紀元前630年頃。現在の山西省に晋という国があった。いわゆる春秋時代の大国である。
逆臣を父にもつ郤缺(げきけつ)は野に隠れていたが見つかり、文公に仕えるようになる。人々にとって賢君の文公であるが、郤缺にとっては跡目争いのあげくに敵方だった
郤缺の父を処刑した男であった。
郤缺は、父の仇に許され生き長らえることとなる。
主人公を主軸に大国晋を舞台とした歴史フィクション群像劇。
寵臣、近臣でもない郤缺はそれでも国を背負う責がある、それが逆臣の息子としての生き方であり矜持である。
春秋時代の記録を元に勝手ストーリーをねじ込み、人間関係を想像の翼を思いきり働かせて捏造構築、史書には脇役のように出てくる郤缺さんの半生をえがいてます。わざと歴史記録を曲解している部分多数ですが娯楽と割り切って楽しんでほしいです。
序盤数話に五十代半ばのおじさんが三十代半ばの郤缺を囲って愛人にしているBLシーンがあります。
春秋左氏伝、史記世家を一応参考文献にしておりますが、当該書に全く接点の無い人間同士が性的関係だったり会話したりしています。時代背景をあまり考えていないフィクションです。
具体的な性描写はありませんが肉体関係を示唆する描写がありR15
また、戦争シーンのため暴力描写あり。
更新は週に一~二度ほど
この作品は、カクヨム、ノベルアップ+にも先行掲載しております(7/16時点32話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 11:00:00
484412文字
会話率:39%
再び訪れた静寂に、部屋の中の状況をゆっくりと見回した青年が、は、と短く息を吐く。それから、終始表情を崩さないまま、さも当然のように成り行きを見守っていた壮年の男に視線を向けた。
「妙に落ち着いてるじゃねぇの、おっさん」
***
治安部隊
の男が、手柄を目論む青年の上前をはねる話。
暴力描写あり。
#いけおぢ豊穣祭 参加作品
(恋愛要素なし。性癖が他作品のみなさまと違いすぎてげらげら笑っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 18:00:00
5013文字
会話率:38%
女が秋のお彼岸の連休に何処か行かないと男を誘った。男は実家の掃除に行くと断ったので、怪しいわねと言いながら男に付いて男の実家に来た。
男の実家の掃除をしていると女は過去帳を見つけた。それには若い男女が同年同月に亡くなった記載があった。
これはその亡くなった二人の物語りである。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
また実際の事件、人物、団体等とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 20:14:15
10096文字
会話率:71%
「僕は、死にたい。だけど多分、死ねない」
「じゃあさ、私が君を殺してあげる」
「お前はいなくならないでくれよ」
「世界ってこんなに綺麗なんだな」
恵まれた僕と恵まれなかった彼女の2ヶ月の物語
※この作品は"カクヨム"に
も掲載しています
(カクヨム甲子園応募作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 08:41:39
19318文字
会話率:62%
こんな世界に自由なんて存在しない、だれも助けてくれない、手を差し出すことも許されない、完璧であることを強要される、蹂躙され圧力をかけられる日々…
人間は否定され続けると………
この小説はフィクションです
登場する団体、組織は存在しません
また、この小説には自殺描写、暴力描写あります
自殺を肯定、賛美する意図は決してありません
気分を害する恐れがありますので自己責任で閲覧してください
今回の小説は4編構成になってます
「前編」→「中編」→「後編」→「終編」
の順番にお読みください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 00:00:00
35364文字
会話率:64%
無数に起きてきたこと。
今起こっていること。
これから起こるかも知れないこと。
※評価は受け付ける設定にしておりますが、非公開とさせていただいております。
※この作品は「カクヨム」にも投稿しています。
最終更新:2022-03-01 17:03:04
5511文字
会話率:2%
『小説家であろう』で細々と、受けない小説を書き続ける俺。
今日もまた、小説賞サイトを見てしまった。
その瞬間、俺の部屋には世にも恐ろしい妖怪が出現する。
その女は俺を執拗に追い詰め、身も心も削っていく。その理由とは――
最終更新:2021-12-13 01:07:56
6025文字
会話率:24%
傭兵組合本部がある自治区フォルツは、絶対王政国家アスリロザ内にあった。
フォルツ区長の要請を受けた若き傭兵レイグラントは、すでに“迅風”の二つ名を付けられるほどの実力者でありながら、アスリロザ国王の道楽である闘技会への参加をするべく、アスリ
ロザ王宮へと足を踏み入れた。
孤独で哀れな姫君と、最高の相棒との出逢いがあると知らぬままに。
剣と魔法の世界での、ヒューマンドラマ、戦記風。
※キャッチコピーは気まぐれに変更することがあります。
※シリーズものの、ある種番外編的話です。現行シリーズから数年過去に遡ります。
※シリーズものではありますが、単独でも読めます。
ただし、やはり他のシリーズ話のネタバレや話の構成的にも、作者指定の順番にて読まれることをお勧めいたします。
1「剣と鞘のつくりかた」→
2「剣と鞘のつくりかた 《宿世の章》」→
3「今作」
※「今作」からは、シリーズ前回話までの投稿サイトから、数カ所に絞ります。
※今作が一番戦記らしくなると思います。
残酷描写、戦闘描写等多くなりますのでご注意ください。
※この話は、かつて作者が書いて途中になっていたものを書き直しています。投稿直前に書き直しているため、一回投稿当たりの文章の長さや更新頻度は不定です。
※書き直しながら都度投稿をしているため、途中で修正改訂することがあります。
【作者からのお礼】
閲覧・フォロー・評価など、ありがとうございます!
