バスから降りた男は、ぐぐぐっと伸びをしたあと、今度は体を前に曲げズボンの裾を少し捲り、足首を掻いた。
次いで、ふっーと息を吐くと辺りを見渡し、そして歩き始めた。
田舎町……いや、普通の町。少なくとも都会ではない。人の姿はそこそこ。店も
同じくそこそこ。パン屋、八百屋、花屋、ラーメン屋に床屋。ショッピングモールの類はなさそうだが『屋』が付く店は大体ありそうだった。
男はアパートの部屋に着くと荷物を放り投げ、畳の上に寝転び、そしてすぐにまた起きた。
もう少し見ておくか。
そう考えた男は部屋の鍵をかけ、近所をぶらつくことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 11:00:00
2213文字
会話率:13%
結城依子は、この度異世界のとある国に召喚されました。
呼ばれた先で鑑定を受けると、聖女として呼ばれたのに聖力がありませんでした。
そうと知ったその国の王子は、依子を城から追い出します。
異世界で街に放り出された依子は、優しい人たちと出
会い、そこで生活することになります。
パン屋で働き、家具職人スキルを使って恩返し計画!
異世界でも頑張って前向きに過ごす依子だったが、ひょんなことから実は聖力があるのではないかということになり……。
※他サイトにも掲載中。
※基本は異世界ファンタジーです。
※恋愛要素もガッツリ入ります。
※シリアスとは無縁です。
※第二章構想中!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 17:00:00
37407文字
会話率:60%
筆者である私がカスみたいなことを考えるための場。読んでもなんにも良いことはないし、なんなら頭が悪くなる可能性があるので、頭が悪くなりたいおにゃのこは積極的にお読みくだちゃい。
おぢさんはクッキーくれたら読ませてあげるよ!
あ! (
^q^)ありまとー!
(^q^)ムシャムシャ!
(^q^)ムシャムシャ!
(^q^)⋯⋯⋯⋯
(^q^)おい!
(^q^)なんで初対面でマンゴー味なんだよ!
(^q^)美味かったよ! ぜひ読んでって!
後悔しても知らないからなぁ!!!!!
窓から見えたのは、梅干しなのかイチゴなのかトマトなのかよく分からない、とにかく赤くて丸いものが描かれた看板だった。
私は目を凝らしてその看板を見てみた。
ふむふむ。
食パン屋さんの看板なのね。
よく見たら丸くないし、赤くもないな。
パフパフパフパフってどっかから無限に聞こえてくるんだけど、これ幻聴かな。こういうの初めてなんだけど、幻聴ってパフパフ言うものなの?
幻聴ってもっとこう、なんというか、「×××××」とか「♡♡♡」、「バキューン」っていうのが耳元で聞こえる病気だと思ってた。
(^q^)マンゴークッキーうめーなあ!
(^q^)なんで俺がこんなもん食べなあかんのや!
(^q^)ジャムつけるともっと美味くなるかも!
(^q^)水って美味いのと不味いのとあるよな!
(。・_・。)ぼくはわるいことしてません
(。・_・。)ただのぷにぷにうんちくんです
(^q^)まにもとめなぁーーーーーーーーッッッ
(^q^)えっ!?!?!?!?
(^q^)サヨナラァーーーー!!!!!!!
5、6、7、8、9、10、11⋯⋯よし!
(^q^)知らん人に蹴られた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 12:01:28
4082文字
会話率:18%
チャビンくんは怖いものが大好きなちょっと変わった中学生の男の子。好きな遊びは肝試し、好きな食べ物は商店街のパン屋さんにもらった食パンの耳です。
この連載ではホラー大好き貧乏中学生であるチャビンくんが色々な都市伝説や怪談を体験する様子を
綴っていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 22:40:13
4431文字
会話率:50%
エルフ族の少女コムギは、山奥の村でパンを焼いて暮らしていた。
彼女は風車守のホリンに好意を寄せていたが、それが恋心であることにまだ気づいてはいなかった。
そんなある日、コムギは記憶喪失の元勇者、その成れの果てである【攻略本】さんを拾う。
その書はこの世界が物語であることを明かし、今からそう遠くない将来、ストーリーの都合で村が滅ぼされると予言した。
書は救済を願い、コムギに力を与えた。
「わかった! このパンで、村のみんなをこっそり強くしちゃえばいいんだよっっ!!」
コムギに目覚めた力は、パンで人を成長させる力だった。
そして攻略本には、世界中の隠しアイテムの在り処が記されていた。
コムギは故郷を守るために、ホリンと旅をする。
世界中の隠しアイテムを集めて、それをパンにしてただの村人を最強の村人に育てる。
破滅の日から故郷アッシュヒルを守るために。
果たして彼女は、滅びからアッシュヒルを守り抜けるのか?
