星間国家、共生知性体連合。様々な知性体が集うその世界には、”龍骨の民”と呼ばれる種族がいる。彼らは生身で宇宙を渡る巨大な生物”生きている宇宙船”である。巨大なカラダに温和な心を載せた彼らの中に、新たな子どもが一隻産まれる。惜しみない愛情を注
がれ、お腹いっぱいにご飯を食べる幼きフネはすくすくと成長する。恒星間を渡り歩く力を持つに至ったフネの少年は、本能的に従い母星を離れてゆく。航路を同じくするフネ達の仲間と共に彼は超空間を進む。とある惑星に到着した少年は、異種族たちに出会い、共に激しい訓練を受ける。短いながらも濃密な時を過ごした彼は、自分のカラダに見合った職業に就く。それは宇宙を駆け巡りながら、自らのカラダを武器として戦う大変危険な仕事であったが、彼にとっては天職だった。何故ならば――少年デュークは生きている宇宙戦艦なのだから。
3月14日(日) 更新しました。
週一更新中。カクヨム掲載中。
【お知らせ】
新兵訓練所時代の改稿も大詰め。最後の訓練の話を投稿しました。96部分から4話になります。その後に、デューク達三角関係をまとめるお話を追加し、新兵訓練所時代の改稿を終了する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:35:44
1106362文字
会話率:60%
文樹瑠衣(あやきるい)は、サンバチーム『ソール・エ・エストレーラ』の立ち上げメンバーのひとりを祖父に持ち、母の茉瑠(マル、サンバネームは「マルガ」)とともに、ダンサーとして幼い頃から活躍していた。
周囲からもてはやされていたこともあり
、レベルの高いダンサーとしての自覚と自負と自信を持っていた瑠衣。
しかし成長するに従い、「子どもなのに上手」と言うその付加価値が薄れていくことを自覚し始め、大人になってしまえば単なる歴の長いダンサーのひとりとなってしまいそうな未来予想に焦りを覚えていた。
そこで、名実ともに特別な存在である、各チームに一人しか存在が許されていないトップダンサーの称号、「ハイーニャ・ダ・バテリア」を目指す。
二十歳になるまで残り六年を、ハイーニャになるための六年とし、ロードマップを計画した瑠衣。
いざ、その道を進み始めた瑠衣だったが......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 13:53:29
140297文字
会話率:13%
あまりに大昔の話で誰もが子ども達に読み聞かせるお伽噺の中にのみ存在するものかと思われたドラゴンは再び人々の前に現れた。かつては彼らを絶滅の危機にまで追いやった人々だったが、永い年月を経て殺す方法をすっかり忘れてしまった。
種族の繁栄は途絶え
滅びの一途を辿るばかりかと思われたが、希望はまだ潰えてはいなかった。ドラゴン殺しの方法を知る、ドラゴン殺しの血族がいたのである。希望の名はミヘラと言った。
※本作は別作品、2階からパソコンの作中作です。併せて読まないとイマイチ腑に落ちない箇所や意味不明な展開が徐々に増えると思いますが、では2階からパソコンを読めばすっきりするかと言われればそうでもないです。そう言う物語なんだ。本当に申し訳ない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 13:36:37
8188文字
会話率:58%
ある組織から逃走を図った子どもたち。一人の少年、ティルはみんなを逃すため、船から脱出するのをやめる。残ろうとしたリアだったが、ティルの思いを受け、リアたちは逃走に成功した。しかしティルはある組織、通称ライディー騎士団に連行される。
そして三
年の月日が流れ、ティル探しをしていたリアとワイズがようやくティルと再会を果たすが、ティルがライディー騎士団の仲間となっていった。
リアたちは逃走生活を送り、ティルはリアたちを追う生活を送ることに。
果たしてリアたちの思いはティルに届くのか、そしてなぜ騎士団ができたのか、謎が明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:00:00
1283371文字
会話率:54%
ある晴れたクリスマスの朝、五人の子どもたちが雪だるまを作っていました。
