鳥居の杜と呼ばれる古い神社の境内に住む、中学生の鷹塔ナルは、ある夜不思議な体験をする。
「転移」とも「転換」とも言われるその状態では、この世界の理の断面と異なる世界を垣間見ることが出来るという。
新しい視点と自由を楽しんだのも束の間。
憧れ
のあの人や、推しについて、知りたくなかったことまで知る羽目になったり、思わぬ危険に遭遇したり。
更に神社内外でじわじわと謎の異変が。
ナルと、彼女のナビゲーターである、葉っぱのイチハは果たして真実に辿り着くことが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:30:00
41409文字
会話率:20%
小都市が形成されたクニに突如として現れたエネルギー源「ソル」。
ソルに引き寄せられるように集まった異能が人間に新しい力を与えた。ソルを中心に集まった異能組織を人々は「パラソルシステム」と呼び、それは都市同士が侵略するため、また自らを守るため
の主要戦力となっていた。
小都市「エデン」の市街で生活していた炎威がある日突然何者かに拘束される。炎威が連れて来られたのはエデンを守る異能集団「黒い牙」だった。
幼い頃から黒い牙に憧れ、エデンを守るドラゴンに焦がれていた炎威。
しかし黒い牙で知った異能の正体、そしてドラゴンの本当の姿は予想していたものではなかった。
戸惑いながらも憧れの黒い牙で少し変わったパートナーや仲間たちと出会っていく。
パラソルシステムとは何か、異能とは、隠された真実とは。渦巻く現実に翻弄されながら、本当の絆を知って行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:19:49
29915文字
会話率:52%
異世界から帰還した五十嵐 健斗は、変わり果てた景色に衝撃を受けた。原因不明の高熱化により、地上には人が住めなくなり、真冬でも熱風が吹く砂漠と化していた。しかも時空の歪みのせいで、到着したのは2099年。彼が異世界に転移してから80年後の日
本だった。
有識者は、人類を絶滅させないために地下にすべての機能を移したが、科学力では自然の脅威には敵わなかった。そこで帰還者の叡智を結集し、迷宮を造り利用する計画が進んだ。だがそれも限界を迎えていた。
最終手段が帰還者迷宮。その中でも高い能力を持つ帰還者を集めた『迷宮特区』が、最後の希望となっていた。
主人公は、そんな迷宮特区で、帰還者迷宮の主人となる。彼は自分が暮らしていた頃の街を、ダンジョン内に作ろうと考えたのだが……。
「ケント! 遊ぼっ! チョコむいて」
「おい、ケント、暇だから手合わせしようぜ」
「あたいのピコピコは?」
「新しい眷属を創ってみた。ダンジョンボスにしてくれよ」
彼がいた異世界から、親しい魔王達が遊びに来るようになると、今度はそれを目当てに多くの冒険者が集まってくる。
これは、ドタバタで、ゆる〜いダンジョン街づくりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:15:14
847338文字
会話率:53%
丈一が目を開けるとそこは異世界アスタナだった。
広場の中央にあるのは虹色のキューブ。どうやら、こいつに指名されたモンスターを今から殺しに行くらしい。与えられた能力は二つ。
【怜悧な直感 C】、【名前を失った刀 B】。モンスターを倒せばポ
イントを得られる。キューブは報酬を提示した。
100点報酬
死者を復活させる。
新しい力を得る。
元の世界に戻る。
【倫理の盾 C】、【光輪 A】、【パソコン E】、そして【勇者 A】。与えられた能力は人によってさまざまだ。ミッションの参加者は命がけでモンスターを討伐する。あるものは元の世界に戻るため、あるものは死者を蘇らせるため。そして、あるものは新しい力を得るために100点を目指す。
交差する運命の中で、神からチートをもらったわけではない丈一はこの世界を生き延びていく。丈一の異常性は死と隣り合わせの世界で鈍く光る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:10:00
68088文字
会話率:48%
昭和生まれの勇はとある特別養護老人ホームで静かに終わりの日を待つ日々を送っていた。しかし意識が身体を離れた時、勇は……ファンタジーの世界に居た。
