何度生まれ変わっても毎回私に会うたびに「愛している」という人間の魂があった。普通人間の魂は輪廻転生のときに記憶を全て無くすことになっているのに、毎回懲りずに告白をしてくる。
私はそれが不思議でしょうがなかった。
そんなある時一人の少年
が「僕と人生を交換しようよ」と話を持ち掛けてくる。人間の魂が神様になりえるわけないし、神様である私の魂が人間になれるはずがないのだ。それでも「一回だけの交換の人生」を歩むことにより、自分が知りたい感情が知れるのではないかと、死神は少年と人生を交換して生きる。
生まれ変わった場所で出会った魂は、死神の庭にいるときに懐いていた「元」ウサギの魂の持ち主の女の子と、毎度私に愛の告白をしてくる男の魂だった。
二人は私を覚えていないはずなのに(私は死神だった特権で魂の色が分かるのだけど)何故か私の周りに集まってきた。
少しズレた私のとを弟と変らず愛してくれる両親と、落ち着いている弟から愛情を沢山もらっても私は「愛」を知ることはできなかった。
私に愛を囁く男の魂と接していけば私は「愛」を知ることができるのかな??
センシティーブな内容が含まれるためR15指定をしています。
主な登場人物
・加賀美 藍那(死神) 自分のことを愛していると言ってくる人間の言葉の意味を知りたく人としての一生を生きてみることにした
≪加賀美家:お父さん お母さん 和義≫
・神様(仮) 死神(藍那)に生きる時間を交換することを提案した少年の狩りの姿。因果が巡り自分が大変になることを知らない。
・宮本 薫 生まれ変わっても死神に愛を囁く変態
・九条 (ウサギ) 普通の女の子。中学校時代に何か問題があったようで……!?!
アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 12:30:00
90782文字
会話率:40%
生きる時間は違うけど――。
キーワード:
最終更新:2024-04-07 11:44:46
360文字
会話率:23%
角川ビーンズ文庫さまより書籍化いたしました!
書籍版タイトルは、
「ルール・ブルー 異形の祓い屋と魔を喰う殺し屋」となっております。
【2024年2月1日】発売です!
本編は、書籍版の原案となりました短編小説となっております。
物語上の
世界観や設定等が、書籍版と異なる部分がありますので、ご承知いただけましたらと思います。
※発売日の2月1日まで毎日投稿です!
──────────
如月朝緖(きさらぎアオ)は、古より人に仇なすとも伝えられる人ならざる者共〝異形〟に関する悩みの種や問題事を、依頼として取り扱う祓い屋の老舗──「如月屋」という店で働いている。
しかし朝緖は、ひと月前より如月屋へと臨時従業員としてやってきた〝異形殺し〟の男、假屋逢魔(かりやオウマ)の監視兼補佐役を任されてしまう。
逢魔は異形に対して尋常ならない殺意を抱いており、異形を目にすればたちまち殺しにかかる、まさに「狂犬」のような男であった。
全く考えの読めない歪な「狂犬の殺し屋」逢魔と、己の出自に秘密を抱えた「祓い屋の少年」朝緖。
二人は、魔性のヒモ男やカプ厨夢女子少女、堅物店主に美麗の老爺といった如月屋の仲間たちと共に、太古より続く、人間と異形の深い因縁に巻き込まれてゆくこととなる。
これは、人も異形も等しく他者に「怪物」と恐れられた者共の〝生きる時間〟を巡る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:44:08
25525文字
会話率:51%
「師匠、人は死んだら、どこに行くの?」
「うーん……『お星様になるんだよ』っていうのが、昔々からの定番かしらね」
「星って、この空いっぱいの星?」
「そう。だからいつでも一緒ってこと」
「でもそれって、見えてるけど、離れてるよ。それじゃあ
嫌なの」
「そうねぇ……でも、100年……300年先に流れ星は落ちてくるから、また会えるわよ」
「師匠は、また会えたことがあるの?」
「ええ。だから、元気だして。私の可愛い魔法使いさん」
「……師匠がそう言うなら……。私も、流れ星を待つよ」
「遠い時の先、あの子の魂が、またこの地に降ってくる。……迷わず生きなさい。あなたの存在をかたどるものは、あなたの魂、そのままなのだから」
「……うん、ありがとう。師匠」
300年前。巨大な羽根蛇に乗った魔法使いが、戦争の地を水で沈め、2つの国を滅ぼした。
小さな戦争には魔物を、大きな戦争には洪水をおこす、災厄の魔法使い。
やがて、人々は彼女をこう呼ぶようになった。『世界を支配する魔女』――と。
