浅草浅草寺近くの人気洋菓子店『パティスリー藤倉』の次女の娘として生まれた藤倉菜々子22歳。
二年前に製菓専門学校を卒業し老舗高級ホテル『帝都ホテル』でパティシエールとして働いていたが失業し、社員寮も今月(3月)中に出なければいけない。
失意の中、ハローワークへ行く途中交通事故に遭ってしまうが、それによって平々凡々だったはずの運命が大きく動き出す。
「男に免疫がないなら、この俺がつけてやる」
傲慢で我儘な俺様御曹司に人質にされてしまった菜々子の運命はー?
*藤倉 菜々子* 《フジクラ ナナコ》 22歳
生まれも育ちも平々凡々。失業中のパティシエール。
*桜小路 創* 《サクラコウジ ハジメ》 27歳
生まれも育ちも超一流、まるで歩く上流階級。傲慢で我儘な財閥系企業グループのイケメン俺様御曹司。
※他視点あり。
※傲慢で俺様なヒーローなので強引だったり無理矢理な場面もあります。苦手な方はご注意ください。
※登場する人物、団体、グループの名称等全てフィクションです。
※他サイトにも公開しています。
✧2021年
R18版が魔法のiらんど様主催、小説大賞&コミック原作大賞、恋愛ファンタジー部門、一次選考通過✧
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:27:05
173542文字
会話率:22%
高木浪江は、入社後僅か1週間で倒産した会社から、餞別にお守りを貰った。心願成就、浅草寺の黄色いお守りだ。海苔好きの浪江は、浅草海苔の故郷である浅草寺へと旅立った。
最終更新:2023-10-26 20:23:04
4689文字
会話率:48%
江戸中期の宝暦・明和年間。後に「明和三美人」と呼ばれるようになる笠森お仙・柳屋お藤・蔦屋お芳が千里眼(=彼岸識)を駆使して活躍するヒロイン譚。田沼意次・平賀源内・長谷川平蔵など史実の人物達との関りを通して江戸庶民の生活を描き、真の人の幸せ
を探求する。
三人は同い年。幼い頃に浅草寺で出会って古い石の祠を掘り出し、江戸の人々の幸せを祈った。数年後、三人は臨死体験の中で再会し、それぞれの千里眼を獲得し、お仙は過去・未来を読むことができ、お藤は自分の周囲の空間を俯瞰でき、お芳は人の心の声を聞けるようになる。
ある時、自分たちの千里眼が何なのか知りたいという思いから平賀源内を訪ねると、源内からは千里眼というよりもむしろ「彼岸識」と呼ぶ方が良いとの助言とともに、横浜村の称名寺の僧、高成に「唯識」について教えてもらえとのアドヴァイスを受ける。
若き長谷川平蔵を用心棒に雇い、称名寺に向かった三人は、自分たちの彼岸識の正体を知るり、その威力と精度とが大きく向上する。
江戸の町は泰平の中に数年の時が過ぎ、鈴木春信や他の絵師によって錦絵に描かれることで三人の人気が江戸で爆発し、小さな悲喜劇の中でみな成長する。しかし、実は徐々に不吉な予兆が現れ始めていたのだった。
何かが起きる予感はあってもそれが何か分からない焦燥感にとらわれた源内は、伊勢松坂に住む本居宣長に助言を求め、江戸の町を灰燼に帰す大火が迫っていることを悟る。未然に大火を防ごうと対策を講じるが、その因果は思いの他深く、ついに火は点いてしまった。
三人の彼岸識と人々の力で江戸の町を守ることは出来るのか。それぞれが死力を尽くして戦うが、火勢は衰えることがない。そしてついに、燃え盛る炎を前にお仙は最後の決断をする。だがその時、誰も予想もしなかった奇跡が起きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 12:00:00
17661文字
会話率:33%
1988年1月1日、浅草雷門前の午前1時半頃。
僕はこの時、池袋で再会した元バンドメンバーだった櫻井ジュンコと共に、浅草寺へ初詣にやって来ていた。
最終更新:2022-01-11 04:18:48
15819文字
会話率:31%
少し歩けば川幅のある隅田川。江戸から東京へと移りゆく日本を海へと流れる川水が見守り、今や日本のほの暗ささえもその内に秘めたるその場には人間の酸いも甘いも集まる。そんな隅田川を少し登れば由緒ある、慈悲深い観音菩薩様が祀られる『雷門』の大提灯
を下げた浅草寺が見えてくる。そこは日本人だけでなく諸外国からも人を呼び寄せる魔力があるのか、通年として様々な外国語が飛び交う東京最古の寺にしてインターナショナルスポットとして有名であった。
この物語の舞台はそんな有難いお寺、浅草寺とその最寄り駅である浅草駅の間にある「すしや通り」の一軒のすし屋、いやもっと言えば人間の与り知らぬ台所、まな板、冷蔵庫といった食材が踊るステージである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 21:51:56
14624文字
会話率:41%
