大正二年六月、ブラジルにある珈琲農場で働いていた私は、竹藪の中で豹に腑を食べられた状態で死んでいる源蔵さんを発見しました。獣に食べられる被害はよくあることなんですけど、源蔵さんの手には金の延棒が握られていたのです。埋蔵金伝説が日本各地に残さ
れていますが、ブラジルでも埋蔵金があるの?金が採掘されるオーロプレットと金を運ぶための港街であるパラチー。この二つを結ぶ街道からもほど近い場所にあるのがうちの農場。もしかして、何処かの誰かが金を運ぶ途中で盗んで、後から取り出そうと土の中に埋めてしまった?ジリ貧状態だった私たち移民にもお金持ちになるチャンス到来?次々と起こる殺人事件、錯綜するみんなの思い。誰が貧乏から脱出出来るのか?ブラジル埋蔵金ミステリー。カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:00:00
166738文字
会話率:47%
都会育ちの吉太少年は、とある事情で田舎の祖母の家に預けられる。
その家の裏手、竹藪の中には破天荒に暮らす小さな小さな姫がいた。
「拾ってもらう作戦を立てるぞー!おー!」
「「「「おー!」」」」
吉太少年に拾ってもらいたい姫の話です。
最終更新:2024-05-09 10:37:18
16980文字
会話率:35%
一般人に過ぎない竹藪平助がある日突然、内閣総理大臣に。
それは日本に訪れた一大変革の波に流されてしまったから。
さて、幼馴染で倦怠期の彼女とこの荒波をどう乗り越えるか?
日本の未来は彼らの双肩に託された。
この作品はmyblog【 htt
ps://blog.goo.ne.jp/uparupapapa 】にも掲載する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 05:45:20
104502文字
会話率:15%
ある日、日本にネット政変が起きた。
それまでの既得権を持っていた政官財の特権階級は失脚。
特に行政・議会・高級官僚たちは追いやられ、代わりに名も無き一般庶民がその職務を担当する事となった。
私竹藪平助は、ただの一般工員だったが、ある日
突然任期一年の内閣総理大臣に任命される。
廻りを固める者たちも皆素人集団。
でも私たちは一丸となり、それまでの理不尽で矛盾した政治を正す国内行政を推し進め、世界に対しても誰もが幸せになれるよう、平和と人権尊重と公平な社会を造るよう呼びかけた。
必死に訴える平助。
その姿は次第に世界を変えて来た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 15:35:41
65765文字
会話率:10%
クイズにホラー・帰り道を綺麗に満たすものがあったので肉付けしました。クイズでは最初の鍵かっこの文章から状況を推測します。幽霊が出てきます。
最終更新:2023-08-08 00:00:00
1824文字
会話率:13%
祭りの夜には神様とタップダンス
お遊戯会の操り人形には藁人形を
小指に巻いてある赤い糸を切ってほくそ笑む老婆
竹藪の中の家には包帯だらけの娘
全部、学校の教科書には載ってないこと
今日も音楽室ではベートーベンが泣いている
永遠に夏が終わらな
いように願って
提灯の裏の狐に挨拶をするのだ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 12:27:59
2941文字
会話率:0%
夏化粧
半夏生とちょっと似てますね
蜩が鳴き始めて
暮れ行く夏のともし火を哀しがる頃
あの娘は綺麗な化粧をして
竹藪通りをからんころんと
心地いい下駄の音と
晩の夕餉の匂いを
あの大きな長い坂を
ゆっくりとゆっくりと
昇ってゆきます
空には
オレンジ色の入道雲が
惜しむ夏を切なげに
その眼の妙
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 20:33:54
3559文字
会話率:0%
社長を引退した私には、何もすることが無かった。
ある日、竹藪から光が⋯
最終更新:2022-04-13 00:14:16
2895文字
会話率:25%
子供の頃から、視える私の実話奇譚エッセイ。
キーワード:
最終更新:2021-11-22 16:38:22
3194文字
会話率:4%
「これが、噂の『虎屏風』ですか?」
「ええ、その通りです」
虎の屏風とは名ばかりで、そこにはただ、何の変哲もない竹藪が描かれているだけでした。よくよく観察してみると、絵の中の地面には大きな動物が抵抗しながら無理やり引き摺られたかのよう
