甲斐田 篤は、現代日本で背後から拳銃で撃たれ命を落とす。そんな彼の魂を気に入った異世界の神様から、私の世界で過ごしてみないか、と誘われるのだった。
最終更新:2024-12-05 03:00:00
142574文字
会話率:57%
「あれ?俺はさっき魔王にやられて......」
魔王討伐を生き甲斐に死に物狂いで剣聖まで上り詰めた男がいた。
「なんだこの景色は?」
見上げる先には巨大な木、巨大な岩、巨大なモンスター
「どうやらおかしな所に飛ばされたみたいだな」
「
まあいい俺はもともと剣だけでやってきたんだ。剣さえあればどんな強大な敵だって......!」
そして男は気付く。
「あれ、なんかすごい肌が乾燥してる気がする......」
「首の可動域がすごい......」
「それになんか歩くたびにペタペタする......」
「え?ていうか四足歩行してね?」
そして男は自分の手(前足)を見つめて叫ぶのであった
「剣持てませんやんこれっっ!!」
世は大魔族時代。
魔王|率《ひき》いる魔族の侵攻により人類は存亡の危機であり、その人類を守るべく立ち上がった剣聖は魔王に敗れて命を散らした。
そしたら魔王軍の特大戦力であるドラゴン(まだトカゲ)に転生していて!?!?
「剣さえ持てれば俺は魔王とも戦えるんだ!!......剣さえ持てれば。。。」
さあドラゴンよ剣聖よ、反旗を翻し魔王を討て!
「......の前にまずは生き残らなきゃ、まだトカゲだから」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 00:28:36
11275文字
会話率:45%
扶桑最強と謳われた甲斐武田軍。
戦国の機運に乗り、最大の版図を築いた名家は、カリスマ大名・武田信玄の死を期に、大きな転換期を迎える。
跡を継いだ四郎勝頼は、周囲の懸念を吹き飛ばすように、信玄の名を汚すこと無く、着々と領土拡大を進めていくと、
その権勢は天下の覇者織田信長をも凌駕する程の、隆盛の極みを迎えていた。
しかし一方で、彼を補佐する家臣団には綻びも生じ始める。
武田家を滅ぼしたと言われる佞臣は実在したのか。
忠義を貫き散った勇将は、誠の忠臣であったのか。
佞臣と忠臣、両者の目線から武田家滅亡を追う戦国小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 22:10:00
91991文字
会話率:34%
やっていた神ゲーが新たなるゲームを送り出したいがための犠牲となり、永遠と思われた世界から追放されたVRゲー廃の女子高生『神名月結李』彼女は生き甲斐だったやり込みゲーを失った。──だがしかし。噂を耳にしていた新作が遂にリリースされるその名
も『DGO』ドラゴン・ゲート・オンライン。メインとなる敵は王道のドラゴンであり、フルダイブゲームでは全く新しい次元と次元を跨ぎ世界を飛び回り、時には時空を繋げていく新感覚フルダイブ型アクションMMO。扉を開き己の冒険を切り開け。
そんな新感覚、超スピーディなバトル全振りのVRMMO超神ゲーが見参。
SNSでもサービス開始直後、予想レスを上回る大バズを獲得。
胸躍るこのゲームに魅入られしものが次々と現れていくのであった……。
仲間と巡る
一味も二味も違う新たな世界がまっている。
今日も今日とて『Game start!!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 21:40:00
13398文字
会話率:41%
ゲームが生き甲斐の廃人ゲーマー『十衣黒子』は訳あって高校を休学し、大人気VRMMO『D・g・o』(ドラゴン・ゲート・オンライン)の世界へフルダイブしていた。
この世界《エギエネス》を支配する、銀王龍『アルギュロ・バジリウス』を討伐するた
めにプレイヤー達は協力や自軍の領土を拡大していく、そうこれは日々進化していくゲームだ。
次元を跨ぐポータルを活用し、王龍討伐への鍵を探せ───!!
