「お前とは婚約破棄をする! 悪魔の子と結婚など出来るか!」
婚約関係だった王子様から、私――フェリシア・バギーニャは突然婚約破棄を言い渡された。
私の家は、代々聖なる力を持つ乙女である聖女として、国を”瘴気”と呼ばれる災いから守り、瘴気
を浄化する役割を持っていた。私も幼い頃から聖女になるために、たくさん勉強してきた。
儀式によって神様に聖女として認めてもらい、神様の加護を受ける儀式が行われる。丁度十八歳の誕生日に行ったのだが……そこでとんでもない事が発覚した。
なんと、私の持つ魔力には、聖女が持つはずの光の魔力以外にも、忌み嫌われている闇の魔力がある事が判明した。
聖女が闇の魔力を持っている――それは婚約者の王子様の耳にも入った。結果、王子様はこうして私を悪魔の子と呼び、婚約破棄を突きつけてきた。そのうえ、私の妹との真実の愛に目覚めたから婚約するとまで言われる始末。
不幸はまだ終わらなかった。私は悪魔の子として家の人に嫌われたうえ、聖女になれない面汚しと罵られ……家を追放されてしまった。代わりの聖女は妹が務めるらしいが……ワガママな妹は聖女の勉強をしていない。そんな妹に務まるはずもない。
そう思って説得を試みたけど、全く受け入れてもらえず……全てを失い、国外に追い払われてしまった私は、どこにも行くあてがなく……散々歩き回り、瘴気の蔓延する森の中で倒れてしまった。
せめて聖女として、死ぬ前に一度は役目を果たしたい。そう思い、迷い込んだ森の瘴気を浄化して……そして意識を失った。
最後に聖女らしいことが出来て良かった。そう思いながら意識を手放した私だったが、次に目を覚ましたら、そこは隣国のお城の一室だった。
――これは悪魔の子にされてしまった私が、聖女としての覚悟を貫きながら、真実の愛に目覚めるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 19:30:35
18676文字
会話率:59%
私は愛しさのあまり、妹の唇に触れてしまう。
その過ちから、そっと百合の蕾はひらいていく。
私……みこの姉。15歳。太ってはいないが、少し胸が大きくなってきたのが最近の悩み。姉として妹が好き。
みこ……私の妹。11歳。細め。
悩みごとはない。姉に甘えがち。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 18:54:38
22366文字
会話率:20%
「ローラ、僕は君みたいにセンスのない娘は無理だよ。婚約は破棄させてもらおう。その代わりに妹バネッサを我が家に迎えてあげるよ!」
領主であるヨアン・フェイス伯爵がニコニコと笑顔で告げた。
その腕に絡みついているのは私の妹バネッサだ。
「お姉
ちゃんごめんね〜。ヨアン様は私の方がいいんだって。いくら元が良くてもおかしな格好しているんじゃあね。それにね、私のお腹にはヨアン様のお子がいるのよ。ウフフ。」
バネッサと婚約者がそんな関係になっているだなんて!
私の名前はローラ・ドットリー。ドットリー商会の長女で実は転生者。
我が家は男爵とは名ばかりで輸入業を営んでいる。
私は輸入されたアンティークによって1年前から苦しめられており、メガネ+三編み+質素な黒いワンピースの魔女っ子スタイルでしかほぼ過ごせないことに。
そんな私だけど探しものをしに隣国からやってきた同じく転生者のルーカス王子と出会って・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 22:42:12
40932文字
会話率:41%
私の妹はわがままで、傲慢でいつも迷惑をかけられている。
でも、そんな妹が唯一私にしてくれた最高のやらかしとは…
やらかしてくれた妹に感謝。
最終更新:2021-10-23 11:06:43
7060文字
会話率:33%
馬車の転落事故から意識を取り戻した伯爵令嬢のグレースは自分の中に前世の記憶があることに気づく。
その記憶から、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを知るが、今ひとつ信じられない。
乙女ゲームでは腹違いの妹ミラがヒロインで、自分はその妹を虐め
る意地悪な姉の悪役令嬢だという。
確かに妹を虐めていたけど、意地悪な姉って酷くない?
しかし、前世の記憶の所為で今までの自分の行いを自覚し、グレースは謝罪を込めて妹のお見舞いに行くのだった。
えっ!?私の妹、天使なんだけど!??
そこで初めて覚醒する姉としての自覚。
超が付くほどシスコンとなったグレースは心を入れ替え、奮起する。
父親はクズだし、妹を守るのは私しかいないっ!
たくさん勉強して、私が伯爵家を建て直してみせる!
