代々神職を務める家系、キャムデン家に生まれたエルマは、一族の中でもとびきりの霊媒体質である。彼女の視界に亡霊が絶えることはなく、頭痛や吐き気などの体調不良は日常茶飯事だ。
そんなある日、学校近くの遺跡を見学してレポートを書くという課題
が歴史の授業で出された。霊が見えるエルマにとって、遺跡などはできれば避けて通りたい所だったが、レポートとあらばそうもいかない。
キャムデン家が生んだ対霊武装を装備し、亡霊を拳で沈めつつ進むエルマの前に一人の少年が現れた。
彼はエルマが苦戦していた亡霊をあっさり倒し、霊媒体質に興味を持って近づいてくる。反射的に殴ってしまうが、少年は今までの亡霊のように消え失せたりはしなかった。
あまつさえ、とんでもない事を言い出したのだ。
「気の強い女も良いな、気に入ったぞ。お前を王妃にしてやろう! この、アデルバート・ノイ・バスカヴィルがな!」
アデルバート――それは、エルマが今いる遺跡の主で、キャムデン家が代々仕えてきた王家、昔日の若き王の名だった。
幽霊が見える少女と、オレ様少年王の、ひと時の交流の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-23 15:12:32
9333文字
会話率:51%
突然なぜか自分の部屋から豪華なお城の中のような部屋で外人イケメンに囲まれていた千代双真(中学三年生、バレー部員)そこで突然「この国の王」だと告げられ…?
苦労性お節介焼き少年王と爽やか王厨わんこ護衛達の不思議な日常…かもしれない。
最終更新:2015-02-09 23:29:39
1070文字
会話率:49%
ある森に魔女と6匹の弟子がいた。
ある時、王国の大臣が魔女の家を訪れる。なんでも、先代の王を暗殺された事で塞ぎ込み、大人の話に耳を貸さない少年王に困り果てているらしい。
魔女は、魔法にも学問にも精通する6匹の弟子を人間の少年少女の姿に変えて
王国へと送り出した。
弟子たちはそれぞれ宰相に登りつめようと頑張るのだが・・・。
(物語の真相を色々妄想しながら読んで頂けると嬉しいです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-07 09:00:00
7002文字
会話率:25%
かつて異世界トリップしてきた子供が少年になって王様になったお話。大嫌いな世界で、唯一の友達に依存して、ひっそり濃い執着を向けられています。自サイトに少量掲載しているものを焼き直して載せていますので悪しからず。
最終更新:2014-02-28 10:22:06
23940文字
会話率:30%
【あらすじ】
物語は十二世紀の西アジアが舞台。
わずか十三歳で一国の王――しかも信仰の対象である聖都を守るべき役目を負うことになった少年が歴史に現れる。
彼の名はボードゥアン四世。
時を同じくして聖都を十字軍国家から奪還せんとイスラムの英雄
サラディンが動き始めた。
新たに〈聖都の守護者〉となった少年王は、宿命に翻弄されながらイスラムの英雄との戦いに身を投じていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-21 16:22:22
13912文字
会話率:32%
▼少年王の成人とともに、後宮が整備される。女官に任じられた貴は、女主・星に恋してしまう。じつは、貴は男であった。▼そうとも知らない官吏の龍は貴にぞっこん。さらに、貴は王からも目をかけられるまでになるが、貴はその王の命をねらう立場にあった。▼
やがて国内で内乱の火が強まり、貴子の運命も恋も翻弄されていく。
※落星物語を組み直した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 22:45:20
8237文字
会話率:51%
万物の法則に働きかけることの出来るクリスタルを右手甲に持つ術者ジェラードのラサムと亡国の(生意気)少年王子ヤルタの珍道中。コメディーアクションファンタジー。※他サイトにも掲載
最終更新:2013-05-17 22:44:47
15201文字
会話率:38%
時は五代十国時代中期。
呉越王が太子・銭弘佐(せんこうさ)はお忍びで大火に見舞われた杭州の街を弟と共に視察を試みた際、弘佐は何者かにさらわれる。
その計画の首謀者は父王・銭元瓘(せんかんげん)。
なぜ父が息子の命を狙うのか……不安
と疑問に思いながら脱出を試みるとき、金髪碧眼の謎の少女に助けられる。
彼女の名前は香霄(こうしょう)。呉越国の社禝(かみ)。そして弘佐が幼い時に一目惚れした少女だった。
彼女に助けられた、そこは大陸でなく、日本海賊船で?!。
若干14歳の少年王の奇跡の先に待つものは……歴史×ミステリー×ファンタジー新感覚小説!
登場人物
◎銭弘佐(せんこうさ)>秀麗な呉越太子。
◎香 霄(こうしょう)>呉越王の社禝(かみ)金髪碧眼の少女。
◎銭弘倧(せんこうそう)>弘佐の同い年の弟。兄をとても尊敬している。
兄が王になる際「丞相」となり支える。仏教を信じている。少々感情豊か。
◎弘 純(ひろずみ)>藤原純友の残党。本名は銭弘環(こうかん)。
◎晁 衡(ちょうこう)>弘純の船に乗り込む謎の陰陽師。
◎銭元瓘(せんかんげん )>弘佐の父。息子殺害計画の裏にはせつない想いがある。
(pixiv・Blog・フォレストノベルにも転載してます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-17 20:23:30
67693文字
会話率:37%
段差につまずいたと思ったら、何の因果か私は異世界に落ちていた。ある人曰く、帰るためには答えを出さないといけないらしく。神の娘と持ち上げられ、少年王子によるやる気の見当たらない求婚から逃げつつも、帰り道を探す日々が始まる。■□■□01~18話
まで修正(2011.3.30)■□■□
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-30 20:47:59
46827文字
会話率:39%
太陽と月の伝説の伝わる国、アークリーグ王国。しかし偉大な『護国』王の死により、若干17才の少年王が立つことになる。しかしこの王には、誰も知ることのない伝説の『半身』が存在していた。
最終更新:2009-11-14 23:35:41
529文字
会話率:16%
内乱平定後、賢明な王と英雄によって繁栄に導かれる、緑と湖の王国。その中心地である王都から一番遠い、痩せた領地があった。領主は存在するも、実質、そこを治めるのは、娘であるうら若き才女である。恵まれぬ領地と民のために心を砕いて生きてきた彼女へ、
卑劣な策略の手が迫る。この地を失うことになるのなら、その原因となったものに必ず復讐すると誓う彼女であったが。四部作の第四部、最終部です。(09/10/27、余章を追加)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-27 17:44:58
108939文字
会話率:42%
大陸中に注目される、内乱平定後のスリノア王国の復興と繁栄。その緑と湖の王国を統べるのは、即位した年齢が14と幼い「少年王」であった。一方、少年王の器を疑う者が現れ、王から無慈悲な仕打ちを受けたばかりのスリノアの英雄へ、接触を試みる。四部作の
第二部です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-12 22:56:48
58465文字
会話率:36%
とある国を治める17歳の少年王は残酷であり、冷酷であることで有名だった。そんな王が奴隷部屋で見つけた一人の少女。彼は少女に『ローズ』と名をつけ、強引に自分の室にする。だが少女は牢から出ることを許されなかった…。
最終更新:2009-01-11 22:45:28
60192文字
会話率:23%