「君に仕事を頼みたい。次の定期発表会で、俺の衣装を仕立ててくれない?」
王都の端っこ、とある仕立て屋で住み込みアルバイトをしながら仕立て屋を目指す萌稀(もえぎ)は舞台芸術オタク。
ある日、師匠に連れられて「王立魔法学術院」の芸術クラス
による定期発表に訪れた。その発表の最後、色素の薄い金髪の少年が、手回しオルガンを奏でながら歌った歌にかつてないほどの衝撃を受ける。
その後、師匠の伝手により楽屋で出会った三人の学生に誘われ、舞台衣装を作らせてもらうことに。
舞台芸術をこよなく愛し、舞台衣装もこよなく愛するワケあり主人公が、とんでもない表現力で歌を聴かせる高貴な三人組に出会い、時に魔法に苦しめられたり、時に師匠に扱かれながら衣装を仕立てるために頑張るお話。
(しばらくはコメディ強めでお送りします)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:00:00
625218文字
会話率:48%
だらしないけど最強――この町、守ってみるか。
かつて剣の腕で名を馳せた浪人・楽屋七乃助は、最愛の妻を失い堕落の日々を送っていた。 だが、町に現れた宿敵と、彼を慕う若き剣士との出会いが、再びその刃を呼び覚ます――。 酔いどれ浪人の命を賭けた戦
いが始まる。 主な登場人物 楽屋七乃助(らくやしちのすけ)
宿敵との戦いで七乃助は勝てるのか・・・。全10話完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 01:24:43
18950文字
会話率:30%
【フラストレーションドール】の正規メンバーオーディションを勝ち抜き最後の三人にまで上り詰めたツカサ。田舎臭くどんくさそうでなんの魅力も感じない同じくオーディション参加者であった花和を楽屋で散々コケにして勝ちを確信していたツカサだったが、結果
は花和だけが合格し目の前で敗北することとなる。
初めて地に伏し頭を垂れ屈辱を味わったツカサはその日から毎日欠かさずトレーニングや研究をひたすら続けた。来るべき次の【フラストレーションドール】オーディションに向けて。ツカサの心情は生半可なものでは無かった。全ては自分というアイドルだけを世間に認めさせるため……そして朝美花和を引きずり下ろして敗北させるため。
再び開催される『フラストレーションドール』のオーディション。ツカサは最終ステージまで生き残り、運命を分かつ瞬間が来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:30:17
12271文字
会話率:30%
霧深いヴィクトリア朝の街角。
洒落者のレオンは、放蕩の噂をまといながらも
冷静な観察眼を隠し持つ青年だ。
親友である伯爵家の跡取りコンラッドは、人の良さで
彼をカバーする親友。
ある夜、二人が通う劇場で歌姫が毒殺される事件が起きる。
光と影
が交錯する楽屋の裏側で、笑顔を浮かべる女優たちの
眼差しには恐怖と野心が潜み、甘い香水の残り香が真実を
覆い隠していく。
殺された歌姫の秘密、舞台に立つ者たちの嫉妬、貴族社会の裏で
うごめく黒い取引
――そのすべてが二人を謎の渦へと引きずり込む。
悲しみに震えるコンラッドの瞳を前に、レオンは友のために、
己のために、冷徹な推理の刃を突き立てることを決意する。
「演技をしているのは誰なんだろうね」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:40:00
7264文字
会話率:38%
「事件はわたくしが解決してみせますわ!名探偵のカリスマとは、すなわち品格と度胸と……あれ、証拠って何でしたかしら?」
ちょっと間の抜けたお嬢様刑事・一条アリスと、売れないミステリ作家・皆本ユウ。
子どものころからの腐れ縁なふたりが、ひょん
なことからとある“殺人事件”に巻き込まれる。
――被害者は国民的ミステリ作家・白川時雨。
トークイベント直後、楽屋で刺殺体となって発見された。
容疑者は全員、白川に“作家志望”として近づいていた者たち。
しかし事件は「現実が一篇の小説をなぞる」という、奇妙な様相を帯び始める。
次第に明らかになるのは、“未発表原稿”の存在。
犯人はその内容を模倣し、完全犯罪を企てた――
だがそのプロットを書いたのは、他ならぬユウだった。
物語の裏に潜む「盗作」と「動機」。
“殺すための言葉”と“生かすための嘘”が交差するとき、
真実を暴くのは、未完の一文と、お嬢様刑事の(やや的外れな)推理劇!
