朔が図書館を訪れると、黒いセーラー服を着た少女、花子の辛辣な挨拶に出迎えられる。朔はへらへらしながら花子をデートに誘おうとするが……。
なろうラジオ大賞の応募作品です。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
最終更新:2020-12-27 22:21:23
994文字
会話率:48%
♂「突然ですが、2年ほど前の話をしていいですか?」
♀「突然ですね、でも、だめと言っても始めるんでしょ?」
♂「あれは2年ほど前だった」
♀「わかってますって」
♂「2年前だから堂々とハイタッチできた」
♀「なんの話?」
♂「野球の大きな試
合を見に行ったんですよ」
♀「ほう」
♂「ひいきチームが敵地に乗り込んで3試合を戦ったんです」
♀「ほう」
♂「最初の試合で、5回終了後のグラウンド整備の間にひいきチームのマスコットキャラが向こうのチアリーダーの人と踊ってくれて」
♀「いいですね。和気あいあいで」
♂「こっちの応援席もちょっと盛り上がったりしたんです。エール交換みたいなものと思って。ところが最後は『もう一つ!』というセリフで」
♀「『もう一つ』ってなんですか?」
♂「向こうのチームは前年も日本一になっているから『もう一度頂点』ってことと受け止めました」
♀「ひいきチームが負けるという暗示を、声高にやられてしまったんですね?」
♂「実際負けましたけど」
♀「そういえば相手チームって大試合で負けないので有名ですよね?」
♂「そのときまで本拠地で10連勝とかで、不敗伝説と言われていました。次の試合の同じ時は、こっちの応援席は静かだったんですよ。でも前の試合を見に来なかった人がいたみたいで、ノリノリになって」
♀「最後は『もう一つ!』と一緒に声を上げさせられたりしたわけだ」
♂「その人『しゅん』となってました。その試合も負けました」
♀「あらあら。最後の試合はどうでした?」
♂「踊りの途中でボクが『これ、最後はもう一つ! だからなあ』ってネタバラししたんです」
♀「向こうのチアの人にイヤな客と思われませんでした?」
♂「そうかも。そうしたら3連戦最後、もう明日からやらなくていいというラストで、マスコットの人が相手チアとのハイタッチを拒否したように見えたんです」
♀「ええ~? 単なる空振りとか失念とかでは?」
♂「ボクは信じています。マスコットの人は、プロとしてチアと踊ることはできても、軍門に下って魂を売り渡してはいなかったのだと」
♀「考えすぎじゃないですか?」
♂「その試合も負けましたけど」
♀「ひょっとして『二つのふはい伝説があった。負けない不敗伝説と、ハイタッチを拒む気高い人の不ハイタッチ伝説、略して不ハイ伝説』とか言うんじゃ?」
♂「てってれ~」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 22:13:59
1691文字
会話率:100%
ブラック企業という言葉が世に出回っていますが…
少し俯瞰して書いてみました。
最終更新:2020-12-27 22:10:47
851文字
会話率:9%
叔母さんに請われ、従弟の悠君に家庭教師として勉強を教える事になった私。
模試の結果は上々…でも
最終更新:2020-12-14 01:16:53
956文字
会話率:53%
遠足に出かける娘のお弁当。母を思い出し、おにぎりを作ろうと思い立つ。だけど、思うようにはいかなくて…
最終更新:2020-12-06 16:47:41
940文字
会話率:17%
うっかり恋に落ちてしまった文学少女は彼の事ばかり考えてしまい、本を読むのに支障が出てしまう。
そこで、文学少女が取った行動は……。
最終更新:2020-12-27 22:05:33
976文字
会話率:5%
ある昭和の偉人の言葉を頼りに男はあの世にある森を目指す。
そこで男が出会ったものは・・・。
すみません、くだらないを表現したくて書いた物語です。
あとどちらかと言えば、下ネタです。
最終更新:2020-12-27 21:53:13
991文字
会話率:7%
ある森に住む動物の一夜の物語。
最終更新:2020-12-27 21:35:16
997文字
会話率:30%