星を見上げ続けた魔女は長い時間に飽きて、別の人間として世界に紛れることにした。
記憶を封じて性別も変え、普通の人間として生きる時間。
しかしその間に、待ち望んだ流れ星はすぐ近くに落ちてきていた。
遠くない未来、魔女を倒すことになる、少年の姿をして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:22:34
358083文字
会話率:31%
魔王とし、長い時間を生きるローズマリーは過去の恋人のことを忘れられずにいた。
恋人は人間であり、自分は魔王。生きる時間が違ったのである。
その恋人が転生することを知ったローズマリーは、自分も転生することを決意する。
しかし、かつての恋人は前
世のことを覚えているローズマリーとは違い何も覚えていなかった。
私を忘れてしまっても、私はあなたの魂を覚えています。
例え見守ることしか出来ないとしても、あなたと生きていきたい。
あなたの魂を愛してしまったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 02:40:38
3780文字
会話率:23%
”才なき者”。
無能と呼ばれ、業務システムと称され感情の欠落した女神に仕える戦士の少女はある時から聞こえた声に導かれ、使命を与えられる。
それは途方もない未来の為の下準備。
それは女神の興味が与えた幸せを目指す人生の始まり。
彼女は人として
生きる時間を手に入れた。
傍らで鳴く、猫耳しっぽ3匹とともに。
ちっちゃくてかわいい猫耳しっぽのある眷属3匹とともに、大いなる運命渦巻く未来の準備を女神様に命じられた主人公が、人らしくなりながら生きていきます。
最初のちっちゃい子猫とはいずれ色々な展開になっていく人×人外恋愛です。
たまに戦闘シーンなどがあり、ややグロテスクな表現が出てくることはありますが、そちらは出来る限りマイルドな造りとなっています。
『本編前夜祭シリーズ』の肝となる作品、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 16:10:48
32072文字
会話率:16%
――――『魔女』の生贄にされた少年はどうなる?
魔女は不老不死だ。人とは生きる時間が違う。少年は魔女に食べられるのか? それとも死ぬまで奴隷のように働かされるのか?
いや、いつまでも老いる事のない魔女をいずれ少年が追い越して、「魔女と生贄」
は「女と男」の関係に変わるのだろうか? ……そして少年の最期は、不老不死の魔女に看取られるのだろうか。1人残される魔女の心情を思えば、それはなんて悲しくも美しい恋物語なのだろうか。
「僕はその悲しくも美しい恋物語の主人公になれるかも知れない」
アレクシス少年は愛を知らない。
両親に愛されず、隣人に愛されず、12年間 虐げられて来た。心身共にズタボロでいつ死んでもおかしくなはい。挙句の果てには弟の病を救うため、魔女の生贄になれと告げられたのだから救いようがない。
しかしアレクシス少年は喜んだ。魔女は怖くない。ただ、愛を知らずに死ぬ事だけが怖かった。
魔女と少年の恋物語ならば耳にした事がある。――――そう、「おねショタ」だ。そして「主従逆転・立場逆転の下克上」だ。恋が無理でもどうせ死ぬ命、魔女に食べられる事に恐怖はなかった。
胸を躍らせて訪れた魔女の家。しかし中から出て来たのは、アレクシス少年と変わらない年齢の美しい少女だった。
「…………思っていたのと違うんだけど、どうしようか」
魔女は? おねショタは? 立場逆転は? 悲しくも美しい恋物語は? 果たして、不遇すぎてぶっ壊れた底抜けに明るい少年と不老不死の魔女は、悲恋物語の主人公になれるのだろうか。
※アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+、エブリスタ(敬称略)でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 19:19:46
232685文字
会話率:36%
ある満月の晩、幼い少年と、吸血鬼の少女が出逢った。
少年は神を信じ、少女は神を憎んでいた。
孤独な二人は互いの存在に一時の安らぎを得るが、流れる月日がその関係を変えていく――。
生きる時間が違う二人の、無自覚な恋の話です。
※カクヨム・ア
ルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 10:46:20
10000文字
会話率:22%
世から離れた神話の山、そこに住む一人の少女は『神狩り』と呼ばれる...
