アラルジャン王国の幼い王子セシルはある日運命の相手に出会う。その出会いは一瞬の事だったが彼は自分の気持ちに確信があった。すぐに婚約を両親に願い出ると問題なく約束は取り付けられた。彼女は国内でも有力な貴族にして忠臣、そして国王夫妻の元学友だっ
たグレイ侯爵家の娘だったからだ。しかしそこからはセシルにとって試練の始まりで数年後の婚約式まで会う事は許されなかったのだ。試練を乗り越えたセシルは立太子式も立派に務め、二人の関係を確かなものに出来る婚約式の会場に走りだす。待ち侘びたこの日、ようやく愛しい人に会えると思って飛び込んだ会場にはその姿が見当たらなくて。彼女の父の言うことには「逃げられた」と。
彼女の行方は?逃げた理由は? ショックを受けるセシルは果たしてどうなってしまうのかー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:30:00
7565文字
会話率:55%
『ブラッディローズの花言葉を知っていますか?』
これはかつて栄えたブルフェン王国の第6代王妃、ディアナ・ローズが、「ブルフェンのブラッディローズ」と呼ばれ、敬い、恐れられるようになる存在となるまで、そして彼女がそう生きようと決意したきっかけ
である、粛清王ジェフリーと彼女との絆の物語。
ディアナは第二王子であり、王太子の婚約者候補という立場にあったが、王太子が子爵家の令嬢との結婚を望み、臣下に降った事を機に、お役御免の立場となった。
グリーンフィールド公爵家の一人娘であった彼女は冷静に、このままグリーンフィールド公爵家を継ぐはずだった親戚筋の男と結婚し、生きていくのだと考えていたが、
そんな彼女の元に第一王子であり、新たに立太子したジェフリーから思わぬ提案がされる。
「俺の共犯者になってほしい」
それは、歪ながら何とか形を維持していたブルフェン王国を、大きく変革するため、彼の王太子妃にならないかという誘いであった。
建国の祖である英雄王を盲信するあまり、その英雄王の再来のためと生まれ育てられてきたディアナは、最初は半分脅されるようにジェフリーの王太子妃となったが、次第に彼女はその才覚をブルフェンと夫の治世のために存分に奮っていく。
「このあらすじだけ見ると政治物語のようだな」
「あら、間違ってないと思いますけど。殿下と私はあくまで共犯者ですもの」
「……」
ATTENTION!!
・ざまぁ系はないです。(たぶん)
・恋愛要素は最初は皆無、中盤からヒーローの圧倒的な片想い、最後の最後の終盤でヒーロー>>>>>>>>>><ヒロインくらいの比率での両想いです。(おい、ヒロイン)
・残酷な描写、R-15注意。
・大衆受けを狙ってないので、合わないなと思ったらプラウザバック推奨です。(これ重要)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 19:00:00
22495文字
会話率:34%
義妹がわたくしの婚約者とイチャイチャしながら謝ってくるし、婚約者もわたくしを家から追い出して義妹と結婚するとか言い出すし、阿呆過ぎてイヤになってしまう。
もう二人を擁護することは諦めるので、どうぞ勝手にしてください。
わたくしも自由にするこ
とにするわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 06:50:00
4426文字
会話率:33%
余は楽しみにしておったのじゃ。パッとせぬ息子ではあるが、救国の聖女と結婚すれば安心して立太子できる。
その後は安心して王位を渡し、余はゆるりとした余生を過ごすのじゃ。
なにせ帝国は攻めてくるし、魔を払う聖女は不在の時代が長く、余の時代は王
国にとって苦難の時代じゃった。それを救ったのは聖女アリア。
なぜか彼女に対してそっけない侯爵に頼み込み、長男であるエリオットの婚約者となってもらった。
そしてあと数日で彼らはともに学院を卒業する。そうすれば結婚させられる。
なのに……貴様今なんと言った?婚約破棄じゃと!?ふざけるな!
