どうしようもない孤独に耐えかねて、明日から夏休みが始まるという日に、この世界からサヨナラしようとした。
―夏休み最終日に。私と一緒にここから飛び降りよう。
そんな言葉に振り向けば、そこには芭月がいた。いずれ死ぬことができるのであれば、孤独を
感じずに済むのなら、それもいいのかもしれない。そう思い彼女の手を取った、人生最後の夏休み。
すぐそこに終りがある、だからこそ心の底から楽しんだ、二人の少女が終わりを求めて始まった物語。
自殺を含む描写があります。苦手な方は読むのをお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 21:00:00
27989文字
会話率:38%
わたしに前世の記憶が戻ったのは、死刑が執行される間際。
ギロチンを目の前にして、ゲームの世界に転生したことに気が付くが、目の前に広がるのは最低最悪なワーストエンドのクライマックス。
どうしてもう少し早く異世界転生に気が付かなかったのか、泣き
たくなるが、もう遅い。
それでも、つい口は冤罪を晴らすべく、喋り出してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 06:50:00
9517文字
会話率:30%
背中越しの言葉に振り向けば、キミの涙を
キーワード:
最終更新:2024-04-08 21:03:16
305文字
会話率:13%
高校生の若い男女の、それぞれが抱く淡く切ない恋心を短歌にしてみました(全12首+1)。短歌の後にちょっとした小説(解説)を入れてます。「俳人・歌人になろう!2023」参加作品。
最終更新:2023-11-20 12:36:52
5077文字
会話率:1%
僕が高校に入学して実際に体験したことを語るお話
最終更新:2023-05-24 11:42:04
1023文字
会話率:30%
この獣は常に我々の後ろを追ってきており、ふとした拍子に振り向けば、眼前に獣の大きな口があることもしばしばである。
最終更新:2022-06-23 02:17:02
315文字
会話率:0%
後悔はいつだって過ぎ去ってからしかこないのだから
キーワード:
最終更新:2022-05-14 02:27:42
568文字
会話率:10%
肩とんとん 振り向けば笑う 園児一人
最終更新:2021-06-23 21:03:29
445文字
会話率:17%
逃げろ、逃げろ。もっと遠くへ。「アイツ」の手の届かないところへ。やっと自由になれる。やっと、やっと。
薄汚れたあの場所から、早く。自分でも気付かぬうちに染み込んだ血の匂いを振り払うように駆ける。
つらい
過去も 現在も 未来も。
光はど
こにある?いや、光があったとして。私はずっと影だったじゃないか。後ろを振り向けば、いつだってそこにあっただろう?目も開けていられないほどの、真っ暗な光が。あんな光に縋ってもいつかは影に覆われる。
そんな一縷の光ならば、私は一生影でいい。
ああ、でもその「一生」すら、終わりがすぐそこまで迫っている。
どうして、どうして。
私は。
視界が暗闇に染まっていく。視界の端で、過去の光に手を伸ばしながら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 11:00:00
26423文字
会話率:46%
親戚の子と一緒に異世界へ。
ほんのりBL要素有りな話にこれからなる予定です。
主人公
大橋 聡
三十路。平凡系。聖女として召喚された親戚の女の子の転移に巻き込まれた。
親戚の女の子
辻 真奈美
二十歳。おっとり系。主人公と性格が近い。
偉そうな女の人
ドミエル・ヨヴァ・カンバレイス
耳の生えた人
ナハル・エンデラス
騎士団の団長
アウシス・マーヴェイン
騎士団員の生意気な男の子
ケスタ・シージメント
魔法使いの中でも偉い人
トーマ・インバハル
魔法使いの中でも特に偉い人の弟子
ルキナス
魔法使いの中で特に偉い人
オルテミシア
西の離宮の王子
ユーリウス・ヨヴァ・カンバレイス
東の離宮の王女
カルナ・ヨヴァ・カンバレイス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 21:00:38
11013文字
会話率:63%
しがないサラリーマンの鬼島は連日の激務で体力と精神力をスリ減らしていた。
仕事帰り毎日のように橋の上のベンチで黄昏れる鬼島。
突然話し掛けられ振り向けば、そこには茶髪のショートカットで制服姿のJKがいた。物怖じしないJKは夏菜と名乗り仕事帰
りにベンチで黄昏れている鬼島に毎日話し掛ける。
仕事に疲れた鬼島は徐々に癒され、そして献身的な夏菜に心を許していった。
そして夏菜もまた鬼島との橋の上での僅かな時間の交流に胸躍らせていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 12:06:00
47042文字
会話率:56%
