恋人の雄二が非業の死を遂げた美緒は自殺を決意する。何度も自殺未遂を繰り返すそんな美緒に、ある男が声を掛けた。「あんたの望みを叶えてやろう。あんたの命と引き換えに......」疑心暗鬼に囚われながらも、美緒はしっかりとした口調で答えた。「雄二
さんを殺した犯人をこの世から消し去って下さい。その後、私のこの命、あなた達に差し出します」と......
スクープカメラマンたる雄二は、本土の遥か南に位置する孤島『極神島』の秘密を暴きに行き、そして何者かによって殺害された。『EMA探偵事務所』代表の柊恵摩エマは、そんな美緒の依頼を受け、単身『極神島』への潜入を敢行する。その時エマはまだ知らなかった......この島が犯罪で塗り固められた難攻不落の城であった事を......
若干24才、誰もが羨む程の美貌を兼ね備えたエマは、持ち前の美貌とキャッチーな性格から、島民と上手く馴染む事に成功する。島で唯一の食堂『料亭潮風』で住み込みのバイトとなり、常に民とフレンドリー接するエマは、いつしか島民の中で人気者となっていった。しかしそんな優しく、そして親切な島民には、想像を絶するような裏の顔があったのである。
長閑な街並みに君臨する異様な近代的建物『セントジェーン病院』。
街の至る所に点在する生々しき『剥製』の数々。
謎大き『西の森』に生息する毒蛇『オオキバ』。
極神教の総本山たるベールに包まれた『剛健神社』。
地底深くに張り巡らされた迷路とも言える『洞窟群』。
そして......
足を踏み入れただけで『死』が訪れると言われる『死の岬』などなど。
この島に存在するそんな全てのキーワードが、エマを待ち受ける『罠』であり、そしてまた『地獄への道』であった事など、島に着いたばかりのエマは知るよしも無かった。何度も傷つけられ、何度も殺されそうになりながらも、0%の死地を確実に潜り抜けていくエマの姿は、正に『傷だらけGOD』!
涙あり、笑いあり、怒りあり、人情あり、愛あり、そして別れあり......そんな全ての感情が、完結までの40万文字にはぎっしりと詰め込まれています。エマそしてその仲間達が繰り出す壮絶なるサバイバルミステリーを是非ご堪能下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 00:00:00
363836文字
会話率:34%
六合村の赤岩集落に生まれた篠原暁には、『死神』が宿っている。
他人を拒み、傷付ける力を振るう化け物となった暁は、五年前から村はずれの山奥で独りで暮らしていた。
そんな暁は、ある日、死ぬことを決めたのだが……
この作品はアルファポリス
様にても投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 02:00:00
1646文字
会話率:16%
インドアオタクで陰キャ、それが『僕』。
今日は中学校の入学式。放課後、部活探しをしていた時に
僕は浮世離れした絶世の美人『先輩』に出会う。
その夜、僕はなぜか見た事も無い場所にいた。
ひょんな事から再会した先輩を追って、
発車していく蒸気
機関車に文字通り飛び乗る。
汽車の名は『葬送列車』。
その行き先は何人(なんぴと)たりとも逃れられぬ『死』だという。
『僕』は、『先輩』は、どうなるのか?
回り始めた運命は暴走する機関車の如く、止まる事も躊躇(ためら)う事も知らない。
これは『僕』を軸にした、『ふたり』の物語の始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 23:00:00
47445文字
会話率:13%
女の子は屋上から落ちて、死んでしまった――
主人公『弐々村朝灯』はクラスメイトの『明星ひなた』との会話中、不幸な偶然が重なり、屋上から落ちそうになってしまう。
ひなたは朝灯をかばい、代わりに屋上から落下。
ひなたはその命を落としてしまう。
最悪の事態に絶望する朝灯の前に『玉藻式姫』という学生死霊術師が現れる。
式姫は死霊術でひなたを生き返らせる事に成功し、朝灯は安堵する。
しかし『生き返り』には代償があった。ひなたは人間が生きていくのに必要な精神力を自分一人では生み出せなくなっていたのだ。
『死』に抗う為に一番適切な感情はとは何か――それは生、つまり性、つまり繁殖……とどのつまり『エロ』。
朝灯は命の恩人であるひなたに対し、ありったけの『エロ』をぶつける大義名分を得る事となる!
