──死にたくない。たったそれだけの願いが、僕を“人間じゃない何か”にした。
この世界には、一生に一度だけ、本物の願いが叶うルールがある。
家族を失い、老いと死を恐れていた僕は、迷わずこう願った。
「不老になりたい」──死ななければ、幸せ
になれると思った。
でもそれから、百年が過ぎ、二百年が過ぎ……
誰も僕を覚えていない。名前を呼ばれることもない。
記憶は薄れ、感情は削れ、笑い方すら思い出せなくなった。
――ねぇ、今の僕って、本当に“僕”なの?
残っていたのは、願いの前に書いた一冊の日記。
最後のページだけ、破られていて読めない。
そこにあったのは、たぶん“本当の願い”。
未来の僕に向けた、終わりの言葉。
永遠に生きることを選んだ僕が、
もう一度だけ願うために旅を始める。
それは、世界でたったひとつの──
自分で自分を救うための願いだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:30:00
5365文字
会話率:7%
11歳の誕生日、アシルは未来の記憶を思い出した。
分家の生まれだが光魔法の最上位『天光』の才能をその身に秘めるアシル。だが、未来での彼は本家に売られ、『光の楔』を心臓に打たれて自由と意思を、才能を支配されてしまう。
本家の暗殺者とし
て使い潰された挙げ句、最後は命じられるままに自害して死んだ……はずだった。
だが今、過去へ戻ったアシルは決意する。
「これは復讐でもなければ報復でもない。未来の僕を縛ったお前達への――逆襲だ」
彼の前に立ち塞がるのは巨大な権力を持つ皇族、九頭大蛇【ヒュドラ】と称される九大公爵家。
世界を敵に回しても、今世は己の意思を貫き通す。
かくして、覚醒を果たした少年アシルの快進撃と逆襲がここに始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 22:07:27
73695文字
会話率:33%
年に数編書く……かも。
目次
『うしなう前に気づきたかった』
『すぎゆき流るる』
『廻り旅して無へ溶ける』
『自己嫌悪から旅立つ五秒前』
『何度振り返っても、未来の僕は後悔しない』
『信じられない!ばかやろう!』
最終更新:2025-03-24 01:12:54
5430文字
会話率:2%
2351年地球に巨人が現れた。たちまち巨人は人間を蹂躙していき9年後の地球、人間の6割の領土を巨人に侵略された。
終末世界の人間たちを描いたダークファンタジー
最終更新:2024-06-13 11:30:51
2901文字
会話率:55%
とある事がきっかけで不登校となった中学2年生の涼。
不登校ながらに、未来が見えないながらに日々、出席扱いとなる登校支援室へ通う毎日。
か弱い自身に対して絶望の日々。その中で人々の生きる希望、生き方を他人とは違う視点から見れる男が人生のみちし
るべを小さく無邪気だったあの頃のように取り戻していく話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:30:13
425文字
会話率:13%
【これは、近未来の僕(川中 寛)物語……。】
キーワード:
最終更新:2024-04-11 00:00:00
5577文字
会話率:13%
起き抜けの休日、朝7時は家が冷凍室のようだ。残り僅かになった牧を使い暖炉で部屋を暖める。そして、朝飯のベーコンエッグのベーコンを先に味わう背徳感。そんな至福のひと時に未来の僕はやってきた。
最終更新:2024-02-25 17:44:27
2487文字
会話率:50%
未来の僕へ。
僕は、幸せになっていますか。
最終更新:2022-11-11 21:55:05
501文字
会話率:5%
とある次元のとある世界、一人の青年が村でのんびりと暮らしていた。両親は幼いころに亡くしたが、三人の親友、優しい村民、かわいいペット、そして愛しい一人の女性、沢山の人々に囲まれて青年は幸せだった。
しかし、幸せな日々も永遠に続くとは限らない。
この物語は一人の平凡な少年を中心とした儚く、残酷で、美しい愛の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 22:55:52
38296文字
会話率:56%
こちらの短小説は、2021年1月にコロナ禍で暗くなりがちな自身の気持ちを奮い立たせるために制作しました。今は大変な世の中ですが、きっと元の平和な日常を取り戻せる日が来ると信じています。顔を上げて立ち止まらず、共に前に進みましょう。
最終更新:2021-10-23 17:26:49
827文字
会話率:0%
僕の君への想いを未来の僕の為に記憶のファイルに保管する。
20XXX年。
未来に残す大事な記憶を、銀行の金庫に保管する事が
出来るようになった。
最終更新:2020-12-24 03:00:00
1361文字
会話率:5%
ふと思いついた作品です。
キーワード:
最終更新:2017-10-25 19:32:34
281文字
会話率:0%
ふと思いついた作品です。
最終更新:2017-10-02 12:52:22
337文字
会話率:5%
拝啓 未来の僕へ。
これは僕と、僕の彼女と、僕の彼氏の話である。
最終更新:2019-12-16 22:00:00
4551文字
会話率:22%
「未来が分かったらいいな」なんて誰もが願うようなことだろう。でもそんなことが実際に起きることがないから、誰も未来がわかることが大変なことだなんて分かっていないのだろう。
雀野涼は多いわけでもないが友人もいて、特に不自由も感じていない生活
を送っていた。
そんな折、偶然にも「これから起こることが分かる力」を手に入れることになった。初めのうちはその力に喜んでいた涼だったが、日数が立つごとにその出来事が起こる経緯が分からないものが増えていってしまう。
「今日は抜き打ちテストがあるでしょう」
「夕方から雨が降るでしょう」
・・・ラッキー。
「カフェで女性からビンタされるでしょう」
何をしたんだ、未来の僕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 16:29:18
2320文字
会話率:38%
僕は突然、中年のオジサンと奇妙な同居生活を始めることになった。
自分の親ぐらい年の離れたオジサンは、なんと未来の僕自身であった!
