この世には、人間以外の種族が居る。
その中でも特別視されているモノ達は怪異と呼ばれる異形の存在。
彼等は人間と同じく根源とする魂を持ちながら、常人とは離れた特異な力を持っていた。
人々は彼等に対して畏れを抱き、世の理の代弁
者として彼等と共存し今日にまで至っている。
しかし、この世には悪しき人間も当然居る。
同じように、悪しき怪異もまた存在していた。
悪しき人間、怪異達の手によってこの世の平穏が乱された時、とある一対の人間と怪異は互いに協力しあい、神如き御業をもって悪しき彼等を滅したのである。
人々は悪しき存在へと抗った一対の彼等を、偉大なる敬意と畏れ込めて後に彼等は神畏【シンイ】と呼ばれるようになった。
これはそんな神畏と呼ばれる者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 07:00:00
39915文字
会話率:33%
異能――それは、常識を乖離した摩訶不思議な力。
古来より世界で初めて異能社会を築き上げた日本国で誕生した少女――天音(あまね)は、ある不遇に見舞われていた。
彼女は「異能社会で発展しなかった並行世界」で生きた記憶を頼りに耐え抜き、や
がて救われた先で平穏に暮らしていた。
しかし、天音の特異な力が知られ、国宝級異能者――凪祇(なぎ)の護衛を担うことになった。
「絶対に幸せになってみせる。それが今世の目標」
果たして天音は、前世の悲願を叶えられるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 00:00:00
29456文字
会話率:35%
聖人と呼ばれた特異な力を持つもの達は、世界のために産み出された。
あるものは剣、あるものは建、あるものは魔、あるものは銃、時代の聖人は腐敗した正義を正していた。
だがある時、世界は一変した。
英雄はいらない。
神と呼ばれる存在のお告げに
より、神から直々に権能を与えられたもの、神の使徒が現れたのだ。
そのもの達は、腐敗を正す聖人を圧倒、聖人は辛うじて生永らえ、国外へと身を移した。
あるものは家族を奪われ、あるものは家を奪われ、あるものは栄華を奪われた。
かくして、英雄と呼ばれた聖人は、家族を奪われ、故郷を追われた。
そして、国を追われた聖人たちは、世界への復讐を決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:23:56
23217文字
会話率:49%
未来の地球──人類は「Mous」と呼ばれる謎の生物兵器によって滅亡の危機に瀕していた。
「Mous」に対して対抗手段を持たない人類に突如『霊装』と呼ばれる武器の形をとる特異な力を持った少女たちが現れた。そしてそんな少女たちを育成する、Mou
s殲滅特殊学園[神話の庭園]が創設され数十年が経った。
ある日学園に一人の少年が入学した。彼の名前は「神風 隼人」。彼は少女にしか使えないはずの『霊装』を顕現してしまい。学園に入学する事になってしまう。そして彼は一人の少女と出会う。彼女は〈無能〉と呼ばれる存在だった。
学園でたった一人の男。そんな状況で何も無いわけがない!?
そんな彼と少女たちが繰り出す剣と魔法のファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 20:00:00
19979文字
会話率:49%
その名は鬼哭アルカロイド——中学校の入学式の帰り道、生まれたときから見ていた"あれ"に襲われたぼくを助けてくれたのは陰陽連合を名乗る謎の組織の一員レッドさんだった。彼は特異な力を持っているらしいぼくを新入隊員だと言って歓
迎するが見るからに怪しいアラサーのおっさんにほいほいついていくほどぼくは世間知らずな子どもではないのさ。とはいえ、とりあえず助けてくれたし不思議現象を目の当たりにさせられたし、それに小さい頃からずっと一人きりで秘密を抱え続けていたのも苦しかったし……というわけでとにかく興味が湧いたのでぼくは陰陽連合とやらに入ることに。さあこれで妖怪的悪霊的なものたちと戦う霊能力者的日々が始まるのかな? と思ったらどうやら各メンバーによって考えていることはバラバラのようで。進学希望の高校に通っている大金持ちの光里さんは鬼哭アルカロイドを自分たちの力の源と言うし、フランスからの帰国子女イリスは倒すべき邪悪な敵だと言うし、子役として芸能界で活動している殊祢は科学的な解析の対象として扱っているらしいし、で、結局鬼哭アルカロイドってなんなんですかレッドさん? 隊員仲間でクラスメイトの相沢さんは相沢さんで思うところがあるようだし、みんなそれぞれの見方でそれぞれの考え方でそれぞれに世界を変えようとしているっぽいけどそんなことよりバナナケーキでコーヒーブレイクだ。これはぼく、葛居時生(ふじいときお)の割と長いお話のプロローグである。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 06:21:04
