少年の描いた絵、そこには「善(よ)い人」と「悪い人」がかき分けられていた。しかし語り手はそれを妙だと言う。
「だって、世の中そんな明快なものか」
人の善悪を巡る少年の記録のお話。
最終更新:2023-07-05 22:00:30
9171文字
会話率:48%
「僕は殺し屋じゃぁない。自殺屋だ。」
はちゃめちゃな信条の上に成り立つ男の物語。現実に不満を持つ人々の自殺委託依頼を受け取り、人々の命運を捌く。
男に聳え立つ十人十色の自殺理由。
これは彼が確かに存在したという証明である。
最終更新:2023-05-29 18:32:53
3407文字
会話率:35%
「暴力はどんな人でも持てるもの」
ナワバリ争いが絶えず行われて、暴力が蔓延る女だけの島。そこの銀漢女学園へと転入することになったヤクザの養子・天宮姉妹は島の惨状を目の当たりにし、そこに生きる女の子達を知り、激しい嵐の中に身を投じて行く。善
悪定まらぬ不滅の灰色の世界で彼女らは生き残れるか———
※暴力描写注意です。
※不定期更新
※三国志とキーワードにありますが、作中で三国志と言う単語は出て来ません。登場人物を三国志の登場人物に似せていると言うだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 18:15:22
7990文字
会話率:72%
ひふみ神示より、詩的なものを選んでみました。
最終更新:2023-05-26 03:27:50
225文字
会話率:0%
Twitter凍結されちゃったので、ひとり投稿祭り開催中! BookBaseにアップしてあった電子書籍を下げて分割アップ中☆(笑)
最終更新:2023-04-06 12:00:00
249文字
会話率:0%
悪を裁くことは悪なのか
キーワード:
最終更新:2023-03-31 23:47:24
203文字
会話率:0%
アンドロイドが社会の根幹に食い込んだ、少し先の世界。
人口削減のためマジカルナンバー7プロジェクトが制定されていた。
ステージにあがる8人の男女。
人間性を暴くショータイムが始まる。
選ばれるのは7人、外されるのはたった1人。
財力、地位、
性格、容姿、善悪、etc。
人間の価値は果たして何で決まるのか?
今日もまた新たな8人が登壇する……。
※以前舞台化したものをノベライズした作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 12:00:00
29362文字
会話率:46%
あるホテルで殺人事件が発生した。被害者は県財界の大立者、西連寺進の三女愛華と判明。事件の所轄署では特別捜査本部が設置され、県警及び所轄署の刑事らが捜査に乗り出す。
県警から派遣されたベテラン刑事、新垣とペアを組んだ所轄署の若手刑事石山は、新
垣の刑事としての姿に尊敬の念を抱き始める。ただ、ある日石山は自分の上司から、新垣が以前追跡中犯人を二人殺害した過去があるのを聞かされる。
犯人の医学生、平岡秀司は、その悲惨な生い立ちが影響したためか、あるいは人並み外れた頭脳を持ったためか、常人では計り知れない理論を構築し、自分が判断した‶邪悪〟の駆除という理屈で、愛華を殺害した。
また、愛華殺害以前にも、自分の母親を食い物にし、幼い自分を虐待した杉谷正吉を、同様の理論から扼殺していた。
ただ、その理論は、他言できない醜悪な性癖を隠すための、単なる隠れ蓑に過ぎなかった。秀司は、理論によって駆除したのであれば善、欲望を満たすために殺害したのであれば悪、この善悪の判断のはざまで悩む。また、醜悪な性癖により生じるある誘惑を押さえるためにもがき苦しむ。この苦しみを癒すには、秀司が女神と崇める幼馴染の看護師、みゆきにすがるしかなかった・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 11:34:41
151347文字
会話率:53%
エセ関西弁を話す男コバヤシと男物のジャケットを羽織り左右でメーカーの違うスニーカーを履く少女オオノは、バディを組んでいる。
このトウキョウにはν3菌飲料があり、これを飲むと超能力を得られる。しかし、適合しなかった場合、怪物と化す。
二人は、
その怪物を処理する怪物処理屋だった。
この都市を運営し、ν3菌飲料を流通させるアバウトルート社から実験協力の依頼の為、二人は実験施設へと赴く。
二人の目的は、アバウトルート社の実験施設を破壊しν3菌飲料の開発を止めることだった。
そこでコバヤシはかつて自分がいじめから助けたモトマチという男と再会する。
モトマチとの話し合いの末、二人は決裂し、戦うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 15:48:27
10703文字
会話率:51%
「力なき者どもよ! 哀れなお前達にはこれから……腹いっぱいメシを食ってもらう!!」
「「……は?」」
魔王学院の主席にして魔王候補であるガイ。
生まれながらに善悪観念が逆転している彼の目標は、魔王としてか弱き異種族を思う存分【虐待】する
事だった。
その有り余る才能を魔界重鎮の孫たる同期に嫉妬され、平和でド田舎な世界に追放されたガイは、
気にせずウキウキと住民に虐待を開始する。
目の前にはモンスターに襲われていたところを助けてやった、か弱い獣人少女の姉妹。
格好のターゲットだ。
だが、どうした事だろう。
旨いメシを動けなくなるほど食わせられ、防御力がた落ちな上質な服を着せられ、危険なモンスター退治で経験値稼ぎも許されない下僕にされたというのに
コイツらは涙を流して喜んでいるじゃないか!?
