これは、誰かの記憶。
これは、誰かの思い出。
思い出の場所は、縁のある場所となる。
………会えてよかった。
最終更新:2024-05-19 23:46:31
1320文字
会話率:0%
姉が死んだ。警察の調べでは、どうやら自殺らしい。姉の葬儀を終えた言子(ことこ)はその夜、実家に泊まることにする。子ども部屋で一冊の本の間に挟まっていた姉からの手紙を見つけた言子は、そこに書かれていた姉妹の思い出の場所を巡ることにした。思い出
の場所に残された姉からのメッセージとは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:23:32
9189文字
会話率:10%
普通の生活を送る大学生鷹野優馬はある日、幼なじみから高校のころ付き合っていた鈴原柚葉の訃報を知らされる。
優馬は柚葉の葬式に出るため地元の宮城に帰省すると、思い出の場所をめぐるとよく二人で行った祠のある山に行きつく。そこまでの道のりと記憶
がかさなり無意識のうちに涙が溢れる。するとそこに現れたのは一匹の犬のような生き物。その生物を追いかけているうちに優馬は山の斜面から滑り落ちてしまう。滑り落ちた先は山を囲う小川になっておりそこにいた同級生たちが笑っていたが、その同級生も優馬も高校の制服を着ていたーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 09:56:11
5724文字
会話率:30%
高校二年生のクリスマスイブ、みなみは祖母のラブレターを見つける。一緒に中身を読んだ叔母と、祖母の思い出の場所へ向かい、思いがけない人に出会う。それは苦手なクラスの陽キャな男子で。
そこから始まる奇妙なクリスマス。
最終更新:2023-12-25 08:31:22
11239文字
会話率:41%
「この子犬が、ライオネル……?」
ナディアは呆然とすることしかできなかった。青ざめた父親が差し出した子犬が、自分の婚約者ライオネルなのだと言われてしまって。
父親によると、どうやらライオネルは山の神の怒りを買って、この姿に変えられたよう
だった。しかもどうやら、この子犬は自分がライオネルだという自覚がないらしい。
だったら自分が、彼を元に戻してみせる。そう決意したナディアは、子犬を連れて思い出の場所をめぐるようになった。
しかし子犬は、一向に元に戻る気配がない。さすがのナディアも弱気になり始めたある日、彼女の新しい婚約者と名乗る青年が訪ねてきた。彼女の両親は、もうライオネルは戻ってこないものと考え、ナディアとライオネルとの婚約を解消してもいいと判断してしまったのだ。
ライオネルのことをあきらめたくない。けれど、一人で耐えているのも辛い。そうして涙するナディアを見た子犬が、思いもかけない行動に出てしまい……。
これは互いを信じ抜いた二人が、苦難を乗り越えて幸せをつかみ取る物語。
(※全13話のお話になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 12:23:15
46769文字
会話率:37%
勤勉に仕事を勤め上げ、定年退職。第二の人生を迎えた主人がアルコール中毒から精神を侵されやがて癌を発病。「私」はその豹変振りに翻弄され自分を見失う。山間の過疎化した農村に暮らしている実家の母をたずねた「私」は、死の間際まで手を結び合いながら事
故で重傷を負った父の往生を見届けた母から、主人の心の中を語ってきかされる。「私」は、若かりし頃の主人が通った思い出の場所をおとずれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 15:41:39
13200文字
会話率:48%
主人公、太呂川 桃は、3年前の事件により両親を失い、さらに、恋人のシオンまで失ってしまった…
桃は生きる希望を失い、2人の思い出の場所で身を投げようとしたとき、
「ガキン」
桃の真横に黒い槍が突き刺さる。
「ーあれ?外しちゃった。」
突如と
して現れた黒い槍を持つ少女。
身の危険を感じ、本能で逃げる桃だったが、ついに追いつかれ、身体を貫かれてしまう。
先ほどまでの感情が嘘のように、桃の思考を支配したのは、最もシンプルな「死にたくない」という思いだった。
その思いに共鳴するように、桃の中の力が目覚める。
その力により、襲いかかってきた少女を圧倒し、悪き心の浄化に成功する。
この力はなんなのか?