主人公黒子この世界の名は『アーテル』彼女もまた、この神ゲーに魅入られていた。
───龍狩りの専門ギルド『銀竜騎兵』(ドラコ・エクェス)を立ち上げ、そこのギルド長を務めていた。
ギルドの戦力増強、まだ見ぬ未開の地を目指しギルドのパーティーメンバーといっしょにさあ!冒険に出発だ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 11:15:42
13460文字
会話率:45%
これは、勇者に育てられた少年の英雄譚。
そして、勇者と呼ばれた女の、復讐と贖罪の物語。
十年ほど前のこと。近隣にダンジョンがあるため迷宮都市と呼ばれるリンゲックの町に、勇者の異名を持つ女冒険者がいた。彼女は桜のエンブレムから「桜花(おうか
)の剣士」とも、また孤児の少年を養子として育てていたことから「子連れ勇者」とも呼ばれていた。
そんな勇者は数々の活躍ののち、王国に仕えるでもなく、誰かに嫁ぐでもなく、息子と一緒に田舎で暮らすため去っていった。
数年後……
リンゲックに、桜のエンブレムの剣士が現れた。勇者が育てていた幼児が、たくましき若武者となって帰ってきたのである。
母直伝の剣技、圧倒的な強さ。周囲が放っておくわけがない。少年の周りには、冒険者から王族までがそれぞれの思いを抱いて集い、彼もまた、それに応えるかのように無双してゆく。
やがて運命の歯車は動きだす。王位をめぐる内乱、そして魔王の影。自分の出生の秘密、そして勇者である母の過去を知ったとき、少年はいかなる決断を下すのか……
【追記】
物語の舞台は迷宮都市と呼ばれていますが、バトルが中心でダンジョンの描写は少ないものになると思います。動画配信やステータスオープン、ゲーム的な意味でのスキルはありません。なお、別作品の短編集「元ギルドマスターの手記」と同一世界、同一時間軸のお話です。両方に登場する人物が複数います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 21:21:45
50875文字
会話率:30%
タイトルで内容が分かるのであらすじは省略。自分が書くものってバッドエンド一辺倒、鬱展開のオンパレードだなと思ったので、箸休め的になんとなく書いた。ややコメディタッチ。
最終更新:2024-08-11 23:45:13
5987文字
会話率:32%
人間と仲よくしたい赤鬼のため、悪者を演じて去っていった青鬼。でも評判はどこまでもついて回り、行く先々で迫害されてしまう。そこで青鬼は、自分は本当は悪い鬼ではないと言ってもらうため、赤鬼の暮らす村に向かう。
最終更新:2023-07-08 16:51:37
2106文字
会話率:33%
鉱山で働く青年。労働者番号999番。
名前を持たない青年はある夜、妖精少女と巡り合う。
「アンタ変った称号持ってるなのよ」
前世記憶《パストライフメモリー》
その瞬間、彼は全てを思い出していた。
彼の名は出雲働。仕事中毒の様に働いてい
る日本人。
男性的欲望多めです。
念のため、性描写有り、暴力描写有りにしてますが、そこまで大人向けではありません。
学生さんでも安心してお読みいただけるかと。
作者基準では思っております。
ラブコメは有りますが、ハーレムは有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 20:00:00
559632文字
会話率:26%
葉山藩目付役高橋惣兵衛は妻を亡くしてやもめ暮らしをしている。晩酌が生き甲斐の「のんべえ」だが、そこにヨネという若い新しい下女が来た。
ヨネは言葉が不自由で人見知りも激しい、いわゆる変わった女であるが、物の寸法を即座に正確に言い当てる才
能を持っていた。
折しも、藩では大規模な堤の建設を行なっていたが、その検査を担当していた藩士が死亡する事故が起こった。
医者による検死の結果、その藩士は殺された可能性が出て来た。
惣兵衛は目付役として真相を解明して行くが、次第に、この堤建設工事に関わる大規模な不正の疑惑が浮上して来る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 19:04:24
24547文字
会話率:54%
元新聞記者で出版社に勤める私(山沢)はうつ病により休職中だ。唯一の生き甲斐は離婚により母親に引き取られた娘との二週間に一度の面会。時代はちょうど昭和から平成に変わっていた。
