目を細めて頬に手を当てながら、「あらあら〜」とか「うふふ〜」とか「もぅ、しょうがないわねぇ〜」なんて優しく囁いてくれるおっとりふわふわお姉さんキャラのバブみはエグい。
実年齢が上でなくても、ただ暖かく見守ってくれさえすれば、そこからは『オギ
ャりの精神』を強制的に呼び起こしてしまう母性を撒き散らしてしまうものだ。
そんなバブみの塊に『お世話される』のは、普通の幸せ。
では、そんな属性持ちがポンコツで、逆に『お世話する』ことになったらどうか。
属性が化学反応を起こして消滅するだろうか。否だ。
可愛さ素敵さは減衰するだろうか。断じて否だ。
「あらあら〜うふふ〜。まったくもぉ〜しょうがないわねぇ〜。今日のご飯も全部焦がしちゃったわぁ〜。柊く〜ん、お姉ちゃんを助けてぇ〜。えーん」
うん、お姉ちゃんじゃないよね。むしろ誕生日俺より遅いよね。
しかも基本的にはなんでもかんでも不器用で、だいたいのことは結局俺が自分でやることになる。
「お姉さんぶろうとするおっとりゆるふわポンコツ同級生幼馴染」という属性の特盛り最強キャラをお嫁さんにもらってお世話ができる俺は、間違いなく世界で一番の幸せ者だ。
異論は認めるが俺のいないところでやっててくれたまへ。
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 05:00:00
14465文字
会話率:44%
あらあら、まあまあ。
最終更新:2021-08-29 08:36:09
2722文字
会話率:68%
新米聖女のミーメアは叫んだ。自分がここまで連れてきた昏睡中の筆頭聖女を指差して、事態を飲み込めない王子様へと。
「この人と結ばれてください!」
◆
とある水晶へ祈りを捧げる聖女たちがうっかり願いをかけてしまったせいで、王都に魔獣大暴走の気配
が迫ってさあ大変。ひとりだけ無事だった新米聖女ことミーメアが事態の収拾を図ったらあらあらいろいろ転がって実はほんのりこっそり想っていた王子様とあらあらまあまあになりました。頭ゆるくして勢い任せにどうぞされていただけるとさいわいです。
◆
本編一話『その当日』で完結してますが半年前のお話を付け加えておきたいので連載にして置いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 21:32:06
25353文字
会話率:43%
大学生の小鳥遊 紗南は、ある日事故に遭い、命を落としてしまう。
彼女が再び目を覚ますと、そこは生前ボロクソ酷評した乙女ゲームの世界だった。
しかも、ぶりっ子ヒロインのライバル役の悪役令嬢 マリア・フィロースに転生してしまっていた。
「あらあら、イラつくわ」
「困ったわ。いっそ潰してしまいましょうか」
前世を思い出して尚、自分本位に突き進む彼女は、果たしてゲームのシナリオに勝てるのかーーー?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 22:00:00
16971文字
会話率:36%
魔女モルガンの庭
そこには何か悩みを抱えたありとあらゆるモノだけが訪れる場所
時間軸や世界軸が少し捻じ曲がってしまった箱庭
悩みを解決できるか否かはあなた次第
チリンチリン――
美しく整えられた庭に響くは可憐な鈴の音。
『あ
らあら、今日も悩みを抱える子羊さんがいらっしゃったようね』
魔法の如雨露を片手に庭の手入れをしていた魔女がのんびりと声を上げた。
『あなたのお悩みは何かしら。私にこっそり聞かせていただけないかしら?』
ここは、悩みを抱えた多種多様な魂がたどり着く魔女の庭。
『ここはどこ?そんなことはどうでもいいでしょう。』
どこにでもあるし、どこにもない場所。
魔女は微笑を湛え、悩めるお客さまをおもてなしする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 22:25:49
2614文字
会話率:54%
あらあら、いけませんね。つい正直に指摘してしまいましたが、こういう時は出来るだけ相手に寄り添うように対応しなければいけないのでした。
「それで、どうして婚約破棄をお望みになられたのですか?」
「それは、お前が一番分かっているだろう! …
…それは……ええっと……ああ……そうだ! お前が朝食をいつまでたっても用意してくれないからだ!」
朝食を既に召し上がったことまで忘れていらっしゃるようです。
そもそも彼の頭の中で、私はどういう関係として認識されているのでしょう。妻? それともただの料理人? まさか、あの泥棒猫と勘違いなさっているわけではございませんよね?
