異世界転生、しかも王の息子として転生した主人公は、兄の策略により王族の称号をなくし、辺境の地の領主にまで降格してしまう。極悪人を収監した大監獄。大量に蔓延る盗賊。生気を失った民。これは様々な試練を乗り越え、主人公が、真の王になるお話である。
最終更新:2024-01-10 21:30:16
5067文字
会話率:51%
アバロニ王国の第二王子〈パーヴァート 26歳〉は、辺境の地にあるエルフの里がゴブリンに襲われていると知り、救出に向かう。
そのころ、現実世界では〈芋小田権造 43歳 童貞〉がエロDVDとオナホールを買った帰り道に交通事故にあっていた。
王子はゴブリンとの戦いで、戦死したと思われたのだが……権造の魂が入ってよみがえった。
パーヴァート王子に助けられたエルフ〈エリーナ 130歳 外見年齢12歳 美少女〉は、王子に感謝し、一生仕えるため王子お付きのメイドとなる。
もちろん、中身が芋小田権造だとは知る由もない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 21:19:42
39656文字
会話率:40%
ヴィオレッタ・ウルベイン侯爵令嬢。
彼女との婚約破棄から半年。
辺境の地へと追いやられた彼女を訪れようと、私は歩を進めている。
淡いクリームの壁に深い緑の屋根。
道中にあった村人達の家よりかは立派な佇まいをしているが、それでも侯爵令嬢が住む
にはみすぼらしい小さな家。
きっと彼女は私をここで待っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 20:00:57
12018文字
会話率:15%
クロード伯爵令嬢である私は、現代日本で生きていた記憶を持っているだけの、ごくごく普通の人間だった。
特殊なスキルなんかないし、お陰で令嬢らしくない。とある事情で母の心を壊してしまった私は、父である騎士団長にお願いして、強くなるために剣の稽古
に励んでいた。
いつか家を出て、厳しい辺境の地で戦いながら王国に貢献するのが希望だったのに――なぜか第二王子の婚約者に選ばれてしまった。もちろん戸惑ったけれど、自分らしいままに溺愛されることが、とっても嬉しいよ……
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タイトルまんまです。
落ちもひねりもない。(作者の)ストレス解消!
アルファポリスとカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 19:06:05
8683文字
会話率:59%
そこは大陸一の豊かな土地と経済力を誇る、ゼーフェリング王国。
その国では大国の守り神ともいわれる特別な一族がいるのは、子供でも知る有名な話だった。
ファーレンハルト侯爵家、聖女の血を引くその家系では代々聖女の力を宿した女児が一人だけ産まれ
てきたという。
しかし、今から19年前の冬の夜。今までずっと続いてきたその決まりに変化が起こる。
大雪の降ったその夜に、一人の女性が天へと召されていった。
可愛らしい双子の女児を産み落として……
聖女の力を顕現させることなく育てられる姉妹、シャルロッテとアンネマリー。
二人には幼馴染の騎士団長カールハインツに想いを寄せる。
姉のシャルロッテとカールハインツの婚約が決まり、喜ぶ二人。しかしその日から姉への劣等感と嫉妬に狂ったアンネマリーの恐ろしい計画が始まった。
何も知らないシャルロッテはアンネマリーに全てを奪われ、そして辺境の地へと追いやられていく。
それでも前向きに頑張る彼女はある日、傭兵風の男と出会いそして意気投合する。
そんな中シャルロッテを暗殺しようとアンネマリーの放つ刺客が二人を襲ってきて――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 05:00:00
59693文字
会話率:45%
辺境の地で家族とともに畑を耕し家畜の世話をする貧乏没落伯爵令嬢のカヨ・ビリンガム。家族や領民を助ける為、条件のいい花婿をゲットしてくると家族に啖呵を切り、王都へ出る。が、子息の集まりそうな集まりに参加してはいろいろやらかしてしまう。そこでつ