自分が一番脂の乗っていた肉体となって。
しかし女神を怒らせてしまったイサムは、チュートリアルな
しのぶっつけ本番の毎日。
高度経済成長期を経験したいわゆる団塊の世代が若い肉体を得て活躍する異世界。タイムリミットは現世の肉体が活動を停止する日まで。
自分の人生を振り返りながら、新しい世界で新たな仲間を得、第三の人生を一生懸命に生きる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:10:00
20033文字
会話率:28%
『高橋たかし』
それが、女の子に生まれた私につけられた名前。
この名前のせいで、私はいじめられ、一人だった。
中学二年の四月。突然遠くに住んでいるおばあちゃんが倒れた。
お見舞いに行った私はおばあちゃんが大病に罹ってしまったことを知る。
現実を受け入れられず病院を飛び出した私は、知らない公園で、知らない女の子と出会う。
その女の子は暖かくて私を元気づけてくれ、活力をくれた。
それからしばらくして、おばあちゃんの家に引っ越しが決まる。
転校。それは私の新しい第一歩になるんだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:03:22
156560文字
会話率:46%
生前は平凡な社会人。大学卒業後、どこにでもあるような会社に勤めて、出世欲すらわかないまま仕事をこなす毎日を送っていた主人公。
悲観的ではあるが刺激を求めるような冒険精神を持っていたものの、全てが揃っている社会に冒険精神なんて見出せない。
そ
んな彼は大規模な暴動事件に巻き込まれ、逃げても捕まりむごたらしく殺される。
そうして死んだはずの主人公は、全く知らない少女の体に転生し、妙な施設で目覚めてそこから脱出。
転生してから1ヶ月もの間、赤く染まった「触れただけで人を殺す左腕」から他人を遠ざけるべく、人里離れた森に隠居していた。
このまま第二の生を浪費するのか。人生とはそもそも何のか。やる気も熱意も持てず、徐々に衰弱していく体と精神の摩耗。
そもそもなんでこんな世界に来たのかもわからないまま、ただひたすらに生き続けていたある日のこと。
口数の多い正反対の相棒と出会い、彼の冒険精神が再び体を突き動かすことになった。
ー生きる。当たり前のことをやる為。そしてこの世界でならできる「冒険」を謳歌するため。
主人公は新しい名前「アンナ」を名乗り、見知らぬ世界の旅を決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:00:00
1609177文字
会話率:38%
静寂しおり。彼女の心には、小学三年生の頃に経験した、家庭内の出来事に起因する深いトラウマが刻まれていた。それは、彼女に物事に対するある種の諦念と、自己肯定感の低さを植え付けた、拭い去ることのできない影。
春、新しい制服に身を包み、静寂しお
りは中学校の門をくぐった。期待も不安も抱かず、ただ淡々と定められた手順を踏む彼女にとって、卓球だけが心安らげる唯一の聖域だった。祖父母に用意してもらった家で一人暮らしをする彼女は、誰にも知られることなく、異質な持ち替え技術を磨き続けている。それは、体躯で劣る自分が勝利を掴むための、そして勝利という形でしか自身の価値を証明できないと信じる彼女にとって、唯一の希望だった。
中学校に入学して少し経った頃、静寂しおりは卓球部へと入部する。彼女の手に握られた、裏ソフトとスーパーアンチという常識外れのラバーを貼り分けたラケットは、瞬く間に部内で波紋を呼んだ。顧問や先輩たちは、その異様なスタイルに困惑を隠せない。しかし、静寂しおりが見せた、卓越した基礎技術と、相手の思考を解析するような知性は、彼らに驚きを与える。彼女の異質さが、周囲に少しずつ認識され始める。
卓球部での新しい日々が始まる。静寂しおりは、内面に過去の影と孤独を抱えながらも、卓球という世界で自身の道を切り開こうとする。それは、輝かしい未来へと続く道の始まりであると同時に、彼女を待ち受ける更なる運命を示唆するものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:00:00
157200文字
