登場人物
•真田 智貴(さなだ ともき)
文学部1年/男子校出身で恋愛経験ゼロ。妄想癖があり、何かと物語調で日常を語る癖がある。女子への接し方がまったく分からない。
•古賀 莉緒(こが りお)
文学部1年/真面目でおとなしいタイプだが、
感受性が豊かでよく詩やエッセイを書く。人見知りで不器用。実は智貴の言動に密かに好意を抱いている。
大学の文芸サークルで出会った二人は、互いに恋愛感情を持ちながらも、それをうまく伝えられず日々すれ違っていく。男子校出身で“女の子”という生き物がまったく理解できない智貴と、感情を表に出すのが苦手な莉緒。
智貴は、莉緒の何気ない言動を毎日「これはもしや脈ありなのでは!?」と妄想し、ノートに“日常の観察記録”として書きためる。
一方の莉緒も、智貴の奇妙だが誠実な距離感に好感を抱きつつ、なぜか一歩踏み出せない。
それぞれの「わからなさ」や「勘違い」が積み重なり、想いは空回りしていくが——
ある日、莉緒が書いた短編詩がサークルの朗読会で発表され、その中に“智貴にしかわからない暗号”が紛れていて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:20:00
6290文字
会話率:14%
Mのイケメン主人公が、さまざまな種類の強い女性に手を出されまくる純文学的なラブコメです。性行為まで行きませんが、きわどいところが多いのでR15で。題名に反して母親が出るのは最初と最後だけです。性的な部分をのぞけば古典的な恋愛もので、昭和のポ
ルノ映画のノリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 13:50:40
24806文字
会話率:41%
「俺は静かに生きたいだけなんだ。恋愛なんて、災害と同じだろ?」
目立たず波風立てず、ひっそりと学校生活を過ごす陰キャ男子・真壁悠。
だがある日、陽キャのカリスマ・風間大我が仕掛けた“恋愛強化月間”により、学園が突如、恋愛イベントだらけの非
日常と化す。肝試し、ペアゲーム、ラブレター大会――そしてクラスメイトからの意味不明な好意。
混乱する真壁の前に現れたのは、同じく恋愛を拒む文学少女・白川詩音。
二人は「恋愛イベント撲滅委員会(非公認)」を結成し、次々と襲い来る恋愛フラグの嵐に立ち向かうことに。
けれど、誰もが仕組まれた恋を演じるなか、
「これは“偶然”なのか、それとも“本気”なのか」
いつしか彼女たちの想いは、委員会の理念すら揺るがしはじめる――?
陰キャ×ヒロイン×ドタバタ×反恋愛ラブコメ、
恋愛撲滅の名のもとに始まる恋、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 11:30:00
18048文字
会話率:44%
何よりも寝ることが大好きな主人公堤倫太郎。
中間試験のあと、同じクラスの水野ひろから入った記憶のない文芸部へ連れて行かれる。
実績を残さなくては潰されてしまう文芸部。
実績のために作るのは、恋愛小説。
しかし誰も恋愛経験がないというピンチ。
このままでは妄想が詰まったカオスストーリーができてしまう…。
そこで彼らのとった行動は自分たちで青春イベントを強制発生させてその経緯をまるまる書くというもの!
9月末の締め切りへ3カ月の青春イベント
果たして小説は完成するのか。
意図的に起こすイベントは恋を起こすのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:00:00
44925文字
会話率:63%
「この世界は暗くも残酷だ。」
夢を捨て、生きる希望を失っていた 霜紅逸希。
鬱暗い、日々に少し照らしてくれた「君」に遺す物語。
最終更新:2025-05-18 02:24:56
8013文字
会話率:0%
雨宮湊は高校二年生。祖父の影響で庭師を目指す少年だが、彼は色を正確に見ることができない。湊は、この特性ゆえに世界を他人とは異なる視点で捉え、色ではなく植物の質感や匂い、気配を感じながら自然と向き合う。しかし彼は、その特異な感覚が周囲から理
解されないことへの孤独を感じていた。
学校生活ではほとんど一人で過ごす湊だが、誰も訪れない校舎裏の温室が彼にとって心の拠り所だった。ある雨の日、その温室で花屋の娘・朝比奈ひよりと出会う。植物に触れるときだけ通じ合うような不思議な感覚を共有する二人は、次第に言葉に頼らず心を通わせるようになる。
同時に、海風を纏う写真部の少女・涼風柚月との出会いも、湊の平穏な日常を揺さぶる。明るく自由奔放な柚月は湊の庭を訪れ、「色は見えないのに、なんでこんなに美しい景色が作れるの?」とまっすぐに問いかけてくる。
湊はひよりと柚月、異なる世界観を持つ二人の少女と関わる中で、自らの感性と未来に向き合い始める。湊は温室での一瞬の出来事を通じて、自分だけの「色」の解釈を見つけ出す。
色を知らない若者が命の気配を描き出す青春群像劇。
「見えない世界に、手を伸ばす」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 01:04:09
2006文字
会話率:28%
「…もういいや。」
ド田舎の小中一貫校の生徒、日崎リメは親からの虐待と学校でのいじめを受けていた。物心ついたときから図太かった精神も、今日この日、限界を迎えた。いつも逃げるように居座っている立ち入り禁止の屋上から、一生を終えようとした時だっ
た。
「ま…待った!」
天文学部の樋里コウに空へ上げた手を奪われる。