そしていったい、この平凡な村の誰が勇者だというのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 00:07:54
426265文字
会話率:47%
風車守のホリンは、山奥の村で粉を挽いて暮らしていた。
彼はパン屋のコムギに好意を寄せていたが、それが恋心であることにまだ気づいてはいなかった。
そんなある日、ホリンはコムギに宝探しに誘われる。
コムギは目には見えない【攻略本】を手に入れ、
彼の目の前で数々の【隠しアイテム】を回収して見せた。
さらにコムギが焼くパンに不思議な力が宿るようになり、ホリンは強さを求めてコムギに力を貸すことになった。
コムギの【攻略本】には世界中の隠しアイテムの在り処が記されているという。
ホリンは世間知らずな幼馴染を守るために、コムギの旅に同行する。
明るく庶民的なコムギがなぜ急に旅を始めたのかと、彼は疑いを覚えながらも、憧れの外の世界での冒険に二人夢中になってゆくのだった。
果たしてコムギの目的は何なのか?
そしていったい、この旅の果てに何が待っているというのか?
※賞応募を兼ねた連載作のスピオンオフです。
どうしてもGC短い小説大賞に応募したかったので、指定文字数に収まるように書き下ろしました。
イチャラブ多めで単体でも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 23:34:34
66589文字
会話率:49%
アップル王国は魔王軍の進行を受けていた。
戦乱の最中、お父さんは私をかばいサイクロプスに殺されてしまったので、私、メアリはお母さんと街から離れ、パン屋を営み貧乏でも慎ましく暮らしていた。
そんなある日、公園で私が猫のカティと和やかに
遊んでいると国王陛下の選んだ勇者パーティーの馬車が私の猫を跳ね飛ばしたのだ。
必死に助けて下さいとお願するも、勇者に酷い暴力を受けて死ぬしかない所まで追い込まれてしまう。
そこに、現れたのが、たまたま通りが掛かった救世主、聖女様だった。骨折、内蔵も損傷していたのに、魔法の薬で治して頂いた。
私は聖女様のようになりたいそう願っていたのに、あの勇者がことごとく邪魔してくる。もう許さない、何がなんでも復讐してやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 06:03:37
51286文字
会話率:43%
リンドベル伯爵家の庶子リリアは、離れに隔離され家族に虐げられる日々を送っていた。
そんなセシルは腹違いの妹マリンにあらぬ冤罪をかけられ投獄。
極度の栄養失調気味だったリリアは呆気なく飢え死んでしまう。
しかし次に目覚めると投獄の2週
間前に戻っていた。
死の運命から逃れるべく、リリアは処刑前に覚えていた宝くじの当たり番号を使い100億マニーを獲得。
その資金を手に隣国へ逃亡し、何不自由ない豪遊生活を──とはならず、根がビビりで貧乏性のリリアはひっそりと質素な生活を送る。
そんな中でリリアは、路頭に迷っていた孤児を保護したり、酔い潰れていた美丈夫を助けて恩返しされたり、閉店寸前のパン屋さんのために奮闘したりと、何かと休まらない日々を過ごすのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 19:00:00
100460文字
会話率:27%
森に住むちっちゃな見習い魔女のパオは、おいしいパンが大好き。
今日も魔法の呪文を歌いながら、楽しくパンを作ります。
とっておきの魔法は、トロリの魔法。
金色に輝く魔法で、パンがおいしく変身します。
さぁ、みんなで食べましょう♪
最終更新:2023-11-22 08:55:57
2033文字
会話率:20%
このお話の主人公、ラックはとても真面目な青年だった。
彼は冒険者だが、街のみんなはパン職人と呼んだ。
この世界には、ダンジョンが存在する。
それはあちこちに存在した。
ダンジョンはそれぞれ、個性的な性質を持つ。
その中でも一
際、個性的なダンジョン。
『パンダンジョン』
それが彼の仕事場だった。
***
「今日も美味しいパンをお願いしますね♪」
彼女はピュア。彼の恩人であり・・・。
獣人族であり可愛い耳と尻尾が特徴的な彼女は道具屋、兼治癒師であり、そしてパン屋だ。
「あぁ、いってくるよ」
彼はいつもの様に、パンダンジョンに向かう。
***
パンダンジョン、そこで出会ったレアモンスター『パンミミック』。
そして、引き起こされる汎発性流行《パンデミック》・・・。
この出会いが彼の人生を大きく変えていく。
これは、どんな事があってもラックがパンを届ける、そんな話だ。
