十六歳の誕生日、魔法を使えない魔女のわたしは、一族から追放される。
失意で目の前は真っ暗。気分は落ち込んで……って、ちょっと待って!
これってもしかして、王子さまを探しに行く大大大チャンスなんじゃないのっ!?
思い込みと行動力で明日を切り
ひらく!
ついでに大陸の危機も救う……かも!?
魔法を使えない魔女、レナ・アーデルハイトの気ままな大陸放浪が始まる♪
※カクヨムさまでも、投稿しております。(完結済)
https://kakuyomu.jp/works/16817330648566889296
世界観共有の『白き魔女と黄金の林檎』はこちらです(三人称・ダークファンタジー)
https://ncode.syosetu.com/n6602hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 17:19:28
31239文字
会話率:27%
テッドベル子爵家と領民を守るためなら、年上伯爵の後妻に入ります!
家族の反対を押し切り、援助金と引き換えに王都のバーフォード伯爵家に嫁いだエレン(エレノーラ)
決死の覚悟で迎えた初めての夜、よくわからないうちに伯爵様に嫌われたらしく、彼は愛
人邸に戻っていった。
勝手に実家に帰る訳にもいかないので、伯爵邸の仕事を手伝ううちに使用人とも仲良くなり、王都の暮らしも楽しくなる。
そんなある日、屋敷に伯爵の息子フレデリックが現れる。彼と伯爵の仲は訳ありのようだし、私のことは迷惑らしく態度は冷たい。
たが身勝手な伯爵に振り回されているエレンに同情したのか、日に日に優しくなるフレデリック。
美麗な青年貴族に免疫のないエレンは、戸惑うばかりだったが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 23:53:00
26037文字
会話率:51%
「俺に惚れるな」婚約(期間限定)を結ぶ為の顔合わせで、公爵家のフィル(フィリップ)はクリス(クリスティーナ)にそう言い放つ。王族との婚姻を避ける為の婚約だ、そんなことは承知しているクリスは怒り、2人の仲は最悪のはずだった。
しかし、婚約をア
ピールするためのデートを重ねるうちに、段々とフィリップの態度が甘くなり戸惑うクリス。
一方フィリップと結婚したい王女は、クリスを陥れようと悪巧みを重ね、そんな王女を冷ややかに見る腹違いの王子が動きだす…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 00:33:16
24943文字
会話率:60%
シスコンの主人公が、婚約者に断罪されそうになった義姉を救うお話。
最終更新:2022-12-18 21:09:42
3568文字
会話率:60%
飲食が好きな私の備忘録的プチエッセイです。
食べた事飲んだ事の感想を取りとめもなく書いています。
あくまで個人の感想ですので。
最終更新:2023-01-02 12:00:00
1201文字
会話率:0%
夢想小説です。
まぁグダグダなことを書き連ねるつもりです。
最終更新:2013-10-05 15:00:00
2988文字
会話率:12%
見ても意味ないです。見ないでください。
最終更新:2023-01-01 11:11:25
1922文字
会話率:0%
俺は坂本 悠真、15歳。
友達はいないし、話し相手は家族ぐらいだ。
ある日僕がじゃんけんで勝ったことしかないと確信した...。
最終更新:2022-12-29 11:40:33
1607文字
会話率:64%
笠(かさ)をもらった恩(おん)返(がえ)しに向かう地蔵(じぞう)たち。
ところが、あのじーさんの正体は・・・。
こうなったら、別プランでいく。
地蔵、動きます!