キーワード:
最終更新:2024-05-06 11:34:46
2004文字
会話率:28%
「ジルベール様、軍より呼び出しです」
朝の7時、若い男の落ち着き払った声が、1階から響いた。執事頭であるこの若者は、呼びかける相手の部屋に行く事もない。若者の声だけが、まるで母親が子どもに用事を言いつける時の様に階段を駆け上がった──
軍
属の若い貴族令嬢ジルベールは、自分と家族を取り巻く不遇な環境を脱するために奔走する。そんな中、名門貴族との婚約話が持ち上がるが──⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 10:10:00
225637文字
会話率:48%
対馬に召集された7人の子ども達。
青森、東京、宮崎、長崎、遠くは、中国、韓国の海外から集まった少年少女。そして対馬出身の少年である。
子ども達を集めたのは、謎の老人。周りからは、崎村老人と呼ばれる男性。
7人の子どもと1人の老人の対馬に伝わ
る7つの秘宝を探す旅がはじまる。
秘宝がみつかるたびに、子ども達の背負う背景が明らかになる。
対馬の歴史の重要性、対馬の名所もよくわかる内容となっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:28:37
60777文字
会話率:43%
科学技術が進歩して、ずいぶんと便利な世の中になった。そんな中で、良い年した大人が、魔法使いになりたいと本気で思っているなんて、他の誰にも言えない。本物の本職には別として。
リッコは子どもの時間を共に過ごした魔法使いとの思い出があるから、
魔法の存在を信じている。そのため魔法使いになりたいという夢を今も大切に抱いているのだ。
しかし夢の実現のためには杖を入手しなければならないと思い込んでおり、更には杖が高額で取り引きされる商品だとも誤解している。その誤解のまま突き進んで、魔法使いから絶縁されてしまうリッコ。
意気消沈する彼女の元に意外な朗報が届く。曰く、魔法の杖を工場で大量生産するので、その製品のテストをする技術者を探している。最初から最後まで手探りの業務になるが、やってみないかと。
魔法使いに縁を切られた以上、他に魔法の杖を得る道はないと考えたリッコは二つ返事でこれを引き受けたのだった。
本物と遜色ない杖の開発には否定的な魔法協会。
魔法など危険なだけで一利もないとする協会の対抗勢力。
珍しい製品で荒稼ぎに燃えるプロジェクト関係者。
それぞれの思惑が交錯する中で、魔法の杖の開発が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:48:47
24486文字
会話率:54%
子どもが春休みだけ塾に通いたいようです。
キーワード:
最終更新:2019-03-06 23:24:34
279文字
会話率:0%
子どもの頃の友だちと久しぶりに会うようなのをイメージしてます。
キーワード:
最終更新:2019-02-28 23:19:40
255文字
会話率:0%
難病で動くこともできず、食事も食べられない俺はただ死を待つだけだった。
次に生まれ変わったら元気な体に生まれ変わりたい。
そんな希望を持った俺は知らない世界の子どもの体に転生した。
見た目は浮浪者みたいだが、ある飲食店の店舗前
で倒れていたおかげで、店主であるバビットが助けてくれた。
そんなバビットの店の手伝いを始めながら、住み込みでの生活が始まった。
元気に走れる体。
食事を摂取できる体。
前世ではできなかったことを俺は堪能する。
そんな俺に対して、周囲の人達は優しかった。
みんなが俺を多才だと褒めてくれる。
その結果、俺を弟子にしたいと言ってくれるようにもなった。
何でも弟子としてギルドに登録させると、お互いに特典があって一石二鳥らしい。
ただ、俺は決められた仕事をするのではなく、たくさんの職業体験をしてから仕事を決めたかった。
そんな俺にはデイリークエストという謎の特典が付いていた。
それをクリアするとステータスポイントがもらえるらしい。
ステータスポイントを振り分けると、効率よく動けることがわかった。
よし、たくさん職業体験をしよう!