様々な困難に立ち向かいながらも・・・パンを届ける、そんな話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 15:44:48
136943文字
会話率:25%
「私」のちょっとした日常の一コマ
最終更新:2023-11-13 01:00:28
1103文字
会話率:44%
乙女ゲームに転生したはずなのに、城下町に住むパン屋の娘という配役で、ゲーム内に名前すら存在していなかった。
不平不満はあったものの、元々平々凡々で生きてきたのだから逆に良かったと開き直って日々を送っていた彼女だったが、ある出来事をきっかけに
様々な出来事に巻き込まれていく。
一般人のはずなのに何でこんなことに!
平凡な日常返してくださいと日々願いながら新たな人生を歩んでいくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 17:12:15
57975文字
会話率:56%
異世界へ転生して、何事もなく二十年。順風満帆とはいかないものの、平和な人生を歩んできたつもりだった。そして、これからも続くものと思い込んでいた……しかし二十歳の誕生日。店を継ぐ予定だったそ日に告げられたのは、父が多額の借金を残して蒸発したと
いう最悪な誕生日プレゼント。
「なんとか店を立て直し、己の生活を確保しなければ! 奴隷生活だけはごめん被る!」
そんな意気込みで頑張る主人公には障害がいっぱい。多額の借金にライバル店からの妨害などなど。厳しい世界を生き抜くため、彼は毎日パンを焼くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 19:09:58
60078文字
会話率:54%
私「相田ゆかり」は気がつくと異世界に転生していた。が、自分が誰なのか全くわからない上に性別も違う。一体なんのために転生してしまったのか。とりあえずパン屋さんだということがわかったのでパンを焼いて売ってみるが、この店、随分と問題があるようで
…。
転生先でいろいろな問題を解決していくことになった「ゆかり」の派遣物語。果たして契約終了となるのはいつなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 03:00:00
129380文字
会話率:70%
寝ることが大好きなパン屋の一人娘、ネムは自分を盛大に甘やかしながら平穏な日々を送っていた。しかし、パン屋を継ぐことを告げられてからネムの日常は変わってしまった。
働かず一日中ゴロゴロしているだけで生きていける、そんな日々を夢見るネムの前に史
上最強の魔女の名前を語る女性が現れる。
その魔女の前で何気なく発した一言によってネムの日常は大きく変化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 20:48:02
283595文字
会話率:47%
侯爵令嬢オリヴィア・マルティネスの現在の状況を端的に表すならば、絶体絶命と言える。何故なら今は王立学院卒業式の記念パーティの真っ最中。華々しいこの催しの中で、婚約者のシェルドン第三王子殿下に婚約破棄と断罪を言い渡されているからだ。
パン屋で
働く苦学生・平民のミナを隣において、シェルドン殿下と側近候補達に断罪される段になって、オリヴィアは先手を打つ。「ミナさん、あなた学院に提出している『就業許可申請書』に書いた勤務内容に偽りがありますわよね?」――
よくある婚約破棄ものです。
※この作品は『カクヨム』『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 13:35:17
17873文字
会話率:52%
「見習い聖女のセイカ、あなたをこの教会より追放します!」
セイカはこの教会に捨てられた孤児だった。
しかし15歳になったある日セイカはその教会を追い出されることになってしまった。
それはセイカが大した力を持たない失格聖女だったからである。
しかし『捨てる神あれば拾う神あり』。
セイカは小さなパン屋の若夫婦に助けられることになる。
この物語は彼女の『幸せのクッキー』が作る笑顔の魔法である。
(全11話、完結済みです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 23:20:17
29405文字
会話率:47%
昼飯を買いに立ち寄ったパン屋さんで、俺は店員さんに告白された。
相手の名前は、長船(おさふね)カナ。同じ学校の後輩で、学年にとどまらず学校中から人気を集めているほどの超・美少女。清楚で可憐、おとなしい性格でありながら人当たりもよい……という
