「覚えてない?冬夜くんは銀河ステーションからこの列車に乗ったの。それで、今はわたしとこの列車で旅をしてるんだよ」
気が付いてみると、冬夜は銀河を走る列車に乗っていた。
目の前にいたのは謎の少女――シロ。
星の間を通り抜け、風に靡く銀色のすす
きとムーンストーンの竜胆を横目に、二人を乗せた列車はどこまでも走る。
行く先々で出会うひと、もの、景色。それらは冬夜に、ある罪を思い出させる。
※この作品は、フリーゲーム「銀河鉄道の眠り姫」を小説化したものです。そのためゲーム本編のネタバレがございます。
サイト【http://stellabox.hanagasumi.net/】
参考資料:『銀河鉄道の夜』『ひかりの素足』『よだかの星』『注文の多い料理店』『おきなぐさ』『80年後のKENJI~宮沢賢治 映像童話集~「銀河鉄道の夜」』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 22:22:02
68201文字
会話率:43%
宮沢賢治に親近感を覚える女子中学生の話。雨の日の横浜にて。彼女のように、孤独に酔うのも良いかもしれないと思う、今日この頃。
最終更新:2020-01-21 07:00:00
725文字
会話率:0%
宮沢賢治の『雨ニモマケズ』逆バージョン。
最終更新:2019-03-01 07:00:00
262文字
会話率:0%
童話好きな中学生の回想。
最終更新:2017-06-21 07:00:00
1075文字
会話率:0%
宮沢賢治の「よだかの星」のその後のお話。
夜空の星となったよだかを見下していた存在たちが、どう振る舞うのか。
全四章ですが8000字少々の短い作品です。
最終更新:2020-01-04 19:00:00
8602文字
会話率:53%
ことば遊び(オノマトペ、アナグラム)
意味のあるもの、無いもの
流行り言葉、コピーや気になるフレーズ、言霊などを自分なりに考察して行きたい
音楽のジャンルのラップなどもある意味『韻』を踏む『詩』なのかも知れない
最終更新:2019-10-27 10:41:40
8700文字
会話率:8%
周知のように今現在、2237年において日本語話者は200万人を切り、絶滅危険言語の一つに数えられている。先祖代々受け継いできた日本語という美しい言語を守るため、何かできることはないだろうかと普段から考えていたところ、今では読まれることのない
古典を紹介してはどうかと思いついた。友人に相談すると、「注文の多い料理店」という童話はどうかと勧められた。読んでみたところ実に素晴らしく、またほどよい短さもあり、まずはこの作品からはじめることにした次第である。しかしなにぶん300年も前ということもあり、現代の日本人には意味不明のことがら・習慣などが多く、注釈を施さないと意味が分からないであろう。そこで学者でもない素人の私ではあるが、注釈をつけて、紹介することにした。誤りについては読者諸賢の指摘をお待ちする。
なお、「注文の多い料理店」の作者は宮沢賢治。初出は1924年。
作者は今では忘れられているが、往時は教科書にも掲載され、誰もが知る存在だったという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 01:43:12
6809文字
会話率:0%
リストカット。エンコ―。ドラッグ。自殺未遂。レズセックス。そんなことばかりして生きてきた。それをするのは、ここではないどこかに行きたいからだったのに、どこにも行けなかった。私にとって、致死量の平和で満たされているこの場所は絶望だった。破滅の
強い衝撃が、私の生きづらい今日をここではないどこかへ連れ去ってくれるかもしれない、なんて期待した。でも結局どこにも行けなかった。傷だらけになりながら進む私の今日もまた青春なんて平凡な名前を付けられるのなら、メランコリックな10代は誰にも救えやしない。そして誰も笑っちゃいけないんだ。
これは私が生きてきた人生です。実体験を多く含みます。(リストカット、援助交際(?)、精神安定剤服用経験があります。)また、宮沢賢治が『春と修羅」という詩集の副題に「心象スケッチ」と付けていますが、私の場合も同じです。実体験に基づいていない場面もありますが、それは私の心象に物語を付けたものです。
電子の世界の片隅から、世界が好きになれないあなたへ向けて……
(完成済みですので、少しづつ更新していきたいと思います。毎日24時頃更新します。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 01:59:18
79767文字
会話率:44%
かつて学生時代に作り上げた作品の改訂版がここに登場。当時、憧れである宮沢賢治の『注文の多い料理店』のような作品を作りたいと思っていたらこんな作品が出来上がった。本作はそれの改訂版である。先にここで伝えておく。本作では宮沢賢治の作品のような終
わり方は私はしない、と。
突如、連れてこられた主人公が苦難と呼べるほどのゲームや争いを駆使する中、苦しみや悲しみ、友情それらを味わいながら謎の建物の頂上を目指す。結末はいかに。波乱万丈、破天荒満載、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 16:27:36
15324文字
会話率:45%
不慮の事故で妹を喪った少年の悔恨と孤独、そして再生の物語です。
最終更新:2019-05-08 23:03:54
23237文字
会話率:0%
音による支配を受けた世界。
耳につけた、大きなベッドホンによりある一定の音をノイズキャンセリングを行う。
バッテリー式、防水機能つきで四六時中ベッドホンを外すことはない。
音の共感覚、この国の多くは音により景色を認識してしまう。
かの有名
な宮沢賢治もそうだった。ベートーベンの交響曲を聞いたときは、音が映像になり、「この大空からいちめんに降りそそぐ億千の光の征矢(そや)はどうだ、手に手に異様な獲物を振りかざした悪鬼が迫ってくる」と言った折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 15:02:01
