「お華の髪飾り」続編にございます。
時代は江戸。いよいよ幕末に突入致します。
柳橋の芸者でありながら、北町同心の兄、桜田浩太郎の妹でもあるお華は、町廻同心の手下として、江戸の町を守っているのだが、否応なく時代に巻き込まれていく。
前作
では、江戸幕府最後の改革・天保の改革の波を、得意の簪と頭脳で、叩き潰したお華だったが、今回は明治維新の大嵐。
彼女は、逃れられない時代の大波をどう切り抜けるのでしょう。
乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 14:00:00
914623文字
会話率:36%
日本史の教科書にも出てくる、
江戸末期の『天保の改革』。
このとき、
南町奉行|鳥居耀蔵《とりいようぞう》の「綱紀粛正」の指揮により、
為山春水や柳亭種彦といった人気作家たちが
「風紀を乱す作風」とみなされ、
投獄の上、非業の死を遂げて
いった。
これはもはや昔の話?
そうではなかった。
「おもしろきもの」を
追求するクリエイター達と、
鳥居耀蔵派との血みどろの対決は、
202*年の今、東京で最終決戦を
迎えようとしていたのである。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 18:31:51
2815文字
会話率:17%
時は天保年間、水野忠邦が天保の改革を進める中、その裏では旗本・大名らが諸改革を潰すべく闇に暗躍する、老剣客・兵史郎はその闇を鋭く切り裂いていく。
最終更新:2017-01-03 01:08:27
86412文字
会話率:39%
天保の改革後のこと。将軍家慶は家臣遠山景元と打ち首役の山田浅右衛門の昔話を聞く機会に巡り合った。
二人が十六歳と二十二歳の若き時分、一人の浪人者と出会った。その名は清太郎。実は殺し屋という、普段は岡場所の用心棒をしている、なんとも飄々と
した男であった。その岡場所にいつの間にか居候することになった浅右衛門、当時源八郎は、押しかけ弟子のような、当時無頼少年だった遠山金四郎と共に怪奇な事件に巻き込まれていく。
あやめという少女が、最近連続して起こる辻斬りは兄が作り出す妖刀の仕業だと告げる。真偽を確かめるため三人は調査を始めるが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 13:59:27
98520文字
会話率:43%