とある少女が経営する、錬金術のお店の物語。
彼女が使うのは、今はまだマイナーな『錬成術』。
……まぁその辺りは置いておいて。
ひとまずはお客さんの悩みを、全力で解決だー!
最終更新:2021-03-21 21:12:20
6793文字
会話率:35%
エウレス皇国皇太子【ラファエル=フォン=エウレス】の婚約者【リリア】。
リリアは婚約者のラファエルから酷い仕打ちを受けていた。
殴られた頬に手を当てるだけで「何のアピールだ!」とまた殴るようなラファエル。
「雨を呼ぶ聖獣使いなどと
大それた名前を持って私のもとに嫁いできたかと思えば、本当に何の役にも立たないグズだったが、ようやく役に立った。カサラス王国の王子がお前を迎え入れると正式に打診があった。国の財宝の三分の一を渡すと言ってきよった」
リリアは王宮を追い出されるが、王宮の外に待っていたのは……。
見たこともないほどの装飾を携えた綺羅びやかな馬車と、燕尾服の使用人。そして馬車の中には……。
「はじめまして、リリア。私はカルム=ヴィル=カサラス。カサラス王国の第一王子です」
褐色の肌に優しい瞳。
この国の人間に比べればかなり痩せて見えるが、それでもなお力強さを感じるような眼力を持った王子。
「リリアは私にとって大切な妻になるお方だ。初対面で嫌われたらと思うと緊張して鼓動が激しくなったほどだ。触ってみるかい?」
「め、滅相もございません」
リリアにとって初めてだったのだ。
人としてまっとうに扱われることも、女としての扱いを受けることも。
「よろしく頼む。リリア」
「はい……」
これが水の聖女リリアの、幸せな生活の始まりだった。
※本作品は共著となっています
プロット担当 すかいふぁーむ
執筆担当 よどら文鳥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 12:01:23
6207文字
会話率:39%
〈メルクリウス〉は水の都です。市内には街区を縫うかたちで運河が網目状に張り巡らしてあり、水上タクシーや水上バスの他、船首・船尾の弓なりに高く反り上がった細長い伝統的な手漕ぎの舟が交通の役割を担っています。
最終更新:2021-01-11 14:12:53
1162文字
会話率:0%
王都西の一角、ルーングロウは渡し(ムーヴ)を移動の手段とした美しい水の都だった。
久方ぶりに大都市へやってきたヒュー・ロナスリストは、そこでひとつの事件に巻き込まれる。
渡し屋同士の縄張り争いだ。
それを遠目に見つけた顔なじみのカインは、
どこにいても目立つ奴だと向かおうとするが……
結局、巻き込まれたのは、カインの方だった。
* * *
純度100%の異世界ファンタジー。
往年の国民的時代劇を見ていて思いついたお話です。
……20時45分に視聴率が爆増していたというアレ。
時代劇って西洋ファンタジーにするとこうなるんだ!すごい!
という意味不明な感銘を、全五話にてお届けします。
何年も前に描いたお話ですが、せっかくWEB小説に参入したので公開させていただきます。
※主力連載ローファンタジー「終わる世界と狭間の僕ら」もよろしくお願いします。
https://ncode.syosetu.com/n2406gf/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 12:00:00
17597文字
会話率:41%
高校二年生の黒田御代は転校することになった。喧嘩後の反抗期のせいで家族に自分の意見を言えず結局家族と一緒に引っ越すこととなってしまい、引っ越し先は『アビナージ』という小さな島国だった。そしてその島国で御代が出会うもう一人の少女『フラーナ』。
そのフラーナは『アビナージ』と深いかかわりがあるらしく...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 13:14:07
2359文字
会話率:49%
美しい水の都ヴェネリア(ヴェネチア参考)で発生した怪異。
法王庁の神殿騎士コークリットとエルフの娘システィーナは聖霊の啓示に導かれ旅を続ける。水の都への啓示を受けたコークリットは、そこで不可思議な病が発生していることを知る。
「んんっ
? んんんっっ!?」
病にかかったジャックさんを診てコックリが首をかしげた。
どれどれ私も……ああ、ほんとだ、体に緑色の斑が残ってい……んんっ? んんんっっ!?