世界で爆発的に売れたVRMMO。
一般職、戦闘職、生産職の中から二つの職業を選べるシステム。
様々なスキルで冒険をするのもよし!
まったりスローライフをするのもよし!
できなかったお仕事ライフをするのもよし!
自由度が高いそのゲームはすぐに大ヒットとなった。
一方、職業体験で様々な職業別デイリークエストをクリアして最強になっていく主人公。
そんな主人公は爆発的にヒットしたVRMMOのNPCプレイヤーキャラクターだった。
なぜかNPCなのにプレイヤーだし、めちゃくちゃ強い。
あいつは何だと話題にならないはずがない。
当の本人はただただ職場体験をして、将来を悩むただの若者だった。
そんなことを知らない主人公の妹は、友達の勧めでゲームを始める。
最強で元気になった兄と前世の妹が繰り広げるファンタジー作品。
※スローライフベースの作品になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:32:59
200668文字
会話率:38%
大陸の傍に浮かぶ島、そこには實族、匣族という特殊な種族の中枢たる貴族が暮らしていた。
それぞれ傀儡師、道化師と呼ばれる彼らは、大陸に蔓延る妖魔を討伐する力と役目を担っている。
島唯一の養成学校、蒐洲学院本部では将来有望な師の子どもたち
が日々訓練や任務に勤しんでいた。
そこに通う傀儡師のディノはある日、相棒の道化師、メドに契約を持ちかけたが、いつも通りすげなく断られてしまう。師にとっての契約は特別な意味があったが、メドはここ最近の学院の不穏な空気に当てられとても受ける気にはなれなかった。
というのも、毎日のように種族差別や虐めが横行していたことにより、弱者として扱われた道化師側の鬱憤が今にも爆発しそうなほどに肥大化していたのだ。図ったように起きた事件では道化師が傀儡師を襲い、ディノとメドがそれを止めて事なきを経たが、それをきっかけとして次々と問題が浮き彫りにされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 16:32:12
68655文字
会話率:45%
この世に生を受けて以来、一度として仲間という人間関係を構築したことのない主人公。
彼は他人に歩み寄った経験もなければ、仲間を欲する願望も抱いたこともなく、自分以外の存在との接触を避け続けていた。
そんな彼の唯一の生きがいはMMORPG<デ
ィレクション・ポテンシャル>で遊ぶこと。
しかし、彼は仮想世界の中でもつねに独りでいる。
それは、自分に仲間は必要ない。ゲームで他人と一緒に遊ぶことなど楽しいどころか苦痛でしかないと思っていたからだ。
ゲームが一日の大半を占める生活を送っている内に、彼は「ゲームの世界で生きたい」と願うようになっていった。
そして、彼の願いは現実のものとなる。
他のプレイヤーを含め1万人が<ディレクション・ポテンシャル>の世界に呼び寄せられた。
彼は狂喜乱舞する。しかし、ゲームマスターからの最初のクエストは「3人パーティーを作る」ことだった。
クエストに失敗すれば、ペナルティとしてゲームの世界だけでなく、現実世界においても「消滅」を宣告される。
独りでしか生きたことのない彼にとって、最初のクエストが最悪かつ最難関のクエストになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 14:24:33
577139文字
会話率:46%
子どもを笑わせるためだけに作った、昔話を元にしたパロディです。
思いつくままに文字起こししていきますので、ネタが尽きるまでお付き合いください。
最終更新:2024-05-05 11:00:00
303277文字
会話率:54%
夜中に響く子どもの泣き声……。
不審に思った女は声をかける……。
父親を迎えに行こうとして道に迷ったという子ども……。
女は子どもを駅まで送り届ける事にする……。
その時奇妙な事が起こった……。
最終更新:2023-07-26 21:00:00
