『顔だけ見れば超最高、でも頭の中身は小学校』と中学生の頃噂されていたナツ。美少女の顔に騙された男子達は、ナツの愛する『小学生が好みそうなちょっとお下品トーク』を聞き沈黙することに… 先輩サチに騙されて高校でも吹奏楽部に入部することになったナ
ツ。早速ナツに任された仕事は『新入生勧誘係』だった。はたして自他共に認めるちょっとおバカなナツにこの大役が務まるのか?〈登場人物〉喧嘩上等サチさん、密かにナツに想いを寄せる男前ルイ、イケメン大好きモモコ、孔明の再来?アンズ、浮世離れなお嬢様武者小路さん、天然空手女子剛堂先輩etc…個性豊かな先輩、友人に囲まれながら、今日もナツのオモシロ生活が繰り広げられる。 ※この作品には、小学生が好みそうな若干お下品な表現が含まれます。 ※序盤、ストーリーを進めるためギャグは少なめですが、じわじわオモシロ要素が増えてきます。 ※オーボエはしばらく登場しません。 ※この物語は吹奏楽部を舞台にしたコメディですが、音楽的な描写はほとんどありません。それをご理解いただいた上で、どうぞお楽しみ下さい。※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:29:05
164846文字
会話率:48%
「駄目よ!」
バンッと机を叩く音が、部屋に鳴り響いた。
「私はこの婚約はできないわ。まして王太子妃なんて、死んでも無理よ! はぁ、はぁ」
「お姉さま・・・・・」
激昂し侍女に宥められているのは、このボルイック侯爵家の長女リズマリー。そ
の様子に、悲しい眼差しを注ぐのは、異母妹サンベルナ。
母は違えど、深い歴史を持つ由緒正しき家門の娘達。
リズマリーの亡き母マリーアナは、隣に位置する大帝国の公爵家の出で、彼女らの父となるアーモンに一目惚れし、半ば強引に嫁いでいた。アーモンはサンベルナの母アメリアと結婚間近であったが、マリーアナの父ローラン公爵がこの国の国王に圧力をかけ、彼らの婚約は白紙にされた。その後鳴り物入りの王命で、アーモンとマリーアナは結婚。
騎士団長であるアーモンが遠征の間、羽目を外して愛人とのバカンス途中、崖から馬車が転落してマリーアナと愛人は死亡。醜聞を隠す為に愛人のことは伏せられ発表されたが、派手な逢瀬は普段から目撃者も多く、虚偽も織り混ぜられ面白おかしく人の口に上った。
その当時、リズマリーは3歳。
その1年後にアーモンはアメリアと再婚し、翌年サンベルナが生まれた。
リズマリーの婚約は、祖父(マリーアナの父)のローラン公爵がごり押ししてきたものだ。この国パステルの王太子スティーブンと孫のリズマリーを結びつけ、|この国《パステル国》での発言権を大きくする為に。ちなみにローラン公爵は皇帝の実弟である。
ローラン公爵は孫のリズマリーを利用して、パステル国の利権を、果ては実権を握ることを目論んでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 14:05:57
12466文字
会話率:28%
破天荒な兄のダニエルと、頭に花を咲かせた呑気な両親と共に、トルイユ子爵家で暮らすエメリーヌ。彼女には、会えば喧嘩を繰り返す、犬猿の仲の幼馴染がいる。
それは、ラングラン公爵家の嫡男であるレオナールだ。
ヴァロン王国の高位貴族の嫡男は、す
でに既婚者か婚約者持ち。
そんな中で、秀でた見た目と穏やかな性格のレオナールには、決まったパートナーはおらず、最後の優良物件と呼ばれていた。
そんなレオナールが、新聞で婚約を発表。だが婚約者の名前については、伏せたままで、お相手の公表は、公爵家主催のパーティーで行うとのこと。
その新聞記事を読んだ直後、なぜかエメリーヌの元にレオナールからドレスが届く──。
それは、エメリーヌを目の前にしては、素直になれないレオナールが、一世一代の大勝負に出たからである。
だが、エメリーヌはレオナールからの婚約を真に受けず、全く取り合ってはくれない。
そんなエメリーヌの態度に業を煮やしたレオナールが、【婚約者のふり】を頼んだ。
一度は婚約者のふりを承諾したのだが、その期間が……五年。
そんなのは絶対に無理だと思うエメリーヌが、なんとか婚約者のふりから逃れようと攻防する。
そんな彼女は、婚約発表のパーティーの帰りにアクシデントに遭遇してしまい、しばらく意識が戻らない。
そうして目覚めたエメリーヌの横には、なぜか犬猿の幼馴染がいて──。
婚約者のふりから逃げようとしたエメリーヌが、記憶喪失のふりを思いつくと、レオナールの様子が一変──。
なんとしても結婚から逃げたい子爵令嬢と、なんとしても結婚したい公爵令息の、騙し合いからの溺愛ストーリー開幕!