山沢は自宅アパートで引き籠りの生活を送っていたが、編集を担当し
た作家の最上由春からしばらく匿ってくれと頼まれ受け入れる。由春は、山形の別荘で自殺に見せかけ殺害された経団連副会長で総合商社最上産業社長最上慶太郎の息子で、殺害現場にいた重要参考人となっていた。由春は「父親を殺してはいない」とは言うものの、警察に事情を話すことを頑なに拒否した。その事情とは最上家や最上産業が根底から覆るようなことだという。山沢は事件に関わるのを避けるためあえて事情を聞かなかった。
山沢が娘との面会の関係で仕事に復帰する必要に迫られて出社した日、由春は警察の訪問を受けて仕方なく事情聴取に応じた。聴取から戻った由春は、知り得る事情は話さなかったと言うも、昔いたフランスに逃げたいと弱音を吐く。
翌日も出社した山沢は東京地検特捜部への出頭を要請される。そこで、朝まで一緒に居た由春が行方をくらましたことを伝えら、由春が話した内容を聞かれた。由春は殺人事件だけでなく地検が捜査している大物政治家への違法献金事件にも深く関わっていた。山沢は由春の唯一の友人として検察と警察から捜査への協力を要請され、事情が分からないまま二つの事件に関わらざるを得なくなった。
意を決した山沢は、この事件に関わる事を決意し、自ら真相に迫っていく。
次第に明らかになるのは、戦後のドサクサで業績を伸ばした新興商社の闇、その商社との政権与党の大物政治家の関係、そして、時代と運命に翻弄されて踠き苦しむ人の悲しいサガだった。
昭和が終わり平成が始まる時期を舞台にした、ハードボイルド小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 11:34:00
80019文字
会話率:72%
(c) 2018 甲斐八雲
《あらすじ》
人は死んだら神様に会って異世界に行くのが流行りな昨今……高梨匠(17)は、火事で亡くなってから現世を幽霊となり彷徨っていた。と言っても本人に悲観的な要素は無く、クラスメートのプライベートを垣
間見ながらスマホに別れの言葉を書いて回る……傍迷惑な怪奇現象を引き起こしているだけの全く無害な存在だった。
そんな幽霊だった彼の前に謎の発光物体が現れ、突然吸い込まれたのだ。
えっと……ここは何処ですか? 何が起きたのか分からないんですが? 今喋ったら死刑なの?
目覚めたら知らない場所で知らない世界。
そして彼を待っていたのは『明後日、君の結婚式だからね』の人生的な死刑勧告。
《彼女いない歴=人生》の主人公が強制的に得たお嫁さんは、捕まえたドラゴンを引き千切ってみせる……大陸屈指の強さを誇るドラゴンスレイヤーさんなのでした。
この物語は……とにかく可愛くて美人だけれど、色々と残念で訳があり過ぎるお嫁さん『ノイエ』と、そのノイエを一途に愛するがあまりに、世界を敵に回す覚悟すら抱く異世界人な旦那さん『アルグスタ(高梨匠)』が織りなす愛と冒険の日々とかになると良いな。
周辺では結構きな臭い会話が多いですが、主人公たちの周りは基本まったりのんびりです。
《注意》
R15は保険では無く、一部内容にえっちぃ部分や表現的にきつめなのがあるので付けられています。
《構成》
Main Story→文字通り主人公を中心とした本編になります。
Side Story→過去編や番外編などを中心とした作りとなります。
↳投稿済み&投稿中→追憶①②③④⑤⑥/番外①②
本作品は【カクヨム】の方にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 19:00:00
6077120文字
会話率:50%
(c) 2017 甲斐八雲
彼は仕えていた主君を追い、腹を切った。
殉死を許される名誉を手に入れたのだから、悔いはない。
悔いは無かったが……強い未練は残った。
『義父の様に天下にその名を轟かせたい』と、心の中でずっと思っていたのだ
。
そして彼はその記憶の全てを、腹を切り介錯される瞬間までの記憶を抱いて生きている。
これは異世界へと渡った剣豪武蔵の養子ミキと、その溢れる才能を垂れ流し気味な自由奔放な娘レシアが出会いと別れを繰り返し……破滅の淵に立つ世界を救う手助けをする為に、仲間たちと共に絶望的な戦いに挑む物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 18:00:00
1054042文字
会話率:50%