そんな余の想いも知らず、勝手なことを言い、分けもわからぬ小娘を持ち上げる元息子とその取り巻きたち。全員処刑してくれるぞ……止めるな騎士団長!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 18:25:37
12531文字
会話率:29%
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アントニアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アントニアの不行跡や不品行をあげつらい
、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアントニアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アントニアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アントニアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で。メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品は小説家になろうのほか、アルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 18:00:00
19157文字
会話率:51%
清和天皇の強引な立太子が実現して以降、藤原氏の天下は揺るぎないものとなる。この清和天皇の流れに、清和源氏と呼ばれる勢力が生まれ、藤原氏と拮抗していくのが、歴史のおもしろいところである。
最終更新:2024-07-30 06:12:58
256文字
会話率:0%
可憐で儚く美しい、白百合の姫と称されるコーデリア。
しかし中身はかなり残念。辺境伯領で国境警備の兵士たちに囲まれて育った、呑気な田舎娘である。
外見のせいで、高嶺の花として同世代には遠慮され、十八歳になっても恋愛に縁がないコーデリアは一念発
起。出会いを求め、第一王子が立太子した記念式典に参加した折、王太子に挨拶する隣国の王子ハドウィックを見かける。
隣国はかつて王位簒奪の憂き目にあい、数年前にようやく奪還したところ。亡命中、辺境伯領に身を寄せていたハドウィックは、コーデリアの幼なじみだった。
六年ぶりに再会した王子から求愛されるも、まったく気づかずにスルーする辺境伯令嬢。
そんなふたりの攻防戦。
全5話+後日談
本日2話更新のあと、明日7:00、12:00、20:00投稿で完結予定。
一気読み派さんは、7/17の20時以降にお立ち寄りいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 20:03:23
25856文字
会話率:39%
「私、近いうちに婚約破棄されますわ」
親友の口から告げられた言葉に、アリーセは固まった。
言葉の主はアリーセの親友で、異母弟でもある第一王子の婚約者。この婚約は後ろ盾が弱い異母弟のために、王家が公爵家に頭を下げて取り付けたものだった。彼女
と結婚しなければ異母弟の立太子は流れる可能性が高いのに、その異母弟は別の令嬢に夢中だという。
そしてその令嬢は、いつの間にか親友の義弟やアリーセの婚約者候補すらも篭絡していた。
婚約破棄は構わない。むしろ歓迎するが、彼らの望むような展開など許せない。
アリーセは親友と親友の義弟の婚約者と共に、婚約破棄を迎え撃つ準備を始めた。
R15は保険です。
タグは追加される可能性があります。
他サイトに過去に投稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 08:00:00
66261文字
会話率:64%
神に力を与えられた英雄が闇との闘いに打ち勝ち、興された神聖帝国アーカンシェル。世界の陸地の大半を占める大陸を支配下に置き、英雄の子孫が代々身に宿す神聖力により、千年近くもの間、神を信奉する民や国土を守り続けてきた。
長い歴史のうちには衰
退した闇が力を取り戻し、度々世界が危機に見舞われることもあったが、神は聖女を地上に遣わして自らを信ずる民を護らせたと言われている。
帝国には神聖力を受け継ぐ皇室の他に、傍系皇族たる四大公爵家が存在し、その直系もまた神聖力を有している。その筆頭公爵家には、帝国の白薔薇と讃えられる令嬢ロザリアがいた。
ロザリアは、七歳の時に魔物から救ってくれた義理の叔父レオンに恋をした。大好きだった童話を自分とレオンに重ね、いつか結ばれることをずっと夢見てきた。
だが、十五歳になった時に国教神聖教会の教皇から聖女と認定されたことにより、勅命で帝国唯一の皇子と無理やり婚約させられる。異教徒の妃所生の皇子は、無能で傲慢なために立太子が危ぶまれていた。聖女を伴侶とすることで、皇嗣と認めさせようという皇帝の政治的判断からの婚約である。
同時に近衛騎士だったレオンは神聖教会所属の聖騎士団に移籍し、ロザリアは寂しい思いを抱きながら、皇子の傍若無人な振る舞いに耐え続けた。周囲の協力を得て皇子を失脚させることに成功し、悪夢の婚約から何とか逃れることができたのは二年後だった。
そうして、ようやく初恋のレオンへ想いを告げることができたものの、簡単には受け入れてもらえない。それでも希望を捨てることなく、ロザリアは恋を叶えるべく改めて意志を固める。
一方で、皇族の堕落とともに闇の力が深まり始め、聖なる結界が弱まり、広い大陸の方々で魔物の出現が増えて来ていた。ロザリアは聖女としての役割を果たすべく、大陸各地にある聖樹を浄化し癒すために、聖騎士団長となったレオンの護衛で巡礼の旅に出る―― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 21:00:00
