「好きだけど自由でいてほしい。自由でいてほしいけど傍にいてほしい。矛盾してるわ」
カトラン帝国、由緒正しきディシュタルト公爵家の後継者、ベネデッタ・フォン・ディシュタルト小公爵は、夫婦の寝室でひとり、そう呟いた――。
「俺は、愛して
もいないあなたと初夜を過ごしたくはありません」
マティルダ公爵家次男アトラス・ティン・マティルダは、妻となったベネデッタに向かって、そう言った――。
ディシュタルト公爵家の小公爵になる条件として、貴族男性、アトラスとの結婚を掲げられたベネデッタ。
いつかのパーティーにて、アトラスに一目惚れした彼女は突如として舞い降りた〝チャンス〟を迷いなく手にした。
一方、アトラスは、カトラン帝国の未来のため、そして家門の存続のために、名門貴族の後継者ベネデッタと結婚することを余儀なくされる。
アトラスにはほかに想い人がいたが、その想い人と自身の兄であるマティルダ小公爵が縁談を進めると聞き、絶望に苛まれたまま、ベネデッタと結婚した。
読めないベネデッタに翻弄されるアトラス。
生真面目で冷たいもののどこか可愛らしいアトラスに惚れ込むベネデッタ。
夫婦仲は冷えきっていたはずだったが、様々な出来事を通してふたりの仲は徐々に深まっていく。ふたりの間に交差する愛はなかったのに、運命の歯車は急速に回り始める。
遠いようで近い、近いようで遠い、拗れて、すれ違って、それでもなおそれぞれの形で互いを愛そうとするふたりの物語。
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―必読―
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◆当作品は恋愛小説です。
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以上、自衛をよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:00:00
317339文字
会話率:45%
大学生になりました。恋をしました。でも、恋にふわふわばかりじゃ駄目なんです。授業に手がつかなくなってしまいました。…勉強を教わることになりました。友達が紹介してくれたのは、私の片思いの相手でした。
《女の子視点から始まり、男の子視点で終わ
るありきたりな恋物語》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-10 00:04:01
3338文字
会話率:38%
片思いからの両思いって感じの詩です。
今回は名探偵コナンではなく作者目線です。
まぁ…両思いに慣れたらいいなぁ…っておもいながらかきました
最終更新:2010-07-04 20:56:20
208文字
会話率:0%