勇者クロイドは魔王を倒した時に魔王の手により1,000年後の未来へと飛ばされた。
何故か少年となった彼は山地で目を覚まし、街へと向かう途中に襲撃に遭う馬車を助ける。
その馬車の中には王国の王女が居り、彼女から特別に褒美の言葉を得ること
となって跪いていると、自身の首に魔道具『隷属の首輪』を嵌められこう言われるのである。
『ようやく見つけたわ……わたしのわたしの大好きな人』
王女の正体は共に1,000年後の未来へと来ていた魔王だった。
これは粘着系魔王女リアナに付きまとわれながらも、結局は彼女の為に必死に奮闘してしまう勇者フロイ(クロイド)の物語である。
冒険有り、戦争有り、何でも有りの物語です。
気づけばいつものノリなので楽しんで読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 18:00:00
170498文字
会話率:55%
31歳OL、吉田 汐里(よしだ しおり)は貧困に苦しんでいた。あるゲームアプリの推しに自身の限界を超えて貢いでしまっていたのだ。しかもそのゲームアプリはサ終を迎え、生き甲斐は消え去り、残ったのは悲しいかな、スズメの涙の給料では返すのが厳しい
額のカードローンのみ……。
ある日やることもなくなんともなしにSNSを見ていると、「【高収入】悪役令嬢募集!副業で収入大幅アップ」という広告を目にする。怪しいと思いつつ広告をタップすると謎の天使に導かれ、乙女ゲーム『きらカレ』の世界で悪役令嬢『レティシア』を演じ、5人のキャラクターをそれぞれ攻略するという副業を紹介される。
汐里は悪役令嬢を無事演じ切り、カードローンを返せるのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 15:25:42
56178文字
会話率:51%
私、マリー・グランヒルは転生者だ。努力の甲斐もあり令嬢学園に入学できることになった。そこである1人の令嬢クラメルと出会う。人を寄せ付けない彼女にわたしは頑張って話しかける。そうしていくうちにわたしは彼女のトラウマを見ることになる。
これは愛
を知っている令嬢が愛を知らない令嬢に愛を教える物語である
*不定期投稿です。そこのところよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 11:47:39
114600文字
会話率:46%
世界観のイメージとしては、1900年代初期頃の欧州。車や銃が存在していて、魔法も存在している世界です。
――――――――――
輪廻の輪が壊れ、死者が死ぬことの出来なくなった狂った世界。
死者を死なせることができる特殊な力――奇跡を使う
ことができる聖者、聖女達がそんな狂った世界を支える中で、一人の聖女が奇跡の使い過ぎでその代償を払うこととなった。
廃人となった少女は父親の手によって生まれ変わり、全身を機構義肢技術によってつくられた『機構人形』となったのだった。
だが、肉体は普通の人間のように見えてもそこに本来の少女の意識はなく、命令を聞くだけの道具となり下がっていた。
どうにか娘の意識を取り戻し、娘を蘇らせようと父親は必死に研究を重ねていくが、その甲斐なく病床に付すこととなった。
だがその最期の瞬間、ないと思っていた娘の意思を感じられ、自身が勘違いしていたことに気が付いた父親は、「幸せになれ」と言い残すとそのまま息を引き取った。
父親に最後の〝命令〟を下された人形の少女は、その命令を果たすために街へと出ていき、一人の機構義肢職人と出会い、人間らしい生活や〝幸せ〟というものについて考えていくのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:00:00
90935文字
会話率:44%
今からおよそ五十年前、人類と魔族の存亡を懸けた大きな戦いが始まった。
後に神魔大戦と呼ばれる戦争である。
はじまりは魔族の侵攻によるものだった。突然変異体として生れ落ちた魔族が王を名乗り、本来群れを為す習性のない魔族を統率し始めたの
だ。魔族よりも身体能力が劣る人間に勝ち目はなく、人類は瞬く間にその数を減らしていった。
このままでは人類が滅亡してしまうと判断した神々は、救いの手を差し伸べる。
ある神は勇気ある者に加護や祝福を授け、ある神は聡明な者に魔法を与え、ある神は他の世界から力ある者を召喚できるシステムを構築した。
神々の介入の甲斐あってか、二十年にも及ぶ戦いの末、人類は勝利することができた。