なぜ未来の自分があらわれたのか?
何が目的なのか?
そして、もう1人の幽霊は誰なのか?
3つの歯車が今動き出し
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 00:03:56
928文字
会話率:56%
あの時から僕の人生は狂ったんだ。本当ににちょっとした気まぐれだった。
誰だって信じていない空想だった。勿論僕も。
だから憧れたんだ。
だから僕は地獄への門を叩いた。
だけど後悔はしていない、したらいけないと思った。それは今までを否定する事だ
から。
これは人という生物が持つ原罪の悪魔が作った幻想だ。玩具だ。
唯一つ言うとすると………………
あれは人の手には負えない。
どうか未来の僕、気付いてくれ……!。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 22:44:23
12970文字
会話率:23%
未来の僕に宛てたバッドエンド。
僕は想いを馳せて物語を紡ぐ。
己の予感が間違いであってほしいと願いながら。
最終更新:2019-02-11 02:47:46
1302文字
会話率:4%
目が覚めると謎の部屋にいた僕
そして一人ドクター…
一体どういう事なのか…
最終更新:2018-12-29 06:23:49
1661文字
会話率:23%
20歳の僕へ。小学生の時に書いた未来の自分への手紙を読んだ今、僕はこれからの人生をどう生きていくかを模索しながら生きていくなんの面白みもない本当にありそうな人生ストーリー。果たして僕はどん底から抜け出せるのか____。
最終更新:2018-11-22 17:43:10
3739文字
会話率:38%
パラドックス・ラヴァー (SF&恋愛の融合カテゴリー)
パラドックス世界で芽生えた愛。それは、本当の愛だったのだろうか…
この世界が実はパラドックスであることに僕らは気が付いていない。
何時しか僕らはパラドックス世界に飲み込ま
れていた。
中学の時に親父が事故で死に、生まれた時から一緒にいた二つ上の彼女も事故でこの世を去ってしまった。
幼馴染の山村絵理菜。僕の中では彼女はもうただの幼馴染ではなくなっていた。姉であり……僕の恋人でもあったから。そして、そのパラドックスの脅威は僕にも及ぼうとしていた。
いつの間にかに迷い込んだこのパラドックス世界。それは未来の僕らの子孫が起こした出来事だった。そのパラドックス世界を元に、そしてこんな悲劇な矛盾を失くすため、未来からやって来たと言う僕の孫になる並木彰斗と共に僕、石崎遼は愛する人を元の世界に連れ戻す旅に向かう。
それは死んだ人間をまた自分の元に呼び戻す事と同じ事だった。
世界線を超え新たな平行世界線を現実の世界として服従させるために。
INDEX
プロローグ (先行公開中)
おかしな人達
出会いは奇なり。でもその出会いは私の気持ちを暖かくしてくれた
石崎家という家の人達
本当は…山村優美の気持ちの中
この気持ちは、そして今から
未来から来たと言う青年
過去を変えるために出来る事
未来に想いを
以後執筆中・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 20:00:00
50772文字
会話率:28%
目の前に現れたのは大人の僕だった。
目の前に座っていたのは子供の僕だった。
未来の僕と過去の僕、
何を想い何を伝えるのか...
変わることはできるのか___
最終更新:2018-09-09 09:15:38
1519文字
会話率:55%