いたあだ名が「狂犬令嬢」。花婿をゲットするどころか、だれにも相手にされない無為の日々を送る。そんなある日、彼女は王宮で行われたパーティーでどこかの貴族子息をぶっ飛ばす。その貴族子息がどこかのご令嬢にセクハラ行為を行っていて、それにたいして鉄拳制裁をくだしたのだ。それは、彼女にとって史上最大のやらかしとなった。そして、それがきっかけで彼女の運命は目まぐるしく変わっていく。
※ハッピーエンド。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はお許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 19:18:25
11469文字
会話率:34%
※全二話です。連続投稿いたします。
ある冬の寒い日、わたしが生まれ育ちましたランバート子爵家の屋敷が、不審火によって全焼してしまいました。
その火事で、わたしはたくさんのものをうしないました。
お父様だけでなく、お母様の形見のピアノ、
もちろんお屋敷もです。
それから婚約者です。まだ火がくすぶっている現場で、婚約破棄しようとおっしゃいました。
そして、光を失いました。
目がみえなくなったのです。
うしなったものは、はかりしれません。
ですが、わたしは生きています。
三年後、わたしは後見人の叔父夫婦の手配で辺境の地にある療養所ですごしています。
そこにあるピアノを弾くのが唯一の楽しみです。
そんなある日、わたしに声をかけてくださった方がいらっしゃいます。
「屋敷にあるピアノを弾きませんか」
その一言がわたしのすべてをかえてしまうことになるなんて、そのときには思いもよりませんでした。
わたしは、そのお言葉に甘えることにしました。
そして、そこではかりしれないたくさんのものを得ることになるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 23:32:33
12762文字
会話率:30%
十歳の時にエリート職である宮廷魔術師になった天才少女、ローズ=フレイマン。誰もが憧れる誇り高き職業――――しかし名誉とは裏腹に、彼女の立場は『社畜』そのものであった。そんな生活に嫌気がさした彼女は、生涯働かずに済むだけの金額を貯めた上で、宮
廷魔術師の職を降りる。それから始まった辺境に建てた一軒家でのスローライフ。昼間は散歩しながら薬草採取。夜はゆっくり湯船に浸かって、大きなベッドでぐっすり眠る。まさに理想の生活を送り始めたローズの人生は、薔薇色かと思われた。
「うちの家に何しとんじゃぁあああ!」
日々襲いかかってくる魔物、彼女を勝手にフィアンセと呼んでくる特級冒険者、さらには隣国の兵士たちが辺境へと迫ってくる。
「私の平穏を脅かすものは、誰であろうとぶっ殺してやる」
これは『最果ての魔女』と呼ばれるようになった数多の伝説を残す最強の魔術師が、ようやく手に入れた平穏のために様々な形で奮闘する物語――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 18:00:00
69623文字
会話率:40%
世界有数の大国家の一つ、バルディアム王国。
様々な外敵から国を守ることを目的とした選ばれし聖女であるルナは、持ち前の誠実さと優しさで国民から多大なる支持を受けていた。
しかしそれを良く思わない別の聖女の策略によって、彼女は暗殺者を国内
へ手引きした反逆者として国外追放されてしまう。
転送魔法陣によって遥か辺境で目覚めたルナを待っていたのは、恐ろしい魔物――――ではなく、白銀モフモフの狼だった。
大精霊である白狼によって案内された先にいたのは、自身を竜神だと言う男。近隣の村は疫病に侵されているため行かない方がいいという男に対し、ルナは自分自身の在り方を再認識する。
「私が、皆さんを救います」
本気でそう言っているルナを気に入った竜神は、彼女を背中に乗せて村へと向かう。
これは、やがて恋に落ちる聖女と竜神の、とある出会いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 12:20:22
9985文字
会話率:37%
リュガ・フォン・レーワン伯爵は巽龍牙という名前のいわゆる転生者である。