あれ? この緑色の斑って……あれぇ……? とコックリが同じ反応を。
「……あれ……これって。いやでもここ『 水の都 』だよな……あれぇ?」
「え、なっ何ですか。怖い病気なんですか?」 ジャックさんが私たちの反応におびえて……ごめんなさい。
「いや、怖い病気ではないですが……珍しい病気で。しかも……え、ここ水の都だよな」
「珍しい病気? 水の都?」
「これは人も感染する病気なんですが……基本的には別の生き物の病気なんです」
「別の生き物の病気……?」
「ごくまれに……本当にごくまれに、人にかかるんです」
アリアさんとジャックさんは唾をゴクリと飲み込んだ。
「病名は『 樹熱病 』。主に古い樹木がかかる病気です」
樹木のない水の都で…………『 樹熱病 』が発生していた!
①樹木のない水の都で、
②古木がかかる『樹熱病』が、
③屈強な男性に発症し始めて……
百年前にあった鮮血の貴婦人の事件に端を発する怪異。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 19:00:00
125025文字
会話率:46%
海岸の町アラルフィ(アマルフィ参考)での怪異。
法王庁の神殿騎士コークリットとエルフの娘システィーナは聖霊の啓示に導かれ旅を続ける。
水の都の怪異を解決したコークリットは、悲しき人魚姫(海妖精)の悲恋をエルフのシスティーナに重ね、
人魚姫
について調べようと海岸の町アラルフィにやってくる。
すると海に、温暖な海に氷河が!
さらに氷河の他に大変な漂流物が……!!
彼はそれらが伝説の海『 光る海 』からやってきたことを確信する!
人々が叫ぶ!
「う、嘘だろ?」
「まじかっ!?」
「ええぇ、あの船……あのマーク!」
「まじか………で、伝説の『 リーデンス号 』じゃねえのっ?」
な、なに、何なの? リーデンス号? リーデンス号ってなに? コックリはその光景に釘付けになりながらも、私の問いに答えてくれた。
「に……二百年前……海洋国家ポルトガリスが、『 光る海 』の調査に乗り出した時……当時の世界最高峰の技術を動員して作り上げた 超サルベージ船……リーデンス号……それでも『 光る海 』の探索叶わず……『 光る海 』に沈没した伝説の船だ……」
世界最高峰の技術……それでも沈没した……
その沈没船が、なぜ今になって遠く離れたアラルフィの海にっっ!?
氷山とともにっっ!?
しかも胴体部分だけで、三十メートルはある巨大なクラーケンの死骸に、光る海で沈没したとされるリーデンス号が串刺しになっていた!
「見過ごしていい問題か……? 光る海の調査が神殿騎士のタブーだからと言って……。今までは何も異変はなかったから触れなくても良かった。しかし今は、確実に異変が起こっている。この後どんな怪異に発展するかもしれない問題を見過ごして……見なかったことにして……。いいと思うのか?」
コックリが自問自答している。調べるかどうか……何かが起こっている……光る海を。
「光る海に『 何がある 』のか……そして『 何が起きている 』のか。シス……光る海の……調査をするよ」
①温暖なアラルフィの海に、
②氷山と、
③光る海で沈没した船が流れ着いて……
アラルフィ、人魚の国、海底、深海を舞台にした
冒険ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 19:00:00
158636文字
会話率:43%
真堂壬は一般的な日本男児だ。どこにでもあるような公立の中学校に通い、将来の夢もなくだらだらと無為に日常を過ごすだけの、ありふれた日本人だった。
しかしある時、突如として地球とは異なる世界スヴェルニアに放り込まれてしまう。
右も左も分からず、
日に日に弱る壬。そんな彼を救ったのは気ままに世界を放浪する双子の姉妹だった。彼は双子の姉妹に泣きつき、どうにかその庇護下に入ることに成功する。
彼女たちのもとで異世界の常識を学びつつ、心身を鍛えることおよそ四年。ようやく異世界に慣れてきた彼が双子の姉妹と共に向かったのは不穏な空気が漂う水の都だった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 21:47:21
75431文字
会話率:54%
水の都サーリンシー。
毎年夏になると深海からセイレーン達の《海中王国》がやってくる。
ベルフィーユは昨年からある事情により家族と離れ一人でサーリンシーに住んでいた。
―――ある人物を探しながら。
その人は一年前にベルフィーユが助けた人で
、その時にあるものを渡したせいでベルフィーユは家族と一緒に暮らせなくなったのだ。
『お向かいに殺人鬼が引っ越してきました』のオッカムがヒーローのお話です!
