「好きだけど自由でいてほしい。自由でいてほしいけど傍にいてほしい。矛盾してるわ」
カトラン帝国、由緒正しきディシュタルト公爵家の後継者、ベネデッタ・フォン・ディシュタルト小公爵は、夫婦の寝室でひとり、そう呟いた――。
「俺は、愛して
もいないあなたと初夜を過ごしたくはありません」
マティルダ公爵家次男アトラス・ティン・マティルダは、妻となったベネデッタに向かって、そう言った――。
ディシュタルト公爵家の小公爵になる条件として、貴族男性、アトラスとの結婚を掲げられたベネデッタ。
いつかのパーティーにて、アトラスに一目惚れした彼女は突如として舞い降りた〝チャンス〟を迷いなく手にした。
一方、アトラスは、カトラン帝国の未来のため、そして家門の存続のために、名門貴族の後継者ベネデッタと結婚することを余儀なくされる。
アトラスにはほかに想い人がいたが、その想い人と自身の兄であるマティルダ小公爵が縁談を進めると聞き、絶望に苛まれたまま、ベネデッタと結婚した。
読めないベネデッタに翻弄されるアトラス。
生真面目で冷たいもののどこか可愛らしいアトラスに惚れ込むベネデッタ。
夫婦仲は冷えきっていたはずだったが、様々な出来事を通してふたりの仲は徐々に深まっていく。ふたりの間に交差する愛はなかったのに、運命の歯車は急速に回り始める。
遠いようで近い、近いようで遠い、拗れて、すれ違って、それでもなおそれぞれの形で互いを愛そうとするふたりの物語。
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―必読―
◆当作品はフィクションです。現実の人物、団体などとは関係ありません。
◆当作品は恋愛小説です。
◆R18に該当する直接的な表現はございませんが、間接的な表現はございます。
◆ 作者並びに作品(登場人物等)に対する〝度の過ぎた〟ご指摘、〝明らかな誹謗中傷〟は受け付けません。
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◆ 作品の転載、明らかな盗作等に関しては、一切禁止しております。
◆カクヨム様・アルファポリス様にも掲載中です。
以上、自衛をよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 20:00:00
179812文字
会話率:44%
ティア・テイラー男爵令嬢は十七歳になった時、血の繋がらない父親からサイラス・アスター伯爵と結婚するように命じられた。結婚初夜にサイラスは冷たく「俺が君を愛することは一生ない」と告げた。しかし、彼との結婚によって多くの人たちと出会い、彼女の人
生は大きく変わっていく。
*両片思いからの甘々の溺愛展開予定です
*R15は保険です
©北里のえ, Noe Kitasato, 2024. All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited. 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 07:00:00
182711文字
会話率:36%
初夜の前に「執着の強い家系なのでお互いの気持ちが固まるまで愛することを待つ」と言われてしまう。
とっくに好きなので待つのなんて無理ですが?
獣人の家系だったエイダン×好きな人には肉食系女子アミリア
ジリジリと追えばジリジリと後ずされる二
人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 19:56:14
12480文字
会話率:51%
男爵家に嫁いだソフィアは、夫が亡くなり将来に不安を感じていた。
そんな時、義父の紹介で伯爵令嬢の舞踏会の付き添い役を務めることに。
家庭教師の職を紹介してもらえるかもしれない。そんな下心から伯爵令嬢の付き添い役を了承したが、社交嫌いで有名な
伯爵は優しくて気づかいもできる素敵な人だった。
ソフィアはあっという間に彼に恋に落ちてしまう。
でも伯爵は今でも亡き妻を愛しているようで?
ソフィアが仕事に恋に、再び自分の人生に希望を見出して生きるお話です。
この作品は「Nolaノベル様(https://story.nola-novel.com/novel/N-e2477011-5844-4ac1-9797-68726525e73f)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 16:11:11
50442文字
会話率:36%
姫様一筋で仕事人間のメイド長と、腹黒策士の近衛騎士との最終的に両片思いからのお付き合いするまでの話。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2022-05-03 07:24:12
3330文字
会話率:67%
会社の危機を救うため、政略結婚をするよう、祖父である源次郎から命じられるが、自分の力を試させて欲しいと、反抗する彩夢に課せられたのは、末端会社であるマルシチ倉庫で、身分を隠し成果を上げることだった。しかし生粋のお嬢様育ちである。まるで正反対
の従業員たちと、小さな諍いを繰り返しつつ、仕事に馴染み始めたその矢先だった。自分を認めさせようと焦った彩夢は、自分の不注意で荷物の下敷きになってしまう。救ったのは、ずっと鼻持ちならない相手、比嘉晟也だった。不愛想でカゲを持つ晟也がなぜか気になって仕方なかった彩夢だったが、このことがきっかけで、自分の気持ちに気が付く。しかし、その水面下で、彩夢の人生を大きく揺さぶられようとしていた。
*オリジナルサイトへ掲載済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 15:59:07
184973文字
会話率:45%
大学生になりました。恋をしました。でも、恋にふわふわばかりじゃ駄目なんです。授業に手がつかなくなってしまいました。…勉強を教わることになりました。友達が紹介してくれたのは、私の片思いの相手でした。
《女の子視点から始まり、男の子視点で終わ
るありきたりな恋物語》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-10 00:04:01
3338文字
会話率:38%
隣の家の大好きだったお兄ちゃんが一人暮らしのために遠くにいってしまう物語。
片思いからの失恋小説です。
最終更新:2014-03-14 19:20:54
504文字
会話率:30%
片思いからの両思いって感じの詩です。
今回は名探偵コナンではなく作者目線です。
まぁ…両思いに慣れたらいいなぁ…っておもいながらかきました
最終更新:2010-07-04 20:56:20
208文字
会話率:0%