記憶にあるのは自分を見下ろす赤い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。幼いスイは故郷と正反対に位置する西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。老夫婦に拾われたスイはひとりで生きていく術を身に付けて、七年後、養祖父と同じハンターとして
生きていく為に旅に出た。これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 13:03:05
787250文字
会話率:62%
※この作品はBLの要素を含みます。
恋愛的な描写は手を握ったりキスしたりくらいです。
ただ手脚が再生する人達が出てくるので、手を切り落とす描写などはでてきます。
苦手な方はご注意ください。
傭兵団に属する少年、シロ。白い髪に赤い眼を持ち
、手脚を切られても新しいものが生えてくるという特殊な体質の持ち主である彼は、白蜥蜴の名で戦場で恐れられていた。
彼と兄弟のようにして育った同い年の少年、クロ。この世界では珍しい黒髪の持ち主であり、そのために欲望の目を向けられることに苦しんでいる。子供の頃に男達に襲われそうになり、助けようとしたことでシロが自分の手脚が再生することに気づいたために責任を感じている。
ある日、2人の前にシロと同じ白い髪赤い眼の少年が現れる。
その少年の里に来ないかと誘われたシロは、クロも一緒でないと行かないと言う。
シロのためを考え、里に同行するクロ。
やがて、その里での日々でお互いへの気持ちに気づくシロとクロ。兄弟という関係を崩したくて気持ちを伝えられずにいるままに、クロは敵の里の長に連れ去られてしまう。
クロの優しさに触れた敵の長は、クロに共に生きてほしいと告げる。
シロへの想いとの間で悩むクロ。その時、シロはクロを連れ戻すために奮闘していた。
この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアップ+」「アルファポリス」「NOVEL DAYS」「note」「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 00:00:00
40866文字
会話率:48%
『紅眼の者に捕まるな。呪いを持ってやってくる』
シノヴァ国では、言うことを聞かない子供を怖がらせる時に使う言葉がある。
呪いなど迷信だと笑う者も多いが、子供の頃に言い聞かされる言葉というものは、後々までも強く心に残るものだ。紅眼を嫌い、
怖がる者は多い。
そんなシノヴァ国で、昼は食事屋、夜は居酒屋に変わるお店で働くディアナが出逢ったレスター。
2人の出逢いは、偶然なのか。運命なのか。ーーそれとも呪いなのか。
「転生少女の立ち位置は」の世界が舞台の物語です。
全くの単独物語ですが、赤い眼の言い伝えのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:14:08
9060文字
会話率:34%
一人で無双する主人公が嫌い?
主人公達が少人数で物事を進めていくことに違和感を感じる?
生優しさや綺麗事で敵を見逃すのはあまったれのやること?
けっこう、では是非この物語を読んでほしい。
この物語は人間ですらない人外主人公が、万余の軍勢
を率いて人の国を侵略する物語。
欲望に常に忠実な者達を束ね、自分達だけに住みよい世界を築けさえすればそれでいい。
人のことなど知ったことではない。
世界中で魔法が使われようと、街道を歩けば死体が転がる時代で慈悲など無用。
富める者から奪い、一族郎党を食わせることが先決。
そして時に施せば民衆は簡単に崇めてくれる。
人はいつだって我らにそうしてきただろう?今度は我らの番だ。
武力を持つことこそ正義の時代よ。
骨の奥から赤い眼光で照らす、モンスター城主の侵略建国物語!!