957文字
会話率:50%
『プールの後は、回り道して帰って来てね』
妻はそう言って私と娘を送り出した。
私はその意味が分からず、最短の道を選んでしまう。
それが帰れない帰り道の始まりとも知らずに……。
と書きましたが、甘口ほのぼのホラーです。
怖いのが苦手な方にも
お楽しみいただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 17:00:00
994文字
会話率:56%
この短編は、架空の王国とその周辺地域を舞台に、王権を覆す革命計画に参加する青年が、王政側に捕えられ、拷問を受ける物語です。「残酷シーン有り」と判断し、R15としましたが、最も残酷な拷問は、実際には行われません。責める役人が、脅し文句として語
るだけです(聞くだけでもゾッとしますが…)。
青年が受ける暴力と拷問、身体へのダメージを詳しく描いていますが、「残酷」だけの小説ではありません。苦痛と恐怖、絶望にさいなまれながら葛藤する青年の心情を丁寧に描きました。それでも故郷のため、仲間のために耐え忍び、極限状態の中でも機転をきかせて目的を達成しようとする強さと健気さ、そして、折れそうな心の本音と、父親の前で見せる子どもらしさに触れ、あなたもきっと この15歳の青年を愛おしいと感じることでしょう。
愛情あふれる父親と交わされる親子の情、思い・思われる仲間との強い繋がりが、悲劇の中にも温かく浮かび上がり、泣けます! 筆者自身も、毎日推敲し、声に出して読み返しながら、何度でも、何度でも、心地良い涙を流しております。
そして最後には救いも…、希望も…???
…きっと少しだけ明るい気持ちで読み終えていただけると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:15:54
20786文字
会話率:36%
太平洋のややユーラシア大陸側にある大陸は、アフリカ大陸と同じくらいの大きさがあった。
そこには、ロゾグという見かけは人とよく似ているが、食生活や能力が違う生き物が支配していた。
人間がその大陸を見つけてから、人とロゾグとの生存競争が行われる
ようになる。長い争いの中、激しい戦いもあったが、現在はお互いにらみ合いが続いている。
そんな中、ある父子家庭が日本で生活をしている。父親はロゾグの研究所で働いている。息子は、常に皆の中心にいるような子どもだった。
息子は、成長するにつれ、女にも事欠かない生活を送っていたが、大学生のある時に、初めて恋をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:00:00
290050文字
会話率:57%
好きな人のお嫁さんになる。シャノンのその夢はあっけなく打ち砕かれた。
どうやら自分は和平交渉のために帝国の皇帝と結婚するらしい。世界の血統のいいとこどりとも言えるシャノンの結婚は、ペットの子どもをあげるかのようにあっさりと決まった。
それな
りにショックを受け、泣き暮らしたシャノンは皇国に向かう道中魔獣に襲われて死にかける。だがその時、シャノンの中に流れる古代神聖王国の血が目覚めて―――
そして、一度死にかけたシャノンは悟った。
「やっぱ命あっての物種よね。お飾りの皇妃? なにもしないのに養ってもらえるなんて天職では!? 体も強くないし、帝国でぬくぬくさせてもらおう!!」
一転、お飾りの皇妃に前向きになったシャノンだったが、結婚式の後問題が生じた。
「……侍女が、誰も来ない……」
まずは侍女を探さないといけないようだ。
〈楽して生きたいシャノンが頑張らないために頑張るお話。〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 22:12:09
418210文字
会話率:45%
鶯に天妃の記憶と力が戻り、天帝と結ばれて天上の世界に帰った。
鶯は天帝黒緋と、黒緋との間にできた二人の子ども(紫紺・青藍)と天上の宮殿で幸せに暮らしている。