会話率:22%
主人公:蒼空ソラ ※年齢は高校生くらい
本当の親も知らない蒼空は里親に引き取られ、凄惨な虐待を受けていた。
人並な幸せも自由も奪われ人生に絶望していたが、予期せぬ出来事が訪れた。
見たことのない世界への転移だった。
しかし、新しい世界で
も“弱さ”は罪であることを理解し、ただ力を求めた。”もう何も奪われないために”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:00:00
186034文字
会話率:24%
最強の凡人。
追放され転生した蘇我頼人。
僕は新たな世界でライト・ガルデスとして新たな生を受けていた。
1億年という長き試練を乗り越え、神をもしのぐ力を獲得した『俺の望み』はスローライフだった。
元々の約束、そして達成し戻った日。
『
俺』は既に生きることに飽きてしまっていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
そう俺に伝える創世神。
興味を引くも正直あまり乗り気ではなかった。
そんな時神よりもてなされ、淹れてもらった神しか飲めぬ最高級なお茶。
油断していた俺は力を封じられ、追放されてしまう。
あまりにも非道な仕打ち。
しかし、それを対価とし許された超絶な能力。
俺は創造神がかつて創造し、娘である女神ティアリーナの治める世界へと追放され転生させられる。
記憶をなくしライト・ガルデスとしての新しい人生。
それは『僕』にとって、久しく感じたことのない、安心に包まれた愛おしい日々だった。
5歳の時に行われる洗礼の儀式。
その2日前、僕は夢の中で運命となる女神と出会いを果たし、全てを思い出す。
「あのクソじじい!!」
初めに零れる言葉。
創世神の思惑、それはこの世界の救済だった。
傍らに佇むライトの理想を体現したような美しい女神。
やがてライトは自身の望まぬ展開、ハーレム状態に翻弄されていく。
「僕は普通に暮らしたいのに!!」
「まあ、うふふ♡」
繰り広げられる甘々な日々。
気付けば多くの美しい女性に囲まれる毎日。
ライトの女難はとどまるところを知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:53:16
174988文字
会話率:32%
よぉ!俺の名はケイ!
異世界からやってきた冒険者見習いさ!
こっちの世界にやってきて、なんかよくわかんねぇおっさんを殴ったら、結果的に助けた女性にVtuberに誘われて配信を始めてみたんだ!
こっちの世界についてもあんまわかんねぇけど
、新しい発見や出会いがあって、まぁこれも冒険のうちかなって思って最近は楽しんでるぜ!
今回は俺が、この世界特有の厄介事や問題も色々あるけど、そんな問題を乗り越えて、世界一のVtuberになるまでの話をしてやるよ!
気になった人はチャンネル登録と、評価とコメントをしてくれよな!
って、これは規約違反にならねぇよな!?
BANだけは! BANだけは勘弁してくれぇ~!!!!
―――笑いあり、涙あり、え、涙あり?
異世界出身冒険者の転生Vtuber物語!
「あっ、おい! 転生じゃなくて転移だからな!? そこ間違えると指摘コメントが―――」
どたばたコメディVtuber物語――――開幕!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:30:00
4406文字
会話率:15%
どうしてこのストーリーは面白いの?
じゃあ面白くないって何なの?
あの映画とこの映画の関連性って何?
どこからアイデアが生まれ、どう広げているの?
原作は?また、その違いは何なの?
元ネタは?リメイク作品とどう違うの?
あの監督、あの俳優、
他の映画作品とどう関連があるの?
さらに、次に何を見ようかとお迷い中のあなたにはメインに取り上げた作品から「枝分かれするお薦め三作品」を【おまけ】コーナーでそっと御紹介。
こんなところやら、あんなところやら。
上から、下から、ナナメから。
史実と作者の感覚で掘り下げております。
古い映画はアイデアの宝箱。
新しい映画はイメージの宝庫。
そもそも「どうすればもっと面白いストーリーができるのだろう?」というところが起点ですので、一緒に宝島の地図を辿ってみませんか?