*コメントには基本は返信致しますのでお気軽にどうぞ。
評価とブックマークをしていただけると嬉しいです。
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431852文字
会話率:23%
希望の象徴として活動拠点である王国から敬われているホープマンは、希望と絶望の間で揺れ動く日々を送っていた。彼は希望を振りまくのに疲れ、孤立した大森林に身を隠し、静かな生活を送っていたが、ある日突然、病に襲われる。
意識が混濁する中、彼は赤
い眼を持つ少女の幻影に出会う。しかし、その可憐な姿は触手と大きな眼に変わり、空中に浮かぶ球体の中に閉じ込められた少女として現れる。
絶望に包まれたホープマンは笑いながら言う。
「どれだけお前が強大な絶望の塊だろうと俺は死ねない。昔倒した魔人のせいで不老不死になってしまったのだからな」
【では私を殺してくれ。ホープマン。そしたらお前を殺してやろう】
ホープマンは自殺願望のある少女、ディストピアの誘いに乗る決意をする。触手に纏われながら、彼は森の中へと歩き出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 22:13:35
7421文字
会話率:56%
公爵令嬢であるニナリー・アーストンの人生はとてもつまらないものだった。14歳という幼い年齢にも関わらず、彼女にできないことはまずなかった。勉強も運動も始めのうちは暇つぶし程度にはなるがすぐに師よりも習得してしまうという、自他ともに認める天才
であった。そんな彼女はある日、近衛騎士のサヴァルと共にある闘技場に来ていた。奴隷たちが命懸けで戦い命を落とし、貴族の娯楽になるその場所で彼女が見たのは、自分と同じくらいの年齢の燃えるような赤い眼を持つ少年だった。彼女は自分のつまらない人生とは違って、彼のとてつもない野望をもった眼に強く惹かれた。「あの少年を手に入れたら、自分の人生も面白くなるかもしれない。」、そう思ったのも束の間、この闘技場の地下の大ホールで今から今日出場した奴隷のオークションが開催されるという。彼女は、今日持ってきた予算全てを使ってでも少年を手に入れると決意した。これは、ニナリー・アーストンが、野望を叶え、つまらない人生に終わりを告げるまでの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 22:00:00
11338文字
会話率:41%
数百年ぶりに現れた魔王。
魔王討伐隊に抜擢されたのは、若くして王宮参謀筆頭に上り詰めた、冷静沈着な「鉄面皮のアラン」。
屈託ない女剣士、やる気のない魔導士、精霊とのハーフの少女。
それぞれに訳ありの力に守られた一行の戦いが始まる。
最終更新:2021-05-15 13:22:45
29489文字
会話率:37%
美麗はとある高校に通う一年生であった。同級生で同じ美術部である翼に思いをよせていた。
その年、火星が大接近することで、ふたりは一緒にポートタワーから夜の火星を見に行くことにした。
初めてのデートなのに、美麗はおでこにニキビをつくって、なかな
か翼とうまく会話もできず、いいところがない。
展望台へ昇るエレベーターに翼と並んで乗っていると、美麗だけに異変がおきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 11:00:00
28295文字
会話率:19%
ドグラマグラ太郎が七つの歳。
はじめておでんを食べた。
大根。
煮卵。
餅巾着。
父赤い眼。
ばくち。
最終更新:2020-09-19 00:10:56
1049文字
会話率:0%
何にも思い通りにいかない人生を送ってきた。
今日も無味な人生を思い潰す。
影がこちらへ手を伸ばした。
間違えたのはどこからだったか。赤い眼が、俺の後ろを追いかけている。
最終更新:2020-09-12 09:17:21
4951文字
会話率:19%
非戦闘地帯の酒場に勤めるヒイナは、閉店間際に訪れた客に〝かつて〟の面影を見出す。気づくと店主に売られ、拉致い近い形で見たことも無いような環境に置かれていた……。
異世界(恋愛)にするか、ハイファンタジーにするか、カテゴリは相当悩みました。
よくある異世界(恋愛)とは、かなり毛色の違う話です。正直言えば、恋愛未満。ヒーロー候補は二人いますが、どちらか選ぶまで至りませんでした。賛否両論あって当然と心得ております。話としては好きだというご意見、不愉快だというご批判、多々お聞かせいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 21:15:32
7449文字
会話率:28%
黒騎士アズールは昼食の食堂で久しぶりに同僚の女騎士に出会う。銀髪に赤い眼の美しい騎士は回りを魅了するも本人の自覚はまるでなしで、相変わらずだなと感じる。
こと「恋愛」に関しては姉妹そろってめんどくせぇ奴と思っているアズールの物語。
美人でイ
イ女でモテるのに自分の恋には自信がない姉騎士。
「俺ぁこれでも応援してんだぜ」
本当に恋というものが分かってるのか?なクールな妹騎士。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 21:34:50
24749文字
会話率:36%
シリーズ「白と黒の国」の黒騎士主役の話。
