ルフィル・シーラルはかつて天才魔導師と呼ばれていたアシェルト・フェルナンデスに弟子入りした。
ルフィルがアシェルトを初めて見たのは六歳のとき。
建国記念日で行われた魔法演舞で彼の魔法を見たときに、あまりの美しさに感動したのだ。
魔法演舞
を行っていたのは魔導師団だということを知り、必死に勉強し、十六歳の年にルフィルも魔導師団に入団することが出来た。
しかし、そこに彼の姿はすでになかった。
彼が魔導師団を辞めた理由……
それは『恋人が死んだ』からだった……
ルフィルはなんとかアシェルトを探し出し、弟子入りするも、アシェルトはいまだに過去を引き摺っていた。
ルフィルは恋人の死に囚われたままのアシェルトを解き放つことが出来るのか……
弟子の切ない片想い。過去の恋人を忘れられない天才魔導師。
不器用な二人の恋の行方は……
※R15指定は念のためです。
※登場人物は貴族ですが、貴族設定はゆるゆるです。
※中編程度で終わる予定です。
※不定期更新ですが必ず完結はさせます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 19:20:00
92324文字
会話率:42%
「セシリア、お前の婚約が決まった」
お父様の書斎に呼び出されたかと思うと、突然そう告げられた。
「はい?」
「だから、お前の婚約が……」
「いえ、それは分かりましたが……なぜ急に? 私は自分で言うのもなんですが、殿方からは敬遠されている
のでは……」
セシリア・ラグバードはラグバード伯爵家に生まれた、れっきとした伯爵令嬢。伯爵令嬢であることは間違いない。間違いないのだが……。
セシリアは幼い頃から剣術や乗馬を好み、男性を負かす勢いだった。
見た目だけはサラサラの艶やかな金髪にルビーのような瞳で、それなりに美人だと言われているのだが、令嬢らしからぬセシリアのことを、プライドの高い男性からは受け入れられず敬遠されていた。
そんなセシリアの婚約相手は社交界に一切現れない人見知りで有名な『幽霊公爵』。
彼が社交界に現れないことには理由があった。
その理由をセシリアは受け入れられるのか……。
幽霊公爵とはどんな人物なのか……。
人見知り幽霊公爵からの溺愛が止まらない!?
男勝りな伯爵令嬢セシリアは幽霊公爵を愛せるのか!?
※この作品は作者の世界観で成り立っております。
※貴族設定はゆるゆるです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 15:07:48
18096文字
会話率:39%
伯爵令嬢フィオナお嬢様に仕える執事であるイアン。
イアンは帰って来たフィオナお嬢様から耳を疑う言葉を聞く。
「婚約破棄されちゃった」
は!? なに!? どういうこと!?
俺のお嬢になにしてくれちゃってんの!?
こうなりゃお嬢は俺の
ものに!! なるのか?
鈍感令嬢と毒舌執事の恋模様!
二人の明日はどっちだ!
※こちらの作品は作者世界観でなりたっております。貴族設定はゆるゆるです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 19:35:27
3208文字
会話率:48%
「ニーナ・レタリア。すまないが、君との婚約は取りやめさせてもらう」
吸血鬼を祖先にもつ伯爵令嬢ニーナは、第二王子から突然婚約破棄を言い渡される。だが、その直後に第四王子であるイオから婚約の申し込みをされ、そのまま部屋へ連れて行かれれしまう
。
「俺の血を飲んでほしい」
そう言って首筋を差し出すイオ。吸血鬼令嬢ではあるが血が飲めないニーナは困惑。しかもイオには秘密があるようで……。
第四王子と吸血鬼令嬢の初恋ハッピーエンドストーリー。
☆あくまでもこの世界での貴族設定、吸血鬼設定となりますのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 20:11:28
7906文字
会話率:43%
今日は明日から七日の間、イステル国を挙げて盛大に祝われる祝祭日の前夜祭。会場にこの国唯一のレオン王子の怒声が響く。
「……破棄だ破棄!お前とは婚約破棄だ!いい加減お前にはうんざりだ!」
「あらー。婚約中だったのですね、わたくしたちって!」
間抜けな返事をしたのは彼の幼馴染みであるメイナ。婚約なんてして覚えはないのだけれど、と困るメイナには大事な使命がある。弟のトーマと共に国を守るという神話の時代から続くお役目だ。50年もの間身分の撤廃で揺れたイステル国は中途半端なその政策のせいで歪みができ、修正できないまま色々なことが崩れ始めていた。最初から解消されるはずだった二人の婚約、国内で起きる問題、突然現れた転生者と言う彼女の目的は何なのか。
※オリジナルの貴族設定のため、造語、ルビ共に多いです。
※転生者出てくるまで時間かかります。
※視点変更あります。視点変更の事前案内については考え中です。
他サイトでの公開予定有り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 12:07:52
151964文字
会話率:37%
「自分には心に決めた女がいる。彼女とは身分が釣り合わず結婚が出来ないので愛人にしたい。だから貴女とは白い結婚をお願いしたい」
と目の前で頭を下げるのは、本当なら4年前に結婚していなければならないはずの婚約者だった。
6年も放置して婚約の解消
にも応じない挙げ句に白い結婚!?