種族の頂点に君臨していた魔王を失った魔族たちは、今まで通り散り散りに。魔王に代わって魔族を統一しようとする者も、ついぞ現れることはなかった。
そうして平和となった地上を見届けた後、神々は「あばよ!」と言って神界に帰っていったのだった――。
「って、『あばよ!』じゃねえんだよおおおお!!!」
舞台は神魔大戦が終結してから三十年後。
自称女神のメル=クロームは、そんな神々の尻拭いをさせられていた。
神々のおかげで魔族に勝ったまではよかったが、彼らは人類に助力した痕跡を地上に遺したまま神界へ帰ってしまったのだ。
具体的に言えば、魔法が記された書物だったり、神秘を纏った神造兵器だったり、地上に滞在するため仮宿として造った神殿だったり。それらを総合して『神遺物(レリック)』と呼び、三十年経った今でも調査を余儀なくされているのである。
その『神遺物』の一つに、『異世界人選別システム』なるものがある。
その名の通り、異世界から助っ人を召喚するシステムだ。しかし管理していた女神が解体せずに帰ってしまったため、戦力を必要としなくなった今でも、異世界人が頻繁に訪れてくるのである。
このまま放置していると、この世界は異世界人で溢れ返ってしまう。
そこで白羽の矢が立ったのが、女神の血を引くメルである。
彼女は純粋な女神に代わって、ひっきりなしにやって来る異世界人を追い返す仕事を担っていたのだが……。
これは不本意にも女神業に就くことになった自称女神メルの苦悩を描いた物語――。
※あらすじは本文から引用
※更新ペースはかなり遅めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 22:11:40
32577文字
会話率:36%
この世に生まれた人間は、例外なく神から『聖剣』と呼ばれる神剣を与えられる。
傭兵出身のユランは聖剣の中で最も位の低い『下級聖剣』を与えられたが、努力の甲斐あって高い実力を持つ戦士へと成長していた。
聖剣の位は下から『下級聖剣』『貴級聖
剣』『皇級聖剣』『神級聖剣』とあり、聖剣を扱うためには『抜剣術』と呼ばれる特別な技術が必要だった。
抜剣術にはレベルが1〜10まで存在し、レベルが高いほど聖剣から与えられる加護も高くなる。
ユランは、下級聖剣ながらも、人類で誰も成し得たことのないレベル10の抜剣に成功していた。
その功績が認められ、人類最強と呼ばれる『神級聖剣』の聖剣士『シリウス・リアーネ』の隊に配属され、『鎧の魔王』討伐の任を受けることとなった。
魔王を討伐すれば、多額の報酬が約束される。
「最強のシリウスがいれば魔王討伐も容易い」
などと安易に考えていたユランだったが、実際に戦った『鎧の魔王』の力は強大で、シリウスの神級聖剣の力を持ってしても、手も足も出ずに敗れてしまった。
最後に残ったユランはレベル10の抜剣を発動し、挑むが、敗北。
ユランは薄れゆく意識の中で、過去にあった事を思い出していた。
魔族に滅ぼされた故郷のことを……。
全てはその時から始まった。
自分に力があれば……。
やり直す事ができるなら……。
気がつけば、ユランは10歳、聖剣が与えられる瞬間に回帰していた。
ユランは与えられたチャンスを活かし、過去を変える為奮闘するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 15:04:09
341382文字
会話率:27%
かつて子供将界で『神童』謳われた天才棋士、吉本奏(主人公)は高校二年の春、転校生としてやって来た元アイドルの佐々木結衣(ヒロイン)と隣り同士の席となった。さらに追い打ちをかけるが如く住む家も隣り。
だが、幾ら物理的距離が近くても元国民的アイ
ドルである結衣と自分とでは住む世界が違い過ぎる。
きっと関わり合いはほとんど無いだろう、と奏は思っていた。
しかし、以外にも結衣は奏へ対して甲斐甲斐しくもフレンドリーに接してくる。
結衣のような高嶺の花相手に惚れてはいけない。そう思いつつも結衣のその美貌と優しい性格に奏は恋心を募らせていく。
しかし、奏は気付いていない。
実は結衣と奏の間には意外な繋がりがあった事を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 12:18:17
70832文字
会話率:27%
漆黒レベルのブラック企業で働く主人公は、異世界転生を夢見るおっさん!