パーティー会場での突然の肩たたき。振り向けば婚約解消って、何なんですの?ああ、そう。私が悪役令嬢だと仰りたいのですわね?いいでしょう、その喧嘩。買って差し上げましてよ。
からの、危うく物理的に握りつぶしそうになったりする公爵令嬢のお話。
最終更新:2021-02-15 19:49:48
4154文字
会話率:43%
27歳。サラリーマン。今日の星座占いは最下位。
ラッキーアイテムは黒いランドセル。
9歳。小学生男子。今日の星座占いは11位。
ラッキーアイテムは青いネクタイ。
23歳。アパレル店員。今日の星座占いは1位。
ラッキーアイテムはリコーダー
。
何処にでもいそうな三人の人生が交差する話。
ツイてない一日だったとしても数年後にはきっといい一日だったと思えるかもしれない。
何気ない音に振り向けば、もしかしたら運命が変わるかもしれない。
なんかそんな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 18:00:00
13481文字
会話率:25%
一歩踏み出して振り向けば隠り世。男が認識する事の始まりはそんなところだ。上司への報告を終え、さて非番だと上司の執務室から退出する為に回れ右をして一歩踏み出れば、そこは何処か薄暗い古都であったのである。そこで右往左往していても仕方の無い事で
あるし、なおかつ男にとってこの様な怪異は親の顔、元い姉の顔よりも出会う事が多い物だ。男は多少は戸惑うが、そう長々と恐怖に震えている様な玉でも無い。男はやはり勘に従って行くのみだった。
※小説家になろうとpixivに投稿しています
※行き当たりばったりなので矛盾等が多分あります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 17:05:02
4851文字
会話率:0%
看板短編企画参加作品。
「今日も頑張らなくちゃね、お兄ちゃんが元に戻るようにね」
私は台所から出る。ここはおとぎの国。そして外に出る。振り向けば誰も来ない廃れてしまった、私の大切なの家。エメラルドの木漏れ日がきらきら、側に立つレバノ
ン杉にはウネウネと太い蔦が絡まり、甘い香りの薄紫色の房が、幾つも下がっているの。
「天地満ちる精霊達。あちらとこちらを繋ぎなさい」
呪文を唱える。幹に浮かび上がる入り口。異世界に繋がる扉をギイィと開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 21:21:14
2999文字
会話率:33%
ある浮気男の自業自得なミッションの話。
即興小説リメイク作品(お題:振り向けばそこに抜け毛 制限時間:15分)
リメイク前初出 2020/04/19
この作品は(pixiv/note/アルファポリス)にも掲載しています。
最終更新:2020-07-18 09:31:38
1489文字
会話率:38%
時代は、豊満な天上天下唯我独尊の信長から、やりての天上天下唯我独尊の秀吉に。戦で名を馳せた武将も秀吉にとっては、然程の価値なし。組織を動かすというより、警護、使い捨ての駒。秀吉が重宝したのは算盤勘定のできる商人肌の家臣。これには、旧態依然の
武士たちは我慢ならず。野獣の群れに迷い込まされた子ウサギ一匹。商売は出来てもそれを動かす人間が見えていない。無視されるなら我が道を行く。振り向けば、誰もいない。人間、あちらが経てばこちらが立たずで御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 18:26:24
4349文字
会話率:5%
振り向いた春がいつのまにか遠くにいた
目を閉じれば青春がある
友達、恋、学業…すべてが絡み合った日々
最終更新:2020-04-13 01:36:11
681文字
会話率:7%
この物語は神によって再び覆される。
魔王は光の勇者によって討たれた。
人類は歓喜し、魔族は悲しみにくれた。
これより人類は発展し、それに反比例するように魔族は衰退していくことになる。
『なーんて、そんなテンプレボクが許すと思う?
』
異世界転生した勇者と魔王は相討ちとなり、戦争は人類の勝利となった。が、魔王と勇者の遺体は誰にも見つかることなく消えてしまっていた。
それもそうである。
なぜなら、それは神の仕業だからだ。
「さあ、再びノベルゲームを始めよう。ボクはプレイヤー。主人公は君だ」
「ふざっけんな...」
勇者の手によって倒れた魔王・鷹宮練(たかみやれん)は、神・アストラルによって新たな世界へと転生した。
が、そこは生ぬるい世界などではなく。
後ろを振り向けば、双頭の巨大な犬が涎を垂らして大口を開けているような、地獄のような世界だった─────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 12:45:31
9476文字
会話率:65%
陰鬱な超短編です。
思考を形にしたもの、という感じ。
これが私のすべてではないですけど、私の一部ではあるんですよねぇ(ため息)。
キーワード:
最終更新:2019-11-22 23:54:11
2105文字
会話率:0%