ブクマ、ポイント、頂けるのであればそれはそれで大喜びでありモチベーションアップに繋がりますが、いかんせんこちらも不定期、きまぐれな更新のため、読み捨てでもいっこうに構いません。むしろ大歓迎です!
どこから読んでも大丈夫です!(一部除き)
映画が好きな方はもちろん、むしろそんなに好きでもないぞという方にこそすら読んで頂きたい気持ちでいっぱいです。
パンフレットのようにしたくないという意向もありますので、キャストやスタッフ、詳しいストーリー内容などはなるべく最低限度に止めるようにしております。また、ネタバレ時は冒頭に記します。
これは!と、うなる映画から、コレハ?と首を傾げる映画まで新旧問わず、また、単なる「よかった」「よくなかった」だけでは終わらない『読み物としての考察カンソウキ』を気楽に書いていければと思っております。
感想欄に何か書き込んで頂くと、そのネタをお遊びで使っちゃう場合もございますので予め御了承のうえ、どんどん真面目なこと、くだらないこと、しょーもないこと、めっちゃ気軽にラクガキ気分で書き込んでください。もちろん投稿サイト外部からお越しいただいた方でも書き込み可能にしております。そんな読者様・ユーザー様、参加型のエッセイです。
遅れることはあるかもしれませんが──これまでも、そしてこれからも──返信は必ずさせていただいております。
なお、読書の記録をまとめた姉妹版、
『あの本は面白かったのか?』
も、随時更新しております。お暇な時にぜひどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:29:52
347585文字
会話率:9%
猫を愛する全ての方に捧げる猫目線からの物語です──ポイント? ブックマーク? いえいえ、そんなものはいりません。ただただ一度読んで頂きたいだけ。この作品に対してはそれだけが本望なのです。
人間と同じように猫にだって派閥がある。
それ
は“野良猫”と“飼い猫”だ。【 シャム猫のイシャータ(♀)】はある日突然飼い主から捨てられ、何の不自由もない“飼い猫”生活から今まで蔑視していた“野良猫”の世界へと転落してしまう。ろくに自分の身さえ守れないイシャータだったが今度は捨て猫だった【 子猫“佐藤 】の面倒までみることになってしまい、共に飢えや偏見、孤独を乗り越えていく。そんなある日、以前淡い恋心を抱いていた風来坊の野良猫【 ヴァン=ブラン 】が町に帰ってきた。それを皮切りにイシャータとその仲間たちは隣町のボス猫である【 ザンパノ 】との大きな縄張り争いにまで巻き込まれていくのだったが…………
三部構成ですが、それぞれ一話一話にテーマを置いて書いております。シリアス、コメディ、せつなさ、成長、孤独、仲間、バトル、恋愛、ハードボイルド、歌、ヒーロー、陰謀、救済、推理、死、ナンセンス、転生、じれじれからもふもふ、まで、私的に出来うる限りのものを詰め込んだつもりです。個人、集団、つらい時やどうしようもない時、そんな時に生きる希望や勇気の沸く、そして読み終わった後にできうる限り元気になれる、そんな物語にしようという指針のもとに書きました。よろしくお願いいたします。(アルファポリスさん、カクヨムさんとの重複投稿です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-22 09:00:00
116448文字
会話率:36%
夫であるリーフク・リリィ・オスーベリーに裏切られたオスーベリー公爵夫人のルシーナ・リリィ・オスーベリー。尤も、もう直ぐ離婚をする予定なためルシーナ・リリィ・エースロールになるのだが。
撫子色の瞳と、薄墨色の髪の持ち主の彼女は、政略結婚でリー
フクに嫁いだ。政略といってもルシーナはリーフクのことを異性として慕っていて、リーフクも己のことを異性として想ってると思っていた。
だが、ルシーナは信用出来る学園時代の親友から——。
『ねぇルシーナ様! 私見てしまったの! 貴女の旦那様が、違う女性を別宅に入れるのを!』