異世界で活躍する為に転生モノを読み漁り、サバイバルとミリタリー知識を蓄え、コミュニケーション能力も磨いていた。
そこそこ周囲に認められてはいたが、両親にはやり甲斐のある仕
事をやれ、生き甲斐を持てと言われ続ける。
現状を変える術が分からない主人公は、ただ異世界に転生することを望む様になっていた。
後は過労死するか、事故にあうだけと周囲に嘯いていた彼だったが遂にチャンスが訪れる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 05:57:47
73195文字
会話率:17%
「『好き』ってなに?」
肯定でも否定でもなかった。
一世一代の告白の返事は唇の端から零れ落ちた疑問。
生き甲斐だった約束の、存在の根幹を揺るがした。
一枝六花は、どこにでもいるような高校1年生。幼なじみの宗玄羽衣、クラスメイトの鈴谷夜雨、先
輩の露梨朔と一緒に文芸部に所属していた。学校の片隅で平穏に過ぎるはずの日常は、彼女たちの嘘と秘密で彩られていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 21:30:00
4775文字
会話率:16%
いじめられっ子の主人公は、己の人生に嫌気がさして飛び降り自殺を考える。
しかしたった一つの生き甲斐だった『デウス・エクス・マキナ』というゲームをプレイしたくなった彼は自殺を断念ー…しようとしたところで強風が吹き事故死してしまう。
デウス・エ
クス・マキナの世界を夢見ながら死んだ彼はなんとそのゲームの世界で転生を果たす。
しかもその主人公として。
そして転生後最高潮の驚きは、デウス・エクス・マキナ最強キャラであるゼウスがいきなりガチャ召喚で現れ、自分の最初のパートナーになるという勝ち組チート召喚士になったことだった。
知っているはずのゲームだったのに、このままゲームに無かったストーリーを新たに開拓することになった主人公と相棒ゼウスの波乱万丈な生活が幕を開ける。
全知全能の神と召喚士の主人公。しかし主人公自身やゼウスのお互いの残念さによって相棒が苦労することと、新たな物語により崩れ去るというぶっちゃけタイトル詐欺なお話。
詐欺にならないよう主人公が頑張る成長譚である。
カクヨムさんでも内容は一緒で掲載することにしました!