黒騎士アズールは昼食の食堂で久しぶりに同僚の女騎士に出会う。銀髪に赤い眼の美しい騎士は回りを魅了するも本人の自覚はまるでなしで、相変わらずだなと感じる。
こと「恋愛」に関しては姉妹そろってめんどく
せぇ奴と思っているアズールの物語。
美人でイイ女でモテるのに自分の恋には自信がない姉騎士。
「俺ぁこれでも応援してんだぜ」
本当に恋というものが分かってるのか?なクールな妹騎士。
お気に入り小説とか評価とかいただけると、書く励みになります。気に入りましたらよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-10 13:00:00
26580文字
会話率:37%
赤い眼が原因で村全体から虐められている少女は食料確保の為、入っては行けないとされている森に踏み入った。
食料を取れた少女が村へ帰ろうとするが、道に迷ってしまう。
しばらく歩き続けると1つの建物と1人の青年がいた。
少女と青年が出会う事で生
まれるのは幸福かそれとも不幸か。
※残酷描写がありますのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 14:12:54
7159文字
会話率:43%
黒騎士…魔族軍においても人族においても最強…いや最狂といわれる存在がいた。
名前も性別も謎に包まれた黒騎士だが一つ共通しているのは……出会ったら生きて帰れるのが奇跡だ、ということ。
かの黒騎士はその全身を覆っているフルプレートメイルの周
りが黒い靄が包み、フェイスガードからは朧気に光る二つの赤い眼光…何百年も前からその姿は変わらず亡霊なのではないか、中身の無いリビングアーマーなのか、とも言われている。
…人と魔族…その長い戦いに大きな波が立つことになるのは今から丁度一時間……勇者と黒騎士が激突した時からだった…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 18:42:35
111690文字
会話率:54%
故郷の村は突然に怪物に襲われ、数名を残して全滅してしまう。アッシュールは竜神に誓いを立て、故郷を後に果てのない旅出を決意する。街道沿いの森の中に尋常ではない存在感を感じ、中に入っていくと逆鱗に剣を突き立てられ、瀕死の竜がいた! 殺して欲し
いと願う竜。竜に生きろと諭し、アッシュールが引き抜く。竜は、赤い眼の美しい女性だった! 女性、ルージャはアッシュールに最後の力で祝福を与え、死のうとする。アッシュールにより生きることを決意するが、力の回復のために深い眠りに入る。
しかし、ルージャとの静かな生活も、化け物の出現により危機が訪れる。有翼の少女、ココと出会い、共に戦いを開始する!
竜の大地を舞台に、アッシュールと竜の化身ルージャ、有翼の少女ココが旅立つ! 本格的ダークファンタジー、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 06:39:10
223101文字
会話率:47%
ある小さな村に住んでいた少年、サラムには村のみんなとは一つだけ違うところがあった。彼の眼の色はみんなの黒とは違い、赤みがかっていたのだ。
その赤い眼によって、退屈だが平和だった彼の人生は大きく変わってしまう。
自分のこの赤い眼は何なのか
。この力は何なのか。
少年は旅の中で、その答えを知ることとなる……。
カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-16 23:28:11
10487文字
会話率:48%
さあ、さあ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。
世にも楽しい夕暮れ一座の影絵劇が始まるよ。
本日舞台を飾りますのは、
幸せを掴んだ三人の賢者とひとりの愚かな若者のお話。
愚かで愚かで、笑い転げてしまいそうなお話。
ささ、良い
子のみんなはようく目を凝らして、耳を澄まして。
赤い眼の男の話が始まるよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 20:20:51
11770文字
会話率:15%
赤い眼を持つ奴隷少年と自分に全く自信のない奴隷少女が、紅の目を持つ者が王の何でも起こるようなろくでもない国で自分の能力を生かし戦ったりして成長する話。
最終更新:2017-05-19 02:00:00
5576文字
会話率:47%
ある日、ヴァンパイアに攫われた。
『夜は外に出てはいけないよ…危ないからね…』
少しくらいなら平気と
過保護な兄との約束を破ってしまった…
赤い眼をした男は笑う。
『やっと、みつけた』…と、
彼は、血濡れの恋人(ブラッド・ラヴァー)
最終更新:2017-05-10 00:11:47
5600文字
会話率:28%
大昔にあることをやらかして『堕ちた』悪魔と、赤い眼を持つ『ひとりぼっち』の少女は出逢った。
かくして少女はご主人様に、悪魔はそれに仕える身となったのだが、どうにも少女は悪魔をこき使う気はないらしく、悪魔もあくまで奉公している。
どこかしら
抜けてる悪魔となにかしら足りない少女の奇妙な共同生活は、ときにはほのぼのと、ときには騒がしく、ときには甘い菓子のように綴られていくのでした。
※話数の割に1話あたりの文字数少ないです。ちまちま更新してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 00:00:00
72649文字
会話率:37%