しかしかつての黒緋は天妃を迎えていながらも、多くの妻室(妾)を娶っていた。黒緋は天
妃鶯を愛したことですべての妻室を離縁したが、それでも元妻室たちは天帝の寵愛を忘れられずに鶯に嫉妬して憎々しく思っていた。なかでも三の妻は鶯を激しく憎悪し、呪っているという噂まである。
噂を裏付けるように鶯の周りで異変が起き始め、しかも鶯をつけ狙う男まで現われて…。
本作品はシリーズ作品です。
【第一部】
天妃物語 〜鬼討伐の条件に天帝の子を身籠ることを要求されて〜
天妃物語 〜本編後番外編・帰ってきた天妃が天帝に愛されすぎだと後宮の下女の噂話がはかどりすぎる〜
【第二部】
天妃物語 ~「私以外にもたくさん妻室がいた天帝にお前だけだと口説かれます。信じていいのでしょうか」~
※カクヨムやエブリスタでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 22:03:47
47706文字
会話率:45%
こちらは本編後番外編『天妃物語〜本編後番外編・帰ってきた天妃が天帝に愛されすぎだと後宮の下女の噂話がはかどりすぎる〜』です。
ハッピーエンドのその後なので甘いラブラブです。
楽しんでいただければ嬉しいです。
感想などいただけると励みになりま
す。よろしくお願いします。
鶯(うぐいす)…斎宮(さいぐう)の白拍子だったが天妃の記憶と力を取り戻す。斎王の双子の姉。
黒緋(くろあけ)…天上の天帝。
紫紺(しこん)…黒緋と鶯の子ども。長男。
青藍(せいらん)…黒緋と鶯の子ども。次男。
離寛(りかん)…黒緋の友人。天上の武将。
萌黄(もえぎ)…斎宮(さいぐう)の斎王(さいおう)。鶯の双子の妹。人間では稀にみる神気の持ち主。
※平安時代、神という存在は天上の天帝。
※斎王とは伊勢の斎宮に暮らし、地上で天帝に祈りを捧げる人間。表向きは歴代皇女の任だが、実際は神気の強い女性が選ばれている。
※カクヨムへエブリスタやベリーズカフェでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 20:03:50
40441文字
会話率:45%
平安時代。
鶯(うぐいす)は斎王(さいおう)に仕える白拍子(しらびょうし)だったが、鬼に追われて京の都に逃げてきた。
鬼に襲われたところを謎の陰陽師・黒緋(くろあけ)に助けられる。
鶯は鬼討伐を黒緋に願ったが、黒緋は叶える条件として「俺の子
を孕んでほしい」と要求してきた。
突然のことに鶯は驚くも黒緋は思いがけないほど真剣だった。黒緋は強い子どもが欲しいと望んでいるのだ。
鶯は迷いながらも鬼を討伐してくれるならと了承し、黒緋の子どもを身籠ることを引き受ける。
そして満月の夜、黒緋と鶯の赤ん坊が誕生した。紫紺(しこん)である。
こうして謎の陰陽師と鬼に追われる白拍子と子どもの紫紺。三人で暮らすことになった。
家族のように暮らすうちに鶯は黒緋にしだいに惹かれていき、本当の夫婦になりたくて一途に尽くす。
だが黒緋の正体は天上の天帝で、鶯が恋をするのも畏れ多い存在だった。しかも黒緋が鶯に子どもを生ませたのは理由があって……。
鶯(うぐいす)…斎宮(さいぐう)の白拍子。斎王の双子の姉。神気が一切無い。
黒緋(くろあけ)…謎の陰陽師。正体は天上の天帝。
紫紺(しこん)…黒緋と鶯の子ども。長男。
青藍(せいらん)…黒緋と鶯の子ども。次男。
離寛(りかん)…黒緋の友人。天上の武将。
萌黄(もえぎ)…斎宮(さいぐう)の斎王(さいおう)。鶯の双子の妹。人間では稀にみる神気の持ち主。
※平安時代、神という存在は天上の天帝。
※斎王とは伊勢の斎宮に暮らし、地上で天帝に祈りを捧げる人間。表向きは歴代皇女の任だが、実際は神気の強い女性が選ばれている。
※カクヨムとエブリスタでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 14:08:24
147685文字
会話率:37%
『異世界転生』っ!?そんな事が実際に自分の身に起こるなんてっ・・・?