謎の存在から授かった知識チートで成り上がりを試みるも転生先の王国の良くも悪くもな伝統やしきたり等の旧弊の前にあっけなく挫折。不貞腐れた日々を過ごしていた。
しかし
、そんな中で各地で勇者召喚の儀が執り行われたという情報を掴み、極秘調査によりそこから不穏な気配を察する。ついには母国ですら勇者を召喚するに至って世界規模の危機が迫るであろうと判断。
召喚勇者を担ぎ上げての潰し合いが遠くない未来に勃発すると予想したリュガは巻き添えになりたくない一心で遠くへ逃げて立て籠もる事を決意。
かくして自分を不遇な身と思い込んでるやや捻くれた転生者は不人気な辺境の地の全権司令に志願してその地を自分の避難所として改造すべく奔走を開始するのであった。
現在毎週木曜夜更新。されない場合は前日夜か当日朝に告知します。
※初投稿ですので感想やご指摘などはお手柔らかにお願い致します。
※逃げ込んだ後メインと考えてるので、序盤は人によっては駆け足気味に思われますがご了承ください。
※主人公のスキルは基本出した後描写中心。出ても地味でそっけないと思われます。
※R15は保険。世界観的にやや殺伐な所もあるので流血描写時折あり。
※なるべく知識系部分に関してはおかしくないよう心がけますが、ある程度は「この作者のこの世界ではこういう風なんだ」と割り切って頂けるとありがたいです。
※カクヨム様の方でも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 17:01:07
1115944文字
会話率:24%
”鋼の頭を持つ女”とまで言われてしまうほどの堅物侯爵令嬢エルシャは生まれた頃からの婚約者である王太子から婚約破棄を告げられ追放された。
追放先は王国の最西端…”王国の爪の先”と言われる程のド田舎。
そして、あてがわれた男は過去数多の婚約者
がいながらも結婚式当日に逃げられ続けた軽薄男ケヴィン。
だがしかし、その男、実はチートハーレム男…の友人であった。
”百戦百敗”と呼ばれる程婚約者から逃げられ続けたフレポジ男…
チーレム男の爪痕残る辺境の地で追放令嬢は軽薄男の妻となりその毒牙にかかるのであった…
(※)と書かれている部分は寝室表現がありますので苦手な方はお気を付けください。
※”小説家になろう”、”アルファポリス”、”ノベリズム” にて投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 10:00:00
352271文字
会話率:35%
辺境の地についてのあれこれ
最終更新:2023-12-20 12:44:38
285文字
会話率:0%
孤児院で育ったナディアは歌うことが大好きな普通の少女だった。
ある日、聖歌隊に入るための試験で心を込めて歌うと、教会内の植物が一斉に咲き始めた。
そのことで聖女であることが判明し、ナディアは彼女の意思とは無関係に王宮で暮らすことを余儀なくさ
れる。
なかば軟禁状態のナディアはそこで謎の青年と出会い心を寄せていくが、王太子との婚約でその恋心を封印せざるを得なくなってしまった。
しかしすべてを諦め参加した婚約披露パーティーの当日、ナディアは聖女なんかではなく偽物だと告発する者が現れて――。
籠の鳥だった聖女が偽聖女と貶められ、王子との婚約を破棄されてようやく自由に生きられるようになるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 10:31:59
15769文字
会話率:30%
【偏屈な年上侯爵と独占欲の強い年下王子、悪役令嬢が恋をするのはどちら?】
元・苦労人の女社長は、ロマンス小説の悪役令嬢…ヒロインの意地悪な姉、イヴリンとして転生していた。国を支える三大公爵家の長女であるイヴリンの婚約者は、同じ三大公爵家の跡
取り息子・リオ。しかし、妹であるヒロイン、シーアの毒殺未遂の現行犯で追放されることを知っていた。
シーアのために、また、自由に生きるために、シナリオ通りの人生を歩むと決めた元女社長のイヴリンは、予定通り、リオから婚約破棄を言い渡された。更に、父親により偏屈で有名な辺境侯爵の元へ強制的に嫁がされる。実質上の王都追放だ。
イヴリンは、自分の役目を果たしたとばかりに、辺境の地で、新たな人生を生き抜く決意をし、嫁ぎ先の侯爵邸へ到着するが、侯爵に会うこともできず、追い返されそうになり…?