大魔王と勇者は仲良くなりたかった。
最終更新:2020-12-27 21:23:16
2485文字
会話率:32%
ママに怒られ屋根裏部屋に隠れた僕は、そこで古いブラウン管テレビをみつけた。
つまみを引くと死んだおじいちゃんが画面に現れ、僕は毎日おじいちゃんに会いに屋根裏部屋へ通い、楽しく過ごすようになる。
でも、次第にテレビの映りが悪くなってきた……
最終更新:2020-12-27 21:01:50
997文字
会話率:43%
幼馴染トリオであるオレと夏菜子と卓也。
卓也は夏菜子のことが好きだった。
オレは卓也が好きだったがこの想いを伝えることはできない。
だから、いつまでも「親友」でいようと思っていた。
でも花火大会の日、偽物の「親友」でい続けることに限界がきた
…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 20:13:01
794文字
会話率:29%
5年に一度、牛乳愛好家の貴族達はとある伯爵の屋敷に集い、自慢の一品を披露しあう会合を開いていた。
屋敷に招かれたあなたは、そこで世にも恐ろしい光景を見ることとなる。
ああ、今宵も彼らの歓喜と断末魔の声がこだまする。
ナマモノ故に…
最終更新:2020-12-27 02:12:57
927文字
会話率:29%
「第2回小説家になろうラジオ大賞」応募作品 内容『男と女の別れ話』
最終更新:2020-12-27 20:45:00
952文字
会話率:32%
大魔王は困惑していた。男として育てた孫娘の花嫁姿に。
王妃は混乱していた。姫として送り出した王子の花婿姿に。
邪な企ては崩れた。残るのは絶望とざまぁの嵐のみ……。
最終更新:2020-12-27 20:44:46
1000文字
会話率:48%
人間と魔族の架け橋として行われた、大魔王の孫ルビデと人間の姫君セリンの婚姻が結ばれて十年。成長した二人は結婚式を明日に控えていた。しかしルビデには焦りがあった。女である彼女は、結婚式が人間の国王を『女に大事な姫を嫁がせた愚か者』と嗤う為のも
のだと知っていた。しかしセリンとの仲を壊したくなくて、言い出せずにいたのだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 19:32:59
1000文字
会話率:71%
人間と魔族の対立を解消するべく、王族同士の婚姻が行われた。大魔王の孫ルビデと、国王の娘セリン。幼い二人はすぐに仲良くなった。
しかしその婚姻の裏には、後ろ暗い陰謀が隠されていたのであった。二人の関係の行方は……?
最終更新:2020-12-27 09:36:35
998文字
会話率:61%
思い出すのも恐ろしい、それはまだ平成のことじゃった。
ブラック企業勤めのサラリーマンは、いかにして伝説のおねぇになるに至ったか。
あの日あの時泣いていた平成社畜に捧げる699文字のナンセンス挽歌。
最終更新:2020-12-27 20:41:54
699文字
会話率:0%
安居院さんは今日もスマホで小説を読んでいる。
その隣の席に座る僕は、文庫本で小説を読んでいる。
彼女は僕の気持ちをまだ知らない。
最終更新:2020-12-27 20:20:08
1000文字
会話率:42%
ゲーム内で勇者をしている少女がバグによって侍の時代に飛ばされてしまう。そこで出会った1人の侍らしき人物から装備品のソードを寄越すように脅しを受ける。少女はソードを渡すのだが……。
最終更新:2020-12-27 20:18:28
997文字
会話率:19%
文学部員である主人公が部室に行くと、何やらおにぎりと睨み合いをする部長の姿があった。どうやら本を汚さずにおにぎりを食べたいがために心理戦を繰り広げていたようだ。しかし解決せず、部員全員を集めて「本を汚さずにおにぎりを食べるには」という会議が
始まる。主人公がある提案をした事によって問題は解決するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 10:24:44
994文字
会話率:55%