遅筆であることを予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 18:11:02
787830文字
会話率:45%
ポン ポン ポン……
ああそうか、俺はもう独りなわけか。
静かな部屋に響く木魚の音は、恋人の|橘《たちばな》|緋奈《ひな》がもういないという事実を、ただ海斗の心に強く、残酷に刻みつけていた。啜り泣く声が微かに響く中、海斗は涙に袖を濡らす
ことはなかった。なぜなら。
——俺もすぐそっちに行くからさ…だから安心しろよ、緋奈。
心の中でそう唱えて少し口角を上げる。葬式中に笑っているなんて周りに気づかれたら、きっと気味悪がられる。でも。
そんなこともう、どうだっていい。
緋奈のいない世界に、自分に、何の価値があるというのか。この先生き続けたとして、何の希望があるのか。暗闇が待つ世界に身を委ねるくらいなら、いっそ。そう思ってしまうのも無理はなかった。
1週間前に緋奈が突然の心筋梗塞で亡くなったその時から、緋奈の魂を弔ったあとに自分も着いていく決心はついていた。どうして突然。どうして自分ではなく緋奈が。無力な自分の不甲斐なさに身を焦がすが、どれだけ願っても結末は変わらない。
「これにて葬式を終えさせていただきます。」
さっきまで念仏を唱えていたお坊さんの声が耳に入る。どうやら、くだらないことを考えている間に葬式が終わったらしい。司会者の案内があり、続々と参列者が退出していく。結局悔やんでばかりでろくに弔えてもいなかった自分に気づき、最後までどうしようもないなと|嗤《わら》いながら海斗も葬式部屋を後にした。
最期にちょうど一年前のこの日に告白した公園に行こう、そう思った。今日3月25日は海斗と緋奈が結ばれてから丁度1年目。
「好きだ、緋奈。だから俺と………」
「あーーーもういいよっ!!」
少し堅いベンチに腰をかけ、咲きかけの桜に見舞われながら言った1年前。最後までセリフが出ずにカッコつけきれず、フォローすらされてしまった、ちょっぴり苦くて甘い記憶を同じベンチで思い返す。隣にはもう、誰もいないが。
独り家に帰り|そ《・》|の《・》|時《・》のための身支度をしていると去年のカレンダーを見つけた。ぱらぱらとめくっていると、3月25日の欄に何やら書いた覚えのない文字が書かれてあることに気づく。
私 を 救 っ て
「あーーもういいよっ!!」
「……は?」
「あれ海斗、どうしたの??もしかして〜嬉しすぎて固まっちゃった〜?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 18:04:58
913文字
会話率:36%
両親が多額の借金を抱え、その返済のために、住み込みで侯爵令嬢アリシアの屋敷で使用人として働くことになったルティス。
しかし、上司は歳下の少女であるにも関わらず、世間から『氷結の魔女』と恐れられる、冷淡で厳しいメイド長のリアナだった。
女神
のように優しく美しいアリシアに憧れつつも、リアナからは使用人としての仕事以外にも、魔法士としての厳しい指導を半ば強引に受けさせられる日々を送る。
その甲斐あって、落ちこぼれだったルティスはメキメキと力を付けていくことになる。
立場ゆえに自由が奪われたアリシアと、彼女を慕いその想いを汲むリアナ。
しかし、リアナも自身に課せられた役目と、自らの想いとの葛藤に揺れることになる……。
そして、アカデミーで開かれる、その年の最も成績優秀者を決める大会の優勝者には、アリシアの婚約者候補のひとりとしての権利が与えられることになり……。
【カクヨムにも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 17:44:02
468396文字
会話率:42%
ダンジョンが地球上に出現してからニ十年。
探索者という職業はようやく世の中へ浸透していった。
そんな中、ダンジョンを探索、攻略するところをライブ配信する、所謂ダンジョン配信なるものがネット上で流行り始める。
ダンジョン配信の人気に火を
付けたのは、Sランク探索者でありダンジョン配信者でもあるアンタレス。
世界最強と名高い探索者がダンジョン配信をした甲斐あってか、ネット上ではダンジョン配信ブームが来ていた。
それを知った世界最強が気に食わないAランク探索者のクロ。
彼は世界最強を越えるべく、ダンジョン配信を始める。
俺がダンジョン配信者でも探索者の中でもトップの最強のダンジョン配信者になるんだ! と意気込むはいいが、その考えとは裏腹に最狂のダンジョン配信者と呼ばれ始めることにクロはなっていくのだった。
※全然フィクション折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 17:02:32
63325文字
会話率:23%