余計なおせっかいかと文句をつけようとした日崎リメに対し、樋星コウは「ここで飛び降りたら星が見れなくなる」と一言
死ぬ気なんて忘れて笑ってしまう。
無責任すぎて自分勝手なコウにリメは一言。
「そういう人、大嫌いです。」
ーーー
ただただヒロインに大嫌いって言わせたいだけのひねくれた恋愛小説。何の救いもないこのお話さえも、星がちゃんと見てくれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 21:30:00
28586文字
会話率:69%
大学の文芸サークルで、「I love you」をどう日本語に訳すかを問われた主人公・衝原(つくはら)。部長・甲斐姫子は「同じものを見て同じ気持ちを抱くことが愛だ」と語り、「月が綺麗ですね」という漱石の訳の奥深さを説く。部長に「勉強が必要」と
言われた衝原は、謎の黒塗りの車に乗せられ――。
そこから始まるロボットファンタジー!”大人の世界”で”Love”を学べるのか!?そして辿り着く答えとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 12:04:45
4977文字
会話率:47%
あなたは「心」を大切にしていますか?主人公は高校2年生。自身の「感情」がわからない青年。青春の真っただ中に、出会いがきっかけで変わっていく。そんなありふれているようで、でも青春に戻りたくなる物語。
最終更新:2025-04-12 17:00:00
46156文字
会話率:25%
彼女の生き方は、強く気高い。5歳差幼馴染みの淡い恋の行方は。
→春になれば、あなたに逢えるの。
春になると、葉(よう)の元を5歳上の幼馴染みである美散(みちる)が訪れる。東京で働く美散は葉にとってあこがれの存在だ。今年も美散は唐突にやってき
て、二人は夜の公園で花見に耽るが……。『春』をテーマにした文学作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 07:23:11
3865文字
会話率:34%
僕の好きなひとは僕の推しに恋をした。夏フェス会場で揺れる恋のゆくえは。
→僕が好きな相手は大学の後輩であるアマネ。しかし、アマネは僕が憧れるロックバンドのボーカリストに恋をしていて……。彼に逢うため夏フェス会場に向かったふたりの恋のゆくえは
どうなるのか。夏フェス気分をすこしでも味わって頂ければ幸いです。
しいなここみさん主催『純文学ってなんだ? 企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 07:03:56
7392文字
会話率:20%
活気あふれる現代都市の中心で、2人の女性が愛と芸術の境界を試す旅に出ようとしている。 自分の声と居場所を探し求める前途有望な芸術家ハルキと、複雑な過去を持つ謎めいた文学愛好家シノンは、2人のつながりの中に、人生を照らす思いがけない輝きを見出
す。
感情を揺さぶられる初対面の後、ハルキとシノンは二人の愛にはかない美しさと溢れる情熱を発見する。 しかし、2人の心が交錯するにつれ、仕事や私生活の困難にも立ち向かわなければならなくなる。 春樹の辛い過去から、ふたりの世界を引き裂こうとする家族の秘密まで、ふたりは愛と約束について知っていると思っていたことすべてに疑問を投げかけられる。
影とささやき』は、人間関係の複雑さ、アイデンティティの探求、愛の変容の力を探求する小説である。 強烈な美と苦痛の瞬間、そしてエレガントで誠実なエロティシズムのタッチを通して、この物語は2つの魂が逆境を通していかに成長し合えるかを明らかにする。
予期せぬ試練がふたりの愛を試し、運命が別々の道を歩ませるとき、ハルキとシノンは、距離、不安、そして自分自身の恐れに向き合わなければならない。 二人の道が交差するとき、真の愛は近さによって定義されるのではなく、共有するつながりの強さによって定義されることを発見するだろう。
残酷なまでにロマンティックでありながら、深い感動を呼ぶエンディングを持つ『影とささやきの間に』は、真実の愛のはかなさと強さについて考察する。 読者を網の目のようにとらえ、心に残る印象を残す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 13:42:18
12962文字
会話率:0%
およそ数十〜千文字程度の掌編集。
各話完結。
純文学、恋愛、青春、ミステリ、SF、幻想、怪奇、ファンタジー等々、ジャンルは様々。
幻想・怪奇が多いかもしれません。
これまでに書いた掌編を投稿していきます。
最終更新:2025-02-18 23:23:21
16686文字
会話率:20%
天文学部の唯一の部員にして部長、鳥海咲子は今日もひとり、部室で本を読んでいた。
そんなとき。
一人の一年生が部室を訪れた。
「鳥海先輩、占いが得意だって聞いたんです」
小柄な彼女は、恋愛相談を始めた――。
だけど。
咲子は占いなんて何も知ら
ないのだ――。
これは二人の少女が紡ぐ、淡い恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:03:20
9723文字
会話率:33%
恋愛における謎の全てを解決したい2人のお話
最終更新:2024-12-25 13:29:53
3106文字
会話率:19%
友達の好きな人を好きになるということ
最終更新:2024-12-13 14:15:50
2366文字
