ある少年、鎌取 長可は昔から人とはならざる物体《幽霊》が見えており、昔から着く【死神】を祓う為に、【訳あり商品】などの《執着霊》がついた物を集めて自分に攻撃されるが、何故か守ってくれる【死神】。
その時、自分の通う小学校に転校してきた少女。
彼女は、少年と同じく人ならざる物が見え、祓うことの出来る霊媒少女。
【訳あり商品】に着いた無念なき魂を成仏するために現れ、【訳あり】についた《記憶》の中の殺人事件などを解決するため、少女からのツテを頼ったことで、難事件を次々と解決して言った現役天才探偵が、無実なき魂を成仏するため、少年に着く【死神】の真実が見え隠れしてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 20:00:00
4467文字
会話率:12%
学校の掲示板で仕事を見つけた甲島海将は、実入りの良い仕事だと思って、紅超常研究所の門を叩く。
彼に課せられた仕事は、職員の補助。しかし、この機関の仕事は研究と言うより、幽霊退治だった。
海将は手始めに『呪いの人形館』と呼ばれる、ガチものと有
名な幽霊屋敷に派遣され、そこで落ち合った研究所の正規職員、生意気な霊媒少女、碓氷レイと共に人生初の悪霊退治に挑むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 11:00:00
13418文字
会話率:22%
超霊媒体質の五十鈴は霊を引き寄せてしまう体質だった。
それを除霊する天才的な力を持った主人公:石妙 昴。
昴は五十鈴のために平穏を願う。
そんなある日、それを嘲笑うかのようにとある学園でオカルト研究会を立ち上げた謎の男、山田。
昴は山田
の霊への不必要な干渉を監視すべく五十鈴とその学園に入学することを決意するが……。
**注意事項**
※この作品は不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 21:20:50
30378文字
会話率:35%
代々神職を務める家系、キャムデン家に生まれたエルマは、一族の中でもとびきりの霊媒体質である。彼女の視界に亡霊が絶えることはなく、頭痛や吐き気などの体調不良は日常茶飯事だ。
そんなある日、学校近くの遺跡を見学してレポートを書くという課題
が歴史の授業で出された。霊が見えるエルマにとって、遺跡などはできれば避けて通りたい所だったが、レポートとあらばそうもいかない。
キャムデン家が生んだ対霊武装を装備し、亡霊を拳で沈めつつ進むエルマの前に一人の少年が現れた。
彼はエルマが苦戦していた亡霊をあっさり倒し、霊媒体質に興味を持って近づいてくる。反射的に殴ってしまうが、少年は今までの亡霊のように消え失せたりはしなかった。
あまつさえ、とんでもない事を言い出したのだ。
「気の強い女も良いな、気に入ったぞ。お前を王妃にしてやろう! この、アデルバート・ノイ・バスカヴィルがな!」
アデルバート――それは、エルマが今いる遺跡の主で、キャムデン家が代々仕えてきた王家、昔日の若き王の名だった。
幽霊が見える少女と、オレ様少年王の、ひと時の交流の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-23 15:12:32
9333文字
会話率:51%
未熟児としてこの世に生を受けた枦川成人は、それ故に虚弱体質で幼い頃に病気で死ぬはずだった。しかし彼の命はこの町――白季町の外れに忘れ去られたように佇む神社の土地神様によって救われた。一命を取り留めた成人は土地神様に感謝し、再び出会えること
を願って高校二年生となっても神社の参拝を欠かさない。そんなある日、成人は神社で奇妙な光景を目の当たりにした。白銀の髪とぶかぶかの白装束を纏った少女が、賽銭箱を抱くようにして昼寝していたのである。目覚めた少女は自分のことを神だと言い、さらに成人に向けてこうも言った。「わたしはお前の許嫁だ」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-09 00:25:31
123213文字
会話率:51%