アストレア・レーヴェ。
女王の国を滅ぼした「炎の魔女」は時間を巻き戻り、六歳の身体に十六歳の心を宿すことになる。
――ただし前回の記憶は一切ない。
次期女王候補のひとりではあるが本を読んで静かに暮らすつもりだったアストレアだが、前回の自
分を殺した「黒衣の騎士」王甥ジークフリートに何故か気に入られてしまう。
毎週王城に通い同じ時間を過ごしている内に、アストレアは抱いてはならない感情――恋心を覚えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 12:03:59
100002文字
会話率:28%
―これは悪魔の子が世界を壊す物語-
アドラー騎士団領家の長男、レイヴァン・アドラー。
彼は太古の悪霊の生まれ変わりと言われていた。
事実、彼は現代日本から異世界に生まれ変わった転生者である。
前世の彼は両親に《悪魔の子》と忌み
嫌われた末、殺された。
だがそれも、1度や2度のことではない。
彼は幾つもの前世を持ち、その全てで《悪魔の子》として殺された。
なぜ自分が《悪魔の子》と呼ばれるのかは分からない。
次の転生があるかもわからない。
そして何より、殺されたくない。
だから少年は決意する。
今度は自分が奪う側に、虐げる側になる、と。
レイヴァンには産まれた時から人ならざる者《レギオン》へと変異する力が備わっていた。
異形の化け物へと姿を変え、数多の命を《喰らう》ことでどこまでも成長する。
これを極めることができれば、死の運命を回避できるかもしれない。
とたえその為に、数多の命を奪うことになろうとも。
そしてレイヴァンは成長と共にその邪悪な本性を開花させていく。
―どうやって死にたい?どうやって殺されたい?―
ランタンの中でしか生きられない悪意の権化。
新たに召し抱えられた黒衣の騎士。
美しくも不気味な大公家の双子の令嬢。
どこまでも純粋な金色の獅子。
黄昏の空に憧れる双頭の鷲。
レイヴァンの命を狙う聖典の騎士団。
少年の深い闇が世界を混沌の渦へと誘い、数多の人生を狂わせていく。
圧倒的な力を持って善なる者達の前に立ちはだかる悪、怪物はどのようにして産まれ、育っていったのか。そして、今まで明かされることのなかった世界を影から支配するシステムの正体を描いた悪、怪物側視点のストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 15:06:50
1016文字
会話率:3%
笑いあり、涙あり、最弱勇者のTS異世界奮闘記。
強くもない、賢くもない、それでも彼女は『すべて』を魅了する。
第一部
【殺戮コロシアムで僕は序列七位に恋をする】
「闘技場」×「囚われのお姫様」×「頂点を目指す僕」
第二部
【禁断の死霊
魔術が大暴走してボクっ娘オブ・ザ・デッド】
「ネクロマンサー」×「聖堂騎士団」×「天才すぎる妹」
第三部
【竜の巫女は剛腕の吟遊詩人を全否定する】
「聖なる都」×「神竜の巫女」×「ドラゴンスレイヤー」
第四部
【暗愚の女王と愛しのグラディエーター】
「帝国」×「黒衣の騎士」×「無垢の女王」
ボクっ娘剣闘士の大英雄活劇。お楽しみください。
※こちらの作品は他サイトと重複投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 12:25:04
424817文字
会話率:23%
西国の王城で働く1人の少女。
ある日突然、身に覚えのない罪で彼女は追われる身となる。
自身の潔白と、大切な「あの人」を守るために、彼女は危険をおかして、道中出会った黒衣の人物の助けを借りて、逃げずに「進む」決意をする。
最終更新:2019-05-19 01:19:41
26103文字
会話率:18%
高校生である利人(リヒト)は、空虚な日々を送っていたある日、謎の女性の声が響き、気が付くと異世界にいた。
転移した世界では、黒髪の人を『ダーカー』と呼び、忌み子として嫌われ避けられていた。
利人はその風貌から哨戒中の軍人に捕縛され、そこで
運命の出会いを果たす。
『ダーカー』として生きる黒衣の騎士リュートであった。