「殺し文句」とは、誰かを殺すためのセリフなのか。
それとも、誰かを救うために綴られたラストラインなのか――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 19:42:27
7764文字
会話率:30%
羽柴レイは平凡な青年だが、唯一の心の拠り所はアイドルグループ「あんあんふぃびあん」と、そのセンターである川塚える(通称かわずぅ)だった。ライブ中も彼女を見つめ、日々の疲れを癒していた。
しかし、あるライブ終了後、羽柴は楽屋でえるがカエルに
変身する瞬間を目撃してしまう。普通のファンとして応援していたはずが、この出来事をきっかけに、彼は裏の世界に巻き込まれていく。
姿のない少年、水に浸かると生き返る女子高生、カエルに借金をする男────奇妙な事件が次々と羽柴の周囲で起こり始める。そして彼は、えるが守護者としてこの裏の世界を支える存在であることを知る。
果たして、えると羽柴はこの奇妙な世界をどう切り抜けていくのか? そして、彼女の秘密を知ったことで羽柴の運命はどう変わるのか────?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:51:49
1021文字
会話率:34%
私、沙也加と相方の秋実は、巨体女子&超美少年のお笑いコンビだ。名前は大阪キャッツ。二人は念願のお笑い新人グランプリをゲットするが、秋実が番組プロデューサーと特別な関係だからグランプリを獲れたのだと、ライバルたちから非難が浴びせられる。しか
し秋実は、そんなことはまったく気にせず、ずば抜けたルックスを武器に映画界にまで進出する。
そんなある日、私がずっと片思いをしているマネージャーの月原さんと、秋実がデキていることを知る。そのネタは写真週刊誌にすでに掴まれていたのだが、月原さんが準備した交換条件により、何とか逃れた。
秋実のせいでめまぐるしい毎日を過ごす私だったが、実は私にも恐ろしい秘密があった。私が所属するお笑いプロダクションの社長、佐伯太郎は、私の祖父なのだ。
その祖父から、ある日、信じられない幸運が舞い込んでくる。私と月原さんが結婚し、月原さんが祖父の会社の次期社長になるという話だ。月原さんは秋実のものだと諦めきっていた私に奇跡が起こる。そして私たち三人は、コンビ+マネージャーという不思議な運命共同体となる。しかし、秋実の月原さんへの独占欲は、そんな甘いものではなかった。
私と月原さんとの結婚から半年が経ち、大阪キャッツが久しぶりに二人揃ってワイドショーに出演することになる。その楽屋で、秋実がトイレに行っている間に彼のスマホが鳴り、私は着信画面を覗いてしまう。そこにはなんと、太郎という名前があった。私が世の中で一番尊敬し、愛する祖父の名前が・・・・・・。秋実は祖父とも関係を持っていたのだ。秋実は、月原さんを独占できないストレスを、私の祖父でありプロダクションの現社長である佐伯太郎から愛されることで自分をごまかそうとしているのだと私は感じた。
相方の数々の非常識な行動を受け入れ、それでも秋実のことを嫌いになれなかった私だったがもう限界だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 02:27:21
67263文字
会話率:23%
メイビスでは最近、「嫌なことがあれば忘れればいい」という考えが広まってきている。
その原因は、ここ数年であるすごい科学者が、人の記憶の一部を消すことのできる、キカイを作ったからであろう。
しかし、その記憶の一部が実体を持ち他人の記憶の
一部として他人に入り込むことができること。
一度消した記憶が再び呼び覚まされる時、その人の精神に激しい負荷をかけるようになることに、まだ、誰も気づきはしないだろう。
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最終更新:2025-05-02 03:34:13
64796文字
会話率:23%
あらゆる業界でロボットが活躍する現代。その波は、ついにお笑い界にも押し寄せてきた。
この日、ベテランのピン芸人である彼は、楽屋でスーツに蝶ネクタイ姿のロボットと鉢合わせた。人型だが、軽量プラスチック製の白い顔をしており、ロボット感が丸出
しだ。人工皮で体を覆い、遠目から見ればほとんど人と見分けがつかないが、あえてそのままにしているらしい。
そういうところも気に入らないんだ。彼はふん、と鼻で笑った。
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最終更新:2025-03-24 11:00:00
1410文字
会話率:24%
16歳の冬、私は水泳部のオフシーズンに若さと体力を買われ、駿府会館でのいしだあゆみのリサイタルでスポットライト操作の補助として働くことになった。丹下健三設計の代々木体育館に似た会館の天井裏は想像以上に暑く、冬でも汗だくになる過酷な環境だった