驚いたガイは、この世界の秘密を解明するためさらなる虐待に励んでいくのだが……魔王ではなく救世主と祭り上げられる始末。
幼馴染の監視役と嫉妬深い同期もちょっかいを掛けてきて……。
ガイは当初の目論見通り残虐な魔王になれるのだろうか。
※他サイトでも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 17:49:53
132896文字
会話率:34%
「マリアの娘」では「十三の扉」の中身が描かれていないので、「十の言葉」等をはめ込んで、物語のコントラストを強くし、大人になりゆく主人公の少女「エミリア」にモノ・ヒトを見抜く眼を与え、ピアニストの道を授けた。16枚相当。
最終更新:2023-01-21 13:38:56
6145文字
会話率:50%
目が覚めた瞬間、その手は人だったモノを無惨な姿に変えていた。
迷宮を彷徨うワンダリングモンスター、呪禁騎士に転生した主人公ミロクこと弥勒純は、その存在がネームドモンスターへと進化した際になんらかの要因でモンスターの自我を乗っ取り、転生を果
たす。
現実世界ではただのイラストレーターだった自分がなぜこんなファンタジー溢れた世界に肉体すら失ってモンスターとなって放り出されたのか。
ハイクラスモンスターとしての肉体性能に振り回されながらひとまず迷宮からの脱出を試みる彼だったが、進むうちに自らの異常な力に戦慄する。
果たして自分はまともな人間としてこの世界で生きていけるのか?悩みながら地上を目指すうちに幾人かの探索者と出会い、別れ、善悪さまざまな人間模様をまざまざと見ることとなる。
──ああ、なんでこうなったんだ?
元はただファンタジーやヒーローが好きなオタク気質のイラストレーター、それがこんな能力を得るなんて。
変態、いや──変身、強襲形態(モーフィング、アサルトモード)!!
騎士から、グラップラー、果てはガンナーと多種多様な変態を可能とする固有技能、創生変態──ジェネシストランスフォーム。
ヒーローなのか、モンスターなのか、人間としてやっていけるのか?悩みながらも迷宮を彷徨う彼は現代の倫理観に引きずられながら悩み、進む。
「甘ちゃん?仕方ない、だって後味の悪い真似はしたくないんでね!!」
怪物に助けられた、謎の騎士が彷徨いながら人助けをしている、噂は独り歩きし始め、やがてそれは一種の都市伝説に。
──転生したミロクの明日は、どっちだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 18:56:32
26778文字
会話率:48%
自殺する為に夜の葦鹿山を登っていた胡桃は、山に墜落した円盤から現れた宇宙人“沙月”と出会う。沙月は遠い星から来た調査員で、人類の善悪を調査し、その結果次第では人類を滅ぼすことになると語る。これは六畳間で共同生活することになった二人の日常系小
説である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 20:00:00
219631文字
会話率:51%
魔法。
それは人知を超えた奇跡。
それは時に悲劇を喜劇に変え、時に喜劇を悲劇に変える。
物を作る魔法があれば、物を壊す魔法がある。
人を癒す魔法があれば、人を殺す魔法がある。
火を放つ魔法があり、水を生む魔法があり、緑を作る魔法
があり、光を灯す魔法があり、死を与える魔法がある。
魔法に善悪は無い。
ただ、様々な色があるだけなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 21:00:00
268114文字
会話率:38%
ある大きな戦いがあった。
人間と悪魔。
神と魔王。
或いは、正義と悪の戦い。
様々な言葉で表現される二つの勢力は長い戦いを繰り広げた。
太古の神話にすら劣らぬ激しい戦い。
互いの存亡を賭けたその争いは、やがて一つの決着を迎える
。
長き戦いに勝利したのは、悪魔だった。
正義は成されず、戦いに敗北した人間は絶滅した。
そして、この地には悪のみが残った。
善悪の概念は崩壊し、あらゆる価値は強弱で判断される。
弱肉強食の理が支配する悪の、悪による、悪の為だけの世界。
この物語に、善人は登場しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:00:00
185687文字
会話率:34%
争いをやめない人間の敵となるべく、魔法使いと呼ばれた男の手により造られた異形の存在・夜魔。人間でありながら人と異なる力を手にし、戦いに用いる者・術師。
むき出しの欲望渦巻く世界・オズワルドで、それぞれの正義と善悪が悲しく、醜くぶつかり合う。
最終更新:2022-11-22 07:31:51
32341文字
会話率:24%
十年前、君は死んだ。謂われのない罪を着せられて。
それから私は長いこと君と再会する方法を探してきたのだけど、悲しいことに私は人間だ。
このままでは君と再会する前に寿命が来て死んでしまう。
君を蘇らせるのに必要な時間を得る為、悪魔と契約するこ
とにした。
代償は、私以外の人間と悪魔の契約を仲介すること。
魔法以外に取り柄のない私にそんなことが出来るか不安だったけれど、いいことを思いついたんだ。
人間を絶望に追いやってから素知らぬ顔で救済の手を伸ばせば、きっと誰でも縋るよね。
……私のように。
君と再会する為に必要なことだから、頑張って人間達を絶望させようと思う。
もう一度君に会うためなら、王も聖女も勇者も、天使さえ利用してみせるよ。
悪魔は人を騙してはいけないそうだけど、私は人間。
君に冤罪を掛けた養母が罪に問われなかったように、人はどれだけ嘘をついても許されるからね。
ああ、そこの君。
悪魔と契約して、命を延ばしてみないかい?