最終更新:2022-12-28 20:35:25
826文字
会話率:27%
第一部
「夕霧物語」(禿の伊左衛門による名妓夕霧太夫の物語)<幕間劇>
伊左衛門が大食人のまめぞうらに助けられながら、傷病の夕霧を青墓のけちんぼ池に連れてゆく物語。
「辻沢ノーツ」(ノタクロエが記録するフィールドノート)
ノタクロエは
社会学を専攻してフィールドワーカーを目指す大学3年生。
所属する鞠野ゼミの夏休みの課題はフィールドワーク実習。
クロエは挨拶とか準備とかしなければならないのに5月になってもフィールドワーク先が決められないでいた。
そんなクロエに鞠野先生が勧めてくれたのが辻沢だった。古くは遊里であり吸血鬼伝承が残る特殊な地域だが、N市の衛星都市としてベッドタウンとなり、コスプレで賑わうヴァンパイア祭りが有名になったりと現代化著しいフィールドでもあった。
他に行くあてのないクロエは、友人のミヤミユとサキと一緒に辻沢にフィールドに入る事を決める。連休中、鞠野先生に町の協力者への挨拶に同行してもらうも、クロエの気分はドナドナ状態。
そして夏休み。フィールドに入ったクロエを待っていたのは、いつ行っても陰気で暗く気味の悪い青墓の杜、何かが潜んでいそうなジメついた地下道。拠点にしている屋敷のヴァンパイアみたいな人たち。そして秘密のサバゲーにはまる、他所から来る暗い顔をしたゲーマーたちだった。
フィールドがその闇の姿を現してくる中、クロエはフィールド調査で知った「夕霧物語」がいつも見る夢と同じ内容だと知る。
そして、自分とそっくりの少女ユウの出現によりクロエは思ってもいない方向へ導かれてゆくのだった。
第二部
「辻沢日記」(コミヤミユウによるセルフライフドキュメント)
第三部
「書かれた辻沢」(フジノミユキによるオートエスノグラフィー)
結部
「夕霧物語 えにしのゆくえ」(伊左衛門による当世語り)
と続きます。
新たな夕霧物語。宿世から解放され未来へ向かう鬼子と鬼子使いの記録です。
【構成】
全45万字の長編です。
毎日21時を目途に更新していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 20:00:00
501905文字
会話率:25%
※ 武頼庵(藤谷K介)様主催の「正月はこれでしょ」企画参加作品です。
ゆんちゃんはパパのおぞうにもママのおぞうにも大好き。
でも、どちらが好きかちゃんと選ばないと、とんでもない未来がやってきてしまうかも。
最終更新:2022-12-20 08:00:59
2295文字
会話率:34%
ぞう組になるあおくんは、パパとママから青いえんぴつをもらいました。
あおくんはえんぴつのえんちゃんと楽しく遊び、えんちゃんはどんどん短くなって、ついに消えてしまいます。
忘れても、きっと残る。あたたかさを繋ぐ物語。
最終更新:2022-12-02 12:38:46
996文字
会話率:73%
主人公、兵野凡三(へいの ぼんぞう)君が、さまざまなストーリーを繰り広げる小説です。何卒宜しくお願い申し上げます。
最終更新:2022-11-20 13:42:00
604文字
会話率:0%
「古き世界」が終わった「新世界」。地球は『ガレリア』と呼ばれ、最終戦争から生き残った人類が科学を引き継ぎ散らばって生きていた。ホテル「風見鶏」はそんな新世界における最大のホテルグループ。ホテルの目的はこの新世界を旅する旅人たちの身の安全を
計り、信頼を得て商売をすることだ。この新世界を旅する旅人は盗賊団、ひとさらい、あらゆる危険がに晒されるが、その中でも一番の脅威は『造魔(ぞうま)』という最終戦争によって生まれた『魔物』の存在だった。
そんな新世界ガレリアの東部辺境に小さな風見鶏グループのホテルがあった。小さなホテルをグループでは『邸』と呼ぶが、それでもホテルの役目は何も変わらない。それはあらゆる手段を使って旅人の安全を図る事だ。やがてその役目を持つ者を壁人(ウォーリア)と呼び、ある黒髪の若者の名が辺境に知れ渡る様になった。
彼の名を―――『風見鶏邸のハリー』
彼は無口者という辺境の隠語『ハリー』と言われているが、その実力と剣技は全てを凌駕する。彼は一体何者で何故、この小さな風見鶏邸にいるのか。
短編小説『風見鶏邸のハリー』
これはそんな何故めいた若者を描く、短編です。
#日南田ウヲ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 23:31:20