。
ある日トイレに行く途中、楽屋のドアが開いていて、折り畳み椅子に座るいしだあゆみの姿を見た。病的と思えるほど痩せこけた彼女の姿に衝撃を受けたが、本番のステージでは別人のように輝き、華やかな歌声で観客を魅了した。この極端な対比に、芸能界の表と裏、そして大人の世界の複雑さを垣間見た気がした。
いしだあゆみは「ブルーライトよこはま」などのヒット曲で知られる歌手であり、「火宅の人」「北の国から」「阿修羅のごとく」などで演技力も認められた俳優でもあった。享年76歳。
五十数年経った今、彼女の訃報に接し、あの日の記憶が鮮明によみがえる。少年だった私が見た芸能界の表と裏、そして人生における光と影の象徴としての記憶は、今も私の心に深く刻まれている。石田あゆみさん、どうか安らかにお眠りください折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-17 23:02:56
3504文字
会話率:5%
ボヤきながら帰る主人公、、、この先どんな苦難が待ち構えているのか……!!(適当)
(少しずつ編集予定です!ある程度まではあらすじは未完成で許してください(泣)
念の為R15指定してますが大丈夫です!……大丈夫だと思います……多分……笑)
最終更新:2025-02-26 18:26:43
1751文字
会話率:37%
王位継承権が何番目かも忘れてしまうような、遠い王位継承権を持つハングル王子。役者としては一流。ただ、飽きたーとかそういう我儘は言う。(楽屋で)
やっとこさ王子が陛下と顔を合わせても陛下は“マジで王子が役者?”と確認作業のような?
ハングル
様は帰って寝たいようで……
仕事はきちんとします。できれば楽なものを所望します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 11:24:46
6686文字
会話率:56%
結婚式を迎えたマシロはニイナと結婚式前の楽屋で話している時にふと1人の人間を思い出す。突然昔に、連絡が途絶えた男のこと。
キーワード:
最終更新:2024-08-21 20:46:30
6516文字
会話率:23%
色々な世界の主人公、シイラ。いくつもの世界を巡り、その瞳は何を見る?
最終更新:2024-07-22 07:00:00
3596文字
会話率:28%
控え室で出番待ちをする漫才師二人の会話。
最終更新:2021-02-01 07:00:00
414文字
会話率:100%
裏設定やらなんやらの投棄場所
不定期更新
キーワード:
最終更新:2024-06-26 12:00:00
6010文字
会話率:0%
赤井しんごをはじめとするお笑いトリオ『シンゴーキ』は、お笑いライブに出演するために楽屋の中へ入った。その楽屋のライブカメラに映ったものとは……。
※この作品においては、殺人事件の描写は行っていません。
最終更新:2024-05-17 08:08:09
7237文字
会話率:53%
後輩芸人に先輩がアドバイスする内容です。
最終更新:2024-01-24 16:02:24
1573文字
会話率:46%
名門魔法学校を舞台に問題児と称される用務員と異世界からやってきた少年が毎日問題を起こしながら楽しく過ごすファンタジーラヴコメの番外編!
もしもヴァラール魔法学院の今日の事件がドラマだったら?
天才俳優と称されるユフィーリア・エイ
クトベルは、カメラから外れるとコミュ障になってしまう超人見知り。今日も演者と仲良くなれず、楽屋に戻って涙を流す日々を送っていた。
そんな彼女はもうすぐ誕生日。父親と共に28歳の誕生日を過ごすはずが……?
「今年はサプライズゲストを呼んだぞ!!」
「聞いてない!!」
ユフィーリアは人見知りを克服することが出来るのか?
今年は大ボリュームでお届け!
主人公、ユフィーリアの誕生日小説が幕開け!
※一部AIイラストを掲載しております。苦手な方はご了承ください。
※本編に関係はありません。スピンオフとしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 23:00:00
22236文字
会話率:50%
盛屋の楽屋へ、出前に来た新人寿司職人の栗五郎。しかし、ヘマをやらかしてしまうのだが…。
最終更新:2023-10-26 23:00:00
7260文字
会話率:0%
原稿用紙とにらみ合いをしている男の楽屋へ、来訪者が現れる。そして、来訪者が、歴史を語り始めるのだが…。
最終更新:2022-10-20 12:00:00
15997文字
会話率:0%
生きていれば それだけで幸せを感じていられる
楽多堂の店主、上野下野が時に来る様々なお客に対して
からかったり、戦ったり、感慨をうけたり、そんなお話
最終更新:2023-08-25 21:08:15
16014文字
会話率:54%