信じられない、という気持ちも無論あった。だが、どんどん証拠を掴んでいって、目撃者もたくさんいて、もう、信じないという真似は出来なくなった。
場面は変わり、ルシーナがリーフクを問い詰めている最中。
「ち、違う! 俺はそんなことしていない!」
「リーフク様……。わたくしだって、そう思いたいですわよ」
だが、どんどん問い詰めていくうちに……。
「もう一人の妻がいます!」
——と、白状したのだ。
離婚届にサインをしてもらい、慰謝料も近日中に貰うことになるだろう。
ルシーナは部屋を後にする時に、リーフクを冷たい目で見ていた。だが、その瞳の中には悲しさの色が映っていた。
真冬の時期はどの領地よりも寒い、オスーベリー領。
それをルシーナは約一時間、歩いていた。
(つら……い)
積雪に埋もれないように足に力を入れて進むルシーナは、もう限界を超えたと言っても良い。
そして、やっと、やっと暖かそうな土地が見えて、あそこがオスーベリー領の終わりなのだと分かった。
頑張って最後の力を振り絞ると、やっとオスーベリー領を抜けた。
だが、当たり前だがルシーナはその抜けたところで倒れる形で眠ってしまった。
〜〜***〜〜
ルシーナが倒れてしまって暫く経った頃。一人の男が通り掛かった。
「……?」
人影が見え、そこに行ってみると、そこには一人の女が倒れているではないか。慌てて息をしているか確認をすると、眠っているだけだと分かり胸を撫で下ろした。
『クゥン』
「……! なんだ、ベズか。すまない、この女性を助けるのに手を貸してくれるか?」
『クン』
「ありがたい」
——ルシーナは一匹の狼と一人の男によって、助けられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:28:09
9609文字
会話率:38%
伯爵令嬢のリリアナは、錬金術師でネクロマンサーで第二王子の婚約者だった。
しかしある夜会で第二王子に婚約破棄されてしまう。
「お前みたいに屋敷こもって怪しげな実験ばかりしてる根暗な女にはうんざりだ! 俺は清らかな聖女と婚約する!」
つ
まりリリアナの上位互換が手に入ったので、リリアナは用済みになったのだ。
第二王子は歩く悪霊ホイホイで、悪霊を魔晄炉で溶かして魔石を作っているリリアナにとっては原料の良い収集場所だった。
「惜しい人材を失った……!」と打ちひしがれるリリアナの元に、元婚約者を上回る素質を持った男性が現れて……。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※この作品の掌編版「運命的な出会いからの即日プロポーズ!婚約破棄された天才錬金術師は新しい恋に生きる!」を小説家になろう、アルファポリスにも投稿してます。
※連載版をアルファポリス、カクヨムにも投稿してます。
「Copyright(C)2023-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:20:00
32177文字
会話率:26%
父の再婚後、私は「離れ」と名ばかりの小屋に押し込められ、腹違いの妹に悪者扱いされ続けてきた。婚約者の王太子も学園の生徒たちも、みんな妹の味方だ。
王太子からは生徒会の仕事、学園の宿題、王宮の雑務を押し付けられ、それが終われば王太子教
育を受ける日々。過労死寸前の毎日だ。
でも、それでもいい。小屋に帰れば、私を癒してくれる存在が待っているから。
その存在の名はクヴェル。家事ができて、気遣いができて、ショタ美少年に変身できる超有能なトカゲだ。
毎日くたくたになるまで働いていた私は、クヴェルに着替えを手伝わせることもあった。
そんなある日、王太子に婚約破棄され、国外追放を命じられた。王太子が新しい婚約者に選んだのは妹のイルゼ。
まぁ、それは別にいい。だけど、王太子ったらイルゼとの新居を作るために、国の守り神である水竜様の像を「一番見晴らしの良い場所に立っていて邪魔だから」という理由で破壊してしまった。
馬鹿で愚かでポンコツだとは思っていたけど、ここまでとは……。水竜様に祟られても知らないんだから!