朝灯には朝灯に心酔している双子の妹(?)『弐々村一夜』がいて、ひなたと朝灯の関係を怪しみ、嫉妬の炎を燃え上がらせる。
数々の困難を乗り越え、はたし朝灯とひなたは放課後に『エッチなこと』を繰り返し、ひなたを完全に生き返らせる事が出来るのか――!?
有無を言わせぬ大義名分を手に入れた男の子が、ちょっと大人しめの女の子にエッチな事をしちゃうラブコメディ『ラブコメするのは死んでから!』
是非ご一読ください!
※この作品は小説投稿サイト『ノベルアップ+』様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 20:00:00
78478文字
会話率:59%
前世である罪を犯した後、永久の終わりを求めて自殺した主人公有馬蓮。しかし、死んだはずの蓮はとある空間で神を名乗るものから『誰かを愛さないと永遠に死ねない罰』を与えられる。誰かを愛したことのない蓮は『愛』がなんなのか知らなかった。また永遠の
終わり、すなわち『死』を望む蓮にとって死ねないこととはどんな地獄よりもつらいものだった。
こうして地獄が始まった蓮。果たして愛を知り、この地獄から抜け出すことはできるのか。また、蓮が犯した罪とは、そして本当の意味での地獄とは何なのか。
『死』を通して考える転生恋愛物語「愛を知らない私は死ねない。」乞うご期待ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 18:55:13
14304文字
会話率:57%
人の人生とは歯車のようであり、一度回り始めるということは『誕生』を意味する。
そして壊れて落ちるということは『死』を意味する。
そんな歯車の塊を監視している運命の髪フォルトナは、今日も回り続ける歯車をただ監視していた。
ある日、
フォルトナを訪ねた別の神様が『壊れて落ちた歯車をもう一度くっつけるとどうなる?』という些細な質問から、地面に落ちていた歯車をくっつけて回してみた。
フォルトナの予想では何も起こらずただ手で回すだけ。
しかし、その歯車はやがて勝手に回り始める。
神様の些細な質問から『死んだはずの』人間たちが息を吹き返してしまい、やむなく世界を一つ作らざるを得ない状態となったとある一日。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 20:17:02
7191文字
会話率:57%
「避けられない死を迎えた時、きっと彼は嗤うだろう。弱い己を嗤うだろう。自分を殺すために力を使った敵を嗤うだろう。くだらないとこの世界を嗤うだろう。それでもきっとただ一人、ただ一人にだけ、嗤わず笑って次を託すのだろう」
不完全な『死』を
修正するモノ、『修死者』
彼らは死に損ない、生き損ない、それでも腐らず、生者を護る。
彼らはきっと救われず、
彼らはきっと、救うのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 19:17:26
12111文字
会話率:56%
──終わりの前に、始まる恋もある。
これは抗えない『死』を前に、ちょっとだけ勇気を出して、一歩を踏み出す物語達。
確定した悲恋となる為の恋バナである。
最終更新:2020-07-04 23:00:00
9634文字
会話率:46%
「きみはいったい、『何』ですか?」
「ボク? ──『動く死体』だよ」
『未来視』を持つ少年は、生物の終点が『死』であるがゆえに、道行く人間がすべて死体にしか見えなかった。
高校の入学式の日、彼は生きたように見える少女と出会い──借金を負
わされた。
積もり積もって絡まり合う、恩義と負債と因縁の物語。
そして、余裕ぶった敬語で話す少年が、笑顔を失うまでの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 18:49:57
80283文字
会話率:57%
伊月修哉は普通の高校生だ。普通の高校生だった————ある日突然家を追い出されるまでは。
何の脈絡もなく無一文路上生活などというバカげた状況に放り出された彼は、謎の少女と出会う。
日常を愛する少年と非日常に愛された少女は交錯し、世界の軋みが産
声を上げる。
————『異能』を抱くというのはね、
『死』を抱えることなんだよ————折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 20:08:14
51548文字
会話率:41%
人は死を待って暮らしている。同時に人は死を待っていることを忘れながら暮らしている。加納中はひょんなことから死が怖くなり、鬱々と考えることが増えました。ときには仕事が手付かずになるほどに。
上司の勧めで有給を消化することとなりました。彼は気
晴らしに昔の友人に会いに行き、『死』について語り合いました。友人たちと通じて『死』についてどう思うか。『死の恐怖』を克服できるか。
この物語は一人の若者が『死』について、考えるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 22:02:54
40175文字
会話率:53%
GOL(Game of Life:ゲーム オブ ライフ)と略されたゲームを御存じだろうか?
