王都の中心部の少しはずれ、小さなギルドで泣きそうな顔で生きている少年がいた。
12才で授かったのは『ドブ攫い』の少年アレス。周りから笑われ、煙たがられ、それでも毎日、ギルドで最低ランクの依頼をこなし日銭を稼ぎながら生きてきた。
「アレス
!お前なんかドブくせーぞ!近寄んなよ!」
「あー、アレス。今日はドブ攫いの仕事はないわよ?あっ、でも地下の掃除は入ってるから。それならあんたでもできるでしょ?」
「なんだ。ちょっとお使い頼んだと思ったらお前かよドブ攫い!」
王都の中心部。勇者学校に通いながらも、泣きそうに歯を食いしばる少女がいた。
12才で授かったのは『勇者』の少女リーネ。その恵まれたジョブに胸躍らせ勇者たちが通う勇者学園に通うも、持ち前のおっちょこちょいが爆発してうまくいかない毎日を送る。
「リーネ!あんたまた教科書忘れたの?今月何回目?」
「何で私を攻撃してるのよ!リーネは私に恨みある?殺す気なの?」
「おい!また紋章無くしたのか?まあ金払えばいいんだけどよ?ほんと、脳みそとけてるんじゃねーか?」
そんな二人が出会ってしまったのは、まだ暑い夏の日だった……
エブリスタのコンテスト第15回目、テーマ「最弱/落ちこぼれ」参加作品です。
全6話 2023/09/13 19時から3話、09/14 同じく19時から3話で完結となります。
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15147文字
会話率:50%
幽霊の綾子さんと綾取りをすると、体の糸を抜かれてしまう。
灰色の糸は脳みそ、白色の糸は神経、赤色の糸は血管。
体の糸を抜かれた人はどうなってしまうのだろう。
お盆。男子中学生が田舎の祖父の家に帰省し、森の中で女の子と出会う。
まるで古くか
らの知り合いのように仲睦まじく語らう二人。
その男子中学生は、その女の子が何者なのかも知らず、禁断の遊びを行う。
綾取りの糸が離れ離れになった親戚同士を繋いでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 03:41:59
5533文字
会話率:18%
どこまでも青。そこではどこまでもあお。すべてのものがアオ。青い世界は色が多くすぎなかったし、少なすぎもしなかった。私の赤い血が流ているであろう脳みそは、青い世界で青く染まっていった。
キーワード:
最終更新:2023-07-14 00:30:51
268文字
会話率:0%
自分を物語のヒロイン、そして私を悪役令嬢だと思い込んでいる夢見がちな妹、アンジェラの社交界デビューの日。
私、伯爵令嬢エレオノーラはなぜか婚約者のギースに婚約破棄を宣言されていた。
場所は舞踏会場、周囲が困惑する中芝居がかった喋りでギースと
アンジェラは自分たちが恋仲であることを発表する。
ギースは氷の女である私より花の妖精のようなアンジェラと永遠の愛を誓いたいらしい。
そして妹のアンジェラはうっとりと得意げな顔をしていた。まるで王子に愛を誓われる姫君のように。
私が冷たいのではなく二人の脳みそが茹っているだけでは?そんな訴えは主演気取りの二人には届かない。
いいわ、婚約破棄は承ります。
但し、今夜の主役の座は私のものよアンジェラ。
※カクヨムなどにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 12:14:06
6421文字
会話率:22%
著名な小説家の父を持ち、投稿サイトがきっかけで人気小説家としてデビューした理孤人(りこと)。彼には誰にも言えないもう一つの顔があった。
死体から脳みそを持ち去る残忍な手口で世間を騒がせる連続殺人犯“ビースト”。
あるきっかけから事件を追う
ことになった理孤人だが、事件を知れば知るほど、犯人の心理に異常なまでの興味が湧いてくる。
自分は何者なのか、なぜこんなにまで猟奇殺人鬼の心理が気になるのか、彼は葛藤する。
「我信ず、故に彼あり、だ」
父の言葉にひっかかりを抱き、苦悩する理孤人と、それをあざ笑うかのように犯行を続けるビースト。
二人の辿り着く結末を、あなたは受け入れられるだろうか。
※この作品はnoteにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 11:26:12
753文字
会話率:65%
突如、地球から離れた地球と似て非なる惑星が、ある出来事によって爆発が起きた。その破片が地球に落下してきて融合し始める。
世界に7つのユグドラシルが現れ、そこから怪生命体の鬼が地球を侵略し始める。
鬼に太刀打ち出来ない人類は絶望に溺れ、
諦めかけた所に鬼と対抗出来る、特殊な力を持った人間『覚醒者』が現れるのだった。
主人公、神楽沙 零夜は魔滅師を育成する機関、日本最大の学園・桃月学園に入学するのであった。
そこで出会う運命の人達によって、零夜達は英雄を目指すのだった。己の野望の為に前に進み、人類を脅かす驚異から世界を救う英雄譚なのだ。
*誤字脱字が多いと思います気軽に教えてください。脳みそを空っぽにして読んで頂くと読みやすいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 19:00:00
90760文字
会話率:60%
欲張りな私のサイドストリー
