中二病を発病しているかもしれませんが
最終更新:2025-04-28 14:42:02
2961文字
会話率:1%
発病からの回復・再発を繰り返す、自称・『不知(ふじ)の病』に6年もの間悩まされている少年、優兎(ゆうと)。
学校生活や友達とのふれあい……普通の学生として送るはずだった日常を遠くで見つめながらも、健気に過ごしていた。そんなある時、病の謎を
掴む人物が現れる。優兎の体内に溜まっている『魔力』が『毒』として体に害をもたらしている可能性があると言うのだ。
魔法や想像上の生物といったファンタジー作品を好む優兎は、自身を苦しめる原因を知り、打ち拉がれる——と思いきや、異世界での療養という話に、反対の声を押しのけて飛びつく。
病を治すため、願望を叶えるため、『魔法界(ムーヴ・ベイン)』へと旅立つ運びとなったわけだが、彼を待ち受けるのは決して楽しい事ばかりではない。どこか不穏な空気を纏う世界なのであった。
■他サイトとの重複投稿(アルファポリス)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 23:32:01
706545文字
会話率:46%
法月大起(のりずき ひろき)は心臓の病で妻を亡くしてからシングルファザーとして娘の佳織を大切に育ててきた。しかし、佳織が中学1年生の時、妻と同じ病が発病してしまう。
「見つかる確率は極めて低いが、ドナーが見つかれば助かる」
主治医にそう
言われた法月は、必死でドナーを探す。非合法の手段にも手を染めるが適合する心臓がなかなか見つからない。
悲嘆にくれて放心していたある日、法月に怪しい女占い師が声を掛ける。
「ドナーを見つける方法を知っている」
藁にも縋る思いで聞いた女の話は眉唾ものだった。
今自分が生きている世界とは別の世界があり、そこでなら適合者が必ず見つかるというのだ。そして、その世界へ行く方法もあるという。
娘を独り残していくことができないと法月は躊躇うが、都合が良い事に異世界へ行っている間は現世の時間は経過しないというから、渡りに船だった。
「適合者からはお前にしか見えないオーラが出る。すぐに見つかるとは限らないが、必ずいるから必死で探すといい」
法月はその言葉を信じ、ドナーを見つけるために転移後の世界をあてもなく旅をする。
適合者を発見する能力以外は特別な能力を授かったわけではないが、娘を救いたいという執念から魔物が闊歩する異世界で生き延びる術を、時折満身創痍になりながらも確実に身につけていった。
強い動機を持って過酷な旅を数年も続けているうちに冒険者としての実力が伸び、名を馳せるようにはなっていく。頼もしい仲間も何人かでき、法月は異世界を旅すること自体が少しだけ楽しくなっていたが、肝心のドナーは全然見つからず、娘を救いたいという思いも僅かずつながら徐々に風化していった。
そして、決定的な出来事が起きる。
異世界に転移した時に知り合い冒険者としての長年苦楽を共にしたマリーと、法月は結婚をしてしまう。
迷いに迷った決断だった。娘を裏切ることになるのではと散々思い悩んだが、独りでドナーを探し続ける精神力が法月には最早無かった。これも佳織のためだと言い訳して、マリーを受け入れた。
マリーとの娘アリシアが生まれ、異世界で家族円満に暮らしていくうちに、佳織への思いが少しずつ思い出になっていくのを法月は見て見ぬふりしていた。
そして、アリシアの13歳の誕生日。
彼女の体からオーラが湧き出るのを、法月は目撃してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 18:26:14
3739文字
会話率:37%
寒い3月初旬、深夜少年は持続するドロン音で目が覚めた、空の異様な明るさに少年の瞳は固定された。…時は瞳と瞳で繋がれていた、それは共鳴によく似ていた。来るべきもの・運命・発病、それぞれの核たる瞳で少年の瞳は繋がれていた。…瞳はいくつもの旅をす
る、その中には隕石衝突やサイレンとの遭遇もあるかもしれない…少年は予め確信していた“恐怖は巨きくても振り祓える”…だが繋がったいくつかの瞳は、ひどくその確信の両価~両極で揺らいで、少年ものみ込もうとしているのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 23:21:10
658169文字
会話率:8%
また新たに奇病(自称)を発病しました。
最終更新:2024-09-23 10:05:13
1100文字
会話率:0%
手足口病とは
手足口病とは、手のひらや足の裏、口の中などに小さな水ぶくれのような発疹(ほっしん)ができるウイルス感染症です。
原因はコクサッキーウイルスやエンテロウイルスといったウイルスへの感染です。
感染者の咳やくしゃみの飛沫を吸い込
むことや、手に付いたウイルスが口や目などに入ることで感染します。
5歳までの子どもがかかることが多く、夏に流行のピークを迎えます。
一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理することです。
手足口病は、発病しても、軽い症状だけで治ってしまうことがほとんどであるという意味で、感染してはいけない特別な病気ではありません。
これまでほとんどの人が子どもの間にかかって、免疫をつけてきた感染症です。
熱中症とは
暑い環境に体が適応できず体温の調整がうまくいかなくなる、
汗をたくさんかくことで体内の水分や塩分のバランスが崩れることが原因となります。
主な症状は、めまい、だるさ、吐き気・嘔吐などです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 11:15:25
1797文字
会話率:0%
平凡な女子高生が、東京に憧れて上京したけど、職場とアパートの往復じゃ、王子様との出会いなどありはしなかった。しかも、やっかいなことに発病……背に腹は代えられないと購入したアップルウォッチ。今日も……あれ? 今日はいつもと違う一日が!