励みになります。完結に向けて頑張ります!
※縦組み推奨。
※別投稿でこのシリーズの世界・人物を紹介しています。(ネタバレ注意)
※シリーズ番外編がいくつか別投稿があります。
※カクヨム・エブリスタ・小説家になろう・アルファポリス・ノベルデイズに投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 00:37:56
8892文字
会話率:15%
記憶喪失の少年は、その世界に突然巻き込まれたーーーーー
少年たちは出逢った。
互いを利用するために。
小国に匹敵する領地を保有する、物産が豊富なマンダルバ。
その前領主逝去後に公表された遺言により、前領主が愛し、マンダルバ領外に出た女性
が産んだという息子を後継者とするため、近隣国にまでも情報公開し捜索が行われていた。
その渦中に飛び込むことになり、マンダルバ領主後継者候補として、記憶がないまま、少年は名乗りをあげることになった。
繰り広げられる、他の候補者たち陣営、マンダルバ前領主義弟、マンダルバ領すべての資産を管理する管財官らとの心理戦。
そして、少年に迫る敵の気配。
少年たちは、なにを思い、なにを選択していくのか。
記憶のない少年の目から見る、その一連の騒動。
人それぞれが生きるために起こす行動。
本人たちにとっては、皆が、その物語の主役だった。
(1話ごと文字数・約1万前後で投稿。戦闘描写は少なめ。ヒューマンドラマメインです。地の文、情景、心理描写が多目。第3話以降、人物が増えてタグも生きてきます。)
※異世界転生ではない・ゲーム要素皆無の、架空の世界観の現実的なオリジナル戦記もどきです。
【書き手からのお礼】
閲覧・フォロー・評価をありがとうございます!
※縦組み推奨。
※別投稿に、このシリーズの人物・世界を紹介してます。(ネタバレ注意)
※カクヨム・エブリスタ(新作セレクション11/14に選んでいただきました!1100pv感謝!)・小説家になろう(集英社WEB小説大賞応募中・3900アクセス感謝!)・アルファポリス・NOVEL DAYS(4000アクセス感謝!)・pixiv(面倒になって途中…) で公開中。
※「リクのうちの子供たち」の一人サンゼの目線からの、キャラ紹介的裏話スピンオフはじめました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894907618
スーザでのリクの周囲の人々の捕足みたいなものです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 22:05:46
263164文字
会話率:30%
異世界から現代日本に転移してしまった、勇者クラウンは、どうにかして元の世界に帰ろうとするのだが…
実はクラウンはてんで弱い、頭も悪い、性格悪いetc…けれど見た目だけはいいダメ勇者だった。
そんなクラウンを中心に、繰り広げられる
ドタバタコメディー。
果たしてクラウンは無事に異世界に戻ることができるのか?
※(逆)異世界転移を書いてみたくて、勢いで書いています。シュールなコメディーのつもりです※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 19:52:14
58909文字
会話率:61%
よくある悪役令嬢物語です。
主人公が若干、暴力的です。ドタバタしております。深く突っ込まずにサラっとお読みください。
貴族の通う学園に転入してきた、男爵令嬢。彼女は学園を恐怖に陥れた。
彼女の、あの行動は隣国で発生した『ヒロイン病』では
ないか、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 18:22:17
50882文字
会話率:40%
ずっと騎士になりたかったのに聖女になった!しかたなく魔物討伐について行ったけど・・・。あれ?私って結構戦える?自分の身は自分で守れる武闘派聖女とそんな彼女を守りたい素直に気持ちを伝えられない騎士の話。
ヒロインの戦い方がえぐいです。
最終更新:2021-09-06 19:00:00
36329文字
会話率:22%
上杉透真はその日、意中の少女高階凜に告白する。
しかし彼女が涙ながらに告げた返事は―――
「私、もうすぐ死ぬの」
余命わずかな彼女のために自分にできることはないか。
透真は必死で模索し一つの行動に出る。
時を同じくして地球から遠く離れ
た宇宙船の中、クルド星の王女サラは予知夢を視る。
自分達を救う救世主の夢を――――。
しかし、それと同時に残酷な事実も知らされる。
「あの子の命は風前の灯」
そして一年後、宇宙の果てから地球に降り立つ来訪者。
「3か月後に地球は消滅する」
突然の余命先刻を受けた地球の運命、そして透真と凜の恋の行方と生死は?