一方、イヴリンと幼い日に共に学んだことのあった第三王子・ランスは、イヴリンの追放を知り、王都に連れ戻そうと水面下で動いていて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 23:07:57
100507文字
会話率:35%
ユナリエ聖教会に身を置く「見習い」聖女のティアマリーナ。
ある日彼女は、聖女を志すものにあるまじき、とある能力の欠落を理由として、破門という重い処分が下される。
失意の中、それでも「こういう時が来るかも」ぐらいには思っていた彼女は、自他認
める「出来損ない」でもあった。
聖教会から追い出され、文明社会の中枢から辺境の地へ。放浪の最中に出会う人々と、彼らが抱える難題。
目の当たりにして、彼女は思う。
「これ、『私が』やっちゃっていいのかな?」
聖教会での身分を失ってもなお、授けられた力はその身とともにあり。
その力を、自分の意志で振るうことに迷いながらも……
今の彼女には、自分の道しか残されていない。
それが、聖教会という一大組織、そして社会と相容れないものであろうとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 12:50:52
146550文字
会話率:19%
『万国ソーシャルオンライン』を三冠した俺、任那 進也はある日、目を覚ますと異世界に転移されていた。
それは、俺がプレイしたゲームによく似た世界。
そして、転移された先は小さな農村。
万国ソーシャルオンライン『BSO』の知識を使って辺境
の地にあったその農村を少しづつ、発展させていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 18:13:37
1428文字
会話率:23%
クールに見えて腹の中は見せないが、実は情熱的で飴と鞭を使い分けるのが上手なヒーローが愛するヒロインはどんな風なんだろう…と思って書きました。
とある辺境の地での騎士団のいつもの風景。簡素な騎士団長の訓辞とはいえない朝の簡素な挨拶から始まり、実際の指揮官である副団長からの一日の簡単な動きの説明。但し、美麗で頭も良く、騎士らしく屈強だがしなやかさに華やかさも持つ…おまけに声も良い副団長の放つ指揮には容赦がない。脳筋を自認する騎士団のクロエはそんな副団長リアムのお陰でのびのび騎士団長をやっている。 ある晩餐会に出席していると賊が侵入し、騎士団長筆頭に一網打尽にする。そのお礼として、その場に居合わせた高位貴族から騎士団長が求婚を受けることになってしまい、衆目の中で団長の身辺が決まっていくことになって…?
のんびりほんわかした話だと思います。暗黙の了解、周知の事実、微笑ましく見守られている恋愛が改めて公になる話。最後の部分を追加して、年齢限定版も投稿予定です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 22:05:23
11846文字
会話率:56%
※書籍化決定しました!
BKブックスさんで2023年10月5日発売予定です!
※書籍化に伴いタイトル変更します。
(旧題:超辺境の領主アローの生活)
デヴィル大陸辺境の地域であるセーレ領。そこを治める辺境貴族の長男であり17歳の少年アロ
ーは、毎日を楽しく過ごしていた。
許嫁で幼なじみのリューネ、その妹のレイア、メイドのモエと過ごす日々。
辺境だが貴族の跡取りとして、領地経営を学びながら、リューネとの将来を夢見て頑張っていた。
だが、アローの人生は少しずつ狂い始める。
視察でセーレ領にやって来た大貴族アスモデウスの次期当主。
彼はリューネたちを気に入り、彼女たち3人をアスモデウス領に連れて行く。
アローは彼女たちを取り戻そうとするが、弱小貴族のアローでは無力。
そしてようやく帰ってきたリューネたちは、既に変わっていた。
キレイな服を纏い、化粧をし、宝石を着けたリューネたち。
彼女たちはアローを捨て、大貴族の妃として生きる道を選んだのだ。
しかもアスモデウスはアローに無実の罪を着せ、セーレ領を没収。アローは領土を追い出される。
アローは誰も管理する事のない辺境のマリウス領を宛がわれ、超辺境領主として新たな生活を始めることになってしまう。
だけどマリウス領は、アローの想像もしなかった土地だった。
荒れ果てた地にひっそりと生活する、僅かな人間たち。
そしてアローは赤ん坊を抱えた少女と出会い、変わっていく。
これは、全てを失った領主が、新たに歩き出す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 07:00:00
304725文字
会話率:50%
紫色髪のツインテール、朱色の瞳を持つ美少女エリー!