最終更新:2024-07-12 21:36:40
2462文字
会話率:28%
高校2年生の頃厨二病を発病し思うがまま書いた処女作です。
最近掘り起こしたのでここに供養しておきます。
共感性羞恥を巻き起こす可能性があるので残酷な描写ありにしてます。
最終更新:2024-06-09 03:58:42
1345文字
会話率:6%
寛治としのぶは双子の兄妹。「鯉は滝を登って龍になるんだぞ。お前たちもあやかって出世しろよ」鯉のぼりを上げながら父は言いました。「いつか夢を叶えて、二人で龍になって一緒に空を飛ぼう」二人は指切りをします。
やがて大人になり、兄は大学へ、しの
ぶは進学できずに家に取り残されてしまいます。
三年後、夏休み帰郷した兄は保坂とゆう友人を連れて来ました。しだいに保坂に心を開いていく忍。「三人一緒が良い」と言う寛治。けれども、寛治の結核発病、保坂のシベリア出兵、戦争の時代は三人から夢と命を奪っていくのです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 15:47:25
41732文字
会話率:25%
「樹! オレ、【恋ワズライ】になった!」
高校一年の冬のこと。
クラスで浮いている柊木樹は、人気者の高瀬颯真からそう告げられた。
【恋ワズライ】――。
発病時に初めに認知した人間を愛してしまう病気。自然治癒するものの、日常に支障をきたす
身体・精神状態に陥りやすく、早期治癒のためには求愛症状の管理が必要。
颯真は樹に恋をしたといい、求愛症状のケアのためにルームシェアをしようと提案する。
密かに颯真に片想いをしていた樹は、彼の力になろうとルームシェアを始めるが、美味しい料理やお弁当、無防備な姿に翻弄されてしまい…。
幼馴染の高校生男子のじれキュンルームシェアストーリー!
※全体で2万字くらいの短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 21:33:00
19532文字
会話率:36%
勤勉に仕事を勤め上げ、定年退職。第二の人生を迎えた主人がアルコール中毒から精神を侵されやがて癌を発病。「私」はその豹変振りに翻弄され自分を見失う。山間の過疎化した農村に暮らしている実家の母をたずねた「私」は、死の間際まで手を結び合いながら事
故で重傷を負った父の往生を見届けた母から、主人の心の中を語ってきかされる。「私」は、若かりし頃の主人が通った思い出の場所をおとずれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 15:41:39
13200文字
会話率:48%
その日、唐突に文明は崩壊した……。
人類のほぼ1割にも及ぶ人々が、突然ゾンビ化し、周囲の人々を襲い始めたのだ。
あまりに多くの人々が一挙に発病・暴徒化したため、警察、病院とはじめとした公的機関は、完全に後手に回った。
コンビニのバイトがもう
少しで終了する、という時に、この「ゾンビ化現象」に遭遇してしまった主人公「陸」は、混乱し、恐怖しながらも、なんとか生き延びる方法を模索し始める。
彼と、コンビニバイトの仲間たちが取った、いかにもに日本的といえるサバイバルの方法とは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 09:38:27
268664文字
会話率:45%
配給所からの帰り道。
夏のホラー2023参加作品です。
最終更新:2023-08-18 13:00:00
969文字
会話率:0%
中学校を卒業し高校生活に不安と期待を乗せて新たな門出をする英雄(ひでお)幼なじみで大親友の勇仁(ゆうじ)、しかし勇仁は厨二病を発病していた。
勇仁と英雄の不思議な青春と変なやつらとの高校生活が始まる
最終更新:2023-08-01 00:00:00
2067文字
会話率:64%
お前、お行儀の良い、美術館とか奏楽堂だけが好みだと思ってる?