これは余命3ヶ月の救世主が地球を救うまでの物語―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 00:00:00
21013文字
会話率:30%
タイトル通り、主人公が、自分に思いを寄せる相手に、他の人には言えないアレをする話です。
一話完結です。
毎回、主人公やお相手は変わる予定です。
裏設定は特に考えていません。
完全に勢いのみです。
連載形式ですが、内容が内容だけに、気が向い
たら書きます。
ひょっとしたら一話で終わりかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 20:56:41
12030文字
会話率:17%
高校生・藤川翔太は下校途中に、不思議なお婆さんに自動販売機で飲み物ををおごるはめになった。その見返りにともらったのが、四回分の「他人に嘘をつかせる能力」だった。
※「ざまぁ」のようなスッキリする話ではありません。
最終更新:2021-05-03 00:06:50
31151文字
会話率:48%
「救世の英雄様。どうかこの国を帝国から、延いては愚かな王族同士の争いからお救い下さい」
10数年前、魔王が少数民族である魔人族を率い世界を蹂躙した。
少なくない国が滅び、残された人々は力を集めその侵攻に抗う。
そして数年に跨ぐ長い戦いの後
、“英雄”と呼ばれる者達が魔王を打ち滅ぼすことに成功する。
彼らの世界は確かに救われた。
しかし、大陸最大の国家であるジグレイ帝国がこの機とばかりに国土を広げようと侵略を始める。
周辺諸国は復興と共に帝国の侵略を食い止めなければならなくなり、続けざまに極度の緊張状態へと陥いることになる。
故郷のリベリア王国で隠居を決め込もうとしていた英雄の一人『カイン・リジル』も世界のうねりに巻き込まれていく。
「くそ、こうなる前に軍なんか抜けておくんだった……」
これは彼が世界を救いなおす――
人々を繋げる物語である。
世界を救う役目を受けた『勇者』と、魔王を倒し世界を救った『英雄』
2人の運命が今交錯する――
****
この作品は『勇者の視点』と『英雄の視点』で物語が進みます。
勇者が主人公の話はこちらで連載しているのでよければ一緒にお楽しみください!
→https://ncode.syosetu.com/n5600gh/
ツイッターアカウントにて更新の通知をしております。
→https://twitter.com/narou105折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 00:58:09
207365文字
会話率:40%
(2/10まで毎日20時更新:カクヨムで先行更新していますが、いったん完結しています)
王国召喚士の長メイソンが召喚したのは、勇者や英雄ではなく、厄災の称号を持つ少女だった。隻眼の召喚士見習いのレイは、メイソンの指示を受けて、彼女を元の世界
へ送り返すべく、反召喚の儀のために古代遺跡へと旅に出る。その旅の先に、最悪な結末が待っていることなど想像もできずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 20:00:00
101967文字
会話率:37%
12歳の冷めた伯爵令嬢と17歳のちょっと残念イケメンな侯爵家嫡男の幼馴染同士で婚約した二人の数ある物語の中の一つ。
※設定は、ガバガバです。
最終更新:2020-08-20 00:50:29
2867文字
会話率:37%
お前は何もできない、ただ生まれて死んでいくだけだと言われた。
お前はただ泡でしかないのだと。
ある男の回顧はその言葉から始まる。
とある国で英雄とまで言われた男がその生涯を振り返る。
最終更新:2020-07-03 07:03:10
2183文字
会話率:0%
生まれついての悪が居る。
それは|死と破滅《おわり》を振りまく災厄の存在。息をするように他人をおとしめ、その事にこの上ない快楽を感じる汚物のような存在だ。
彼女の名はアムリタ。
存在するだけで不幸を振りまく、地獄のような大淫婦。
誰も彼女の瞳から逃れる事は出来ず、誰も彼女の吐息に絡めとめられない事は出来ない。
彼女は人生の絶好機に訪れる。
姦淫による穢れに満ちた金杯を手に持って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 17:27:16
1982文字
会話率:35%
憧れのヒーローに裏切られた過去からヒーロー嫌いになった大学生・三上新がふとした偶然で知り合ったのは巷で話題の新人女ヒーロー・バルクガール。
ヒーローなんて誰もが身勝手な偽善者だ。そう嘯く新をなぜか慕ってくる彼女を、大学の先輩でヒーローマニア
の水澄奏は面白がり「三人でヒーロー活動をしよう」と持ちかける。
反発しながらも奏に押し切られて協力する中でバルクガールの素顔に触れるうち、頑なだった新のヒーロー嫌いも徐々にほぐれていく。
しかしある日、新の過去に起因するある事件が、三人の関係を大きく狂わせはじめて――?
ヒーロー嫌いの青年と、無垢なヒーロー少女と、喰えない性格のヒーローマニア。
三人がたどり着く「本物のヒーロー」とは一体。
数年前に書いたもののどこにも公開してなかった作品の供養になります。一応ひと区切りまで書き上げてあるので、更新ペースは安定するはず(忘れなければ…)。
※カクヨムとの並行掲載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 19:00:00
161171文字
会話率:48%
死の夢を見る小説家と、担当編集者が、事件を防ごうとする話。
この話はフィクションです。
登場人物は架空の人物です。モデルはいません。
暴力的な描写や、ネット犯罪的な内容がありますが、
現実世界での犯罪を奨励する意図は一切ありません。
現実
は平穏が一番です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 23:18:52
7183文字
会話率:38%