仕事で心身ともに疲れていた香奈は、最近知り合った友人である直樹から一番欲しいものが手に入るという「伝説のギフトサイト」を紹介される。あからさまに怪しいサイトであったが、直感的に信頼している直樹の強い勧めで利用する。届いたのは音も満足に奏でら
れない古びたオルゴール。しかしそのオルゴールこそ、確かに香奈の一番欲しいものを呼び寄せる、最高のギフトに違いなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 20:34:59
996文字
会話率:36%
あるボロアパートに住む親子の話
第2回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」用です
最終更新:2020-12-27 20:00:00
1000文字
会話率:33%
伝説荘。時空の狭間に存在する、理不尽を覆す力を持つボロアパート。
そこに辿り着いた者には、伝説を残した者が少なくないと言う。
今回この建物に導かれたのは、人間に大魔王と恐れられたドラゴンと、
その大魔王を倒したパーティにいた聖女と、そしてま
るで無関係の忍者だった。
なろうラジオ大賞2、参加作品で、文字数は999文字。
使用ワード:ボロアパート、伝説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 19:54:59
999文字
会話率:56%
エルフの森でひとりバーを開くエルフの娘。カクテルの文化に魅せられた彼女は、日本の本格的なバーでの修行を望むようになる。
最終更新:2020-12-27 19:41:06
960文字
会話率:54%
テレポーテーションを実現する転送機の完成。そのデモを体験した少佐は、喜びを露にする。
博士から、テレポーテーションの手続きの仕上げを求められた少佐は……。
最終更新:2020-12-27 17:21:51
947文字
会話率:54%
デスゲームの運営者にならないかと誘われたわたし。
絶海の孤島にあるリゾート施設に集められた高校生の男女、三十名。最後の一人になるまでデスゲームを続けるのだそうだ。
わたしは導入説明のため、カメラとマイクのスイッチを入れた。
最終更新:2020-12-27 15:22:53
936文字
会話率:53%
本好きの僕が出会ったとある文学少女との奇跡のラブストーリー。(なろうラジオ大賞2の応募作品)
最終更新:2020-12-27 19:11:33
957文字
会話率:59%
聖女召喚されたけど……?
1000文字縛り『聖女』シリーズ第5弾。
最終更新:2020-12-27 19:06:47
998文字
会話率:27%
つまらない毎日に飽きてきた聖女様の話。
1000文字縛り『聖女』シリーズ第4弾。
最終更新:2020-12-01 18:17:25
993文字
会話率:25%
聖女召喚に失敗した神官の話。
1000文字縛り『聖女』シリーズ第3弾。
最終更新:2020-12-01 13:18:52
998文字
会話率:44%
異世界の魔王は参謀と共にラジオ大賞を潰すために暗躍する。
その結末とは?
最終更新:2020-12-27 19:00:00
943文字
会話率:73%
母の願いを叶えるためにブラウン管を修理する男。時代遅れの骨董品を渇望するその訳とは?
最終更新:2020-12-23 20:00:00
943文字
会話率:9%
ある老人がおにぎりを追いかけた先は、この世ではなかった。老人は現世に戻るために手を尽くそうとする。
最終更新:2020-12-23 20:00:00
911文字
会話率:29%
人間の赤子を拾ったドラゴンのお話
最終更新:2020-12-27 18:43:01
999文字
会話率:37%
深い森の中にあるかやぶき屋根の小さな家から出てきたのは、幼さが残る男の子の忍者・にん太である。そんなにん太に話しかけてきたカラスのカラスまるは、10才になっても治らないあのことを口にすると……。
最終更新:2020-12-27 18:18:35
741文字
会話率:59%
男女問わず恐れられている伝説の吸血鬼・ドラキュラ。ある日の夜、ドラキュラは大きな家屋にいる1人の娘を吸血しようと鋭い牙を首筋に噛みついたが……。
最終更新:2020-12-20 23:49:01
625文字
会話率:34%