家に帰ると、私の住んでいた小屋が父と継母によって燃やされていた。クヴェルが心配で、私は彼の名前を叫んだ。
すると目の前に麗しい青年が現れて……。 えっ!?それがクヴェルの本来の姿なの……!?
い、今まで見たこと(特に着替え中のこと)は全部忘れて……!!
・人外×人間、竜×人間、おねショタ。
・同名の短編小説の長編版です。(短編版のタイトルは「王子」長編版のタイトルは「王太子」)
・短編版はアルファポリス、pixivにもアップしています。
長編化にあたりいくつか設定を変更しました。
「Copyright(C)2025-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:20:00
168840文字
会話率:27%
錬金術師でネクロマンサーで除霊師のリラは婚約者に、
「お前みたいな屋根裏にこもって怪しげな実験ばかりしてる根暗な年増女にはうんざり何だよ!」
と言われて振られてしまう。
リラの婚約者は歩く悪霊ホイホイで、悪霊を魔晄炉で溶かして魔石を作
っているリラにとっては原料の良い収集場所だった。
惜しい人材を失ったと打ちひしがれるリラの元に、元婚約者を上回る素質を持った男性が現れて……。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他サイトにも投稿してます。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
※ペンネーム変更しました。
「九頭竜坂まほろん」→「まほりろ/若松咲良」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 12:10:30
1861文字
会話率:32%
陽希は真面目で誠実な営業マン。ある日、会社から突然の辞令が下り、新規事業の営業チームに配属されることになった。その新規事業とは、異なる時代や場所へ移動し、その時代の英雄や偉人たちに現代の商品を売り込むという、突飛な内容だった。同行者は、金型
工として働く職人気質の莉桜。彼女は新しいことに挑戦するのが大好きで、ポジティブ思考の持ち主だ。
初めての営業先は、紀元2世紀のローマ帝国。相手は懐疑主義哲学者のセクストス・エンペイリコスだ。持っていく商品は、まさかの「エプロン」。果たして、哲学者に現代のエプロンを売り込むことができるのか?
陽希はセクストスに対し、「エプロンは“使ってみなければ分からない”という懐疑主義にも通じる考え方だ」と説得し、なんとか納得させることに成功する。セクストスがエプロンを受け入れたことで、陽希と莉桜は初めての営業を無事に乗り越える。
その後、陽希と莉桜は様々な時代と場所へ飛び、次々と現代の商品を偉人たちに売り込んでいく。ラーマに錫製のスープスプーンセットを、ハゲネに折りたたみバケツを、ジャンヌ・ダルクには防水リュックを――。時代背景や文化の違いを乗り越え、奇想天外な商品を売りつける二人の奮闘は続く。
営業先の偉人たちの考え方や価値観をどう攻略し、現代の商品を売りつけるのか?笑いあり、困惑あり、時には感動ありの奇想天外なタイムトラベル営業記が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:20:00
179887文字
会話率:51%
小さな村に住むりゅうきとひな。りゅうきは虚勢をはりがちな少年で、どこか新しい挑戦に対して消極的な一面を持っていた。一方、ひなは他人を尊重し、どんな新しい環境にもすぐに馴染む性格の持ち主で、常に前向きに冒険に取り組んでいた。
ある日、村に奇
妙な銀の足音が響き渡り、二人はその音に引き寄せられる。音の源を探しながら、村を越え、森の中へと進む二人。ひなは自然に勇気を持ち、りゅうきは次第に彼女に影響され、冒険に心を開いていく。ついに彼らは、時間が揺れるような不安定な感覚を感じながら、謎の扉の前にたどり着く。その扉の向こうには、未知の世界が広がっているように感じられた。
ひなは一歩踏み出し、りゅうきもその後に続く。二人は新たな冒険を始め、銀の足音が二人を導く大切な証となり、自分たちの内なる力を発見する旅が始まった。