その力の正体は…
なんと、桃太郎!?
さらに少女はまだシオンは生きていると言い!?
仲間になった「カチカチ山」の力を持つ少女、勝山 炎とさらなる仲間と共に、「鬼」の力に目覚めた、シオンの救出を決意する。
行動理由は、「愛」ただそれだけ!
新時代童話能力バトル始動!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 19:12:14
16391文字
会話率:40%
主人公、太呂川 桃は、3年前の事件により両親を失い、さらに、恋人のシオンまで失ってしまった…
桃は生きる希望を失い、2人の思い出の場所で身を投げようとしたとき、
「ガキン」
桃の真横に黒い槍が突き刺さる。
「ーあれ?外しちゃった。」
突如と
して現れた黒い槍を持つ少女。
身の危険を感じ、本能で逃げる桃だったが、ついに追いつかれ、身体を貫かれてしまう。
先ほどまでの感情が嘘のように、桃の思考を支配したのは、最もシンプルな「死にたくない」という思いだった。
その思いに共鳴するように、桃の中の力が目覚める。
その力により、襲いかかってきた少女を圧倒し、悪き心の浄化に成功する。
この力はなんなのか?
その力の正体は…
なんと、桃太郎!?
さらに少女はまだシオンは生きていると言い!?
仲間になった「カチカチ山」の力を持つ少女、勝山 炎とさらなる仲間と共に、「鬼」の力に目覚めた、シオンの救出を決意する。
行動理由は、「愛」ただそれだけ!
新時代童話能力バトル始動!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 21:46:37
15179文字
会話率:39%
魔界の魔物殲滅部隊として下界で活動しているローゼス率いる部隊は、百年振りに日本に異動する事になった。昔、日本に居た時の思い出の場所でたまたますれ違った甘い香りがする一之瀬亜月と出会い、永らく生きてきて感じた事のない感情と香りに翻弄される日々
を送ることに・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 21:22:31
64764文字
会話率:33%
老犬とともに七年ぶりに訪れた思い出の場所。
そこに現れたのはもう会えなくなったかつての恋人だった。
最終更新:2023-09-15 01:00:52
3970文字
会話率:22%
何度もダイアリーに書かれる記憶にない予定。
書かれている場所は彼女との思い出の場所だった。
キーワード:
最終更新:2023-09-12 23:11:20
958文字
会話率:17%
椿の花の咲く島は、紗都美と夫との思い出の場所だった。
(この作品は「カクヨム」「NOVEL DAYS」にも投稿しています。)
最終更新:2023-07-26 21:20:41
6382文字
会話率:17%
これは、ちょっと不思議で切ない短冊の願い事にまつわる短編集。
※この小説は、1話完結のオムニバス形式となっております。
世界観のつながりはありますが、1話単体で読んでも楽しめるようになっております。
黄金の短冊……人生に絶望し、死を
決意したたシンは、かつて親友と語り合った思い出の場所を訪れる。そんなシンの前に、不思議な少年が現れて―――?
