広い宇宙の中でも、人の世界の端の端。
ラットホールのリズベットは、生きることにも疲れた運び屋。
自分のシャトルを棺桶と呼ぶ彼女はある日、難破シャトルから密輸されていた違法アンドロイドを発見する。
売れば中々の金になるだろう。
そう考えるリズ
ベットであったが、不運にも目覚めたアンドロイドは彼女をマスターであると認識してしまい――。
「……はい。あなた専用のポンコツなのです」
声も届かぬ冥き世界の棺桶で、お節介なジャンクAIと、無駄に元気なポンコツと。
――これは世界で最も騒がしい、棺桶の中の物語。
※物語の舞台設定上、非道徳的な暴力行為、犯罪行為が描写されていますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※カクヨムにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 20:00:00
63908文字
会話率:49%
ダンジョンに身を置き人間の感情を食らう者、その名はダンジョンコア。
【怠惰】の属性を持って生まれた新たなダンジョンコアは思考する。
「DPで美味しいものを毎日作れば人間の感情もいらないしラクチンじゃん。」
かくして、『ダンジョンを作る』
という発想の無いダンジョンコアが人間界に解き放たれる!?
※この作品はダンジョンモノですが戦闘よりものんびり成分が多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 00:17:32
482227文字
会話率:41%
棺桶が嫌いな吸血鬼少女の話。少女が旅に出るまでの生活、出てからの出来事をを綴って見ました。
初投稿なので至らない点が多々ある事予めご了承下さい。
改善点等が有りましたら、遠慮なく感想欄に書き込んでください。
ストーリー展開はゆっくりです。
最終更新:2025-06-01 20:18:17
2271文字
会話率:13%
とある葬儀場。薄暗い照明の中、故人の高校生時代の同級生である男が、腕を組み、壁にもたれていた。そこへ、もう一人の同級生が静かに歩み寄ってきた。
「よお」
「ん、おお……」
「まさか、あいつが死ぬなんてな」
「ああ……」
「あいつ、高
校の頃、皆勤賞だったろ。俺たちの中じゃ、一番長生きすると思ってたのにな」
「あー……」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-25 11:00:00
1877文字
会話率:93%
とある葬儀場。式を終え、出棺までの少々の空き時間。彼女は外で一人、空を見上げ、祖母が眠る棺桶が運ばれてくるのを待っていた。
「ふぅ……」
「あのぉ」
「あ、はい……」
「あ、この度はご愁傷さまです」
「え、あ、はい。ご丁寧に、は
い。ありがとうございます……」
「それでなんですけど、相乗りさせてもらえませんか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 11:00:00
1637文字
会話率:96%
瞼を開けたにもかかわらず暗闇が目の前にあることにまず疑問を抱いた。
今は夜か。
このぼんやりとした感じ、俺は眠っていたのか。
ではここはベッドの上。
・・・・・・違う。
妙な閉塞感、天井が近いのだ。
しかし、手を伸ばして確認しようにも体が一
切動かない。
縛られているのか?
いや、そんな感覚はしない。
ただ以前も・・・・・・そうだ、金縛りにあったときと同じ感覚だ。
意識はあるが指一本動かせない。
恐怖、しかし頭によぎったのは幽霊なんかではなく
生きたまま棺桶に入れられた男の話。
まさか俺も?死んだと思われて?
毒蛇か何かに噛まれて動けないのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 11:00:00
2280文字
会話率:17%
中学生のガキ共から童貞童貞とバカにされ、一緒に働いている人達からも迷惑ごとを押し付けられて、毎日帰りは、終電に乗って……しまいには、国の教育現場のIT化で慣れないパソコン操作を強要される冴えない中学校教師の佐村光矢(40)は、ある時帰りの
電車から降りた途端に異世界に魔王を倒す勇者候補として召喚された。そこは、魔族と人間が対立する魔法ファンタジーな世界で、佐村は弱者男性な自分がとうとう異世界に来てしまった事に最初は、少し喜びを抱く。可愛いお姫様から祝福されて、期待に胸を躍らせる佐村だったが、彼には魔力が欠片もなかった。しかも魔力が全く皆無の勇者候補として召喚された佐村に与えられた神具(アーティファクト)は、まさかの近代兵器。リボルバー式拳銃、ショットガン、マシンガンの数々。
期待していた異世界生活と違う事に絶望していた佐村だったが、そんな彼に国王は追放命令を出す。何ともう1人の召喚した勇者候補の青年の方が魔力も高くて最強の神具(アーティファクト)を手にしているとの事で佐村は、不要になった。
彼は、未開の地であり、魔族の暮らす土地に最も近い西部の土地に追放される。荒れ果てた西部の土地にやって来た佐村は、その後王国の騎士団から生きていても仕方ないという理由で殺されそうになる。
しかし、何とか生き残り、その後3種の近代兵器とそれらを収納するために国王から貰った棺桶を引きずって西部の町で1人のガンマンとして……この世の狂いきった世界の全てを怨みながら悪を撃ち抜く1人の男として生きていく決意をする。
和製ウエスタンこと、笊そばウエスタン! 新たなる物語の開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:47:10
595496文字
会話率:47%
学校からの帰り道に事故に遭い死んでしまったしがない女子高生だった主人公。
だけど目が覚めたら周囲一面の森、森、森―――!