5163文字
会話率:55%
――どうして人は物語の中で生きられないのだろう。
読書が好きな少年は秋の図書館で、一人の“先輩”と出会った。彼女との出会いは少年を変えて――
というお話の第一話です。感想などいただけると嬉しいです。また作中、梶井基次郎『桜の木の下には』
と宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の内容を含んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 18:54:17
4579文字
会話率:29%
「いのち」についての二人の作品を比較して、感想を書いてもらいました。
最終更新:2019-02-01 10:39:18
666文字
会話率:0%
彼女の誕生日にせっかく予約したレストランに、彼氏の遅刻のせいで入れなくなったカップルが、喧嘩をしながらたまたま見つけた料理店。
そこは奇妙な注文が繰り返される、「注文の多い料理店」だった。
最終更新:2018-12-23 01:16:23
5935文字
会話率:49%
その日、二十二歳の菊池あさひは家出の途中だった。
あさひは岩手県花巻市のJR釜石線沿線の土沢駅の近くに住んでいる。ここは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルと言われている場所だ。そんなあさひは家を出て、盛岡に住む親友の小夜子の元へと身を寄
せるところだった。
だが、盛岡に到着するはずだった電車は、『まほろば温泉駅』という、深い霧に包まれた不思議な駅に着いてしまう。戸惑うあさひに、売店の老婆は、ここはこの辺りを治める姫神がひらいた、人ならざるモノたちのための温泉、『まほろば温泉』なのだと告げる。もし困っているなら、姫神から温泉の管理を任されている湯守にきいてみるといい、とも教えてくれる。
白い霊狐の白夜に案内されて、湯守に会いに行くことにするあさひだったが……
※こちらの作品は「エブリスタ」でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 16:06:29
86471文字
会話率:43%
この水仙月という言葉は、宮沢賢治の作品である「水仙月の四日」に登場する架空の時期を表す造語です。
この時期は宮沢賢治自身の解釈によって、春の訪れにも厳冬の訪れにも解釈できてしまいます。
しかし、それで良いという想いが僕のこの作品の着想にな
りました。
読む人の人生の時期、タイミングによって抱く感想や印象、見方が変わる作品になればと考えています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-25 22:50:40
979文字
会話率:9%
この作品はカクヨム様にも掲載させていただいてます。
この甘き死という言葉には、甘美な死という意味の他に服上死という意味も内包されています。
透明な幽霊は宮沢賢治の造語であり、可逆を内包させた言葉だと解釈しております。
存在という現象に対
する愛を描いた物語です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-09-24 18:16:32
704文字
会話率:0%
懐かしの八幡平と宮沢賢治に会いたくて福間家は旅に出ました。賢治の足跡、改めて敬意を払います、そして猊鼻湯西川。渓、圧巻でした。続けて、草津、鬼怒川。
湯西川は平家落人伝説の宿、しっとり落ち着き、日本の伝統的な宿を堪能しました。
最終更新:2018-09-09 05:00:00
12827文字
会話率:0%
猫社会は得てして、無情で、不条理なのだ。
最終更新:2018-07-27 20:42:09
3374文字
会話率:41%
とくべつな おもてなしは しませんが、
遊びにきませんか?
料理は好きだけど ごちそうはありません。
ご飯が おいしく食べられて
共に 笑ったり 泣いたり 怒ったり
「そうそう。あるある。」
「うんうん、ばっかだな~(笑
)」
「だいじょうぶ、だいじょうぶだよ、」
なんて、
ドンと盛った大皿料理のような
ワイワイ騒がしい詩集です。
季(とき)を映(うつ)す。
『季映』ときばえ
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 00:06:48
91138文字
会話率:22%
いち、宮沢賢治ファンの思ったこと。
(他にも出します。)
最終更新:2017-06-24 17:10:23
794文字
会話率:5%
宮沢賢治を読んで感じたこと。
(他にも出します。)
最終更新:2017-06-23 15:46:19
1392文字
会話率:9%
かの有名な宮沢賢治の詩のパロディです。
最終更新:2018-04-17 14:16:39
321文字
会話率:0%
ナナセは、セーラに連れられて列車に飛び乗った。
列車は真っ暗な夜の中を、北へ向かって走っていく。
最終更新:2018-04-13 20:12:48
1802文字
会話率:56%
水嶋穂太郎のお馬鹿集だよっ!
『あ、露出集のほたさんちーっす』とか呼ばれちゃうところを目指すよっ!
R15を一応は指定しましたが、たぶん平気だと思う。
おとなもこどももおねえさんもたのしもう。
(ここから先はやってることによって内容
が変更されます)
とりあえず『風の又三郎』(宮沢賢治)の写し書きをするよ!
ただ普通に写すだけじゃつまんないから、改変してもよさそうなところは改変するよ!
あと、「ここってこういうこと?」ってのはそういう注釈をいれるよ!
いっしょに勉強できるといいな!
じゃあいってみよっか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-07 05:00:00
7638文字
会話率:24%