彼女の血筋は代々神狩りを生業とする。
その目的は『祖なる祟り神』を倒すことによる一族にかけられた長寿の呪いの解呪、
長寿の呪いとは長く生きるだけでなく、生きる時間が永(
なが)いほど苦痛を伴う。
彼女の両親は苦痛に悶えながら神に喰われていった、他の神が祟りを上乗せすることで苦痛は増し、喰われる運命を辿(たど)る。呪いを解くために今日も彼女は神を狩り、『祖なる祟り神』を倒すため生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 14:59:00
1176文字
会話率:34%
人間の生きる時間について
最終更新:2020-08-20 17:40:37
524文字
会話率:0%
人間の生きる時間について
最終更新:2020-04-25 12:00:15
356文字
会話率:0%
人間の生きる時間の短さは
最終更新:2020-03-16 19:52:14
240文字
会話率:0%
余命宣告をされたら、残りの日数を考えて生きる時間を送ることになる。
最終更新:2020-06-18 14:31:19
823文字
会話率:0%
これまで生きた時間と、これから生きる時間の差がそんなに大事でしょうか。
年齢差が開いているなら埋めてしまえばいいだけのことです。
命を削って、恋をしましょう。
最終更新:2019-01-30 07:01:38
3217文字
会話率:56%
暑い暑い夏
一匹の蛍が一人の少女に恋をする。
生きる世界が違うと知りながら、願ってしまった。
生きる時間が違うと知りながら想い描いてしまった。
君と過ごす未来を・・・
この作品はエブリスタにも掲載しています。
最終更新:2018-01-15 21:31:07
14924文字
会話率:33%
魔獣と人間が共存する異世界、病弱な幼い王子ルオーは、国の守護聖獣、竜王に救われる。
竜王の庇護の下、成長していくルオー。だが父王の死と同時に戦かおこり、ルオーを庇い倒れた竜王は敵に連れ去られ、少年は奴隷商人の手に落ちる。思いもかけぬ相手に救
い出された少年は、たのもしい仲間と共に、彼の竜王を取り戻す旅を始める。
竜はいますが、魔法は無い世界です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 00:00:00
189306文字
会話率:27%
人の生きる時間の中で、わたしは何ができたのだろう。
得たものは小さくとも、決まった死があろうとも、着実に今も時は刻まれている。
最終更新:2017-05-13 00:15:08
2045文字
会話率:15%
猫使いの猫風蒼雲と、彼の使役する2匹の化け猫との日々。
化け猫と人間は生きる時間軸が違う。
雪の日の、ちょっと切ないやり取りです。
長々と連載している「相棒はツンデレ猫の猫使い」の番外編。
本編は殺伐としていますが、こちらはほのぼのです。
最終更新:2016-11-24 18:05:15
1872文字
会話率:40%
主人公涼太は最愛の人を亡くした。
失意と絶望の中で彼は現実から目をそらした。
それから10年、未だ過去と向き合えない彼はこの町に昔から伝わる都市伝説『時計台の奇跡』を試してみることにした。
カクヨミでも執筆中。不定期更新です。
最終更新:2016-04-07 20:00:00
2009文字
会話率:54%
みじかい言葉に、なにかを感じるような。
二人が生きる時間。
ただそれだけ。
最終更新:2014-10-02 22:18:41
243文字
会話率:39%
これはアメーバのブログにも載せてます。
結構前に書いたので
背景はあまり覚えてませんが・・・悲恋だと思います。
最終更新:2014-08-18 08:00:00
237文字
会話率:0%
彼女は最高のロボットだった。目覚めさせたのはどこかズレた博士。
死なないロボットの彼女といつか死ぬ人間の博士の生きる時間。
時間の差を知りながら寄り添った、そんな2人の切ない恋の物語。
最終更新:2013-09-20 00:00:00
16255文字
会話率:36%