余は楽しみにしておったのじゃ。パッとせぬ息子ではあるが、救国の聖女と結婚すれば安心して立太子できる。
その後は安心して王位を渡し、余はゆるりとした余生を過ごすのじゃ。
なにせ帝国は攻めてくるし、魔を払う聖女は不在の時代が長く、余の時代は王
国にとって苦難の時代じゃった。それを救ったのは聖女アリア。
なぜか彼女に対してそっけない侯爵に頼み込み、長男であるエリオットの婚約者となってもらった。
そしてあと数日で彼らはともに学院を卒業する。そうすれば結婚させられる。
なのに……貴様今なんと言った?婚約破棄じゃと!?ふざけるな!
そんな余の想いも知らず、勝手なことを言い、分けもわからぬ小娘を持ち上げる元息子とその取り巻きたち。全員処刑してくれるぞ……止めるな騎士団長!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 18:25:37
12531文字
会話率:29%
突如として異世界に召喚された鉢木 牧緒は、勇者候補として英才教育を受けることになる。
しかし魔法を使えない牧緒は国王の怒りを買い、理不尽にも国家反逆の罪で難攻不落の監獄に投獄される。
そこには、単独で世界を滅ぼし得る“終末級”の大罪人たちが
収監されていた。
元の世界に戻るべく、牧緒は知恵と行動力だけで脱獄を試みる。
彼の軌跡は世界を終焉に導くか、それとも世界を救う一助となるか――。
これは彼が【魔境の王】と呼ばれ、世界を掌握するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 11:07:53
196532文字
会話率:27%
「ヤマト、荷物持ちしか出来ないお前は今日でクビな」
運搬屋であるヤマトは報奨金を分けたくないからという横暴な理由で
勇者のパーティーを解雇される。
それどころかヤマトの夢であった『地図の外の世界を冒険する』ことを馬鹿にされてしまう。
ヤマトの能力は確かに戦闘に直接役立つものではなかった。
彼のユニークスキルは『一度訪れた場所に繋がる扉を作る能力』
だがそれは、この世界の根本を覆す程のチートスキルだった。
ヤマトは魔王城で出会った新たな仲間たちと共に、未開の地を旅する冒険に出る。
お腹がすいたら自宅に戻る冒険譚が今始まる。
一方ヤマトを解雇した勇者パーティは国王の怒りを買い、
パーティーのライセンスをはく奪。
ヤマトを連れて帰るまで故郷に帰れない転落劇もついでに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 19:27:48
135834文字
会話率:28%
貴族学園の舞踏会で響く婚約破棄を告げる叫び。
其処は、第一王子が婚約者の罪を糾弾する場になった。
だが、彼は王位継承権を失う事になってしまう。
父たる国王の怒りに触れたから?
いや、彼の計画通りだった。
王位なんていらない!
その為の茶番
なら幾らでもやってやる!
しかし、思わぬ方向に事態は動き出して⋯⋯?
カクヨム様にも転載しております。
第三章からR15が仕事をする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 01:49:14
77999文字
会話率:33%
心優しい公爵令嬢ローザンヌは、王宮主催のパーティーで婚約者である第一王子に突如婚約破棄されてしまう。しかし、それが国王の怒りに触れてしまい王子とその恋人は重い罰を言い渡される。心優しい(笑)ローザンヌは国王にあるお願いをする……。ざまあ系
婚約破棄令嬢物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 01:19:55
5548文字
会話率:54%