※他サイトにも投稿中です。
※本業と商業作品に関する作業、作品の投稿を優先させるため、感想への返信は、当面お休みいたします。ご理解のほどよろしくお願いします。
ですが、いただいた感想は大切に読みますので、読者様のお声を届けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 10:24:39
106966文字
会話率:42%
破天荒な兄のダニエルと、頭に花を咲かせた呑気な両親と共に、トルイユ子爵家で暮らすエメリーヌ。彼女には、会えば喧嘩を繰り返す、犬猿の仲の幼馴染がいる。
それは、ラングラン公爵家の嫡男であるレオナールだ。
ヴァロン王国の高位貴族の嫡男は、す
でに既婚者か婚約者持ち。
そんな中で、秀でた見た目と穏やかな性格のレオナールには、決まったパートナーはおらず、最後の優良物件と呼ばれていた。
そんなレオナールが、新聞で婚約を発表。だが婚約者の名前については、伏せたままで、お相手の公表は、公爵家主催のパーティーで行うとのこと。
その新聞記事を読んだ直後、なぜかエメリーヌの元にレオナールからドレスが届く──。
それは、エメリーヌを目の前にしては、素直になれないレオナールが、一世一代の大勝負に出たからである。
だが、エメリーヌはレオナールからの婚約を真に受けず、全く取り合ってはくれない。
そんなエメリーヌの態度に業を煮やしたレオナールが、【婚約者のふり】を頼んだ。
一度は婚約者のふりを承諾したのだが、その期間が……五年。
そんなのは絶対に無理だと思うエメリーヌが、なんとか婚約者のふりから逃れようと攻防する──。
※小説家になろう様には、すでに【長編版】を投稿中です。
※他サイトにも投稿しております。
■長編タイトル
◤私にだけ冷たい 最後の優良物件 から、〖婚約者のふり〗を頼まれただけなのに、離してくれないので【記憶喪失のふり】をしたら、別人に変貌した公爵令息から 溺愛されてます。◢
■長編のあらすじ
なんとしても結婚から逃げたい子爵令嬢と、なんとしても結婚したい公爵令息の、騙し合いからの溺愛ストーリー!