53378文字
会話率:35%
警察を辞めて私立探偵として生計を立てていた北条 みこと(ほうじょう みこと)のもとに、新年早々に政治家である守倉(もりくら)議員の不倫調査が妻である守倉夫人から依頼された。当初は簡単な不倫調査のはずだったが、調査対象の政治家が謎の変死を遂
げる。
守倉議員の葬儀で、北条の警察時代の上司であった梶 雄三(かじ ゆうぞう)とひょんな事件で知り合った警部補の町沢 健斗(まちざわ けんと)と再会した。事件を調査していくうちに変死した政治家の黒い影となる暴力団・唐津組(からつぐみ)が見え隠れしていることに気が付く。さらに、守倉議員の不倫相手が唐津組の構成員でもあったことも判明した。やがて北条は唐津組の活動に首を突っ込むことになる。
同時に、守倉議員変死の裏には警察に圧力がかかっていたため、事故死として報道された。北条はかつて自身が警察を辞めるきっかけとなったのも、自身が担当した事件が警察上層部の圧力によりもみ消されたことであった。
守倉議員変死の調査に躍起になっている中で、今度は守倉議員の長男が自宅で殺害された。さらに、守倉議員の義理の息子でもある徳地(とくち)議員までもが講演会先のホテルで殺害された。だがこの2つの事件は犯人に繋がる証拠が出てこなかったため、捜査は難航した。それとも、この事件も警察に圧力をかけた結果、事件をうやむやにする魂胆なのか。
警察が当てにならないと悟った北条は、やがて単独で一連の事件の調査に乗り出すこととなり、守倉議員の愛人に接触を試みる。町沢も、唐津組推進による薬事法改定が事件の大きなカギを握ることに気が付き、科捜研を巻き込んだ捜査を単独で始めた。
事件の解決として、守倉一家殺人事件の犯人、唐津組の組長、警察に圧力をかけた人物、警察の内通者の4つの人物を同時に割り出すことにある。さらに、登場する人物全員が裏の顔を持っているため、敵味方の区別がつかず結末は予測不能である。
誰が一連の流れの主導権を握っているのか。さらに、随所にちりばめられた伏線が事件解決のカギを握っている。それは些細なメッセージのため、誰もが見過ごしてしまうが、事件の主導権を握っている人物は一つとして逃してはいなかった。
果たして、北条はこの厄介な人間が集まるのかで、厄介な事件を解決できるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 17:25:33
142050文字
会話率:59%
……実験体0026(おおじろん)と彼に呼ばれた真造(しんぞう)の帰還までの物語……
「ラックランドにようこそ」の外伝作品(スピンオフ)となります。
最終更新:2022-09-30 17:00:00
23680文字
会話率:37%
類慣れなる武術の才に恵まれたリエルは幼少の頃より厳しい修行に明け暮れていた。
リエルは十五歳を機に、かつて世界を救った英雄である父レオンの勧めによりグランデ王国随一の学園、グランデリオ第一学園に通う事になる。
外の世界の普通がわからな
いリエルは四苦八苦しながらも、学園に通いながら世間の常識を少しずつ身に着けていく。
そして、やがて訪れる大きな陰謀の波。亡き魔王を信仰する謎の組織。
リエルは仲間達と共に、迫り来る苦難を乗り越える事が出来るのだろうか。
それはまだ誰も知らない未来のお話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 11:00:00
17618文字
会話率:37%
柳原歩(やなぎはらあゆむ)はそれまで、人生に何の不満もない、順調な日々を過ごしていた。
しかし「就職活動」で初めて、彼は敗北や挫折を経験する。
それでも年度末ギリギリで、小規模のゲーム制作会社に唯一内定が決まった。
歩は仕方なしに
初出勤をするが、会社の実態は『魂再生機構』と名乗る「人魂」を取り扱う大組織だった。
ハイテンションの受付案内人に、超冷酷な女上司……サーフィンが趣味の死神や、優しさの欠片も無い天使達。
そして……自由奔放な明るい悪魔と、恐ろしく真面目な堅物悪魔。
超個性的な同僚達に翻弄されながらも、同期で人間の大蔵(たいぞう)や薫(かおる)と共に、過酷な新人研修に挑む彼には、人間界を巻き込む重大事件が待ち構えていた……。
より読みやすくする為に改稿を重ねますが、物語の内容は一切変わりません。
今作品は、少なくとも2日に1回投稿を目指します!