お相手の須藤君が可愛くって、脳みそからあふれ出てきました。
キョウコさんにぶん回してもらいました。
恋に落ちた青年実業家が年上主婦相手にぶん回されるお話。
私もこんな青年実業家に作品を世に出しましょうとか言われ
たい。キョウコさんうらやまです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 09:09:34
145310文字
会話率:32%
【それは異常なことだと脳みそが警鐘を鳴らす。わたしは世界にとって異質な存在となった】
わたしの周囲ではよく人が消える。
だけどそれを認識しているのはわたしだけで、他の人たちにとっては、消えた人間は最初からいなかったものとなっていた。
人が
消えるなんて、ありえないこと。おかしいのはきっとわたしの脳みそだ。
自分の異常は自覚済み。だから必死で隠しながら、今日まで生きてきた。
時折不可解な消失が起こるけど、それ以外は平凡な毎日。
そんな日常で新たな異常事態が発生する。
今度は高校の入学式からずっと居たらしい、わたしの知らないクラスメイトがある日突然——増えた。
(※魔法のiらんどにて完結済みの作品です。文体や章の振り分けを修正しながら掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 09:05:56
182215文字
会話率:25%
子爵令嬢ホリーは、伯爵令息キースから婚約破棄されてしまう。
理由は「脳みそだけの女と結婚できるか」というもので、ホリーはわけあって脳と肉体を分離しており、本当に脳みそだけの令嬢であった。
傷ついたホリーは町でチンピラに絡まれているところを
、公爵令息イシュメルに助けられる。
ホリーとイシュメルは仲を深めるが、ホリーに新たな欲求が生まれてしまう。
「肉体を取り戻して、イシュメルと触れ合いたい」と――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 16:40:23
3724文字
会話率:56%
すごく、すごく、ものすごく疲れていた私は、死ぬほどゆっくり休みたかった。
ある日突然現れたふわふわの蜘蛛の手違いによって、私は世界から切り離され、死の世界へと落ちてしまう。
しかしどうやらそれは、ただの手違いではないようで……。
脳みそが溶
けるほどのスローなライフと失われた記憶、自らの死の謎を求めて、死の世界をゆく私の旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 21:57:19
126426文字
会話率:23%
如月秀一(きさらぎしゅういち) 38歳。
高校中退、腋臭、デブ体質、生活保護、ブサメン、性犯罪の前科持ち、高齢童貞。
ハゲとブサボ以外のバッドステータス全部乗せ。
光を見た。
未来を見た。
末路を受け入れた。
今、ユメ破れて。
全部終わっちゃったブサメンがお届けする美醜逆転ファンタジー。
※当小説は『青井いわし』様の「異世界マッチメイカー」、『ぶんころり』様の「佐々木とピーちゃん」に凄まじく影響を受けております(異世界貿易物である佐々木とピーちゃんについてはこちらのほうが書き始めたタイミングは先なのですが、当方障害者故に文字を打つのに時間がかかっており、書き上げてから9度の書き直しを繰り返す途中で多分に影響を受けております)。
作者は23歳0か月の知能検査で知能発達は六歳と六か月前後という診断が医師から出ているので難しいことは理解できません、なんなら教科書通りにコードも打てません。低身長、顔の汚さ、体臭のキツさで福祉にすら切り捨てられた最底辺の障害者の弱者男性です。
「文法おかしくね?作者ガチガイジやんけ」→はい、おっしゃる通りです、返す言葉も有りません。正真正銘ガチガイジです。
「ツマンネw」→人生経験が浅いので面白い話は書けません、苦痛以外はマジで薄味な人生。
「作者がホントに気持ち悪い」→中身も顔も汚いオナ猿奇形チビです。
「この作者脳味噌入ってねぇだろw」→脳みそは一応入っていますが、薬漬けで完全にあぼーんです。
上記のような感想を読んでいる際に感じた方は、低評価を付けずにそのままブラウザバックをお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 08:26:20
262803文字
会話率:27%
気づいて、ビックリして、エッセイ書いちゃったよ。
思い違いだったら、おめぇの脳みそスッカラカンだぞ、とご指摘いただきたい(´・ω・`)
サイレント改悪(個体の感想です)はやめてほしいですな。
最終更新:2023-02-22 11:08:56
1499文字
会話率:0%
人並み外れた天才である男が、デーモンコアで暇を潰していた際に誤って逝去してしまい異世界へと転生してしまう。現世でもその天才さゆえ無双していた彼が、その圧倒的な頭脳を用いて異世界でも他の追随を許さぬ大活躍。持っている武器はその頭脳だけ。しかし
、頭脳は剣よりも強かった。稀代の天才による異世界無双英雄譚をとくとご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 17:16:46
1591文字
会話率:0%
俺は痴呆の親父に会いに来た。
家族の事すら忘れていく親父。