旧タイトル『セイレーンの心臓』から変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-09 23:19:36
51368文字
会話率:35%
『 L O K I 』
――それは、警察から逃れ続ける罪人を殺す義賊だ。
ある寒い晩の日、父と二人で暮らしているリアの家に、青年が訪ねてきた。
異様に怯える父は家を飛び出してしまい、リアは青年・ナイトと二人で夜を過ごし、お互い
が恋心を抱く。
だが翌日、青年はリアの父が極悪人だと暴露し、リアに謎かけを残していなくなってしまった。
青年の正体は警察の目を欺き続け、犯罪者を殺す組織LOKIのメンバーだったのだ。
リアは謎を解き、LOKIの向かった先が《水の都、ヴェネツィア》だと突き止めるが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 22:19:56
99862文字
会話率:38%
水野えりは水の都シェルストリア王国の王女シェリオルとして生まれ変わった。水の女神シルフィーナから世界を託されたが「え? そんな重い責任はいやです」。前世の記憶持ち。さらに神様特典を付けられ、普通のOLからチートな王女様として異世界転生しま
した。ある日、火の都アルカ=トルゴ帝国から父の名代として会議に出席するように言われ、かの国へ赴くが。なぜかアルカ=トルゴ皇帝サラムに求婚され強制的に婚約させられる。冗談ではありません! 私は神様から世界を託された使命があるのです(婚約破棄の口実)。全力で婚約破棄に奔走します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-17 23:00:00
14731文字
会話率:49%
水の都ミレーノの街には、地下水路を寝床にする浮浪児たちがいる。彼らは「土竜もぐら」と呼ばれ、みずぼらしいながらも毎日を精一杯生き抜いていた。
14歳の少年アオは、元々上流の育ちだったが、半年ほど前に両親を亡くして土竜の児の一員となった。
幼なじみのランは、父の自殺がきっかけで村を追い出され、今では土竜の児たちの中心的存在だ。
少年たちは互いに支え合い、時には図太く笑い合いながら、時には歯を食いしばりながら暮らしていた。
そんな中、ミレーノで連続通り魔殺人事件が起こる。「切り裂きジャック2世」と恐れられる犯人は、少年たちばかりを狙って殺し、死体の両目をくりぬく残虐な事件を繰り返していた--その脅威がアオとランにも迫る!
ミステリとも呼べないけどミステリジャンルかな?
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 15:08:43
55536文字
会話率:45%
イタリア北部に位置する水の都・ヴェネチア。
元マフィアの青年レオンは、元組織の仲間に追われてヴェネチアにやってきた。
修道院で働く少女ルチア、ルチアの幼なじみである男を始めとした人々が、レオンに様々なものを与えていく。
最後に彼が得たのは─
───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 13:20:42
25987文字
会話率:25%
妹の身体を治す――それが共に攫われ人体改造された過去を持つ高校生・冬鷹が、帝都北方自警軍で戦う理由だった。
東京にある、異能によって秘匿された異能者たちの街・水の都『重陽町』。
恩人であり、義姉である『佐也加』と、妹の『雪海』。
異能具技師
見習いで幼馴染の『杏樹』と、共に軍で働く親友の『英吉』。
そして、かつて重陽に住んでいたという天才少女『怜奈』。
――彼らと織りなす、青春異能ファンタジー。
この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-07 17:00:00
109154文字
会話率:40%
真夜中の水の都だけに起きる奇妙な日常。
最終更新:2018-07-29 04:59:54
3164文字
会話率:50%
或る所、ある時代に水の豊かな美しい都市があった。
最終更新:2018-06-28 07:26:17
5841文字
会話率:13%
アゲート王国は敗戦し、王女ノエルが人質として敵国へと囚われる。
だが、人質となるのは、本来はノエルの双子の妹、エレーヌのはずだった。
二年後、ノエルは助け出されるが、次に待っていたのは、金のために他国へ嫁ぐことだった。
嫁いだ先は仮面の公
国フランシスカ。