いいでしょう、いいでしょう。その偽装結婚、乗ってさしあげます!
あなたに愛人が許されるなら私にだって許されるべきでしょう!
そして彼女は秘めて抑えていた想いを好きな人に伝えに行く――私の愛人になってもらえませんか、と。
※ミストレス=愛人
※作中の貴族設定などはゆるゆるオリジナル。
※やや和洋折衷のような近代イメージ。
※白い結婚とか先行き不穏ですがノンストレスです。多分。
※女性蔑視描写あり〼。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 09:20:42
35140文字
会話率:27%
「私、転生した!」
幼年女学校での同い年の友人、頭はあまり良くないけど顔はめちゃくちゃ可愛いミレイ十四歳との町遊びの帰り道。
「ミレイ、あんた頭大丈夫?」
ある日ニアの友人ミレイが転生したからには王妃を目指すと言い出す。否応なしにわけもわ
からず巻き込まれていくニア。
二人は運命の相手を見つける。彼女たちはお互いの思う道を進んでいくのだが……。
※別作品の前日譚に位置する作品のため内容駆け足
※本編作品未投稿のため今のところエピソード0扱い
※地雷ならそっ閉じ推奨
※前編ラブコメ風・後半シリアス
※オリジナル貴族設定描写有
※人によっては胸糞描写有
※結婚出産等ナイーブな問題の描写有
※前編の主人公は転生者ではありません
※ざまぁなし
pixiv投稿予定。投稿次第お知らせ修正致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 01:36:38
22129文字
会話率:19%
ペンドラゴン家には主家と分家が存在し、リフィルは魔力が低かった為、分家に属していた、分家に属する人間は貴族とは名ばかりで、マトモな食事すら回ってこず、殆どがゴミ山を漁ってなんとかその日を生きながらえていた……そして分家の中にも序列が存在し、
新参者の者のリフィルに回ってくるのは食べれる物は何もなかった……最初は飢えを耐えるために齧るだけだったが……リフィルはどうせ飢え死ぬならと覚悟を決めて鉄屑やジャンク品を食べ始める、竜人の胃袋と体は思った以上に頑丈、奇しくも生き残ることに成功………しかしその偏食のせいか、竜人族の中でも変異中の変異種、機竜人になってしまう、主人公リフィル・ペンドラゴン、妹のシャーリー・ペンドラゴンと一緒に、魔王を倒すための旅に出ることになる……力ある者の責務として、ペンドラゴン家からは代々、勇者パーティーへと主家と分家から一人ずつ参加しなければならない……魔王を倒す為の旅をして数年経ったある日、リフィルは勇者パーティーから追放、ついでにいつのまにかシャーリーと出来ていたのか、将来を誓い合ったはずのロゴミスには婚約破棄までされてしまう………いつまでも膝を抱えているわけにはいかない、これからは魔王を倒すためとか、世界を救うとか、そんな大きな事は目指さず、自由に気ままに生きてみようと思い、冒険者になる事を決意する………一方、勇者パーティーは気づかなかった、今まで旅をしてこれたのはリフィルの力が大きい事に………ひょんな事から契約した魔力はかなりあるが、うまく扱えない人狼の青年ルーガスと魔力が少ないが実力はあるリフィルのコンビを中心に、いつの間にか集まってくる愉快な仲間達との絆を育む物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 15:26:52
14798文字
会話率:62%
今日はとある館の、とある執事の誕生日。
しかし、誕生日プレゼントを巡ってすれ違いが起きてしまい、怒鳴り声が飛び出してしまう。
お嬢様と執事の行方は……?