■長編のURL
https://ncode.syosetu.com/n4617iu/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 12:33:52
27219文字
会話率:44%
世間から見れば、普通に暮らしている伯爵令嬢ルイーズ。
けれど実際は、愛人の子ルイーズは継母に蔑まれた毎日だ。
継母から、されるがままの仕打ち。育ててもらった恩義もあり反抗できずにいる。
継母は疎ましいルイーズを娼館へ売るのを心待ち
にしており、それをルイーズに伝えてしまう。
18歳になれば自分は娼館へ売られる。そうなる前に逃げるつもりだ。
継母の狙いとは裏腹に、ルイーズは子爵家のモーガンと婚約。
モーガンの本性をルイーズは知らない。
婚約者の狙いでルイーズは、騎士候補生の訓練に参加し、侯爵家嫡男のエドワードは出会う。
この2人、出会う前から互いに因縁があり、会えば常に喧嘩だ。
「どうしてエドワードは、わたしと練習するのよ。文句ばっかり言うなら、誰か別の人とやればいいでしょう! もしかして、わたしのことが好きなの?」
「馬鹿っ! 取り柄のないやつを、俺が好きになるわけがないだろう‼ お前、俺のことが分かっているのか? 煩わしいからお前の方が、俺に惚れるなよ」
エドワードは侯爵家嫡男の顔の他に、至上者としての職位がある。それは国の最重要人物たちしか知らない。
その2人に、ある出来事で入れ替わりが起き、互いの距離がグッと縮まる。
一緒にいると互いに居心地が良く、何の気兼ねも要らない2人。
2人で過ごす時間は、あまりにも楽しい…。
それでもエドワードは、ルイーズへの気持ちを自覚しない。
あるきっかけで体が戻る。
常々、陛下から王女との結婚を持ち掛けられているエドワード。
彼の気持ちはルイーズに向かず、自分の結婚相手ではないと判断。
そんななか、ルイーズがいなくなった…。
青ざめるエドワード。もう会えない…。焦ったエドワードは彼女を探しに行く。
エドワードが、ルイーズを見つけ声を掛けるが、彼女の反応は随分とそっけない。
このときのルイーズは、エドワードに打ち明けたくない事情を抱えていた。
「わたし、親戚の家へ行く用事があるので、あの馬車に乗らないと…。エドワード様お世話になりました」
「待てっ! どこにも行くな。ルイーズは俺のそばからいなくなるな」
吹っ切れたエドワード。自分はルイーズが好きだと気付く。
さらに、切れたエドワードは、ルイーズと共に舞踏会で大騒動を起こす!
出会うはずのない2人の、変わり身の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 08:26:25
206788文字
会話率:35%
ブラックワークの日々を送っていた主人公(♀︎)。久方ぶりに布団生活に睡眠バッチリで満足しながら起きると……ここ何処? 私は誰?
……。
うぎゃぁぁぁぁああああっっっっつ!!!!!
な、ナニ! ナニが付いてる何でぇぇええええつっっ?!?!?
!
何と男になっていた!
どうやら異世界転生しかも、性別転換というオマケ付き☆°・*:.。.☆
責任者出てこおぉいいっ!
と叫んだら、異世界の神様が説明してくれました。
曰く、手違いで死んだらしい。嘘でしょっ?!
悲しんでいてもしょうがない。どうせならこのハイスペックな容姿を活かし、理想の男性になってみせましょう!面白みを加えて、オネエっていうのはどうかしら?!勿論恋愛対象は男よっ!
……え?
だって、心は女だもん。
これは異世界に男として転生してしまった主人公が、紆余曲折しながらも理想の男性達と切磋琢磨しながら恋愛していく奮闘記!!!
……かもしれない。
※話の進行上BLに近いですが、現時点では最終的には女性の状態でゴールインする可能性が九割超えております!予めご理解の上読み進めて下さい。
※主人公が目指すオネエは、作者の考えるオネエです!定義や解釈違いなどがあるかも知れませんが、ご理解の程よろしくお願い致します!
※頭を空っぽにしてお読みください!更新頻度は他の作品よりも遅いかもしれません!気長にお待ちいただけると幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 10:00:00
151132文字
会話率:34%
俺、葛城裕也(かつらぎゆうや)。何処にでもいる普通の男子。俺には彼女が居た。少し背が低いけど、とても綺麗な女の子、友坂美琴(ともさかみこと)。彼女とは小さい頃、そう幼稚園、小学校、中学校、高校とずっと一緒に居た。
だからって幼馴染とか
じゃない。美里は、親が事業をしている家庭の一人娘として生まれ、俺は普通のサラリーマンの家に生まれた。でも父親は仕事の事故で俺が小学校五年の時に他界した。