な足跡が残されていました。私はそこまで本格的に絵画鑑賞を嗜んではいませんが、後から適当に付け足して描かれたものでないのは確かです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 20:04:24
1757文字
会話率:39%
竹藪で拾われた犬タケさんと、その周りの人たちのお話です。
ちょこっと読んでいただけると嬉しいです。
最終更新:2021-05-25 17:35:11
3658文字
会話率:5%
むかし、むかし、あるところにおじいさんとおばあさんと、俺がいました。
おじいさんは竹を取り、それを加工して売っていたことから竹取の翁の呼ばれていました。
ある日、おじいさんと俺が竹藪に昨日落ちたらしい流れ星を確かめに竹藪に行きました。
すると、竹藪の奥に大きな大きなメタリックカラーの宇宙船が突き刺さっていました。中には見目麗しい赤子がおり、その子はカグヤと名付けられました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 19:04:49
23779文字
会話率:24%
時間旅行について考えているうちに、タイムパラドックスの危機が訪れ、ひょんなことからリボルバー拳銃を手にいれた主人公は、近所の竹藪に宝探しに出かけるが、強大な力をもてあまし、力の根源を封印する話。
なんのこっちゃ
最終更新:2020-12-17 15:08:04
3206文字
会話率:18%
自分とは違い、才能に溢れた双子の妹を持つ少女、橘日葵。
自身の存在意義に悩み、この世からいなくなりたいと願っていた日葵は、突如現れた白い霞を通り抜け、見慣れぬ世界に迷い込んでしまう――。
最終更新:2020-11-18 23:04:29
135117文字
会話率:35%
まるで子どもが出した様な難題に、いい大人が大苦戦!?
竹取の翁が竹藪で拾った子どもはとんでもない問題児だった──!!
最終更新:2020-07-27 23:01:49
1587文字
会話率:56%
二級河川の上流より流れて来た巨大桃を、認知症を患う善良な老女が徘徊中に拾い上げる。そして老女は巨大桃を交番に届け、対応した巡査はそれを、あろうことか交番裏に投棄した。巨大桃の内部の新生児の運命や如何に⁉︎
全桃が泣いたピーチ・ストーリー!!
!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 14:19:21
8971文字
会話率:27%
この小説はあくまで自身の体験や蒐集した怪奇譚を備忘録としてこの場を借り、公開させていただくものとなります。
最終更新:2020-03-08 19:25:50
1278文字
会話率:28%
失業した3日目の夜、不思議な夢を見る。遊び半分で入った夢の世界の、さらに深いぬめりに触ろうと思ったのはなぜ? そこには門外不出のセンシティブが潜んでいるだろう。夢の中の深い竹藪を超えて、トゲトゲをかきわけて、紫色と黄色の道を辿っていく。ス
ルスルと私の肌を包みながらその道は伸びていく。伸びていくーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 22:29:27
1139文字
会話率:14%
竹藪には奇妙な気配がある。いるはずのない何かが、暮らしているような。そこから、もらってくる笹は、丁寧に扱いたいと思う。だけど、水につけてもすぐに萎びる。こんな風にしてしまって申し訳ない、それもある。
最終更新:2019-07-04 19:24:10
310文字
会話率:0%
小学校へと向かう道の途中、変わった場所があった。
竹やぶの間に石が敷き詰められている道があるのだ。歪な形をした石の数は88個。古いものらしく、誰が敷いたのかなんて誰に聞いても分からなかった。
けれどその石の上を通る時のルールだけは誰に聞いて
も同じだった。
『終わりの石を渡りきるまで決して顔を上げてはならない』――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 21:27:55
7641文字
会話率:29%
久しぶりに母校の山神学園高校を訪ねた大学生の俺。在学中なにかと騒がれていた〈学園七不思議〉の一つ、竹藪の〈立ち入り禁止〉区域で謎の[ 手 ]を拾う───。
前編・後編の二話です。以前他サイトで発表していた作品ですが取り下げて手直ししました
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 00:16:32
11098文字
会話率:46%
素直なワタシは本当に素直であるかについて。
最終更新:2018-03-16 22:39:26
201文字
会話率:0%