「八罪呪源」そんな呪いをその身に宿すがゆえに、人から拒まれ続けてきた青年フォルカ。
魔王が討伐されてから、魔族や呪い持ちは危険と判断され、人々は容赦なく襲い掛かってくるようになってしまい、逃げ隠れする生活の中、猫魔人ロロと名乗る魔族が「そ
の力の使い方を教えてやるにゃ」と、強力だが制御も効かず、代償も大きい呪いの使い方を教わりながら逃亡生活をすることに。
旅を続けて数か月がたった頃、1人と1匹の前を、幼い魔族を何匹も乗せた気配のする馬車が通り過ぎていく。フォルカの足は自然と馬車を行く手を塞ぐように走り出していた。
最凶呪い持ちが行く!魔族や呪い持ちを危険視し、差別・迫害・処刑が各地で起こっているアルケディオ大陸で、愉快な仲間たちと、悲しみの連鎖を断ち切るべく世界を巡る反逆録
GWに時間があったので、書き始めてみた初心者です!毎日1話以上12時or21時のどちらかに投稿します‼皆様からの感想やアドバイス等いただけると嬉しいです‼よろしくお願いします!
カクヨム様にも投稿していますので、よろしければ覗いてみてください!
https://kakuyomu.jp/works/16816452220087160412折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 17:11:59
157155文字
会話率:51%
10歳を迎える少年少女が、先祖返りの資質を見抜くために施される『帰先易』で、夢魔(インキュバス)の適正を見出されたレノは、幼くして多くの差別・迫害に遭っていた。
15歳を迎えたある日、なんとか生き延びていたレノは冒険者として生計を立ててい
たのだが、何度目かになるパーティからの「置き去り」を食らっていた。
眼前には強大な魔神。そして眼下には、自分と同様に置き去りにされた少女リリアの姿があった。
なんとかともにダンジョンを抜け出した二人は、迫害のない世界を求め、
先祖返りや亜人の集まる、精霊国を目指すことするのだが…
これは、「ハーレムを作ることしか能がない」と揶揄されるインキュバスの少年レノが、
不幸な過去を拗らせまくった挙句、決してハーレムを作らず生きる物語、のはずである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 23:09:38
5873文字
会話率:54%
15年前に災厄が降り注いだ。その結果、人間の生存圏は狭まった。
災厄はさらに病をも蔓延させた。
そして災厄の主は言った。
「絶望に抗って見せよ、家畜ども」
災厄の主は鱗を持つ天から舞い降りた化物。
彼らは「竜」と、自らを呼んだ。
病は人に希
望を与えた。竜に抗う力だ。
病は人に絶望を与えた。竜へと至る病だ。
人がいずれ竜になる病、登竜病。
15年の月日は病の進行による絶望だけでなくしっかりと希望も与えていた。
人類の生存圏と竜が跋扈するエリアを隔てた境界『ライン』。
そこでは竜を狩る者たちがいた。
人は竜を狩る。そして竜に至る。
災厄の主は静かにそれを見守っているのだ。
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 00:00:00
16561文字
会話率:43%
言葉を喋れない少女の依頼。
それは王国と敵対する非人同盟領内の都市モニテリへ少女を送り届けること。
亜人・獣人差別から生じる王国と同盟の終わらない戦争下において、不可能に近い難度の依頼だった。
その依頼を請けた冒険者ジャックは、
少女と共にモニテリを目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 06:23:59
174963文字
会話率:25%