主人公が俺Tueeeする話が多数ありますが、この物語はモブキャラが最強の話です。
最終更新:2020-11-29 06:10:53
2933文字
会話率:47%
6歳の頃、高熱に侵され何日もベッドの上ですごした公爵令嬢ティナメリア・エクセリードはその時に前世の記憶を思い出した。
それから少しして自分が元の世界で読んだ恋愛漫画の悪役令嬢とされるキャラに転生したと気がついたティナメリア。
そのため、漫画
のヒーローであるこの国の第一王子に近づかないようにするが、変えることはできず物語通り婚約者になってしまう。
半ば諦めつつ過ごしていくうちに、漫画では出てこなかった、ティナメリア自身の過去を知ったり、登場していなかったとってもかっこいいと人物が出てきたりして…!?
これは人気の恋愛漫画の国外追放とされる悪役令嬢に隠された真実の話。
**
文才のない人の自己満足のための小説で初投稿です。無事に完結できるか分からないし話に矛盾生じたり色々と問題が出てくるかもしれませんが温かく見守っていただければと思います。ちなみに名前のセンスはありません。貴族設定もゆるふわ曖昧でなんでもありな方のみお読みください…。誤字脱字はよくあると思います。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 23:00:00
35900文字
会話率:43%
ゲーマーの兄弟に囲まれ、ゲーム好きとして育った翠は新作ゲームを購入した帰り道に不慮の事故に巻き込まれてしまう。
目を覚ますと様子がおかしい。
試しに見つめた自分の手は、
「何コレ、まん丸なんですけどーーー!?」
.......どう
やらゲームの世界に転生したみたい。
嬉しすぎるーーーー!!!
ゲーム好きとしてこれ以上の喜びってなくない!?!
.......ところでこれなんてゲーム?
RPGなら剣と魔法で冒険だー!!
.......え?乙女ゲーム!?なんでぇ!?
これは事故を哀れんだ神様に乙女ゲームの世界に転生させられた主人公が、あくまでも自分の人生を歩んでいく物語です。
※作品に出てくる、個人の名前やなんちゃって貴族設定などは作者の頭でふわっと思いついたもので、事実とは異なりますのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 14:41:03
69242文字
会話率:37%
貴族の令息令嬢が通う魔法学園の卒業パーティーで、皆が浮かれ楽しんでいたとき、水を差すように舞台上にいたレオン王子が声を上げた。「───ヴィクトリア・ブラットリー、この場を借りて、あなたに問いたいことがある」険しい面持ちで自らの婚約者を呼ぶ王
子の後ろに、愛らしいピンクブロンドの少女と、彼女を守るように取り囲む青年達の姿がある。名を呼ばれた令嬢、ヴィクトリアは銀色の髪を翻し、気の強そうな目をクイと引き上げ笑った───。
申し訳程度の魔法要素。ふわっとした貴族設定。
ざまあは無し。
個人的にはヤンデレを書いたつもりはありませんが、人によってはそう感じるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 06:00:00
30839文字
会話率:44%
家族が欲しい!! 天涯孤独の身であるため叶わない願いを追い求めていた青年は、ある日ヌルッと死んでしまい女神から異世界で新たな人生を歩む機会を与えられる。
ずっと欲しかった血の繋がりを得られると言う事で2つ返事で了承した青年はブランシュ家の令
嬢リディとして第2の人生をスタートする。しかし……
「え? 家族仲が険悪? 領民からのヘイトが半端ないの? 野盗とかよく攻めてくるの?」
問題だらけの異世界で女神から授かった肉体チートと独自の煽りスキルでリディは今日も家族の為に奮闘する。
貴族設定に関して違和感を感じられる方が多く、自分でもおかしいと思ったので勝手ながら独自の名称に変更させて頂きます。
それにより少しセリフが変わってしまう所などがありますが内容は変えません。これまで読んでくださった方、急な変更申し訳ありません。ご指摘くださった方、ありがとうございます。
詳しくはプロローグ1の上、“変更点”をお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 18:02:00
259914文字
会話率:46%
ある日突然ルリアナは、自分が乙女ゲームの主人公であることを思い出す。やった!これで憧れのあの人と結ばれることが出来る!っていうか道理で幼児なのにスペック高いと思った攻略対象だったからなのね!と喜ぶも、ゲームの本編に入った途端現れた悪役令嬢に
憧れの彼をとられてしまう。どうして?私は貴方が本当に好きなんです!私の恋は叶うはず。だって私、主人公ですから!
恋に恋する少女の奮闘記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-24 21:44:05
25235文字
会話率:46%
溺愛される奥様のお話。王道といえば王道の話……?
とある少女漫画を見て、勝手に思いついた話です。
分かっていてもどうか内緒にしておいてください。
というか分かった方がすごいです。
最終更新:2012-02-21 00:44:07
5509文字
会話率:32%