84858文字
会話率:61%
太古の昔、大陸を、世界を恐怖に陥れ破壊しつくさんとした一匹の竜がいた。
どこから現れたのか、はたまた有史以前からいたのか。
絶大でその圧倒的な力に、文明を築き上げ食物連鎖においても高い位置にいた人類という種は、恐れ慄いた。
あらゆる生物が死
滅しかねないその状況で、声を上げ、立ち上がった者達がいた。
各々が特異な力を持ち、その勇敢な心で竜に立ち向かい、激戦の末、彼らは竜を退けることに成功した。
世界に平和をもたらした5人の英雄は、後に”五賢者”として崇められた——。
あれから数百年、舞台は大国ベントメイル。
双剣の戦士は国の為に今日も剣を振るう——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 18:21:30
234683文字
会話率:45%
異世界「ウンディア」に生まれた青年・太郎は、自らの特異な力「うんちを操る能力」に困惑しながら成長する。この力を隠し、普通の生活を目指していたが、ある日、街を襲う魔物を倒すために思わず力を解放し、周囲から「うんちの英雄」と呼ばれるようになって
しまう。恥ずかしさと戸惑いを抱えながらも、太郎は謎の声に導かれ、「うんちの力こそが世界を救う鍵である」と悟る。そこで、かつてうんちの秘術を極めたという老人に弟子入りし、修行に励むことに。様々なトラブルや笑いに満ちた冒険を通じて、太郎は力を受け入れ、成長していく。そんな彼の前に、強力な魔物の襲撃や運命のヒロインが現れるが、うんちの力は果たして彼らを救うことができるのか?ギャグと波乱の異世界冒険譚が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 02:17:23
6842文字
会話率:42%
人間離れした肉体と特異な力を使う種族“獣人”。何十年もの間、人間と獣人の生存競争が世界中で繰り広げられていた。日本で対獣人殲滅部隊【ビースト:キラー】の一員として働く男・雨宮玲央は、命の脅かされる心配の無い平穏な生活を望んでいた。普段から
怠惰で有名な雨宮玲央はある日、基地の近くにある市街地に現れたひったくり犯を捕まえようと追いかけ、路地裏に追い詰めた。……が、そのひったくり犯は獣人の少女であり、重要危険生物と指名手配されている『獅子王』だった__!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 11:56:04
5942文字
会話率:43%
生まれつき特異な力を宿す少年がいた。
それは決して人には言えず、言っても信じてもらえない孤独の力。
そのせいで事あるごとにトラブルに巻きこまれ、いつしか心も身体もすり減らすことに。
しかし彼にはもう一つ、深い悩みとも呼べる体質がある。
そ
れは"視える”ということ。
この世ならざる者、つまり霊的類の者たちが"視えて"しまうということだった。
時には挫けながらも、誰よりも平穏を願う少年の物語———。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 18:02:38
29800文字
会話率:20%
神性。異界より出で、善にも悪にもなり得る特異な力。
そんな力に対抗するために幻想院が生まれ、大陸の各国でそれぞれの幻想院が人に仇を為す神性から治安を守っていた。
各地で起こる神性の厄介事に、幻想捜査官が対処する。
幻想を以て幻想を
制する。
これは新米幻想捜査官アモンが立身出世を夢見て、日夜職務に励む物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 22:49:26
1138文字
会話率:29%
異世界に生まれ変わったサキュバスのハーフ、館浜キズナ。自殺を選んだ前世の辛い過去を背負いながらも、新たなる生命を受け入れる。しかし、彼は特異な力を持っていることを知り、異世界での新たな生活が始まる。
「チャーム」と呼ばれる魅力により、30
秒の視線だけで相手を虜にする力を手に入れたキズナ。また、驚異的な怪力も備え、高層ビルをも拳で破壊できるほどの力を秘めている。
彼女(彼)は異世界の学園、『カインド・オブ・マジック学園』に転入することとなり、魔術を学びながら特異な力を隠すことを試みる。しかし、美しい容姿のために学園で一躍注目の的となり、イケメン女子として様々なトラブルに巻き込まれていく。
キズナは前世の傷を癒し、異世界での新たな友情や愛情に包まれながら、成長していく。彼女が抱える特異な力と過去との闘い、そして新たな仲間たちとの絆の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 20:01:32
