託す。
生き延びたランドロスは、世界最難関の迷宮に挑むギルド【迷宮鼠】に勧誘される。
【迷宮鼠】はランドロスと同じような特殊な事情がある『追放者』ばかりで構成されるギルドだった。
『ハッキング』という謎の技術を持つ少女、獣人の混血が進みすぎた『ワーキマイラ』、希少種族のエルフの美女、政権争いから逃げてきた他国の王女、人殺しをしたくない暗殺者の少女、そしてそれらをまとめる人間の幼い少女のギルドマスターと、一癖も二癖も十癖も千癖もある仲間達との楽しく愉快な大冒険が始まる!
……しかし、実力もないのに英雄扱いされてしまった勇者はこの先大丈夫なのだろうか?
弱いのに王の前で御前試合をしたり、最前線に立たされるわけだが……?
毎日数話更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 18:32:13
1736662文字
会話率:55%
「追放される」側ではなく、「追放する」側の御話。
最終更新:2022-11-15 07:01:17
2565文字
会話率:19%
学校で『荷物持ち』と馬鹿にされ、虐められていた主人公は異世界に召喚されても虐げられ、王城から追放されてしまう。
だが一つの出会いが主人公を変える。
自身のギフト《アイテムボックス》が規格外であることを知った『荷物持ち』の主人公は魔獣溢れる世
界で『運び屋』となり、相棒の騎竜とともに成り上がっていく。
これは『運び屋』となった少年が異世界を楽しむ冒険時々ざまぁな旅のお話。
なお追放者達は時に主人公とすれ違い、絡みながらも徹頭徹尾自業自得で落ちぶれていく。
※本作はカクヨムで先行公開しております。続きが気になる方は下記リンクからどうぞ。
https://kakuyomu.jp/works/16817139557766477876折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 20:00:00
176141文字
会話率:39%
誰もが求める理想の見た目。装備を別の見た目に仕立てたり、依頼者を理想の体型、理想の顔、理想の姿に変化させることが出来るレアスキルを持つシャルル・エーデルワイスは、王族貴族の権力者だけに留まらず、冒険者や平民にも平等に望む【理想の自分】を提供
する『ブルーローズ』の店長だ。誰もが羨む美貌を持ち、富も名誉も……王族さえも逆らえない程の発言力を持つ彼の店には午前は冒険者や平民が訪れ、午後は貴族の馬車が後を絶たない。それでもシャルルは週に三日は定休日を作る。貴族の間では【悪夢を見る日】と呼ばれているが、当のシャルルにとって大事な日であった。何故ならシャルルは平民でありながら、王家から承った土地を所有している。そこは国すら干渉することが許されない彼の楽園で、その楽園には数多くの【家族】が住んでいた。婚約者に断罪された令嬢も、冒険者仲間からパーティを追放された者たちも、素晴らしいスキルを持っているのに不条理で追い出された職人も。彼らはシャルルにとって掛け替えのない大事な【家族】。無論――シャルルにとって相手が奴隷であっても、心が清らかであれば金は惜しまなかった。家族に必要な事は、手間もお金も惜しまない。そして、その楽園を束ねるのはシャルルの愛しい妻、プリシアだ。治療法もない病【怠惰病】に侵されているプリシアにはシャルルのレアスキルを以てしても治すことは不可能だったが、プリシアは自分の見た目を卑下することは一切無い。「今の姿の私は、きっと自分の求める理想の姿なのね」と微笑む妻と、欲にまみれて自分の理想の姿を求める客。そんな客にシャルルは優雅に微笑む。―――「契約書は読まれたかしら? ……ご利用は計画的にね?」
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一日三回更新となります。ママ作家な為、たまに更新が止まるかも知れません。ご了承ください。
また、カクヨムとアルファポリスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 18:13:40
67353文字
会話率:58%
自分をハッピーエンド至上主義者だと思いこんでいるただのシスコン最円 薫(さいえん かおる)は、二年生の春に学校が採用している『価値残りシステム』によって在籍していた一組を追放されてしまう。
新しく在籍した六組は他クラスの追放者たちが集めら
れた負け組クラスであり、電波系女や高飛車な女やゲーム廃人など、ハーレムとは言い難いくせ者揃い。そこで最円は歪んだハピエン理論をもとに青春的ハッピーエンドを目指して元の一組に戻ろうと画策を始めるのだが、彼女たちの不幸を見過ごせず、それどころではなくなっていく。
よくあるテンション高めのドタバタラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 11:03:48
467118文字
会話率:43%
転移前にラノベを死ぬほど読みまくっていた俺は追放者ばかりを集めた冒険者ギルド《追放者ギルド》を設立する。
《飲み会なし、マウンティングなし、詮索なし、拘束なし、挨拶不要、ソロ可!》
張り紙にそう書いただけなのに、追放者ギルドにはチート級の
腕利きばかりが集まった。
…異世界チョロすぎるわ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 20:29:15
2325文字
会話率:24%
『追放者の楽園』
パーティを追放された後にまるで逆転するかの様に名を成す冒険者たちが増えた頃、そう呼ばれる地が現れた。各地から追放された者が続々と集まり、誰からも必要とされる幸福な人生を送っているという。
そして、また1人。
噂にすがって
楽園の門の前に辿り着いた追放者がいた。その者、二振りの刃を駆って戦う双剣士でありながら、その内の一刀を欠いてしまっていた。その者、『追放者の楽園』から追放されてしまうほど運のない男だった。
しかし、
その者、自身の記憶の中に取り込んだ物を実体化する事が出来る特別なチカラ【心気楼】を有していた。
追放の果てに追放された男は、そのチカラを頼りに流転の旅に出る。喪われた双剣の一振りと、真の楽園を掴みとる為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 18:13:38
102463文字
会話率:53%
自撮りしようと鏡を覗いていたら、鏡と異世界が繋がってしまった。
私、伊織真音鈴(いおりまねり)は鏡から突き出した腕によって異世界に連れ去られる。
私を異世界に連れ込んだのは、カヴェ、この世界の英雄にして追放者だ。
彼はαであったがた
めに、Ωである宰相の愛人のヒートのさいに襲い掛かってしまい、未遂であるが罪人として処刑となったらしい。
「それで何で私を召喚したの?」
「妖精を召喚したらお前が出てきた。オメガでもないお前では番にはならない。そもそも俺は僧侶になるつもりだ。こっちこそ神に真意を尋ねたい。」
本当に、オメガバースの世界で私にどうしろというのだろう。
※だらだらと喋りながらカヴェの目指す修道院に二人で向かうお話です。
※オメガバースの世界という異世界です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 21:33:43
21604文字
会話率:36%
「追放する」
それは簡単なことですが、受理する人は大変です。
最終更新:2022-07-15 17:15:45
1965文字
会話率:41%