更には、2メートル超えの体!全身真っ白な甲冑!喋る棺桶!種族は魔物…それもアンデット!?
行く宛なくふらついていたら勇
者パーティーに出くわして成り行きで仲間入り!?
……これ、大丈夫なのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:51:16
16898文字
会話率:45%
「もう一度君が、世界を愛せるように」
都内の高校に通う男子高校生、『紅月 千夜』。
彼は幸せな家庭を妬んだ男によって、底抜けに優しかった両親が刺殺された過去を持つ。
それから千夜は親戚の元を幾度も移されたが、その度に虐待を受け、徐々
に心と身体を擦り減らしていった。
小学校を卒業する頃、彼は遠い親戚である『轟鬼 雷造』という高齢男性の元へとその身を移された。
既に心が死んでいた千夜は、既に両親が残した金は無い事に対しての謝罪を、雷造へと伝える。
それを聞いた途端、雷造は拳を握り、目を見開きながら涙を流した。
「……!子供が……子供がそんな事を言うんじゃねぇ!!!!」
雷造は力一杯、千夜を抱き締め、彼に年相応の生き方をさせると誓った。
そして千夜は雷造から生きる上での知識を授かり、無事、高校生となった。
しかし心の傷は癒えておらず、他者とは距離を置いていた。
ある日の放課後、千夜は帰宅途中にひったくりを目撃する。
彼は関わる事を避けようとするが、両親の『人に優しく』という教えから、無視出来ずにひったくりの男を足止めする。
最初は優勢だったが、自棄となった男はナイフを振り回し、老人へと斬り掛る。
千夜は間に割って入り、代わりに刺されてしまうが、男の顎に掌底を食らわせ気絶させる。
しかし千夜は多量出血により、命を落としてしまう。
次に千夜が目を覚ますと、彼は棺桶の中に封印されていた。
棺桶から脱出し、近くにいた少女に話を聞くと、ここは荒廃した吸血鬼の城であるという事が判明する。
千夜は元の自身の姿の面影を残しつつも、明らかに身体が吸血鬼と化していた。
話を聞いている内に、少女が奴隷であり、酷い生活を強いられている事を知った千夜。
別世界へと転生したと悟った千夜は、吸血鬼の力を使い、この世界の奴隷を全て解放する事を決意した。
魔王を倒すべく動く、吸血鬼の身体を1000年前に封印した張本人の勇者、ソルシエラ。
勇者の隣に寄り添うアラガ教の大司祭、リラ。
聖騎士軍を率いる元帥、エトワール。
そして『世界の終わり』を望む魔将達と、それを率いる、謎に包まれた魔王。
突如現れた『吸血鬼』という第三勢力の千夜によって、この世界は新たなる運命を辿り始める。
「この一歩が、皆にとっての夜明けとなるように。俺が、皆を明日へと連れていく」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 00:34:00
405761文字
会話率:37%
"大陸最強の軍事力を誇るハイン帝国。その特産は、長きにわたる血統選別の末に生み出された、女神の血を引くハーフ種たちだ。彼女らは成人に達すると、皇帝直属の親衛隊「インペリアルガード」に編入される。転移や、城ごと消し飛ばす禁斷魔法を自
在に操る彼女らは、間違いなく地上で最も恐るべき戦闘兵器だ。
だが…… この半神たる親衛隊は、実は伝説に謳われるほど優秀ではない。 「あいつらには人間としての道徳観念がない。ただの人でなし、クソったれだ!」親衛隊について語るとき、皇帝ラインハルトはいつも棺桶を蹴り飛ばさんばかりに激昂する。
「神の悪戯で千回も転生させられたが、そのうち八百回はあの女どもに背中から刺されて死んだ!」
親衛隊を殺せば帝国の未来は閉ざされ、生かしておけばいずれ裏切られる。 千回目の転生にして、 ラインハルトはついに、これまで考えもしなかった道を見出した。
【国策をチェンジしますか】
【チェンジ、スラーネッシュにチェンジ!】
もはや利益で妥協はしない。今度こそ、彼は己の魅力で彼女たちを屈服させることを決意し、世界を掴む掴めてみせる。果たしてラインハルトは…?"