(開始1週間は毎日投稿です)
*前回の作品「わがまま戦隊、棚上げレンジャー」を読んで頂いた皆様へ
今回はの作品は人称が一人称に変わります。
この小説は「エブリスタ」にも投稿していますが、只今内容を改編中です。
(なろうさんへの投稿が最新バージョンとなります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 00:31:03
74425文字
会話率:42%
えー、異世界の渋谷の街にオムライスとして転生してしまった俺。人間じゃないのかよ!。しかし突如、大規模災害が発生。地震雷火災に停電の全部盛り。やれやれ、不満を言ってる場合じゃない。オムライスとして、全力でこの想定外で未曾有(みぞうゆう)の大災
害に立ち向かい、異世界の渋谷の街の安心と安全を守り、世界を救わなければ…!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 06:27:09
39784文字
会話率:26%
「ねぇ二句森くん、前から思ってたんだけど……綺麗な目だね?」
「あ、ありがとう四十万さん」
隣の席の四十万八重さんは僕の顔を覗きながら嬉しい事を言ってくれる……普通ならね。
「DHAは入ってないと思うよ」
「うぇへへ。でもDNAは入っ
てるよ?」
獲物を狙うように舌なめずりをする四十万さんは事ある毎に僕を食べようとする。
「――あの高校に行くと世界が変わるぞ」
尊敬する父に言われて高い倍率をくぐり抜けて入学した月詠学園。そして入学してすぐ僕は父の言葉を思い出す。
「だが覚悟しておけ十蔵。あそこは……曲者が多く個性が豊かすぎる学園だ。飲まれるなよ」
父さん……刺客がいました。
ここは……人外魔境です。
そして……食べられようとしてます。
隣の席の女の子に食料として見られていると勘違いする二句森十蔵と、彼を性的な目で見ている四十万八重が贈る、食欲と性欲が混ざり合う勘違いラブコメディ。
登場人物
二句森十蔵(にくもりじゅうぞう)……本作の主人公
父の勧めで月詠学園に入学したけど、周りはとんだ曲者揃い。強い男になる為に十蔵くんは今日もゆく。
四十万八重(しじまやえ)……本作のヒロイン
十蔵くんの隣の席の女の子。涙袋がチャームポイントな黒髪美人。
隣の席の十蔵くんを食べちゃいたいお年頃。笑い方が独特でよく怖がられる。
丸味帯太(まるみおびた)……クラスメイトの男の子。
十蔵くんと八重さんの会話を毎回楽しみにしている。気になる女の子がいるとかいないとか。
浅日詩書(あさひしかく)……クラスメイトの女の子。
帯太くんと同じで2人の会話を楽しみにしている。気になる男の子がいるとかいないとか。
黒神葵・奏(くろかみあおい・かなで)
黒神さん家の双子ちゃん。3学年にお姉ちゃんがいる。
クラスのムードメーカーでマスコットで中心にいる元気っ娘。
しかし、彼女達には秘密があるとか。
※作者トン之助
※カクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 15:18:19
13810文字
会話率:53%
現代詩フォーラムに投稿予定。
キーワード:
最終更新:2022-07-01 08:40:58
225文字
会話率:0%
突然時空の転移に巻き込まれた大学生の巡(じゅん)は平成二四年から一八三一年の江戸に飛ばされた。その信じられない現象に混乱した巡だったが、転移先の番人であるシゲによって転移して来た人々でつくる組織「組」で保護され、組織の一部である口入屋「ほ
たる屋」で、平太(へいた)と名を変えて働くことになった。
時を同じくして江戸市中では、両替商や貸金業者の店が次々と爆破される事件が連続して発生し始めるが、その犯人と犯行方法は全くの不明で、巷間では輪入道や天狗といった妖怪の仕業との噂が実しやかに流れていた。
連続する事件発生に手を焼いた南町奉行所では、与力であり、実は転移して来た者でもある村田(むらた)を中心として捜査を進めることとなったが、妖怪などではなく人間の犯行であると判断した村田は、同じく転移して来た者達であるほたる屋の面々、店主の清造(せいぞう)、番頭格の忠助(ちゅうすけ)、まだ少年とも言うべき太一(たいち)、そして大学で近代技術学を学んでいた平太と共に、未来の知識に基づいた推理を開始した。その中で平太は、次の事件が発生した際の現場検証に臨場を申し出て、村田の承諾を取りつけた。
程なく発生した五件目の犯行現場に臨んだ平太は、御用聞きの留吉(とめきち)やその女房シメの協力で犯行方法の解明に成功するとともに、実験によってそれを証明し、犯行動機にも肉薄した。そして、奉行所の強引な捜査手法に巻き込まれ、犯行グループのアジトと目される男茶屋に潜入捜査を敢行した平太の努力で次の犯行計画が判明し、その犯行当夜、北町南町奉行所の総力をもって犯行グループは捕縛、壊滅に至った。
その捕り物に留吉と共に臨場していた平太は、犯行グループの残した道具一式を見て愕然とした。それらは、この時代には未だ発明や出現をみていない、近未来の技術や装置であった。しかし、捕縛された犯行グループに「未来から転移して来た者」はいなかった。
この事から、新たな手口での犯行を予感する平太と村田であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:00:00
59717文字
会話率:60%