中学生の頃にはお互いの家を行ったり来たりして、美琴の両親も俺の母親も俺達がいつも一緒でいる事に暖かく微笑ましく思っていてくれた。
二人共ずっとこんな時間が一生、そう一生続くと思っていた。だって約束していたから。
「祐也、大きくなったら結婚しようね。子供を一杯産んで幸せな家庭を作ろうね」
「当たり前だよ、美琴と俺は運命の糸で結ばれているんだから」
「うん」
俺達はそれが当たり前だと思っていた。
でもある時を境に二人の関係は大きく変わった。俺は、こんな事になるなんて夢にも思って見なかった。
美琴が俺の知らない男と手を繋いで歩いている。そして美琴の家に入って行った。
カクヨム様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 07:00:00
205787文字
会話率:54%
大学教授と女優でモデルの女性が結婚し、可愛い男の子が生まれた。名前は早乙女麗人(さおとめれいと)。何処に行っても『可愛いお嬢さんですね』と言われたらしい。五歳の七五三の時には、女の子は三才と七才ですよと宮司に間違われたくらい。
そんな子
が小学校に入ると先生から良く女の子と間違われていたり、男の子から苛められたり、何故か女の子からも嫌われていた早乙女麗人。父親は、そんな自分の子を見て隣町の道場に通わせる。
やがて中学に入り、背も高くなったけど、綺麗な肌で可愛い顔立ちが綺麗な女の子の顔立ちにもなって来た。
中学を卒業するまでには、多くの男子から告白される事に。でも麗人が男と分かると、彼を苛めようとする男子が現れたが、小さい頃からやっていた武術で簡単に撃退。
でも女の子からは誰も声を掛けてくれなかった。何故か皆決められたように一定の距離感で接してくる。苛められる訳でもないから良いのだけど。
そんな麗人にも親友が二人いる。二人共、小中と一緒の小早川健吾(こばやかわけんご)と東雲雫(しののめしずく)。いつも学校では三人で居る仲の良い友達。
そんな麗人が親友二人と高校に入った。まあ普通の進学校。決め手は三人の家から近い事。麗人、健吾と雫と一緒に平和な高校生活を望んでいたのだが。
カクヨム様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 07:00:00
122097文字
会話率:56%
入社三年のサラリーマン神崎龍之介(かんざきりゅうのすけ)。人付き合いも良く、明るい性格。皆からはりゅう(龍)と呼ばれている。
二年目の年末の忘年会の時に一目ぼれした西島まどかと付き合いたいけど上手く行かない。
思い切って告白したが、ま
どか曰くもう付き合っているんじゃないのと言われて安心して順調に交際がスタートしたが、彼女には同じ時期に付き合っている人がいた。
その人は同じ会社の上司で妻子持ちの渡辺茂樹。あっちが上手くて、妻子と別れるからの言葉につられて、関係が切れない。
そんな事は知らない龍之介はまどかとの関係を進める。
自分の勤めている会社のシステム部が大手ITメーカと合併する事になり、龍之介はそちらの会社に移籍。
その合併した部門にいたのは高校時代の元カノ御手洗千賀子だった。二人は大学が別々だった事が理由か分からないが段々会ってくれなくなった。
龍之介は、もう恋心はなく、簡単に挨拶をしただけで終わった。
合併後の忙しさで半年間会えない内にまどかは渡辺との関係を進める。しかし、忙しさが一段落ついた事が理由で龍之介はまどかに連絡してまた会う事が始まる。まどかは口だけの渡辺に愛想をつかして龍之介との関係に戻る。
忙しいさなかに先輩から誘われて行ったスナックで勤めていた武石優香(たけいしゆうか)と話す様になり、武石は明るい性格の龍之介に好意を寄せるが本当は別の理由で龍之介に近付いた。
同期の西島まどか、スナック勤めの武石優香、元カノ御手洗千賀子。皆裏の有りそうな女の子と主人公龍之介が絡む恋愛物語です。
楽しんで頂ければ幸いです。
カクヨム様にも投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 12:00:00
121300文字
会話率:54%
「あの時、手を離したことを死ぬほど後悔した。今度は絶対に離さない。絶対にだ」
両親を亡くし祖父に育てられた侯爵令嬢セシア。結婚相手を見つけるべく訪れた王都で祖父が不慮の死を遂げてしまう。強欲な叔父が怪しいが証拠もなく、遺産相続の条件は「1
ヶ月以内の結婚」。追い詰められたセシアの前に現れたのは軍人のルイ。叔父を調査しているという彼と偽装結婚することになるセシアだったが、ルイはかつて生き別れた初恋の人にどこか似ていて……?