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 12:44:07
29195文字
会話率:20%
仮想19世紀後期のとある街に、特別な場所がある。
死体を綺麗にする技術士──エンバーマーの青年が店主の花屋。
そこにいくと、永遠の美しさをもった作品が買えると噂で──?
死の芸術とそれを愛する人々の物語です。
(この作品はカクヨムにも投稿
しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 17:00:00
83591文字
会話率:61%
黒崎光矢の五年は無駄に終わった。
両親が心中し、記憶を失い、自殺スポットに住んで自殺死体を見ても記憶は戻らず、生きる気力もわいてこない。しかも、学生時代の『友人』遊馬朝輝は探偵を雇い、それどころか自身も探偵となって黒崎を探していた。あげくの
果てに、黒崎は探偵事務所の所長をやるはめになってしまった。
なけなしの希望は自殺スポットで最後に読んだ遺書。『棺の底に生まれつく』という言葉。これは俺を代弁してくれる言葉だと踏ん切りをつけたが、これはある連続殺人事件にまつわる言葉だった。そして、黒崎探偵事務所に奇妙な人探しの依頼が舞い込む。
喪服姿の首吊り死体、偽の遺書、謎の棺桶工場、顔のない男……謎が錯綜するミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 08:36:57
122532文字
会話率:43%
東暦。西暦の終焉から千年。
過去の生活を再現しようと試みるうちに、人類は廃墟の上に「世界」と名付けられた新たな文明を築き上げた。
「だからゲームのストーリーなんか見るもんじゃないって言ったのに!これ全然意味わかんないよ!」
ぶつぶつ文句を言
いながら莫辞遐はVRゴーグルを頭から引き剥がす。アクションゲームにQTEばっかり仕込むなんてどうかしてる!
「おいおい、40メートルから落ちたって腕力さえあれば突起つかめるだろ?最悪二段ジャンプできりゃ済むじゃん」
「莫辞遐!ここは現実世界だぞ!重力の法則を無視したら棺桶から這い出してくるぞ!ニュートン先生に失礼だろ!」
「主人公じゃないんだから死なないって!朝寝て夜ゲームしてる奴が主人公なんて誰も見たくないんだよ!」
...
「でも、君はもう死んだ。」
「莫辞遐」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 18:15:28
346文字
会話率:67%
アリス・リヴィエールは銀河統合議会への叛逆の罪で、棺桶ほどの小さな1人用ポッドで母星へ送還されることとなった。
コールドスリープを繰り返しながら、永い時を経て彼女はどこへ辿り着くのか?
最終更新:2025-01-13 00:56:20
3325文字
会話率:11%
両親との関係を拗らせた結果モフモフオタクとなった蒲原リサは、ある日事故に遭う。次に目覚めたのは馨しい花々に囲まれた天国――ではなくて棺桶の中だった。
リサはどうやら、魔王の妻である聖女リザエラに転生してしまったようだ。
まさかそんなことが
現実に起こるはずないので、夢か没入型の新ゲームだと思うのだけれど、とにかく魔王は超絶イケメン、息子はぬいぐるみ系モフモフワンコ! ついでに国民はケモ耳‼︎
オタク魂が盛り上がったリサあらためリザエラは、ゆったりモフモフ生活満喫する……かと思いきや、リザエラの死には不穏な陰謀の影がちらついていて、のんびりばかりはしていられない!