突然時空の転移に巻き込まれた大学生の巡(じゅん)は平成二四年から一八三一年の江戸に飛ばされた。その信じられない現象に混乱した巡だったが、転移先の番人であるシゲによって転移して来た人々でつくる組織「組」で保護され、組織の一部である口入屋「ほ
たる屋」で、平太(へいた)と名を変えて働くことになった。
時を同じくして江戸市中では、両替商や貸金業者の店が次々と爆破される事件が連続して発生し始めるが、その犯人と犯行方法は全くの不明で、巷間では輪入道や天狗といった妖怪の仕業との噂が実しやかに流れていた。
連続する事件発生に手を焼いた南町奉行所では、与力であり、実は転移して来た者でもある村田(むらた)を中心として捜査を進めることとなったが、妖怪などではなく人間の犯行であると判断した村田は、同じく転移して来た者達であるほたる屋の面々、店主の清造(せいぞう)、番頭格の忠助(ちゅうすけ)、まだ少年とも言うべき太一(たいち)、そして大学で近代技術学を学んでいた平太と共に、未来の知識に基づいた推理を開始した。その中で平太は、次の事件が発生した際の現場検証に臨場を申し出て、村田の承諾を取りつけた。
程なく発生した五件目の犯行現場に臨んだ平太は、御用聞きの留吉(とめきち)やその女房シメの協力で犯行方法の解明に成功するとともに、実験によってそれを証明し、犯行動機にも肉薄した。そして、奉行所の強引な捜査手法に巻き込まれ、犯行グループのアジトと目される男茶屋に潜入捜査を敢行した平太の努力で次の犯行計画が判明し、その犯行当夜、北町南町奉行所の総力をもって犯行グループは捕縛、壊滅に至った。
その捕り物に留吉と共に臨場していた平太は、犯行グループの残した道具一式を見て愕然とした。それらは、この時代には未だ発明や出現をみていない、近未来の技術や装置であった。しかし、捕縛された犯行グループに「未来から転移して来た者」はいなかった。
この事から、新たな手口での犯行を予感する平太と村田であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:00:00
39322文字
会話率:52%
突然時空の転移に巻き込まれた大学生の巡(じゅん)は平成二四年から一八三一年の江戸に飛ばされた。その信じられない現象に混乱した巡だったが、転移先の番人であるシゲによって転移して来た人々でつくる組織「組」で保護され、組織の一部である口入屋「ほ
たる屋」で、平太(へいた)と名を変えて働くことになった。
時を同じくして江戸市中では、両替商や貸金業者の店が次々と爆破される事件が連続して発生し始めるが、その犯人と犯行方法は全くの不明で、巷間では輪入道や天狗といった妖怪の仕業との噂が実しやかに流れていた。
連続する事件発生に手を焼いた南町奉行所では、与力であり、実は転移して来た者でもある村田(むらた)を中心として捜査を進めることとなったが、妖怪などではなく人間の犯行であると判断した村田は、同じく転移して来た者達であるほたる屋の面々、店主の清造(せいぞう)、番頭格の忠助(ちゅうすけ)、まだ少年とも言うべき太一(たいち)、そして大学で近代技術学を学んでいた平太と共に、未来の知識に基づいた推理を開始した。その中で平太は、次の事件が発生した際の現場検証に臨場を申し出て、村田の承諾を取りつけた。
程なく発生した五件目の犯行現場に臨んだ平太は、御用聞きの留吉(とめきち)やその女房シメの協力で犯行方法の解明に成功するとともに、実験によってそれを証明し、犯行動機にも肉薄した。そして、奉行所の強引な捜査手法に巻き込まれ、犯行グループのアジトと目される男茶屋に潜入捜査を敢行した平太の努力で次の犯行計画が判明し、その犯行当夜、北町南町奉行所の総力をもって犯行グループは捕縛、壊滅に至った。
その捕り物に留吉と共に臨場していた平太は、犯行グループの残した道具一式を見て愕然とした。それらは、この時代には未だ発明や出現をみていない、近未来の技術や装置であった。しかし、捕縛された犯行グループに「未来から転移して来た者」はいなかった。
この事から、新たな手口での犯行を予感する平太と村田であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:00:00
61996文字
会話率:59%
日本史の教科書にも出てくる、
江戸末期の『天保の改革』。
このとき、
南町奉行|鳥居耀蔵《とりいようぞう》の「綱紀粛正」の指揮により、
為山春水や柳亭種彦といった人気作家たちが
「風紀を乱す作風」とみなされ、
投獄の上、非業の死を遂げて
いった。
これはもはや昔の話?
そうではなかった。
「おもしろきもの」を
追求するクリエイター達と、
鳥居耀蔵派との血みどろの対決は、
202*年の今、東京で最終決戦を
迎えようとしていたのである。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 18:31:51
2815文字
会話率:17%
現代で、警察、法律が存在しない世界。
次々と発見される変死体。原因を探る謎の組織。
その変死体に佇んでいる男「透」。突如、透の前に現れた謎の女。
この物語は透と異世界の女が世界に弄ばれる物語
※この作品は「カクヨム」でも掲載してます
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 20:22:33
4935文字
会話率:55%