その名前の通り、プレイヤーは自分の人生、詰まるところの【命】をチップとしてこのゲームに参加することになるゲームだ。
勝者には『価値』が与えられ
敗者には『死』がプレゼントされる素晴らしきゲームGOL。
この物語はひょんなことからGOLに巻き込まれた高校生の佐紀蔵 司奈(さきくら しな)が訳も分からないまま生き残るために奮闘する話である。
ゲーム起動した際に運営から必ず送られてくるメッセージ。
=自分に価値を見出せないものは消される、それが嫌ならば自分の価値を見つけろ=
=GOL運営一同より=
ーその他ー掲載中のサイトー
ノベルアッププラス様
ー以上ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 19:30:39
12782文字
会話率:47%
現代に生きる少年、出雲景(いずもけい)が目を覚ますとそこは、ゾンビ、スケルトン、ゴーストが闊歩する死者の王国だった!更に景自身も脆弱なゴーストへと身を落としている事に気付く。更にあろう事か、景を異世界に連れて来た張本人である少女――黄泉神
(よみがみ)アイドネアが現れると景に、我が眷属としてきりきり働け、と勝手な事を言い始めた!
ノジャロリ神様。優しいオカマミー。有翼人のボクっ子メイド。優雅でレズな吸血鬼。おっぱいJKな生身の肉体を持ったゴースト、などなど。キャラの濃過ぎる仲魔達と出会い――景は気付く、かけがえの無い大事な人の記憶が、故意的に消されている事に。
これは世界を越え、死すらも越えた、とある姉弟が紡ぎだすとても残酷で、美しい物語。
*本作品は鬱展開もあるダークファンタジーです。チートも無いですが主人公の成長は早めで、ギャグもバトルも燃えも萌えも感動もある総合エンタメ系作品でもあります。
*死にゲーと名高いダークソ〇ルシリーズが好物なので、それらをリスペクトした要素がちょいちょいあります。貴公、死にゲーを受け入れたまえよ。
*「ファンタジー物なら勇者サイドよりも魔王サイドの方が良い」「バトルも好きだけど設定やストーリーがかっちりしている方が好きだ」「ヒロイン達がアンデッドでも私は一向に構わんッッ」という方にお勧めします。物理的にデロデロに腐った娘はほぼほぼ出ませんので安心してください。
*設定過多? のせいで序盤はややテンポが悪いですが、7話くらいからノリ始めます。
*テーマは『死』と『魂』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 09:00:00
95799文字
会話率:29%
『死』を忘れていた少年は、ある日突然
神の気まぐれで殺された。そして何故か、
神の気まぐれで神にされた。
己を知らない少年は、神に愛されながら
自分を知っていく。
本編までが長いかも..