【全3話・短編のつもりでしたが、ちょっと長くなったので分割投稿にします。】タイトル=あらすじ。GWの浅草で幼い少女に翻弄されまくる少年が、ツンな妹や学年一の黒髪美少女に囲まれて、自分が本当は無自覚リア充である事に気付くほっこりストーリー。1
話の時点で既にハッピーエンド感満載ですが、別視点やその後の妹ターンの2話と結の3話も読んで頂ければ、さらにほのぼのな物語を堪能できると思います。*****今年のGWでは浅草寺仲見世通りのあの賑わいを見る事は叶いそうにありませんが、また活気立つ姿でふへへと妄想しながら書いてみました。自宅でゆっくり過ごす合間、ちょっとでも楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 09:49:54
15317文字
会話率:47%
個性的な仲間たちと古代の船に乗り、与えられた使命を果たすため「旅」に出る。
主な同行者は美少女二人、武人で戦略家の船長と部下の船乗りたち。
だが、時代は十世紀の初め(平安時代中期)で、舞台は東シナ海と周辺の国や島々だ。
航海の出
発点は、鹿児島県の奄美群島の一つ徳之島――。
そこに小さな王国「トカム(度感)」があった。
異世界に転がり込んだ当初から、命の危険にさらされるような出来事が続き、憔悴気味のカイト。
王の館に招かれ、少女たちと引き合わされる。
一人は王の娘、もう一人は、海賊にさらわれてきた南方系の少女だった。
島の暮らしに慣れた頃、王から「沖縄への旅」を依頼される。
王国存続のために必要な「ある物」を受け取ってきて欲しいと言うのだ。
「なぜ僕が?」と思い、断ろうとした。しかし、結果として船に乗ることとなった。
カイトと二人の少女は、それぞれ内面に課題を抱えていた。
旅の過程で、課題と正面から向き合わざるを得なくなる。
「旅」は苦難の連続だった。
海賊、妖魔、怪物、大陸からの侵攻軍などに襲われ、何度も絶体絶命のピンチに陥る。
その度に「旅の仲間たち」は力を合わせ知恵を振り絞って困難を乗り越えていく。
《一章》「トカム王国」の暮らし。奄美航路
・王国の成り立ちを知る。海賊の襲撃を受け、海の亡霊や妖怪と遭遇する。
《二章》沖縄本島での海戦。「聖地」へ向けての旅
・海賊と正面から激突。ある部族の村へ行き、「聖なる山」を目指すことになる。
《三章》現代の東京へ時間旅行。少女たちと散策
・「聖地」から「浅草寺」へ。あるカミ神)と出会い、上野で花見を楽しむ。
《四章》「斎場御嶽」の巫女集団。防衛体制の構築。
・沖縄へ転移し、巫女たちに迎えられる。大陸からの侵攻を知り、味方を集めて砦を築く。
《五章》「首里」の砦での防衛戦。妖術、邪神の襲来
・沖縄を生活の場とする者たちが集結。大陸からの侵略軍と戦うが、追いつめられる。
《六章》「ケラマ諸島」での海戦。ラスボスとの一騎打ち
・起死回生の反撃に出る。しかし、巨大な邪神が現れ、味方の船団は壊滅した。だが……。
《七章》「羽衣伝説」と琉球国へ道。その後のカイトは?
・「旅の仲間」たちは、夢の実現へ。現代に戻ったカイトが、学校で考えたこと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 17:11:38
266034文字
会話率:19%
内外の観光客で賑わう浅草浅草寺の仲見世で、一人の女性の腹が突如裂けると云う事件が起きた。
やがてこの正体不明の奇病は、生物ではありえないスピードで地球全体に拡散を開始、人類を生命を浸食していくのだ。
地球のRESET。
今それは現実と
なって溶けていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 13:00:00
61124文字
会話率:0%
両国橋テラスに集住するホームレス達、その一人の人生に思いを巡らせる
最終更新:2016-11-09 19:36:16
6623文字
会話率:10%
yahooブログ「おもいで文庫」に掲載した作品を、再度推敲の上投稿するものです。
今回は、母方の祖母との思い出を綴ってみました。ご自身のおばあさまとのエピソードを重ねながらお読みいただければ幸いです。
最終更新:2016-04-24 12:34:26
10062文字
会話率:2%
安保反対のデモ行進は、過激派たちの暴挙で壊滅をしてしまいます。
予定よりも早めの解散となってしまったため、
私は、なりゆきのままに、レイコとはじめてのデートを楽しむことになってしまいます。
最終更新:2012-02-09 10:48:17
9115文字
会話率:14%
平成22年元旦。東京は向島に住む『私』は、年が変わってすぐに川向こうの浅草寺へと赴く。初詣ではない。ただ群集の気配に中(あた)りにいくのだ。
最終更新:2010-01-02 00:40:51
2283文字
会話率:0%