アクター……日本有数の進学校に通う界導トオルには人には言えない秘密があって―――。
青いカレー……大学生のタイキの最近の趣味、それは世にも不思議な青いカレーを食べることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 18:20:55
7116文字
会話率:24%
今井 香奈(いまい かな)はかつての楽しい日々に思いを馳せながら毎日を過ごしていた。何にも無関心で無気力だった香奈は唯一の親友を失ったことで生きる理由を見失っていた。叶うなら、もう一度親友と会いたい。現実から目を逸らすようにそう願い、望む
だけの毎日だった。そんなある日、いつもの交差点に差し掛かった香奈は乗用車に撥ねられてしまう。生と死の間を彷徨う中、香奈は今は亡き親友[星乃(ほしの)ミライ]との日々を夢見る。
現実ではもう会えない親友との楽しい毎日に浸る香奈。出来ることならこの夢の中で一生を過ごしたい。そう願う香奈の前に、突如、[裁定者(さいていしゃ)]と名乗る黒服の男が現れた。
「明日中に、あなたの宝物を提示してください。それがあなたにとって本当に宝物であるならば、あなたは消滅の運命から免れます」
裁定者にそう告げられた二人は翌日、香奈の本当の宝物を見つけるため、思い出の場所を練り歩くことを決める。二人で行った場所を巡る懐旧の旅路。その最初として訪れた駄菓子屋は香奈たちが初めて出会った場所だった。ミライとの思い出に思いを馳せる香奈。それは、香奈が目を逸らしていた現実を思い出すことを意味していた。
そして宝物が見つからないまま、香奈たちはこの旅最後の場所を訪れる。そこは二人でよく立ち寄った広い公園だった。夕暮が照らす公園のベンチに腰掛けると、ミライは香奈に言葉を投げかけた。
「ねぇ、どうして香奈は、私と一緒にいてくれたの?」
それは香奈が今まで考えたことの無い言葉で、当たり前だと思っていたことだった。今まで言えなかったことを吐露するミライに香奈はただ耳を傾ける。その言葉は香奈にとって苦しく、優しいものだった。
そして、ミライとの会話の中で宝物を見つけた香奈は夢の世界から出ることを決意する。かつての親友を胸に、これからの人生を生きていくことを誓いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 18:04:57
11448文字
会話率:48%
思い出の場所から、キミに届ける
最終更新:2023-04-05 07:21:43
321文字
会話率:0%
ある日、将吾の夢に仲良くしていた夏希が出てきた。何かを伝えようとしていたのか、彼女の声は聞き取れずそのまま消えてしまった。将吾は夢が気になり、彼女との思い出の場所へ向かった──
最終更新:2023-03-18 18:00:00
4769文字
会話率:29%
祖父、薮咲一実の思い出。
かつて戦地に赴いた祖父と、初恋の人との果たせなかった約束。
ーあの悲しい結末を、この手で変えてみせよう。
孫である僕、薮咲一樹はよくおじいちゃんから戦争中の思い出話を聞かされていた。
その思い出を話す時のおじいち
ゃんはいつも寂しそうで、なんとかしてあげたいともよく思っていた。
そして不意に訪れた思い出の場所、街のご神木。
そこで僕は終戦間近の日本へタイムスリップする。
そこには、おじいちゃんの思い出の女性がいて...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 22:48:46
1469文字
会話率:11%
青空が広がる元ひまわり畑で1人の男子が嘆いていた。ひまわり畑は死んだ彼女と思い出の場所。愛してたのに彼女はもういない。好きだった。大好きだった。けれど彼女にそれを伝えることもできない。
青空が広がるまたひまわり畑で1人の女子が嘆いていた。
そこには私の大好きな彼がいた。けれど彼には私が見えてない。私は思い出したくない。思い出したら悲しく辛くなるから。
ひまわり畑で繰り広げられる恋愛です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 21:00:00
140555文字
会話率:24%
小学生時代を過ごした芽吹町に帰ってきた主人公は思い出の場所、千年樹の下で1人の少女と遭遇する。その少女の正体とは何なのか…
不定期更新です
m番煎じかもしれませんが暖かい目で見ていただければと思います。
最終更新:2022-12-24 06:53:04
3859文字
会話率:65%
誠は、別れた元カノと思い出の場所にいた。
彼女と昔話をする中で、高校時代よくミルクティーを飲んでいた理由を知る事になる。
かつて別れた2人は、どんな未来を辿るのだろうか。
最終更新:2022-12-14 12:20:36
988文字
会話率:50%
女は8年振りに思い出の場所へ戻って来た。
上昇志向の強かった女は栄達を求め、アメリカへの出向を受託する。
反対する家族を振り切り、離婚する女。
そして八年が過ぎた。
実家からも絶縁され、行く宛の無い女は一人の女に電話を入れる。
『...
もしもし』
物語は動き始め、直ぐに幕を閉じた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 11:47:11
1000文字
会話率:45%