忘れていく親父より俺の方がずっと辛い。
最終更新:2023-02-14 22:20:19
941文字
会話率:40%
怪奇へん、学生へん 過去へん ト書きの状態がなおらない、走り書きがなおらない。おちまい、面白ければと思ったがヴァイオレンスへんってのも初期あった。腕と脳みそがロキソニン飲んで二日胃痛になったので終わる。
あと、自分の嫌なところだが、書き直
しがいまはムズイ。普通は書いて二三日で校正しなおすのにそれさえできない状態(手が付けられないのぉって感じ)なので、ほんますまん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 22:14:42
31060文字
会話率:57%
孤高の女騎士『ユリア』。
ゲーム『ブレイブロード・ストーリー』において物理系ステータス、特に防御力に秀でた強キャラだが、その反面、魔法系ステータスである知力が致命的に低く、ユーザーから脳筋娘扱いされている愛すべきキャラクターだ。
そん
なゲームをプレイしていた男はふと思った。
「これ、ユリアの元々高い防御力に極振りしたら、どこまで行けるんだ?」
そんなちょっとした好奇心のもと、ユリアのレベルをリセットして防御力極振りの育成を行った結果、それはもう見事な脳筋としか言いようがない立派なネタキャラが出来上がってしまいましたとさ。
「アハハハハッ! 防御力カンストしたのは凄いけど、他のステータスが軒並み低空飛行じゃん! 特に元々低かった知力とか壊滅的なんですけど! この娘、絶対脳みそまで筋肉だよwww」
そうして、ネタキャラと化してしまったユリアを指差して笑っていた男は、突然謎の光を放ち始めたゲーム機に飲み込まれ、ゲームの世界に引きずり込まれてしまう。
自分が魔改造した、実用性皆無の脳筋ネタキャラ女騎士に憑依するという形で。
「あ、これオワタ」
そんな彼の異世界冒険譚。
◆◆◆
長編の練習用小説。
ハーメルンとのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 18:02:55
176236文字
会話率:27%
このヒロイン実は……脳みそだけだった!?
培養液の中に浮いていた少女、検体634号。
彼女はある日景滝というロボットの体を持った少年に助けられる。
そして二人は次第に距離を縮めていって……?
最終更新:2022-11-04 21:43:40
9901文字
会話率:42%
遥か未来の地球、滅亡の危機に瀕していた人類は不完全なワープ技術で宇宙へと進出、さまざまな惑星へと移り住んだが、ある日を境に起死回生の手のはずだったワープ航法を失ってしまう。
散らばった星々に取り残された人々は、その地で独自に生き残ること
を強要された。
ここにファルブスと言う名の一つの星がある。ここに移住した者たちは、地球からの独立を転機に支配権をめぐっていつ終わるとも知れない争いを繰り広げていた。
退役軍人であるジェイル・マクドナードは、前線には近いが要所ではないちっぽけな村で何でも屋を営んでいた。
ある時、必要物資のために近くの町に買い出しに出た彼だったが、そこで新兵器を巡った争いに巻き込まれてしまう。
それは自己の性の反転、幼馴染との再会、陰謀渦巻く軍への復帰、かつてのライバルとの邂逅の始まり。
事態は大きく動きだし、長年成しえなかった終戦への道筋となっていく。
注意点
1・本作品は戦争物のような何かです。戦争物に付随する汚いものや過激なものが描写される可能性があります。何か、ですのであまり期待せずおおらかな生暖かい眼で見てください。筆者の軍事知識はガン〇ムで止まっております。ご容赦。
2・R15は保険です。グロがあったりちょっとエッチな描写があるかもしれません。初期プロットでは終盤に女性の尊厳が少々傷つけられる場面がございます。お気を付けください。
3・SFと銘打ってありますがSFとは少し不思議の略です。なんとなーくでゆるーくお読みください。頑張ってつじつまみたいなものは合わせるつもりです。
4・本作品は不定期です。著者の書きたいゲージが溜まった時だけ執筆されます。気長にお付き合いください。プロットと各イベントなどは決まっておりますが、それらを繋げるのが面倒で苦手なタイプの著者です。失踪しても笑って許してちょ。
5・誤字脱字、おかしい描写、よくわからない場面、展開などありましたら気軽にご指摘ください。ご期待に沿えるかは別です。努力します。善処します。
6・書きたいアイデアだけはたくさんあるのでうっかり別シリーズを始めるかも。なお執筆速度は亀のごとし。漫画見たーいゲームしたーいプラモ作りたーいなろう読みたーい。なろうの投稿をしてる全ての方はこの衝動をどうしているのでしょうか畏敬の念を覚えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 23:57:59
16485文字
会話率:13%
ガンジャのおかげで脳みその不満を聞き取った男だったがそれどころじゃない日々
*これは「即興小説トレーニング」でかいたのをととのえたもの
最終更新:2022-09-09 21:27:12
666文字
会話率:29%
勇者になりたいと思っていた双子は、脳みそ筋肉の魔導師と体力のない戦士……。
最終更新:2022-05-29 22:23:28
15887文字
会話率:30%