56931文字
会話率:59%
ここは人類がとある事件をきっかけに閉じ込められた仮想世界「セカンドワールド」この世界では能力はステータス化され、スキルと呼ばれる特異な力を使うことができる。そんな世界で人々は異なる思想を掲げ次々とギルドを建てていった。ある者たちは冒険を力を
権力を求めて。…しかし大きさを増すごとに衝突も増え、消えていくギルドも存在する。勢力争いが激化する中かつてのギルドを抗争で失った聖騎士のアメッサは、賞金稼ぎとして惰性的な生き方を続け死んだように生きていた。しかし、手配書の少女キャシーと出会い運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 18:30:00
8512文字
会話率:37%
魔術学院は、魔法の才能を持つ者たちが集まり、未来の魔法使いとしての道を歩む名門校。しかし、そこには「異端者」と呼ばれる一人の少年、アレン・カーストナーがいた。アレンは「禁断の力」を持って生まれ、その力ゆえに周囲から疎まれ、劣等生として扱われ
ていた。
アレンは学院内で孤独を感じていたが、ある日、地下図書室で古い魔法書を見つける。その魔法書には、自分の力が禁断とされる理由や、その真の力についての記述があり、アレンは自分の力の本当の意味を知る。自分の力を制御し利用する方法を学び始めたアレンは、学院内で同じように異端視される生徒たちと出会う。
リナ・ブレイク、エリオット・グレイ、マリア・ヴァレンティーナ、そしてダン・クロフォード。彼らはそれぞれ特異な力を持ち、学院内で孤立していた。アレンは彼らと手を組み、互いに助け合いながら力を磨き、学院内での立場を少しずつ変えていく。
しかし、学院内には一部の教師や生徒が秘密裏に暗躍し、禁断の力を利用して権力を握ろうとしていた。アレンたちは彼らの存在を脅威とみなし、陰謀を暴き出そうとする。アレンは仲間たちと共に、学院を守るために立ち上がる決意を固める。
陰謀との戦いの中で、アレンは禁断の力を完全に制御することに成功し、その力を使って学院の危機を救う。しかし、その過程でアレンは自分の力が持つ本当の危険性を再認識し、力を正しく使うことの重要性を学ぶ。
陰謀が解決し、アレンと仲間たちは学院内での地位を確立する。彼らはそれぞれの力を認め合い、共に成長していくことを誓う。アレンは自分の力を恐れず、未来に向かって前進する決意を固める。そして、新たな冒険へと歩み出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 11:43:03
18225文字
会話率:12%
あらすじ
これは、産まれながらにして、晴眼という特異な能力を持ってしまった少年の物語である。
登場人物
源 和斗
生まれつき、見るだけで人の心が理解できてしまう特殊な眼である晴眼をその身に宿す少年。そのため、彼が心の底から友達と呼べる存
在は、世間一般で言うところの親友に該当し、その数は両手で数えられる程度しかいない。
天蠍機 英美里
和斗から師匠と呼ばれている女性。特異な力を持つ和斗が生きていくための術を教えている。
主人公が師匠と共に歩む成長を描いていく予定です。
元々この作品は練習用の掌編小説を書くつもりが勢い余って短編小説になってしまったものです。
時系列の前後はありますが、章ごとに短編の形で出すつもりです。
時系列順
因果応報
↓
存在証明
↓
廃棄生命折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 00:43:58
52581文字
会話率:34%
プロのモデラーの父と写真家の母の間に生まれたJK、『鋼塚 尊』。彼女は育った環境のせいか、かっこいい物が大好きな一風変わったJKとなっていた。だが、そんな尊はある日、通り魔から友人をかばって命を落としてしまう。直後、その死が、世界を動かす神
のシステムのエラーが原因だと女神より知らされ、蘇生も無理だと教えられた彼女は失意に暮れる。 そんな、運命が狂ってしまった彼女への贖罪として、女神は尊に特異な力を与え異世界へと転生させるという。そこで尊は、非力な自分でも戦えるようにと、『あらゆるパワードスーツを創造する力』を願った。 が、転移した彼女に待っていたのは、彼女自身が想像もしなかった百合ハーレムだったっ!? これはチートスキルを使って冒険をしながら、知らず知らずのうちに百合ハーレムを気づいた少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 23:35:23
189887文字
会話率:55%
無数に枝分かれして存在する世界。
一つの世界につき一柱だけ、原初の神々の魂を継承し特異な力を持ったものが生まれる。