……とにかく否定せずに、出来るだけ意図を汲んで差し上げるのが肝心です。
「では、今から朝食を準備してまいりますので、こちらで淹れたての紅茶でもお飲みになってお待ちくださいね」
「ああ! 分かってくれればいいんだ!」
満足そうに頷いて席に着くアラン様。すぐにお食事の支度を致しましょう。彼がこうなってしまったのは私のせいでもあるのですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 19:51:25
2340文字
会話率:26%
創立記念パーティーの最中、いきなり壇上にあがり演説を始めた王子の言葉を途中で遮り、私の隣で素っ頓狂な大声を上げたのは、今年で5歳になる私の妹でした。
最終更新:2021-03-09 20:15:29
5469文字
会話率:51%
見た目は良いが表情がほぼ出ず、寡黙な少女ディートは巷で人形姫と呼ばれていた。
そんな彼女が兄の友人に出会った時、二人の運命が動き出すーーーーーー
脳裏に突如浮かんだのはBLゲームの記憶。あらあらこの方BLゲームの主人公ですのね。
ディ
ートからその身に降りかかる未来の同性愛の予定を知った青年がディートと可愛がりながら必死に回避するラブコメです。
設定はBLゲームの世界となっておりますが本編は人形姫と女顔少年がイチャイチャしてるだけです。
本編は一話で完結。余力があったら後日談とかジリアン視点でも描きたいので連載設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 07:39:35
19712文字
会話率:37%
お久しぶりです、殿下。この度『第1王子付き侍女兼騎士団長専任秘書』に任命されました、エステルです。…役職名長くないですか?略して『侍女』で良くないですか?え?公私ともにずっとそばに居て欲しいから?あらあら、殿下ったら私の事大好きなんですねぇ
。 ※※以前投稿させていただいた『王妃様付き侍女の主な仕事は王妃様を扇ぐ事』の続編的なものになります。よろしければそちらもどうぞ!!!※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 19:54:50
4591文字
会話率:0%
♂「突然ですが、2年ほど前の話をしていいですか?」
♀「突然ですね、でも、だめと言っても始めるんでしょ?」
♂「あれは2年ほど前だった」
♀「わかってますって」
♂「2年前だから堂々とハイタッチできた」
♀「なんの話?」
♂「野球の大きな試
合を見に行ったんですよ」
♀「ほう」
♂「ひいきチームが敵地に乗り込んで3試合を戦ったんです」
♀「ほう」
♂「最初の試合で、5回終了後のグラウンド整備の間にひいきチームのマスコットキャラが向こうのチアリーダーの人と踊ってくれて」
♀「いいですね。和気あいあいで」
♂「こっちの応援席もちょっと盛り上がったりしたんです。エール交換みたいなものと思って。ところが最後は『もう一つ!』というセリフで」
♀「『もう一つ』ってなんですか?」
♂「向こうのチームは前年も日本一になっているから『もう一度頂点』ってことと受け止めました」
♀「ひいきチームが負けるという暗示を、声高にやられてしまったんですね?」
♂「実際負けましたけど」
♀「そういえば相手チームって大試合で負けないので有名ですよね?」
♂「そのときまで本拠地で10連勝とかで、不敗伝説と言われていました。次の試合の同じ時は、こっちの応援席は静かだったんですよ。でも前の試合を見に来なかった人がいたみたいで、ノリノリになって」
♀「最後は『もう一つ!』と一緒に声を上げさせられたりしたわけだ」
♂「その人『しゅん』となってました。その試合も負けました」
♀「あらあら。最後の試合はどうでした?」
♂「踊りの途中でボクが『これ、最後はもう一つ! だからなあ』ってネタバラししたんです」
♀「向こうのチアの人にイヤな客と思われませんでした?」
♂「そうかも。そうしたら3連戦最後、もう明日からやらなくていいというラストで、マスコットの人が相手チアとのハイタッチを拒否したように見えたんです」
♀「ええ~? 単なる空振りとか失念とかでは?」
♂「ボクは信じています。マスコットの人は、プロとしてチアと踊ることはできても、軍門に下って魂を売り渡してはいなかったのだと」
♀「考えすぎじゃないですか?」
♂「その試合も負けましたけど」
♀「ひょっとして『二つのふはい伝説があった。負けない不敗伝説と、ハイタッチを拒む気高い人の不ハイタッチ伝説、略して不ハイ伝説』とか言うんじゃ?」
♂「てってれ~」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 22:13:59
1691文字
会話率:100%
トラックに轢かれて死んだ男は、気が付けば雲の上にいた。
目の前には美しい女神、ここは死後の世界なのか?と思った矢先……女神はあり得ない言葉を男に投げ掛けた
最終更新:2020-12-09 19:00:00
4638文字
会話率:63%
くるくる回るコインを手に取れば、あらあら不思議、世界はろう人形になってしまったのかしら? 恋する乙女は次元をも超えてしまうのでしょう。
最終更新:2020-11-25 12:00:00
769文字
会話率:45%
両親の失踪から人殺しの娘として生きてきた彩華。
小さい頃から冷遇されてきたけど、そんな辛い現実に負けてたまるもんですか!そうして成長していくうちにちょっと強気すぎてやられたら倍返しがモットーの女の子になっちゃいましたが。
そんな彩華はある
日夢で失踪していたお母さんに再会。
「え?私が聖女、らしきものってどういうこと!?」
あらあらまあまあ美女のお母さんに連れられたのは異世界にある失われた楽園。
「モフモフは尊いので、モフモフを虐めるやつは許しません!」
そして聖女は誰かに任せます。私は相棒の小鳥とここで楽しく暮らすんです!