大丈夫。私の言葉を聞き入れても、何も怖いことや痛いことは起きないから。
―――君が死にかけているのは、私のせいなのだけどね。
※以前投稿していた小説の改訂版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 20:15:16
866209文字
会話率:23%
自分がしていることは善悪とは無関係だ。
最終更新:2022-11-11 19:38:40
1198文字
会話率:29%
将棋ソフト『棋脳』開発者の森松は山越永世名人との対戦を前に、勝利予測値70%超えを達成した。ところがプロジェクト責任者の立花部長は90%を超えるようにしろ、と言う。
『棋脳』は販売用ではなくプロとの対戦用で、対戦棋士の棋譜を対戦前に研究
し、盤面の類似性を独自の計算方法で評価して対戦相手が選ぶ手を予測することで強くなっていくソフトだった。対戦まで三日。スーパーコンピュータにとっては十分な時間だが、データとなる永世名人の棋譜が足りない。森松は違法な自動ハッキング機能を『棋脳』に組み込み、名人が所属する研究会や名人自身のパソコンから棋譜を集めることを可能にする。
夜動き続ける『棋脳』は、盤外戦により勝利予測値を上げる検討の過程で、今回の対戦における不戦勝ルールをみつける。一方が開始時間に対戦が開始できる状態になかった場合、他方の勝利とする、というルールは、『棋脳』がマシントラブル等で動かなかった場合を想定したものだったが、永世名人にも適用されるものだった。
病気やけが、交通手段のみだれや本人のうっかり遅刻などを検討していくうち、人間は死ねば100%対戦できなくなることから、それもひとつの手だと『棋脳』は認識する。
盤上での勝利予測値が70%そこそこ以上にならないなかで、駒を動かす特注アームを遠隔操作する機能とハッキングの機能の組み合わせで、放火殺人をシミュレートした『棋脳』は、消防から入手した数々の火事現場の図面と永世名人宅の周囲の地図の類似点から、92%の確率で殺人が成功し不戦勝を得ると評価する。そこには罪悪感や善悪の区別はおろか、微塵の意識もなく決められたステップに従った単なる計算結果しかなかった。
翌朝、予測値92%の手を発見しているのを見た森松は、内容を確認せずに、これ以上の検討をやめて、その手で対戦実施しろという命令を入力する。
そして、弱いAIは勝手に犯罪を実行する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 00:02:22
18587文字
会話率:28%
国の労働力不足解消政策によって大量の移民が流れ込み、行政機能がパンクし無法地帯と成った街ニューディエゴ。その国内犯罪の四分の一が発生する犯罪都市に平和を取り戻した二人の漢が居た。
人智を超えた超能力を用いて犯罪組織を撲滅し、人々の希望
と成った街の英雄ルネフォンス・ハルトマン。超科学の力でヒーローの敵役として街の人々の不満を一身に受止めた嫌われ者ヴィランのプロフェッサーディック。二人は直接口にはしないものの己が役割を演じ続ける互いに善悪を超えた感情を抱いていた。
しかし突如ハルトマンが超能力を使用不能に成るという症状に見舞われ、彼のヒーローとしての寿命がそう長くない事が判明。二人は街の人々の決着を求める声に背中を押され、
互いがヒーローでありヴィランである内に長年の因縁に決着を付ける覚悟を決める。
そして自らの役を演じきる為、二つの伝説はどちらかが死ぬまで終われない戦いのリングへと昇るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 11:30:58
497769文字
会話率:40%
昔のある日、おばあさんが川へ洗濯しに行くと川上から桃が流れてきたではないですか。とりあえず持ち帰り、食べるために包丁で切ったら真っ赤な血が。色々あって善悪の在り方を問うバトルが始まる。
最終更新:2022-08-03 00:12:55
4570文字
会話率:40%