会話率:29%
絵を描くことは自分を見せること
最終更新:2024-12-13 10:24:30
1485文字
会話率:19%
高校卒業後、ニートのような生活を送りながら執筆活動に励む主人公のもとに一本の電話が入る。それは中学時代、同じバレーボール部で切磋琢磨したチームメイトからのものだった。
「俺と大会に出ないか」
「いやだよ。めんどくさいし」
友人との再会か
ら始まり、同級生との突然の出会いから告白、デート、練習、執筆、太宰治……懐かしい学生時代を回想しながら、主人公は二か月後に控えたクリスマスカップまで走り抜ける。変えられないからこそ美しく尊い過去を、不甲斐ない現実と照らし合わせ悶々とする主人公が、一筋の活路を見出すまでの中編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 00:06:29
52136文字
会話率:39%
久しぶりに再会する幼馴染に言われたのは「根岸のドラゴンを見に行こう」それだけだった。浪人を決意した主人公の「わたし」は、友人とともに近くの公園へ訪れる。そこは今から百年前、横浜の開港とともに日本で初めて開かれた競馬場の跡地だった。根岸の地に
何か引っかかるものを感じながらも、バイト、予備校、深夜徘徊など、青春を取り戻すように奔走するわたし。そんなわたしの前に現れたのは、透き通るほどか肌の白い女子高生だった。果たして、「根岸のドラゴン」とはいったい何なのだろうか。そして、わたしと彼女の望む未来とは。
この作品は二年前に書かれたものを改稿、修正し、新しくしたものです。前作を読まれた方も新しい作品だと思ってぜひ読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 19:04:14
90733文字
会話率:51%
進学校を退学した市瀬宏太は工業高校に通う幼馴染の辻村賢二に一橋大学に行こうと勧められる。
最終更新:2023-06-30 20:12:40
37371文字
会話率:38%
短編作品をアップしてきます。SF、恋愛、ホラー、純文学など、色んなジャンルに挑戦していきます♪
最終更新:2024-10-30 21:14:25
1201文字
会話率:0%
オーストラリア・シドニーにある高校に通う、それぞれの生徒たちの日常を描いた短編集。
最終更新:2024-10-28 20:00:00
5010文字
会話率:12%
100万人に1人の確率で発症すると言われている「身体女性化病」。
新婚で平凡なサラリーマンの啓介がこの病気になってしまい、生活が一転してしまう。
それでも妻の真子とうまくやっていけると思っていたが、啓介の知らないところで
真子は新しい男を作
っていて離婚することになる。
自分は不幸なのに真子だけが幸せになることなんて絶対に許せない。
啓介は真子に復讐するための計画を考え、それを実行するために行動を起こす。
果たして復讐は成功するのだろうか。
それとも自分自身も新たな幸せを掴むのだろうか。
男から女になってしまった一人の人間の数奇な人生が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 01:09:55
125626文字
会話率:32%
藤葉学園、その図書室で運命は動き出した。
数学の天才、佐伯楓。
詩心溢れる少女、月城遥。
出会いは偶然だった。
しかし、二人の心が寄り添うのに、時間はかからなかった。
楓の真摯な眼差し、遥の優しい微笑み。
互いの存在が、少
しずつ、でも確実に大切になっていく。
図書室での秘密の逢瀬、雨宿りの切ない距離感、星空の下での夢の語らい。
そして、桜並木での決意。
高校生活の中で、二人は成長し、戸惑い、そして強くなっていく。
この物語は、純粋な想いが紡ぐ、かけがえのない青春の記録。
あなたの心に、忘れられない春の訪れを告げるだろう。
藤葉学園を舞台に、今、最も眩しい恋の花が咲き誇る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 15:30:00
24525文字
会話率:41%
「もう……会えないかも知れないのに……」
とある出来事をキッカケに、互いに特別な存在である男の子と女の子はすれ違って拗れた。
男の子の女の子に対する想いと、女の子の男の子に対する想いが交差する恋愛群青劇です。
男女二人の人生15年分(本編
)と➕α(アフターストーリー)があります。
※タイトル通りリフォーム版です。原作との差異はあまりありません。
ーーー
とある島の小さな村に、ある日二人の男女が産まれた。その二人は同じ日に産まれたことで、運命共同体の様に育てられる。身体が弱く本ばかり読んでいる男の子を、毎日のように連れ出す女の子。しかし当時十二歳だった二人がいつもの様に二人で遊んでいると、船で島に商人がやって来た。男の子の知らない世界を教えてくれる商人に、その世界を直で見たいと……三年後成人したら商会に入れて欲しいと、頼み込んだ男の子。そして、その願いを受け入れた商人。そんな二人の目には、顔を曇らせている女の子の姿は映らなかった……。男の子の、女の子に対する気持ち。女の子の、男の子に対する気持ち。商人の、二人に対する思惑。そんな三人の感情が絡まり生まれた物語の末、十五歳の男の子と女の子の思いがぶつかり合う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 19:00:00
20430文字
会話率:8%