獣人が暮らす国で、聖女に転生したとある隠れオタクが自らの死の謎に立ち向かう物語。
※一日一話更新(8:00)
※カクヨムさん、アルファポリスさんでも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 08:00:00
117657文字
会話率:39%
ここは人々が住む大大陸から海を越えた。遥か北方の地
あるものはここを魂の墓場と呼び、あるものはここを命の棺桶という
その名はバリアンツ
今から約200年程度前にとある探乗家によって見つけられた
巨大な駅の集合体によってできた、島、そして
その地下深くを指す
人間を狂わせ、その身を真実のためにささげるものの為の、大きな鳥かごである
そんなバリアンツで、主人公ジャーニーは世界の真実を、謎を解き明かそうとする、しかしその道のりは恐ろしく、長く、地獄のようなものだった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:19:39
4215文字
会話率:67%
修学旅行中のバス事故にて異世界転生した倉田朝香(享年17歳)。
「異世界を平和にしろ」と言われて転生してきたものの、魔物はいても世界滅亡とかとは程遠い、そこそこ平和な異世界。
特に何事もないまま年月だけは経過して、気が付けば婚期を逃
したどころか、その世界での平均寿命を考えれば、棺桶に片足突っ込んでいる年齢となってしまっていた。
『むしろ転生前の方が、夢だったんじゃないか?』と思えるようになってきた晩年。
転生前の友人『飯島愛花』を名乗る不思議な少女から届けられた、バス事故で亡くなったクラスメイト達に宛てられたという同窓会の通知。
その通知が、異世界転生者達の晩年の物語を動かす事になる・・・
【この物語は、私の作品『創造主は世界平和を望まない』と『ゲームは遊びじゃできません!』の間の物語となっております。未読でも問題ないようには書いているつもりですが、余裕がありましたら両作品を一読していただけると嬉しいです。】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 02:38:54
74525文字
会話率:24%
バラバラ事件が起きた、人肉が冷蔵庫にタッパーに入れられていたという事件だ。
俺は特にニュースとかは興味ないのだが、その事件が起きたのが、職場の先輩が住むアパートだったから、少し気になっていた。
犯人はいったい誰なのか……君達は分かるだろうか
最終更新:2024-10-08 22:06:43
1998文字
会話率:50%
吹きすさぶ風。
鳴り止まない雷。
吸血鬼の館は人里離れた山の中に恐ろしいほど荘厳に建っている。
館に訪れたヴァンパイアハンターの俺は、最奥に安置された棺桶に手をかけるが...やけに蓋が軽かった。
なぜなら棺桶の『中身』である吸血鬼も同時に
蓋を開けようとしていたようで、バッチリ目があってしまった俺たち2人の間には何とも気まずい沈黙が流れたのだった。
ヴァンパイアハンターと女吸血鬼のちょっと気まずい出会いから始まる会話劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 20:10:00
5194文字
会話率:48%
世界一の死霊術師を目指す少女のお話です。
死霊術の都「スパイダーリリー」にて、棺桶を背負った少女が出会ったのは、お姫さまと詐欺師。
死霊術師と相対するのは魔術師。
ハロウィンの祝祭に起きる死霊の暴走を止める方法は、たくさんのお菓子を集める
事でした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 17:30:00
115094文字
会話率:54%
地球統合政府(統合軍)とスペースコロニー連合を掌握した帝国(帝国軍)との間で行われている大戦争は、決戦の時を迎えようとしていた。そんな中、まぐれで戦功を上げてしまった「シン」は戦時急造品のボール型戦闘ポッド「ルナ」で決戦の場に放り込まれる
羽目に。
強力な帝国軍のヒト型戦闘機体(HCG)を相手に奮闘する「シン」たち統合軍将兵の運命は如何に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 22:51:09
15148文字
会話率:12%
26歳の怜花は突如、難病・舟型棺桶性硬化症(BSCS)を発症する。
徐々に全身が謎の甲羅で覆われ、まるで舟型の棺桶状に異形化してしまい、最終的には命を落とす不治の病だという。
全国のBSCS患者とメールでやりとりした結果、とある噂を眼にす
る。
病気が進行し末期になり、肉体が小舟へと変容したならば、海に解き放ってもらえというだ。
舟は波に乗り、やがてはるか沖合の異界へと運ばれる。そこは苦しみのない楽園のような世界だと信じられていた。
怜花は見舞いに来てくれた兄、達樹に懇願するのだった。余命いくばくもない怜花にはそれにすがるしかなかった。
「私が私でなくなる前に、船出させて」と――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 10:05:28
9872文字
会話率:20%