設定ゆるゆるふんわりファンタジーなんで、寛大な心でお付き合いください。他サイトにも投稿しています。最後まで執筆済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 06:00:00
216576文字
会話率:32%
世の中に多くのゲームがあふれ中には未完成、不完全なまま世に出てしまったゲームもある。そんなゲームをこよなく愛してきたアサヒはある日仲間と共にゲームの世界から出れなくなってしまう。そしてそこには神を名乗るものの姿が…
彼の唯一の特技、バグ利用
、それだけを身に着け仲間とともに世界を救う旅に出る。
異なる歴史、強大な敵、憎悪渦巻く世界で彼らは真実を探し出せるのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:00:00
422570文字
会話率:51%
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるの
だろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品はハーメルンにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 15:55:41
744735文字
会話率:41%
皇帝に大きな恩を感じ忠誠を誓うルイーゼ。
そんなルイーゼある日敵国の公爵家にメイドとして潜り込む。
公爵家の問題を解決しながら段々と溶け込んでいくルイーゼは誰に対しても態度を変えず強く優しい公爵に恋をしてしまう。
しかし自分はアリタナス
の人間決して結ばれてはいけない2人だとわかっていながらこの気持ちを終わらせることができない。
ルイーゼはアリタナスを裏切る事も公爵への気持ちを諦めることもできない、、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 15:06:05
2066文字
会話率:43%
胡椒一気飲み族族長・木村山 一郎美咲
最終更新:2024-04-26 20:08:03
2805文字
会話率:10%
私の運営するメリー商会にはたくさんのお客様が訪れる。そしてその中には変わったものをお求めになるお客様がいる。
私の目の前でソファにゆったりと座っているロイド伯爵令息もその一人だと言えるだろう。
「今の婚約者であるルイスはとても良い子なんで
すけど……」
「ですけど?」
「私は真実の愛を見つけてしまったのです。だから婚約破棄がしたくて!」
なるほど。つまり、今の婚約者がいると浮気になっちゃうから手っ取り早く別れたいと。
……お客様にこんなこと言うのはあれだけれど、こいつ屑ね。
さて、どうしたものか。こんな屑野郎の依頼など受けたくもないが……
「そうですね。でしたら今回の婚約破棄の件、大金貨100枚でお売りいたしますよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:10:00
2334文字
会話率:61%
本当に、何故私に構うのかしらーールイサはいつもそう思っていた。彼女は身体が弱く、高熱を出して体調を崩してしまう日が何度もあるのだが、その度に公爵令息であるアレクサンドルがわざわざ見舞いに来るのだ。アレクサンドルには侯爵令嬢の婚約者がいて、
ルイサにも子爵令息の婚約者がいるにもかかわらず。
やんわりと見舞いを断っても何度も来るアレクサンドルと、彼を受け入れている両親にルイサが辟易していた頃、アレクサンドルが婚約者との約束を中止してまで見舞いに来ているという疑惑が浮上する。自分では手に負えない、そう思ったルイサは彼女の理解者に手紙を送ろうとする。
そしてその頃、アレクサンドルの婚約者であるアシュリーも動き始める。
*男爵令嬢であるルイサ主人公編と、アレクサンドルの婚約者である侯爵令嬢のアシュリー主人公編の二部構成です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 23:01:42
147362文字
会話率:36%
主人公の心の成長を書いた作品です。
最終更新:2024-04-25 09:56:18
5964文字
会話率:35%
テンプレ的異世界に転生したルイス(旧 碧人)。
魔法や錬金術が生活に使われ、階級制度が根付いて獣人だって多く街を行き交っている。空は高く澄み、暖かく包み込む太陽に歓迎するように背中押す風はさながらゲームのオープニングのことだろう。
だがルイ
スは愕然とした。恐怖に慄いた。
みっともなく足が震え自身を抱いた腕に力を込めることもできず白目をむきそうな眼を瞼を見開くことでどうにか体面を保っている。