最終更新:2019-12-31 03:11:55
30559文字
会話率:47%
この国は、『天国』と称される
<特殊生命保険センター>と呼ばれる自殺幇助機関を持つ特殊な国。そこでは『死』すらも自らのものとして自由に扱われる。
安定した国政と食料自給を誇り他国から羨まれる歪んだ鎖国国家である日、事件が
起こる。
天国の国に生きる住人達の、日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-05 08:15:17
22018文字
会話率:46%
芸術が盛んな街に、これまた1つ、劇団がある。
数ある劇団に埋もれつつも、異彩を放つ小さな劇団が。
身体を絶不調に蝕まれる団長。
団長に付き従う副団長。
本を読み続ける照明係。
己の顔を武器に修羅場を潜る音響係。
フットワークが
軽く社交性の高い装置係。
彼女らの劇団には、時折依頼が舞い込む。
その依頼が、劇団に向けたモノとは、限らない。
「目に見えるものが真実だなんて、誰が言った?」
赤い封筒はこの劇団を指し示す。
人気があるとは言えないこの劇団には、絶えることの無いうわさがあった。
この劇団には、必ず『死』が付き纏うという。
劇団の名は、『我楽多ドロップアウト』
何名で構成され、誰が率いているのか、謎のベールに包まれた劇団。
迷い込んだ者が見るものは、果たして。
――今日も舞台の、幕が上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 17:34:08
36113文字
会話率:29%
――これは『死』の物語――
御伽噺の知識が豊富というだけの理由で姫に気に入られ、その近衛兵になるという異例の出世をした一人の下級騎士。
彼にはネクロマンサーの幼馴染がいた。
とある理由でネクロマンサーを探している姫を、秘密裏に彼に引き
合わせるのだが・・・。
――そして『生』の物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 08:09:12
29713文字
会話率:68%
主人公、水池雄輔は戦場カメラマンである。そんな彼が仲間達を失い、自身も絶体絶命の窮地へと陥ってしまった。しかし、彼を待っていたものは『死』ではなく、魔法のある見知らぬ世界だった。その世界で出会った黒兎の耳を持つ少女と共に、元の世界へと戻る術
を探し、世界の正体へと迫っていく。
この作品は以前、小説家になろう様で掲載させて戴きました『異世界異写録』のリブート作品になります。以前のアカウントは自分のミスでログイン出来なくなってしまったので、新規のアカウントで手直ししていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 22:35:59
109133文字
会話率:42%
恋とは何か、命とは何かを考える物語。
始まりは高坂青空が高校二年に進級するところから物語は動き出す。高坂青空は公立の高校に通う新高校二年生だ。ただ、その家庭事情はあまりにも酷いモノがある。すべての始まりは青空の母、高坂華の死からだった。
それを機に、妹、彩華の不登校、水空(すいや)の鬱、そして青空の不良化。
そんな青空は母に感謝の言葉も言えなかった自分を恨み、自暴自棄になっている時だった。青空を救ったのは、親友の柊悠真、そしてずっとお互いに苦しんできた彩華だ。
灰色だった青空の世界を二人はもう一度彩ってくれた。
靑空は、彩華と華の思い出が詰まった家を出て二人暮らしを始めた。水空を置いて‥‥。
そんな青空の周りに突如として現れる華との関係がある娘達。彼女らと華の姿が青空には重なって見えた。それは虚像か、それとも‥‥。
物語は彼女らと出会ったことによってすべてが変わった。
そして明かされる華の過去、本当の『死』の理由。
この物語は世界の残酷さ、“死”とは何かを考えるモノだ。よく、思春期の子供が「ひとりで生きていく」や「親なんていらない」なんてことを言い、親や身近な人を拒絶する。
でも、これだけは分かってほしい。人はひとりでは絶対に生きていけない。親がうざいのはおまえのためだ。うざくない親
なんていないんだ。いなくなって初めて分かることがある。気付くことがある。
でも、いなくなって分かってから後悔しても遅いんだ。
だから、今あるモノを当たり前だなんて絶対思うな。
今、そこにあるモノ。それはお前の一生の宝物になる。
これはその宝物をなくした青年、高坂青空と彼の周りの人々が作り出すストーリーだ。これを読んで少しでも周りを見る目が変わってくれれば幸いだ。
分かったからこそ苦しく、でも嬉しくなるそんなストーリーが今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 20:37:33
102874文字
会話率:45%
それは、ある身近な存在の死から始まる、死への問いかけ。
あなたにとって、死とはどのようなものでしょうか?
― ― ― ― ― ― ― ―
作者の所属する創作サークルで月単位で始まりました短編企画、今回は『死』をテーマに書かせていただき
ました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 19:46:51
1242文字
会話率:14%