私、可愛い妹に尊敬される『お姉様』と呼ばれたいっ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 17:12:07
154351文字
会話率:40%
私の住む国ラフザールには、昔から稀に異術を持つ人間が生まれる。生まれながらにして持っている人、成長につれて宿す人の2パターンでそれは発覚するらしい。
私の妹は、後者だった。突然なんの前触れもなく、身体が光って異術を宿したの。
それまでは、
お父様とお母様に与えられる優しさを目一杯受けて幸せだったわ。なのに、その生活は妹が異術を宿したことによって一転する。
今まで本邸の1人部屋に居た私は、使用人が寝泊まりする別邸に押し込められてまるで透明人間にでもなったかのような扱いをされるようになった。食事や服装も、使用人レベルのものしかない。
「せめて親孝行しなさい」と渡されたお仕事を別邸で黙々とこなす私は、成人になったら王宮で住み込み司書をすると決めている。
その夢に向かって前向きに努力する日々を送る中、ある1通の宛先不明の手紙を受け取った。
これは、ある日突然家族に愛されなくなった伯爵令嬢が、国でもっとも人気のある軍人に溺愛されていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 09:00:00
178875文字
会話率:50%
私――アンジュ・ティラーは、この国オマスペルマスで聖女をしている。
だけど、私の妹、エイミ・ティラーの方が聖女に必要な“聖魔力”が高くて、聖女に向いている。
なのに国王さまは妹を聖女にしてくれない。
しかも! 国民に拷問ざんまい、個人の能力
は関係なしで見た目だけで家臣を選ぶ! 偏見しまくり。
あーもう聖女の私でも堪忍袋の緒が切れました‼
※アルファポリスで完結しているのを投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 14:16:52
18947文字
会話率:30%
大体姉妹がイチャコラするお話
最終更新:2021-09-20 00:00:00
20730文字
会話率:59%
人の心の痛みがわからぬものがいる。
それは私の妹だ、美貌で知られ、頭もよく魔力量も高い、そつがなく何をさせても器用にできる。
家柄も侯爵。
そんな妹は人の心がわからない。
自分を愛したという男が、婚約者に婚約破棄をしたということを聞いてもそ
うとただ笑うだけ。
あなたに魅力がなかったからでは? とまで言ったことがある。
それはよくないといっても聞いてもくれず。
私はさんざん妹に振りまわれ挙句、婚約者である王太子を妹に奪われてしまったのです。
妹いじめの姉という噂によって、私が妹にそれはいけないと注意をしたことがいじめとされたようで。
私は王妃様に相談するとやはりなと言われてしまったのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 20:08:08
1894文字
会話率:27%
お前みたいな眼鏡ブスと婚約なんてもう嫌だ婚約破棄すると言われた私です。
殿下に婚約破棄されたあと、殿下は真実の愛の相手とやらの私の妹と婚約しましたがあの子まだ8才なんですが。
私は辺境に送られたので、かねてからしてみたかった図書館司書として
就職し、28才になりました。
するとそこに殿下の弟君のクリス王子がきて私に婚約者になってくれといきなり言われましたが私、あなたより10才も上なんですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 19:08:47
3176文字
会話率:57%
微笑みの聖女と言われた私は婚約者の王太子殿下に母の死んだときも笑っている気持ち悪い女なんて愛せない、表情がくるくる変わって可愛い腹違いの私の妹を真実愛しているから婚約破棄すると宣言されました。いつも笑っているのにはわけがあったのですが。
腹
違いの妹はいつも私を継母とともにいじめましたが、私が妹いじめの姉にされていました。
辺境送りの馬車が盗賊に襲われ、私は自棄になり私をとらえた盗賊にこれまでのことを話したのですがなぜか同情されてしまい…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 16:07:13
2503文字
会話率:35%
「婚約破棄だ! ルイーズ! なぜあんな美しい妹がいると教えなかった!」
私をルイーズはある日突然フレデリック男爵から婚約破棄を言い渡された。理由はなんと私の妹と婚約するためだった。
私の妹は私より魔法の才能もあり、清楚で礼儀正しく、美貌に溢
れた存在だった。
そんなこともあり私はいつの間にか妹の劣化コピーと陰口を言われるようになった。
しかし、自分なりの幸せを掴もうとフレデリック男爵の求婚を受け、必死に立派な淑女になろうと努めてきたのに……
いきなり妹のアリスが私の前に現れフレデリック男爵はあっという間に妹の虜になる。
「よく男爵家の殿方と結婚できると思いましたね。お姉様。もっと身の程を知って下さいね」妹は私だけに見せる本性でそう告げる。
妹への復讐心を胸に抱き、城から追放されてその日暮らしをしていた。だが、ある日暴漢に襲われそうになる。そこで助けてくれたのが敵国の魔法軍軍団長エリオットだった。
「やっと会えた。運命の人よ」エリオットはそう言うと私に手を差し伸べた。いや、初めて出会ったのだが?
