同心・田中佐平衣織と義賊“山猫小僧”・たつ。女二人の異史江戸暮らし
※時代設定の都合上、作中では現代の基準において不適切な言動があります。それにより気分を害される方はご覧にならない事をおすすめします。
とある男性にのみ致死性を発揮する
未知の伝染病により歴史が変わり、男女比が1:4となってしまった江戸の世にあっても悪は絶えず、幕府が設置した特別警察・火付盗賊改方もまた、代わり映えすることなく凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まっていた。
跡継ぎ不在による取り潰しの頻発を重く見た幕府の命によって、家の存続のために女性でも家督を継げるようになり、その中でも特に武芸に長けた者は現場へもでていた。
そのうちの1人である、火盗改の同心としてその激務をこなしていた下級武士・田中佐平衣織は、ある晩、傷だらけで自宅の庭先に倒れていた義賊“山猫小僧”を発見する。
かねてより専任として追いかけていた“彼女”を家に入れて介抱し療養させた日から、男装の義賊“山猫小僧”ことたつは、自分がそうであると証拠がないのを良い事に居候して小間使いのまねごとをし、奇妙な同居生活を送ることとなる。
そんなある日の仕事帰りの未明頃、衣織は竹藪に分け入っていく怪しい2人組を見かけ、その後を付けていくのだが……。
※この小説はフィクションであり、史実や実際の歴史上に存在した機関とは無関係です。また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度のバイオレンス・残酷・性的な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 00:00:00
14047文字
会話率:64%
お前は良いな、そんなに食欲があって、俺なんて何の欲も湧かないんだ。
エブリスタに投稿している「生き残り」を加筆した作品です。
最終更新:2024-06-17 13:00:00
1622文字
会話率:6%
致死率が100%の伝染病が蔓延する世界を生きる男。
遥彼方様主催企画「イラストから物語企画」参加作品です。
最終更新:2020-11-12 13:00:00
1234文字
会話率:3%
僕は人の姿を求めて幾度も山手線を周回する。
最終更新:2020-07-16 14:00:00
1305文字
会話率:3%
今、世間に蔓延する未知の伝染病に疲弊する私が見つけたものは。
最終更新:2020-04-09 21:15:14
399文字
会話率:8%
「伝染病から人類を救え」
それが祖父が言い残した最期の言葉だった。
人類の繁栄も幾度かの核戦争で終わりを迎え、今や文明は先代が残した英知を食い潰しながらかろうじて維持されている。
この渦中に突如現れた幾つかの謎の生物。
それらにもたらさ
れた伝染病により、文明の維持が不可能になって早幾ばくか……。
--冒頭より--
このお話は、祖父により人類の未来を託された主人公が、ヒロインのゾーイと共に未知の伝染病に抗い奮闘して行くお話です。崩壊しかけの文明を維持するため、手段を選ばない国家、謎の生物、ゾーイ、これらがこれから複雑に絡みます。
初投稿なので何分至らない所が多々あると思いますが、ご容赦を!
暫くお付き合い頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-06 06:28:27
2053文字
会話率:24%
【リベンジャー】(=revenger)
復讐の果てに生きる彼らは、決して屈しない。
その身に復讐の鬼を宿し、現世に蔓延る悪を滅する。
それが、正義心に満ちていようが、暇つぶしの一環だろうが、彼らの根幹にある感情は主として復讐の塊であり、
そ
う至らしめた原因を創った元凶こそが、彼らの復讐の対象に当たる。
【悪異】(=evil strange)
その存在は、生来の者には視覚はおろか感知し、認知することさえ許さない、この世の理を外れた存在。世の理とは根本的に「異形であり」「異常であり」「悪である」それらは、古来から地殻変動、未知の伝染病、戦争の引き金、など様々な事象を現世に与えてきた。
であるならば、理外の領域に至る、それらに直接的であれ、間接的であれ、死に追いやられた者の末路は果たしてどうなるのか。
宿命論を外れた彼らへの救済措置なのか、はたまた更なる地獄への誘いなのか、
その真意は全くの謎であるが、その者たちこそが【リベンジャー】であり、彼らもまた、理外の狭間に生きる。
寿命という概念のない彼らの果てにあるのは、殺るか殺られるかの結末だけなのか。
まだ見ぬ、その先の何かを知り、掴み取るために今日も彼らは戦い続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-01 06:00:00
11406文字
会話率:40%