306828文字
会話率:48%
アビュセレンズド王子の婚約者ミションゼ令嬢は公衆の面前で婚約破棄された。原因はアビュセレンズドの浮気。彼女は天才と名高い王弟ジャステッドを立太子させ、王太子妃となる。
最終更新:2023-11-12 23:30:38
18754文字
会話率:10%
第一王子から婚約の解消を告げられ、代わりに第二王子との婚約を提案されたチェンジ。それが原因で第一王子は王太子になれず、第二王子が立太子するだろうと予測していたが………。
最終更新:2023-06-17 23:52:37
6952文字
会話率:4%
ウォーター公爵令嬢は「好きな人が出来たから婚約解消」的な事を王太子シクライアから述べられる。王妃教育を終えている彼女の未来は決まっている。新たに立太子するだろう、彼の異母弟の婚約者になるのだ。
最終更新:2023-02-20 23:56:26
8665文字
会話率:13%
ジェニファー・ハミルトンは幸せだった。婚約者のチャールズ王太子は剣技に優れ、聡明で慈悲の心も持ち合わせている、尊敬しあえる関係だった。
それが突然のチャールズの失踪で運命は暗転する。
国王の要請で、急遽立太子した弟のコンラッド王子と婚約する
ことになるが、兄とは比べ物にならないほど暗愚。しかも堂々と愛人の男爵令嬢のレジーナを常にはべらしている始末。
謎の少女シャーロットと共にレジーナの正体が人の精気を吸って生きる魔族であることに気づいたジェニファー。
シャーロットが魔族の正体を暴く「照魔鏡」を手にして帰ってくるまでコンラッドとの婚約を維持すべく頑張るが、レジーナに先手を打たれ、コンラッドに婚約破棄されたあげく、レジーナの命を狙ったという冤罪で公開処刑されることになってしまう。
シャーロットは公開処刑阻止に間に合うのか。そして、シャーロットの正体は?
ハピエンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 19:00:00
11139文字
会話率:48%
エルヴェスタム侯爵令嬢のディオーナは生まれたときからアルベルト王太子と婚約を結ばれ、後の国母として育てられた。ところがアルベルトの真実の愛という名の元に婚約破棄を宣言され断罪されかけた。もちろんこれは冤罪であり、王家はこの出来事とディオーナ
という後ろ楯を失ったことで失脚する。代わりに王家となったアールグレーン公爵家にはアルベルト元王太子と同じ歳のオリヴェルが存在し後に彼は立太子した。それから10年の歳月が過ぎ、ディオーナは王太子との婚約を打診される。断ることなど出来ずディオーナはオリヴェルと婚約し王家へと嫁ぐことになった。
しかし、ディオーナはこの時既に30歳で初婚、オリヴェルは前妻を亡くした為の再婚であり、ディオーナは後妻だ。オリヴェルは愛妻家として有名であったため、政略結婚であることは明らかだったのだが、ディオーナには秘めた想いがあった。オリヴェルは初恋の相手であり、今も尚想いを寄せる相手でもあったのだ。
ディオーナに求められたのは王太子妃という存在であり、オリヴェルの妻でもオリヴェルと前妻との息子ヴィクトル王子の母でもなかった。愛や女性としての幸せは諦め、自分の責務を全うすることを心に決めたディオーナ。愛を知らないディオーナは完璧な国の駒として活躍していく。次第にその真っ直ぐに真面目に生きるディオーナを慕う者たちが増えていく。そんな中距離を感じていたオリヴェルには少しずつ明らかになっていく事実が。果たして、ディオーナが想いを寄せるオリヴェルの想いとは。
このお話はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:00:00
37769文字
会話率:63%
王位継承権を持つ男色疑惑の騎士が、とある理由で立太子。婚約者の令嬢や、周りの誤解を解きながら新しい道を歩む。
最終更新:2023-06-22 20:00:00
517268文字
会話率:63%
治癒魔法の使い手として神殿で働く侯爵令嬢のエリザベートは王子の婚約者だ。
パーティで婚約者のジュード王子の立太子が発表され、会場はお祝いムードだった。
しかし彼は新たなる婚約者として治癒魔法の腕もイマイチな子爵令嬢を紹介する。
子爵令嬢の
手柄を横取り?エリザベートには身に覚えがないが、婚約破棄を了承した。
そのときに救世主が一緒に帝国へ行こうと言ってくれた。
そう、帝国の皇太子………の婚約者である王女に。
王女と帝国行きを決めた瞬間からエリザベートの運命は動きだす…。
※妄想酷いので時々、辻褄が合わない文章があるかもしれません…。
※魔法の世界とかやってみたかったけど、難しいので治癒魔法以外はあんまり出てきません。
※エリザベート視点が主ですがたまに違うので読みにくいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 09:15:56
44781文字
会話率:64%
「私をっ!貴方様の『犬』にしてくださいっ!忠実なる『犬』にっ!」
私、レイシェル・パフグリーは急に目の前に現れて跪き唐突すぎる発言をした男を驚愕の目で見ていた。
学び舎である王立学園の廊下の真ん中で突然跪き『犬』になりたいと言い出した男
はラベンダー色が溶けたようなシルバーの髪にアメジストのような瞳の、学園に通う者、いや、この国に住む者ならば誰もが知る人物である。
レジナルド・ラピラス王太子殿下。
この国ラピラス国の第一王子であり、先日大々的な立太子式を終えたばかりの王太子殿下が、何故か突然私の前で跪いたのだ。
しかも『犬』になりたいと。
犬とは何?どういう事?