どこにでもいる様な30代のおっさん・西嶋明人(にしじまあきと)は、ある日の帰り道、子どもを助けるために、身代わりで交通事故に遭い、その生涯を閉じてしまった。
気が付く
と、不思議な空間で『神様』を名乗る美少女と邂逅。
いわゆる『オタク』であった彼は、『異世界転生』のテンプレかっ!?と、思ったのだが、どうも事情が違う様だ。
自身の身に宿っている『英雄の因子』という不思議な『力』を、『異世界の神』が酷く自分勝手な理由で欲しているそうで・・・。
デフォルトの『能力』しか発現していなかったため、一般人であると思い込んでいた、とある『英雄』の物語。
ーこれは、『異世界アクエラ』で紡がれる、一番新しい『王道』から少し外れた『英雄譚』ー
※この作品は「カクヨム」さんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:00:00
2760318文字
会話率:29%
子どもが大好きな保育士の茉里奈。
予期せぬ事故に巻き込まれて絶命したが、目が覚めると見知らぬ女性に転生してしまった。
その女性、マリアンヌは継母として侯爵家に嫁ぎ、二人の子とともに過ごしていたのだが、マリアンヌは屋敷の者達に厳しくあたり、さ
らには子ども達にもキツくあたっていた。
子ども達や屋敷の者達から嫌われるマリアンヌだが、子どもが大好きな茉里奈は、なんとか距離を縮めようと奮闘するのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:46:20
53790文字
会話率:32%
俺はドラゴンになりたい。そんな子どもの頃のような夢を持つ少年はガチでドラゴンを目指すことにした。
だがしかしその夢は叶わず死んでしまう。
そして目が覚めると少年はドラゴン?になって転生させられていた。
ちなみに少年は前世の肉体を引き続いだ上
にチート級の魔力を得た。
その魔力はたくさんの生き物を救う不思議なものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:00:00
256816文字
会話率:40%
【イケメンで優しくてオバカな兄と、彼に振り回される金髪美青年な弟のクレイジーで明るい日常】
日本で錬金術の研究をしながらアンティークの店を経営している、仲良し兄弟のアレクとジェル。
彼らの日常は英雄や神様が来店したり、異世界に飛ばされたり、
宇宙人に遭遇したりといつも不思議なことばかり。
ゆる~く読めて毎回ハッピーエンドなコメディ短編集です。
一話完結のオムニバス形式でどの話から読んでも大丈夫です、気になったタイトルからどうぞ!
【人物紹介】
アレクサンドル:愛称「アレク」兄。
黒髪碧眼の超絶イケメンだけど、無邪気でやんちゃなトラブルメーカー。
ロボットアニメが大好き。
アンティークの仕入れでたまに海外に出かけている。
ジェルマン:愛称「ジェル」弟。
アンティークの店「蜃気楼」の店主。読書家で物知りな錬金術師。
金髪碧眼の超美形だけど、お金の事にうるさめでオカン気質。
白ノ守尊:愛称「シロ」
「蜃気楼」がある土地の守護をしている氏神様。アレクやジェルとは友達。
見た目は子ども、でも実際は495歳。
ジン:愛称「ジンちゃん」
ランプの魔人。ガチムチのオネェ。
「蜃気楼」のお得意様。
※この小説はノベルアップ+とアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 18:10:00
367795文字
会話率:55%
かっこいい勇者アレクの感動ストーリー。弟と犬と子どもがでてくる。泣けるやつ。
※この作品は2021年4月3日更新の「それは非売品です!~残念イケメン兄弟と不思議な店~」の48話に登場する「アレクが書いた小説」を再現したものになります。
それは非売品です!
https://ncode.syosetu.com/n1726fa/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 16:33:16
759文字
会話率:18%