目の前の税を尽くしたような城に相反するスラム住のような子。既視感がある。知っている。知っているのだ。前世寝る間も惜しんで読んだフィクション小説の数々にゲーム。テンプレなこの世界。虐げられている子供。
このガキ悪役だろ!!!!!!!!!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 18:52:39
6996文字
会話率:25%
世界を巻き込んだ大戦が終わり、それぞれの国が復興に向けて動き出していた。
戦争によって祖国から連れて来られた少女ミオが侍女として配属されたのは、上級貴族の令嬢でありながら軍服を纏った少女ティリアが指揮する部隊だった。
※平成中期のライ
トノベルイメージ
※異世界に転生したり、特殊な能力に目覚めたりはしません
これは祖国に還ることを夢見る少女と貴族たちの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:11:23
2051文字
会話率:25%
「君の他に愛する人がいるんだ」
何れ、第一王子リニア・クラウンの王妃になる17歳の侯爵令嬢、ルイスは、茶会の後に突然第一王子であるリニアに自分以外の他の令嬢の事が好きだということを告げられる。しかし、リニア第一王子は、ルイスのことも好き
で、今自分が好きな令嬢の事は何れ忘れるから待って欲しいと言われ、気が弱いルイスはその言葉を信じ彼と婚約することを続ける。そして、そのまま時が過ぎ、リニア第一王子は王になり、ルイスは王妃になるが、リニアが30歳になったある日、父と次兄が横領、殺人で捕まり、死刑にされてしまう。
そして、イリー家が陥れられたことを皮切りにルイスも捕縛され牢屋にいれられようとする時、リニア王はルイスを見捨て、ルイスはそのまま牢屋にいれられ何者かに殺害されてしまう。気が付くと、ルイスは17歳のあの出来事であるリニア第一王子が他の令嬢が好きだという告白を受ける前の日に戻っていた。
あの悲惨な運命を辿らない為に、ルイスは運命に抗うことを決意する。
※試しで書いた短編なので内容すかすかです。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 23:39:35
15191文字
会話率:43%
ヒロインのために配慮されたこの世界。攻略対象と現地のご令嬢が婚約を結ぼうとする不可解な現象が起こる呪いがあった。どんな国でもどんな種族でも必ず発現するそれにいつか令嬢達は攻略対象らしい「濃いキャラのイケメン」を避けるようになっていった。そん
な時、ヒロインが王太子とゴールインした余波で急に表舞台に立つことになってしまったモブ属性王子のお話。ご都合主義がテーマですのでふわっと読んでください。恋愛ジャンルにしましたが恋愛要素は薄めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 19:23:36
11001文字
会話率:55%
ちょっとツイてない、竜飼いのおっさんルイは、連れの白銀の竜リンと今日も飲む、喧嘩する!巻き込まれる!
毎日気ままに暮らしていたかっただけなのに、最愛の少女を惨殺されてしまう。願いのかなう「女神の涙」の噂話を集めながら女神に謁見するため旅に出
る。噂話は本当なのか?そもそも女神は存在するのか?無双するほど強くはないオッサンが手探りながら旅をする。少女の面影を引きずりながら、、、。
この作品は「https://kakuyomu.jp/]にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 06:08:49
134050文字
会話率:44%
不思議な力を持つ物体、『ナチュラル・オブジェクト』によって建国された小国『セントラル・キャッスル』。
セントラル内部のナチュラル・オブジェクト専門店で働く青年・テッサはある日、ミーナ・ルイルスと名乗る謎の少女と出会う。
同時期にセントラルに
流れる『開道師』と呼ばれる謎の人物の噂。ミーナ、そして開道師との出会いによって、テッサの運命は大きく動き出す。
※カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:50:00
8603文字
会話率:53%
大兇帝が誕生してから早10年が経ち、世界は兇獣によって支配されつつあった。
しかし、かつて大兇帝と対峙した者、そしてその子供達は、兇獣に対抗すべく力を蓄えていた。
支配を進める兇獣と、抗い、力を手にした人類の、壮絶な戦いが今、始まろうと
している。
そして、かつて大兇帝が身を置いたガルイード王国では、一粒の希望の種が芽吹いていた。
はたしてその芽は、人類に黎明をもたらす希望の華となるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 17:46:16
196051文字
会話率:62%