目標もなく生きていた利人はリュートに助けられたことによって、一つの目標を見出す。
リュートの助けになること。
命を救われたことへの恩返しだった。軍人であるリュートの助けになるために、己を鍛え軍隊に入る。
時は戦乱の世で、利人は間もなく戦争へと駆り出され、戦場で命を燃やす。
戦の中、リュートに死の危機が迫る。敵から身を守るために、利人はある行動に出る。
大陸の覇権をめぐる各国の思惑が渦巻く中、一人の少年が青年となり戦場を駆ける、異世界ファンタジー戦記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-15 21:17:38
169580文字
会話率:35%
王国警邏隊に所属するロスは剣に自信があるものの巡回には連れて行ってもらえず事務仕事ばかり。
鬱々とした日々を過ごしていたがある日、突然の出動がかかる。
最終更新:2016-06-24 02:59:03
2156文字
会話率:43%
太平三〇一年。ウェスタニア大陸は動乱の時を迎えていた。
大陸を支配する統一国家ローディア、その中央政権は奸臣が支配するところとなり、地方勢力は己が領地を増やそうと戦に明け暮れている。
そんな中、北方の弱小領サーディアスで希少鉱石である
ウーツ鋼が産出した。
莫大な富をもたらし、強力な武具にもなる貴重な鉱石の採掘権を得ようと、豊穣な土地を持つ隣領イトアニアがサーディアスへと攻め寄せる。
ウルシアは、故郷の危機を知るや、旅先で知り合った影の集団イェルンの長、ワルアと共に急ぎ帰郷する。
現領主の弟にして幼なじみのウォレス、実弟のトッドと再会を果たしたウルシアは、領主ラースと会見。己の策を示し、軍師となる。
猛将グスタフ率いるイトアニア軍一万二千に対し、サーディアス軍はわずか千五百。
弱小領サーディアスが取った行動とは――
Web投稿二作目。
今回は魔法なしのファンタジーになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-17 22:00:00
93707文字
会話率:32%
ミカゲは普通の少女だった。
少々変わった特徴はあったが、中身は他の少女たちと何も違わない。そう思っていた。
16の誕生日を迎えたその日までは。
16になったミカゲを襲った獰猛な生物。黒衣の騎士に助けられたと思ったら誘拐されて、そして衝撃の
事実を伝えられる。
「私が人間じゃなくて最古の種族の生き残り?
種の保存の為に……子作り!!??」
伴侶を見つけ種の復興をしろって、私まだ処女(バージン)なのですが!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-29 23:38:56
3486文字
会話率:16%
マンガやゲーム、あるいは映画の中だけの存在と思われていた【魔術】。実は一般人の預かり知らぬ所で深く静かに世界へと浸透していた。それを行使する者達は皆【魔術師】と呼ばれ、魔術師達を監視し管理する組織は【魔術師協会】(マギ・ソサイエティ)と呼ば
れた。魔術師達は協会の定めた掟に従い、決して表舞台に立つことなく裏の世界を暗躍する。そんな魔術師達が恐れる一人の男がいた。【黒衣】(クロエ)と呼ばれる男──彼は掟を破った外法魔術師を狩る暗殺者である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-22 00:00:00
2507文字
会話率:50%
欠けた月、『欠月≪ブライト≫』。
それは妖しい赤い輝きを放ち、今宵も一匹の異形の生物、月獣《グラウン》を吐き出した。
――美しいこの世界は、一秒一秒止まることなく世界は滅びを迎えようとしているのだ。
月獣を人々に気付かれず、殲滅
するのが「黒衣の騎士団」である。
月獣と黒衣の騎士団の終わる事のない戦い、終止符を打つべく――今宵も戦いへと赴く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-22 15:51:48
6368文字
会話率:21%