だが、そこで死んだと思っていた、あの男が姿を現す。
ノエルを二年も囚えていた、あの赤髪の男が。
双子なのに、幸せな結婚をするエレーヌ。
双子なのに、幸せから目を逸らし、全てを諦めるノエル。
他サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-03 08:56:53
148257文字
会話率:32%
最大の資本主義的諸強国による地球の領土的分割が完了し、世界は非核戦争を最大のビジネスと捉え平和の維持ではなく、戦争の維持を求め、世界は3つの帝国に分かれた。第一帝国は人を誕生から死去するまで完全に管理し、あらゆる特殊能力を持ち合わせた強化人
間を創りだす。第二帝国は機械工業が最も発達し、あらゆる機械の製造・販売・保守を行い小型から大型の兵器開発を行う。第三帝国は医療技術やバイオテクノロジーに特化し、最先端医療の実現とバイオ兵器の開発を行う。これらの三大帝国は常に戦争を人為的に発生させ、戦争ビジネスにより富の拡大を増長させた。そんな中、三大帝国の隙間を狙うかのように出現したのが魔界から介入し魔力を資源する第四の帝国であり、諸帝国の秩序を乱していった。
主人公の女性二人組は三大帝国をまたぐ組織のエージェントであり、様々な戦争・紛争地域に派遣され、鎮圧または事案の解決を任務としている。 例によって組織からの依頼で第二帝国領の研究室を襲撃し、目標物の探索と回収を行う。その際、研究所前で飛行型アンドロイドと戦闘。研究所内では白兵戦型のアンドロイドと戦う。
次に組織から最近、頻発している第四帝国の介入を牽制するため、大三帝国領内に派遣される。
水の都と呼ばれた土地では第四帝国の「水使い」、「ソードマスター」と呼ばれる魔界の戦士と機械人形が襲ってくる。
二体の戦士を倒すと大型の魔界の竜が襲来する。主人公達が攻めあぐねる中、二刀流の剣士が魔界から現れ竜を撃破する。その後、剣士が第四帝国を代表して主人公に決闘を挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 18:00:00
125215文字
会話率:47%
中学2年の土岐葉子は大都会・東京から水の都・滋賀へと転校する。
土岐は事前に仕入れていた情報によって、滋賀は豊かな自然に反した陰湿で腐った住民達の住む世界…という印象を抱いていた。
そんな絶望の中始まった転校の挨拶で笑いかけてくれた少女”
近江”
彼女に惹かれ、土岐は水の都・滋賀の魅力に触れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-08 00:02:35
7530文字
会話率:33%
「人間の君らが喜ぶ言葉は、『異世界へようこそ!!』かな♪」
花の香りが身体を包んだ。鈴の音、太鼓の音、笛の音。
最後に見たのは、美しい水の都だった__。
双子の姉妹が目を覚ました世界は、水の都、『水華都(すいかとう)』
中華と和が混じっ
たような国に新しく生まれ落ちてしまった。
このほかの国は8つあるという。
「双子とは、なんと美しい・・・」
「「なんでやねん!!」」
双子(24歳から若返り)が奮闘する、異世界イノヴェーション!ここに開幕!!
素人が投稿する作品ですので、誤字脱字があるかもしれません、
質問やコメントいつでもお待ちしております!!
絵もいつか載せたいなぁ・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 19:00:00
4155文字
会話率:37%
誰もが魔法を使うことができる世界の、とある美しい水の都といわれた国でのお話。
上流貴族の家に生まれたルミシアは両親に愛情いっぱいに育てられた。
しかし、母は上流貴族ではなく父の愛人であった。
よって、三人は細々と暮らしていた。それでも十分
幸せであった。
だが、その幸せな時は突然終わった。
常に笑顔で優しく語りかけ、様々なことを教えてくれた母の死。
ルミシアはもともと自分の気持ちを表現することがあまり得意でなかったが、その日からは心を閉ざしてしまったように一切笑わなくなった。
それから、継母のいじめ。地獄のような日々が始まった。
仕舞いには階段から突き落とし、車椅子生活を余儀なくされた少女ルミシアを誰もいない別邸へ隔離した。
そんな中、ある少年が屋敷に雇われ、別邸へやって来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 23:32:00
443文字
会話率:0%