※※※何時も通りの思い付きの適当設定なので「こういう世界観なんだね」と温かい目で読んでいただければ助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 10:14:06
5592文字
会話率:39%
「この場にいる皆に証人となって欲しい。私、ウルグスタ皇太子、アーサー・ウルグスタは、レスガンティ公爵令嬢、ロベリア・レスガンティに婚約者の座を降りて貰おうと思う」
ウルグスタ皇国の立太子式典の最中、皇太子になったアーサーは婚約者のロベリア
への急な婚約破棄宣言?
◆本編◆
婚約破棄を回避しようとしたけれど物語の強制力に巻き込まれた公爵令嬢ロベリア。
物語の通りに進めようとして画策したヒロインエリー。
そして攻略者達の後日談の三部作です。
◆番外編◆
番外編を随時更新しています。
全てタイトルの人物が主役となっています。
ありがちな設定なので、もしかしたら同じようなお話があるかもしれません。もし似たような作品があったら大変申し訳ありません。
アルファポリス様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 18:48:17
41678文字
会話率:35%
国王唯一の王子エドワード。
彼は婚約者の公爵令嬢であるキャサリンを公の場所で婚約破棄を宣言した。
次の婚約者は恋人であるアリス。
アリスはキャサリンの義妹。
愛するアリスと結婚するには「妃教育を終了させること」だった。
同じ高位貴族。
少し
頑張ればアリスは直ぐに妃教育を終了させると踏んでいたが散々な結果で終わる。
八番目の教育係も辞めていく。
王妃腹でないエドワードは立太子が遠のく事に困ってしまう。
だが、エドワードは知らなかった事がある。
彼が事実を知るのは何時になるのか……それは誰も知らない。
他サイトにも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 07:00:00
80804文字
会話率:38%
時はシュタインベルク王国第12代国王フリードリヒの治世-この国王に似たイケメン王子が2人いた。兄王子マクシミリアンは17歳、女たらしで怠け者、何をやっても凡庸。弟王子ヴィルヘルムは14歳、まじめで文武両道で優秀。仲が悪い2人の王子には本人た
ちが望まざらずとも派閥ができて立太子争いが熾烈化。王位継承闘争は王妃やマクシミリアンの美しい婚約者ユリアまで巻き込み、マクシミリアンは破滅に向かっていく。
暗い展開、メリバが苦手な方はブラウザバックをお願いします。メリバというほどではないと自分では思うのですが、主要登場人物全員がハッピーになる明白なハッピーエンドではありません。
物語に登場する人物や地名などは架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 02:11:27
50593文字
会話率:60%
第一王子オーウェンが婚約者イーリヤを婚約破棄し断罪するという事件が起きた。それが原因でオーウェンは失脚し、第二王子のエーリックに立太子の話が周ってきた。王になるならば愛するウェルシェとの婚約を解消しなければならない。あの優しく淑やかな婚約者
と別れたくないと嘆いていたが、エーリックはウェルシェから大丈夫だと告げられる。そしてエーリックがおっとりしていると思っていたウェルシェは実は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 22:46:24
9290文字
会話率:47%
ザンダー王子は愕然とした。
結婚式当日に、花嫁が姿を消してしまったのだ。
この結婚と同時にザンダー王子は立太子される予定だったというのに、このままでは王家の権威に大きな傷がついてしまう。
うろたえる重臣たちの中で、一人の女性書記官が何とか
身代わりを立てて結婚式を続行しようと提案する。
彼女はザンダー王子の幼馴染で侯爵令嬢のウィズだった。
大事な幼馴染のために、何とか結婚式を乗り切ろうとするウィズ。
そんな彼女を見ていたザンダー王子は、ある名案を思い付いて…。
一話につき一登場人物をフォーカスするので、前半は時系列がばらばらです。
11話完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 01:59:23
56291文字
会話率:46%