物語は、りゅうきが怠け癖を乗り越え、ひなと共に成長していく姿を描き、未知の世界での冒険を通じて彼らが新しい自分を見つける過程を描いています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-10 13:21:21
1019文字
会話率:25%
りゅうきとひなは、村で出会った二人の少年少女です。りゅうきは虚勢をはりがちで怠け癖があり、ひなは新しい環境にすぐ馴染む勇気ある少女です。ある日、村に響き渡る奇妙な「銀の足音」に引き寄せられ、二人はその音の源を探し始めます。
音に導かれ、村
を越えた森の中で不思議な扉を見つける二人。扉の向こうには未知の世界が広がっており、時間が揺れるような感覚を覚えます。ひなは恐れることなく前進し、りゅうきも次第にその冒険に心を開いていきます。二人は共に新しい世界へ足を踏み入れ、そこでは自分たちの力を発見し、成長することに繋がります。
「銀の足音」は二人の成長を促し、冒険の中で彼らの絆は深まります。そして、未知の世界への扉を開けたことで、りゅうきもひなも、新たな自分に出会うのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 16:30:11
1014文字
会話率:12%
この物語は、リナの一日を通して、日常の中のささやかな幸せを描いています。友達との時間や自然とのふれあい、そして静かな読書の時間など、特別なことがなくても満たされる日常の喜びを感じられる物語。
~日記より引用~
#リナのこと
---
*
*名前と年齢**
リナは中学2年生の女の子。毎日元気に学校へ通っています。
**性格について**
リナは好奇心旺盛で新しいことに挑戦するのが好きな子です。少しシャイなところもありますが、友達といるときはよく笑って、相談にも乗る優しい性格です。分からないことがあったら、納得するまでしっかり調べるのが特徴です。
**興味あること**
リナはアートや手作りのものに興味があります。塗るだけでなく、手先を使って何かを作ることも大好きです。それが絵を描くことや、手芸、手作りお菓子など、たくさんの趣味を楽しんでいます。最近ではギターにも興味を持ち始めて、新しい曲をどんどん学びたいと思っています。
**好きなこと**
リナが一番好きなことは、本を読むことです。物語の中で新しい世界を知るのが大好きで、図書館に行くのが楽しみの一つです。自然の中で過ごす時間も好きで、秋の風景や美しい星空を見ることに癒しを感じます。
**大切にしていること**
リナが大切にしているのは、家族や友達との時間です。みんなと一緒に笑ったり、何かを一生懸命やったりすることが彼女の楽しみで、心の支えになっています。また、自分が成長できる新しい経験に対してもいつも前向きで、チャレンジすることで得られる達成感を大事にしています。
---
リナの物語を通して、彼女の性格や日々の興味、そして大切にしていることが伝えられるように描きました。これらの要素が彼女の日常を彩り、さまざまな出来事での成長や感動を与えてくれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:10:00
60082文字
会話率:0%
若い貴族が求められて語る「昔話」。
昔々。
妻と二人の息子を「事故」で失った「年寄りの殿様」がいました。
「主上」は義理の娘を後妻としてめとらせた上、「殿様」に国替えの命令を出しました。
「殿様」の新しい領国は、都を遠く離れた山奥の小国で
した。
新しいお国のお城は、とても古くて、怪しい気配が満ちていました。
幽霊が出るという噂も立っています。
おびえる「若い奥方さま」のために、「年寄りの殿様」は新しくお城を普請しました。
素晴らしいお城ができあがりました。お引っ越しをした殿様が、
「何人たりとも古いお城には近付かぬように」
と命じたので、古いお城は無人の「幽霊屋敷」になりました。
しばらく経って、「年寄りの殿様」と「若い奥方さま」の間に、一人の「若君」が生まれました。
成長した「若君」はある夜、お父上が絶対に近づいてはならぬと言うそのお城に、そっと入っていったのです。
※時間軸的には「いにしえの【世界】」少し後になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:10:00