他を想う感情が欠落した少年デイタは様々な世界を巡り、そこで運命に振り回される少女たちと出会う。
最終更新:2024-02-21 20:03:00
115490文字
会話率:35%
この世界には12人の守護者が存在する。
遠い昔、人の欲が生み出した魔の王が存在した。
人々は自分たちの欲に蹂躙され、滅亡の危機に追いやられた。
だが、12ある種族に各一人特異な力をもつものが現れた。
その者たちを人々は勇者と呼んだ。
その
力は絶大で魔王の配下である魔族、魔物を圧倒する力だった。
12人の勇者たちは各種族の代表として手を取り合い、魔王の討伐へ向かった。
その後、魔王のもとにたどり着いた一行は苦戦の末
魔王を7つに分けて封印することでようやく地獄のような戦いを終わることができた。
世界を救った十二人の英雄はその後地位と名誉を手に入れ
この世界に多大なる影響をもたらす存在になっていた。
それから世界は平和になり300年という月日が流れた。
世界を脅かすものはなく日々平和な日常があった。
しかし、長く続いた平和は突然崩れ落ちた。
誰かが魔王の封印の一つを解いてしまったのだ。
魔王の一部が復活したことにより世界中の魔物が活性化してしまったのだ。
各種族はその沈静化に努めていた。
だが、唯一300年前に勇者が現れなかった種族がいた。
それが人間族だ。
人間族は高い知能を持つ種族なため、300年前は各種族に取り入ることで
その庇護下に置かれていた。
しかし、平和が続き各種族との交流が途絶えたことで人間族は孤立し、
魔王復活による脅威に脅かされていた。
そこで人間族に古くから伝わる異世界召喚を実行した。
異世界召喚によって呼び出されたのは日本人の少年 星宮 昴。
彼は13番目の勇者として人間族の平和を託された。
この物語は星宮 昴がこの世界をもう一度平和をもたらすまでのお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 06:56:12
1176文字
会話率:43%
「は……? 追放、ですか?」
神殿で神官として日々業務に励んでいたポラリスは、ある日突然ユートリア王国の第二王子カリストロから神殿追放を言い渡された。
ポラリスには『星見』という未来の映像を垣間見る力が備わっており、その特異な力ゆえに神殿
に縛られた不自由な生活を強いられていた。
これまで戦争を避け、国の安全に寄与するために『星見』結果を伝えていたが、王国は秘密裏に領土拡大を目論み戦争準備を整えていた。
裏切られ、利用されてきたことを知ったポラリスは、暴走した第二王子の独断による神殿追放はチャンスだと考え、急いで王国を出ることにした。
過去の出来事や縁を結んだ人々との再会を噛み締めつつ、ポラリスは憧れの国であるアステル小国を目指す。
星が美しい北の小さな国で、ポラリスは新たな出会いを果たし、夢見た自由な生活を始めることとなる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 07:00:00
56000文字
会話率:40%
異世界召喚をしまくった魔法世界ーーここは異世界人がもたらしたモノによって魔法世界の秩序が壊れかけてしまっている世界だった。
しかしこの世界の根源は魔法であるため、異世界からの知識はこの世界にとっては兵器にしかならない。
そのため異世界召
喚が禁忌とされた世界に聖女として召喚された主人公・黒川くろえ。
平凡なOL生活を過ごしていたはずの黒川くろえは突然「聖女」と言われるのだが、その組織はすぐに魔法部隊によって捕らえられてしまう。
え?私、どうすればいい?
訳もわからず召喚され、召喚されてすぐに捕物劇が繰り広げられ、悪くもないけどこの世界には要らない存在となったクロエ。
しかもどうやら召喚は失敗だったようで、別にクロエは聖魔法が使えるわけでもなかった。そのかわりクロエも異世界ならではの特異な力があった。
それは腕力。
理不尽に召喚され、理不尽に失望してくるこの理不尽な異世界を、その腕力ではっ倒す。
個性豊かな魔法部隊・ガンマ班と主人公クロエが繰り広げる痛快腕力ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 10:00:00
21330文字
会話率:43%
退屈な日々を嘆く神――ラプラスの神殿に謎の男が落ちてきた。名はザインザード・ブラッドハイド。暇潰しを求め、ラプラスは気紛れに力を与える。「異端の影」――数百年を神として生きるラプラスですら与えた覚えのない特異な力。それがもたらすのは、熱狂か
、動乱か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 23:47:49
763868文字
会話率:42%