【執行の女神】セレーナはその強力過ぎる力を恐れる者たちと怒った女神ローゼにより魂と肉体を分離され辺境の地下神殿に封印された。そして千年の時が流れ女神ローゼは封印を解放してエリーブラウンとい
う少女に転生させる。
エリーは成長し魔力適性判定で異常値を叩き出しす。それに慌てた中等学科学長は軍士官幼年学科への編入を進める。
エリーの素性の隠蔽のためには士官幼年学科の方が良いと判断したからだ。
編入早々指導教官と木剣で試合をする羽目に、指導教官と互角以上の剣技を披露して幼年学科で一目置かれる存在になってしまう。そして剣技大会で本領発揮トーナメントを勝ち進む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 11:02:27
63488文字
会話率:37%
第一次世界大戦時、ドイツ軍最高のエース・パイロットだったマンフレート=フォン=リヒトホーフェン、通称『レッド・バロン』。「真のパイロットは、死ぬまで操縦桿から手を離しはしない」と語っていた男は、その言葉通り、空で命を燃やし尽くした――……
。
――そことは違う次元に、人類と異形の怪物が戦い続ける世界があった。敵は、人の形をしながらにして人にあらず、歩くだけ、息をするだけでも周囲に不快な音を撒き散らすことから、|騒音(レルム)と呼ばれていた。人と怪物は決して相容れず、互いに敵対者であり続けた。彼らとの戦争は、人類の歴史そのものだった。
戦争は、あらゆる技術を劇的に進化させる。とりわけ、世界に棲む動物達の兵器転用は白熱した。犬、馬、鳥――そして飛竜。怪物は人類に先んじて飛竜操作技術を確立させ、航空戦力を組織するに至る。史上初となる空からの攻撃に、人類はなす術もなく敗走を続け、ついには首都までもが陥落。人類も稚拙な飛竜空軍を各地で急造するが、次々と壊滅していった。
やがて辺境の地にまで戦火が伸びたとき、一騎の赤い飛竜が大空に飛び立った。青空の中、敵性飛竜を次々と撃墜していく飛竜を駆る少女の名は、エリカ=エア=レーザ。少し勝ち気で勇敢なだけの村娘だった彼女の中では、かつて『レッド・バロン』だった頃に培った空戦技術が覚醒していた。
竜の中で最も気位が高く、その存在は天災に等しいとまで言われる赤い飛竜に跨り、『レッド・バロン』は今一度、空を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 17:34:13
4804文字
会話率:30%
かつて公爵家の子息だったジークシオン・ノクターンは、リリュカ・ローズレッド伯爵令嬢と婚約を解消し、庶民のカレンデュラという伴侶を選んだ。
断罪されたリリュカ・ローズレッドは辺境の地へと追放され、そのまま命を落とす。
後に天性の悪女であった
カレンデュラに虐げられた領民は反旗を翻し、ジークシオンは若くして業のある死を遂げた。
しかし、死の直前、走馬灯によってリリーへの隠れた恋心に気が付いてしまったジークシオンは、気が付けば十歳だった子どもの時代へと逆行転生し――、
やり直し系婚約破棄ファンタジー。
主人公は男目線です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 12:00:00
49183文字
会話率:38%
魔法使いのアリス・フラルエヴァンは前世の記憶を持つ人間だった。
日本という国で劣悪な環境で育ち、社畜になって過労死した人生を経験して転生したアリスはある決意をした。
新しい人生は自堕落に自由気ままに生きる。その為に努力は惜しまないと。
その
野望のために努力し、遂に魔法を極めたアリスは自由気ままな生活を辺境の地で楽しんでいた。
しかしある日、20歳になったアリスの元に育て親であるシャーロットが現れる。
「アリス、良い機会ができたから働きなさい」
大魔女と呼ばれる彼女の一声によって、アリスはある仕事を任せられてしまう。
それは魔女と呼ばれる国を守る守護者の仕事だった。
混沌の魔女という称号を与えられたアリスは嫌々ながらも働くことになり……
他人を信用できない利己的なアリスは色々な人と出会い、少しずつ変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 23:38:25
219915文字
会話率:39%