27399文字
会話率:6%
年の暮れも押し迫ってきたその日、
甲州・躑躅ヶ崎館内の真田源五郎の元に、
二つの知らせが届けられた。
一つは「親しい友」との別れ。
もう一つは、新しい命の誕生。
『せめて来年の間は、何事も起きなければ良いな』
微笑む源五郎は、年が明
ければは十八歳となる。
これは、ツンデレな兵部とわがままな源太郎とに振り回される源五郎の、結局は幸せなお話――。
※この作品は「作者個人サイト【お姫様倶楽部Petit】」「pixiv」「カクヨム」「アルファポリス」でも公開しています。
※時代劇という創作物の都合上、現在の感覚では差別的と捉えられかねない言葉を使用することがあります。
予めご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-08 18:41:55
31078文字
会話率:29%
最後の大戦から二十有余年。
徳川家が鬼門と嫌い、完膚なきまでに取り壊された「上田城」。
更地の城の城主となった真田信之は再三修築の願いを出すのだが、許可は降りない。
その信之に、改封の沙汰が下った。
この城は父の形見、この町は己の故郷。
信之は城からある物を運び出し、新しい領地に運ぶことにした。
上田の城に伝わる「伝説」、真田石の物語。
※この作品は作者個人HP「お姫様倶楽部Petit」、カクヨム、アルファポリスでも公開しています。
※この物語はフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-30 20:00:00
15337文字
会話率:16%
大学を卒業し入社式は目前!そんな主人公は彼女いない歴イコール年齢のモテナイ男!そんな男が彼女を作るためにマッチングアプリに登録!出逢えたのは黒髪清楚な美女♡とうとう主人公の新しいライフステージが幕を開ける!…と思いきやその美女は島左近の娘
!?どんどんと歴史の渦に巻き込まれ…いや、飛び込んでいく主人公☆
島左近や石田三成、徳川家康に毛利輝元など、実在したであろう人物と、本当にこんな人いたの!?っていう人物が織りなす歴史読本。
あの時こうしていれば…あの時こうなっていれば。歴史好きが一度は考えたことのある関ヶ原が今始まる。
※西軍ファンに贈る物語です。東軍好きの方にはおすすめいたしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:10:00
60101文字
会話率:40%
マイナーゲーム会社が発売した死にゲー『神々ダンジョン』その中の高難易度最恐ダンジョン『魔蟲の洞窟』を清元凪(きよもとなぎ)30歳一般女子ゲーマーがトロフィー目当てに挑戦する。
彼女は3連休を使ってクリアを目指ざすことにした。
連休2日目の
夜、凪はゲームを途中で止め3日目にクリアしようと抱き枕を抱きしめ眠った。
すると、彼女が目が覚めるとそこは知らない洞窟の中だった。現実逃避のためにもう一度寝たが何かに眠りの邪魔をされ起きてみると、巨大な蜘蛛が現れた!
巨大な蜘蛛は凪を糸でぐるぐる巻きし、彼女は恐怖の余り気絶してしまった。
彼女が目が覚めたら、美しい女性の姿をした精霊リリアーナが目の前に立っていた。
リリアーナは彼女を精霊に変え、
洞窟の主人として虫達と一生暮らさないといけないと伝え、リリアーナは自身の新しいダンジョンへと美男美女の精霊を引き連れ消え去ってしまった。
その後、凪は残された虫達と共にリリアーナに復讐を誓うのであった。
ゲーマーアラサー女子、凪と個性的な虫達『ゴキブリ、蜘蛛、ムカデ、蛾、蚕』による復讐ラブコメの爆誕!
虫とラブコメって成り立つの?
それは見てみてからのお楽しみ
それでは、凪ちゃんの奮闘記をご覧ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:05:43
972127文字
会話率:68%
世界中が理性を失ったこの地獄で今まで生き残り続けていた京(きょう)はある出来事から『最強』を目指したいと思うようになった。しかし、京は道半ばで死んでしまい異世界に転生してしまう!!
しかし新しい世界でも京は最強になることを諦めない!
最終更新:2025-05-19 18:04:34
1204604文字
会話率:34%