意外や意外、デスボもかなり好みなんだわ。
え、何? 引いた? ま、万人受けされるタイプの……。
そっ……別に。受け入れてくれんなら、何でも。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
渡ママと渡パパの回です。
人格者だと思います。渡パパ。
あらすじ は渡ママが渡パパに向かって言ってる言葉かと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 20:10:58
949文字
会話率:53%
記憶が宝石となって消え落ちてしまう奇病「結晶解離病」が確認された。
発症数が少なく、研究は遅々として進まない、誰もがなりうるけれど誰もが選ばれる訳ではない、そんな厄介な病気だった。
主人公尾上光輔は、両親が同時に結晶解離病を発病してしま
う、協力し合い助け合いながらこの病気と戦うも、やがて二人の記憶から同時に光輔は消えてしまった。
両親と自分を責め、心の中の殺人を経験した光輔は、心の病を負い世界と自分に線を引いてしまう。
光輔は結晶解離病に取り憑かれたように固執し、答えのない答えを追い続けていた。
ある日、クラスの人気者である五十嵐雫という女子生徒が宣言する「自分は結晶解離病を発症した」と。
雫との出会いから少しずつ世界との関わりを取り戻していく光輔、それとは逆に失う事の恐ろしさを知る雫、二人は次第に互いを知り合い、欠けたものを補うように絆を深めていく。
記憶を巡り繰り広げられる、消失と再生の物語。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 20:51:00
271069文字
会話率:60%
病を抱えた私は旅に出た。
発病をきっかけに魔法が使えるようになり、体内を巡る魔力によって生かされている私。
余命は五年。
私は"今"の生き方を知らない。
これは、命を考える物語。
最終更新:2023-05-16 18:02:22
3475文字
会話率:30%
本宮和樹はどこにでもいる高校二年生。GW初日の朝、とある妙ちきりんな病気にかかってゆるふわ愛され系の美少女になってしまった。
期限は一週間。せっかくだから束の間の女の子ライフを楽しもうとした矢先、唐突に大量の荷物と一緒にやってきたのは親
友の一条総司だった。
和樹の意見そっちのけでありとあらゆる世話を焼いてくる総司だが、実は発病を打ち明けたのは昨日の事。それにしては用意があまりにも周到で────
風呂に料理に下着の世話。挙句の果てにはそんなところまで!?
これはお試しTS少女と人気者ゆえの悩みから拗らせたヤンデレ高身長イケメンのちょい重ちょいエロ愛されラブコメディー。
※この短編には、軽度の性描写、作者が当初想定していなかった登場人物のヤンデレ属性、精神的BLなど様々なコア要素が登場します。
※なろう様カクヨム様同時投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 20:00:00
11452文字
会話率:39%
ある日の帰り道、少女は病が発病する。
その病とは…人見知り。
人見知り、されど人見知り。
この病にはとんでもない症状がある。
最終更新:2023-04-12 11:41:38
3290文字
会話率:19%
戦国乱世において、東伯耆の国(現在の鳥取県中部湯梨浜町)の河村郡松ヶ崎城にて生を受け、久米郡岩倉城主として兄南条伯耆守元続を支え、毛利と織田の勢力抗争の中でも領国を守り抜き、六十四年の生涯を善く生きた。
秀吉の朝鮮出兵では、南条勢千五百
の兵と共に朝鮮に渡海し、加藤清正の危機を救った。
関ヶ原の戦いでは、攻め寄せる肥後熊本の加藤清正の軍勢から、小西家宇土城を守り抜く。
その後は、旧友加藤清正に乞われ、加藤家の客将として知行六千石で迎えられた。
二人の間には、「徳川政権から、豊臣秀頼を守る」密約で固く結ばれていた。
清正の遺言で、秀頼の守護を託された南条元清は、出家し名を南条元宅と改め、開戦まじかの大坂城に出向くため上京するが、道中でにわかに発病し、京都で療養の甲斐なく生涯を終えた。
困難な時代背景の中で、元清の生涯を通じて郷土愛、兄弟・家族愛を全うした生き方には、今でも学ぶべき事が多い。戦国時代の狂乱の中でも、私利私欲に溺れる事も無く、自身を抑制し、時代に翻弄されることも無く、晩年を汚す事もなかった。東伯耆三郡の領主として統治した期間は短かったが、羽衣の里(湯梨浜町東郷湖周辺)の情景を想うたび、故郷に帰還できなかった寂しさを心に秘めたまま、京都で生涯を終えた事を想うと心が痛む。戦国乱世を生抜いた、東伯耆武将南条元清の生涯を通じて、その生き方に現代でも学ぶ事は多い。そこには、郷里を守ろうと必死に生きた多くの武将の姿があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 18:26:59
246842文字
会話率:31%