完璧ぶりである、らしい。
そんな少女から告白を受けるという、なんともうらやましい状況にありながら、俺は現状を素直に喜ぶことができないでいた。
というのも、彼女と話すのはこれが初めてだったからである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 05:10:08
77770文字
会話率:43%
私の名前はエレノア・ベイカー。今年の春で十歳。赤レンガで有名なライランズタウンにある小さなパン屋の娘に産まれた。赤レンガと水車とドラゴン。大好きな景色を眺めながら、パン屋で店番をするこの暮らしが私は大好き。
※ゆっくり投稿します。
最終更新:2023-09-12 20:26:08
15743文字
会話率:31%
「俺は負けたくないだけなんだよ!色々とね」の登場人物のとある1日をフィーチャーしてお届けしています。
上記の作品を読んでいない方には誠に申し訳ない話なのですが、第1話はまっさんと銀次の女性問題(!)をメインに書いております。
まっさん
お見合いをする?
ご近所のおばさまからまっさんへお見合いの話が持ち込まれ、考えた挙句一度会ってみようとするまでのお話。
一わで1日の話と決めたため、お見合い当日は書いていません。まっさんだけ短いのがちょっとかわいそう。
銀次にある人が訪ねてきて恋の予感!
地元で人気のパン屋さん『ふらわあ』は銀次のお店。
そこにある女性が訪ねてきて、銀次に春が来る?
の2本です。
全くBL展開なし 申し訳ない
後半のBL展開は多分X活動に行くと思いますので、そこもよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 22:55:42
12442文字
会話率:54%
私は会社帰り、たまに立ち寄るパン屋があった。
町の片隅にある、特別美味しいというわけでもない、良くも悪くもどこにでもあるパン屋だ。
そんなある日、そのパン屋に「来月閉店します」という張り紙が貼られていた。
それを見て、私は予想以上のショッ
クを受けてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 16:35:14
2758文字
会話率:10%
父の不祥事が原因で落ちぶれた子爵令嬢のパトリシア・ミケーネは、週に一日だけ開店するパン屋に通うのが楽しみだった。
彼女にはパンを選ぶ際、トングをカチカチする癖があり、それをいつも店主のクリスにからわかれる。店主のクリスは、王子クリストファ
ーの仮の姿なのであるが、パトリシアはそんなことを知る由もなく、親しい仲になっていく。
さて、そんな彼女に家名を回復させる思わぬチャンスが訪れるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 16:36:05
7228文字
会話率:51%
住宅街にある小さなパン屋・福音ベーカリー。一見普通のパン屋だが、天使が経営している不思議なパン屋らしい……。
就活に悩む女子大生、食べ物がストレスになってる自然派ママ、嫉妬に苦しむイラストレーター志望者……今日も疲れているお客様が訪れます。
癒しと希望の連作短編集第三弾(今作から読んでも問題ない作りです)※ノベルデイズより転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 06:00:00
109183文字
会話率:39%
住宅街にある小さなパン屋・福音ベーカリー。一見普通のパン屋だが、天使が経営している不思議なパン屋らしい……。
校則に疑問を思う中学生、忙しくて実家のペットにも会いにいけないショップ店長、夫を亡くしたばかりの妻……今日も疲れているお客様が訪れ
ます。癒しと希望の連作短編集第二弾(ここから読んでも問題ない作りです)。※ノベルデイズより転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 06:00:00
103541文字
会話率:37%
住宅街にある小さなパン屋・福音ベーカリー。一見普通のパン屋だが、天使が経営している不思議なパン屋らしい……。
ダイエット中の女子高生、意識が低い事に悩む女性教師、貧乏生活に悩むアラサー女性……今日も疲れているお客様が訪れます。癒しと希望の連
作短編集。※第三回聖書ラノベ大賞準大賞受賞作「いのちのパン屋さん」をリライトしたものです。ノベルデイズより転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 06:00:00
110833文字
会話率:46%