そんな主人公が異世界で番と出会って溺愛されたり、モフモフを助けてモフモフするお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 15:42:19
68024文字
会話率:49%
極東の島国・ヤマトの神原という遊郭街―――そこは神様だけが行くことができる特別な遊郭街だった。主人公・朝雲は、神原の大店で振袖新造として、数多くの神様から水揚げを申し受け、とうとう花魁になる日を控えていた。
しかし朝雲は、2人の男神から
水揚げ前に身請けを申し込まれる。1人は剛毅な性格の鬼の正一郎、もう1人は品の良い稲荷神社の富塚。店の贔屓客である2人の男神から身請けを申し込まれ、朝雲は「あらあらまぁまぁ」と困り果てる。
朝雲の心の中には、自分のことを「嫌いだ」と言い放つ、何者かわからない寡黙な外国の客・イリヤがいた―――。
朝雲は誰に見請けされるのか?正体不明の外国から来たお客様・イリヤの正体とは何なのか?2人の想いが交錯する、恋愛花魁ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 21:00:00
109036文字
会話率:41%
とあるパーティー会場にて、綿菓子令嬢と呼ばれる私、フリア・フワーライトは、婚約者である第二王子殿下に婚約破棄されてしまいました。
「あらあら、そうですか。うふふ」
これは、普段からほわわんとした様子の令嬢が、とんでもない裏の顔をさらすお
話(わりとホラー風味?)
全二話で、二日連続で、23時の更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 23:00:00
3418文字
会話率:53%
よぬろやせあはあ、あらあら
最終更新:2020-05-16 10:21:58
303文字
会話率:0%
『はぁ〜
今日も今日とて、疲れた…』
学校帰りの帰り道思わず呟く。
俺、柳 冬至は、自分のやりたいこともないまま普通科高校に通っていた。
中学の頃、まあまあ頭は良かったし、やりたいこともあったが…
まぁ、それは置いといて。
今日は雪だ。
北
陸なのでよく降る。
ひざぐらいまで積もった雪は俺を疲れさせる…
『めんどくさい』
思わず呟やいた。
目の前のライト。
思考は停止した。
暖かい…
『オギャー!!』
なんだなんだ?
誰が泣いてるんだ?
『オギャー!!』
俺か!?
俺なのか!?
『あらあら』
俺なんですね…
これはあれか、異世界転生ってやつだな。
マジの美人がこちらを見ていた。
『元気な子ですね、奥様。』
『そうね〜。』
あなたお母さんですかそうですか。
『少し冷えるわね。』
『今日は雪ですから。』
『暖炉の火力、あげてくれる?』
『わかりました。』
『決めた!あなたの名前はウノスよ。』
…
『それにしてもあの人は見にも来ないのね…
一言言ってやろうかしら。』
んー?やな予感…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 00:00:00
16571文字
会話率:63%
あらあらうふふ腹黒系ヒロインと、アルカイックスマイル腹黒ヒーローの、楽しいヒロイン(笑)ご退場作戦。
最終更新:2020-04-27 00:00:00
9341文字
会話率:36%
正統派イケメンと猫かぶりメガネ少女の日常
話は学校1のイケメンに底辺の少女が落ちたところから始まる。
国のトップクラスの男と小さな跡取りの娘は恋に落ちーーーーなかった。
「あらあら、この学園のトップがこのような些事でキレるのですか?」
「
はあ?そんな訳がないだろう。メガネの方がキレているんじゃ?」
ある日出会ってしまった二人の学生の馬鹿馬鹿しい物語。
※気が向いたら更新
※勢いに任せた文章
終わりがないほのぼのだと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 23:00:00
11842文字
会話率:50%
荒筋、アラスジ、あらあらすじ
キーワード:
最終更新:2020-04-11 23:31:26
200文字
会話率:0%
この世界には妖魔という普通の人には見えない化け物がいる。そんなやつらから俺は日々、町の人々を守るために戦っている……が、
「あらあら、また中二病ごっこだよ」
「あいつまだ中二病なのかよ」
中二病だと勘違いされている。
これはある
少年が少女と出会うことによって始まる、勘違い系の物語である。
……はい、すんません。かっこいいこと書きたかっただけです(かっこいいかどうかはさておき)。
ちなみに僕は中二病じゃないです。重要なことなのでもう一度言います、僕は中二病じゃないです!
『あらすじで何やってんだよこいつ……』と思った方、あらすじ自体はもう終わってます。雑談が好きなんです。
※最初の方は、主人公がキャラ崩壊してますが無視して進んでください(主人公がキャラ崩壊ってどうなんだ……)
※大体1話千文字ペース(約二分)で進んでいきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-20 19:00:00
37463文字
会話率:58%