これは……仲間と一緒に妹に復讐する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 19:49:38
9307文字
会話率:4%
「ミカゲ=ストンブリッジ! お前との婚約を破棄させてもらう!」
煌びやかなダンスホールの中心で、この国の第一王子、フィークル殿下は大声で言い放つ。その傍らには、私の妹、キララ。
「誰に向かって言っているのですか?」
私はたった一言そう告げる
。
私を嫌う王子と妹の断罪の喜劇が始まる。
王子と闇魔法の天才と言われた令嬢、遠い遠い二人の婚約破棄劇。
※おまけでハッピーエンドがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 17:20:42
6214文字
会話率:54%
十年に一度、生贄を排出する国があった。
今年、選ばれたのは私の妹。
だが、妹に恋する私の婚約者は、私に生贄を変われという。
優先されるべきは大衆。
私は静かに覚悟を決める。
「我が身は世界のための贄なり、礎なり」
生贄としてささげられ
た私は最果てにてあるものと出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 17:55:24
6758文字
会話率:40%
二十年前の真夏の盛り、かくれんぼをしていた私の妹は車内で遺体となって発見された。
それ以来、毎年夏になると私には死んだ妹の声が聞こえる。
「もういーよ」
妹はそう言って私が見つけてくれるのを待っている。
不気味と言えば不気味だが、今の
ところ害もないので私にとっては夏の風物詩と変わりない。
しかし一つだけ、気になることがある。
それは妹が、毎年一つずつ数字を数えていることだ。二十から始まって毎年一つずつ数が減っていく。
もしこのカウントがゼロになった時、このかくれんぼは一体どうなるのだろう。
妹はいつまで私とかくれんぼをするつもりなのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 17:11:23
4639文字
会話率:26%
10歳の私と、8歳の妹。
可愛い可愛い私の妹。
そんな妹は、ある日私の物を欲しがった。
あげなければ、妹は死なずに済んだのに。
最終更新:2021-06-01 10:00:00
2034文字
会話率:35%
私の好きな人は、私の妹のことが好き。
「妹とのデート権」を賭けた期末化身の行方は?
高校生たちの小さな変化の物語。
最終更新:2021-05-25 13:14:56
4311文字
会話率:39%
性格の悪い妹に苦しめられてきた伯爵令嬢と、優しい王太子の恋物語……、を、横で見ていた私、リアーナ。
親友が幸せになったのは嬉しいけれど、周囲の人々から向けられる好奇の目が鬱陶しい。
私の妹を、あんなクズ妹と一緒にしないで欲しいわ。
妹のクレ
アは、世界一可愛いんだから!!!
えっ、姉妹仲のいい人と結婚したい? それで公爵家令息が私に婚約の申し込みを?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 11:29:01
8307文字
会話率:50%
私の妹は神様が直々にお創りになられたように美しい。それに比べて凡庸な私は両親にも婚約者にも愛されず、邪険にされている。
陰鬱な毎日の中で再会した初恋の王子様。図書室で共に過ごす時は今までの人生で一番幸せだった。
彼との思い出さえあれば生きて
いける、そう思っていたのになんだか妹の様子がおかしい。気付けば私が妹を虐めていたことを理由に婚約破棄を言い渡されて……
美しい妹の影に隠れて蔑ろにされていた平凡な姉と一途でおっとりとした第三王子がハッピーエンドを迎えるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 19:11:33
16657文字
会話率:60%
高校2年の白木院希(のぞみ)は数か月前に事故で妹の光梨(ひかり)を亡くした。その寂しさを埋めるため、希は新入生の藤原瞳(ひとみ)に「私の妹になってほしい」と要求する。
瞳はそれを受け入れ、希の前では「ひーちゃん」として振る舞うことになっ
た。希のことを「のんちゃん」と呼び、ひーちゃんと同じ口癖、同じ髪型にした。二人きりの時は何でも言うことを聞いた。
希の要求はエスカレートしていき……
※ヤンデレ要素のある百合のお話です。
※ノベルアッププラスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 23:26:41
90837文字
会話率:43%
王子の婚約者だった妹が断罪されてしまったことを手紙で知った兄の話。
※いわゆる婚約破棄ものを書きたかったのです。
※異世界転生した本人はほとんどでてきません。
※ざまあまではいきません。
最終更新:2021-04-24 11:53:12
4289文字
会話率:18%
私の幼馴染みは私の可愛い妹にベタ惚れして溺愛しているんです。
その幼馴染みは私には冷たく意地悪です。
そんな幼馴染みを私は好きなんです。
だから彼に妹のような扱いをされたくて妹に似ているメイクをしました。
誰もが私を妹だと思うのに彼はすぐに
気付きました。
そんな彼が私と妹の違いに気付いた理由は、、。
気になった方はお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 20:28:58
6629文字
会話率:53%
私は姉のアリアナ。私の妹のエリアナ。
私達は双子です。
小さい頃から甘やかされ、わがまま令嬢へ育ちました。
私達のわがままは悪役令嬢よりもひどく色んな人に迷惑をかけていました。
そんな私達にお父様から婚約者は自分で決められないと言われました
。
勝手に婚約者を決められた私は婚約破棄をすると決めました。
そんな時にライルと言う男性の教育係が私につきました。
彼は私をバカにしているようです。
双子は好きな人と結婚ができるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 23:29:02
14101文字
会話率:43%