コロナが無かった世界線の令和二年の埼玉県某市。
埼玉のいくつかの市内で真夜中に赤い雨が降る奇怪な現象が数年ほど続いていた。
そしてその際に起こる謎の怪事件が多発していた。
それは大学生や高校生を狙った獣の爪痕や、器物破損の後が残る真相不明の
事件。
被害に遭った者は―――傷跡が身体からなくなり、無気力病と呼ばれる言語及び行動喪失の状態になってしまう。
ある日、実家の東京都から大学入学の都合で埼玉県にて一人暮らしをしている女子大学生の山本千明(やまもとちあき)は、赤い雨の降る夜に事件に巻き込まれる。
これは巻き込まれた山本千明と、事件の真実を突き止める謎の能力を持つ大学生達との青春と戦いの物語。
物語は女主人公で一般人大学生の千明が夜の赤い雨の降る中で、得体のしれない背後の気配から逃げていくところから始まる―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 14:59:09
32007文字
会話率:26%
時代は2102年の近未来。何時も通りの日常が始まり、いつもの調子で朝のテレビは殺人事件のいきさつを報じている。ついこないだまでは体や心がなれるまで大変だったけど、今ではだいぶ慣れ、日常を過ごしている。周りの人はもっと早くに慣れて有意義に過ご
している人たちがたくさんいる。しかしなぜ、このような世の中になったのだろう。名のある科学者やスーパーコンピューター、研究機関でさえ答えが出せていない。ただ一日の時間が徐々に伸びていき、半年で一時間伸びてしまった。この頃は落ち着いたようでこの状態が常識になっている。それ以外は何も変わらない。それ以外のニュースといえば、芸能人のスキャンダルや政治家の不正、火星探査機が帰ってくる途中で行方不明になったことくらいだ。そんな日々を過ごしていると、また徐々に時間が伸び、世界が混乱を始めた。今度は時間だけではなく、得体のしれない「なにか」がやってきている。ゆっくりと着実に入り込んでくる。「なにか」は一週間後に必ずやってくる。それは何なのか。それまで人間はどう準備しなければならないのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:30:27
155830文字
会話率:57%
夜釣りにやってきた二人組。
来た瞬間に感じた何となく「良くない予感」に二人のうちの一人は「帰ろう」と提案するが、もう一方は「釣らずには帰れない」と言い張り。
夜の水辺で何かが起こる。
最終更新:2025-07-15 22:13:39
6595文字
会話率:25%
蒼月凛桜 28歳。
職業はイラストレーターです。
都内の某出版社で働いていました。が、先月、一身上の都合で退社いたしました。
そこで人生を見つめなおしたくなったので、祖父が住んでいた田舎の一軒家に
しばらく滞在して田舎暮らしを満喫したいと思
います!
そう意気込んだまではよかったが、何かがおかしい……。
中庭に得体のしれない生物が代わるがわる現れる日々……。
魔獣からイケメン獣人まで広範囲にわたって異世界の何かがやってくる。
静かに暮らしたいだけなのに、どういう仕打ちですかこれは!
しかも何故かみんな当たり前のようにご飯を強請っていく。
何度も言いますが、うちはただの民家です。定食屋ではありません。
そう言いながらもせっせとご飯を作ってしまうOLの緩い日常物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 12:06:20
795947文字
会話率:24%
浪人生の黒瀬麻子【くろせまこ】は、怠惰な生活を送っていた。自分の好きなVTuber、『メイルたん』の配信を見ながらだらだら過ごしていたある日、得体のしれない生物『モア』に魔法少女の役目を押し付けられてしまう。
まるでやる気のなかった麻子
だが、この町にいるもうひとりの魔法少女・源芽衣【みなもとめい】が『メイルたん』の中の人だと知った麻子は、芽衣と一緒に活動するために魔法少女として特訓するようになる。
さらには三人目の魔法少女・樋本華蓮【ひのもとかれん】も現れるが、三人とも性格に難ありのせいかなかなかうまく嚙み合わない。
そんなとき、麻子はある疑惑を抱くようになる。実は、魔法少女たちには各々の思惑があり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:10:22
395078文字
会話率:42%
長きに渡る世界大戦で疲弊しきった暗黒の時代、世界大陸には四つの強国のみがかろうじて現存し、それでも各地で日夜苛烈な戦闘を繰り広げている。
世界大陸の地下には全貌の計り知れない巨大な地下迷宮が広がっており、そこから産出される希少資源や得体
のしれない高性能な兵器・装置は魔導技術や機械工学を大いに躍進させ、戦場の様相を一変させてきた。
迷宮産技術の粋を結集した先の見えない消耗戦が各国の正規軍によって泥沼化する中、迷宮内においても熾烈な資源争奪戦がシーカーと呼ばれる迷宮資源回収を旨とする冒険者たちによって展開されている。
知性を宿した多様なモンスターが蠢動する致命的な迷宮において、各国のパワーバランスを一挙に傾ける伝説の兵器や装置、“レガシー”を持ち帰り、地獄の戦争を遂に終結させる英雄は果たして現れ得るのか。
とある二人組熟練シーカーの、苦難と激闘とひとすじの祝福に満ちたダークSFファンタジー、お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 19:04:32
26285文字
会話率:45%
内気で人見知りの、特に何のとりえもない高校二年生、佐藤誠。その日常は、綾羅錦繍院瑠璃華(あやにしきぬいん るりか)の襲来によって唐突に粉砕された。
彼女は、信じられないほど美しいお嬢様な転校生だった。その圧倒的な美貌で見る人すべてを魅
了し、洪水のように溢れだす善意でクラス中の問題を次々と解決していく。その様はまさに女神。
親しい友達もおらず、一人寂しく学校生活を送っていた佐藤は、そんな彼女に一抹の希望を抱き、彼女の善意を軽い気持ちで受け入れてしまったのだ。
しかし、彼女は途方もなく脳筋だった。佐藤は、彼女から純度100%の、しかし驚くほど脳筋な善意の集中砲火を浴びせられる。佐藤の学校生活は木端微塵。極限まで追い詰められる佐藤。
その様はまさに狂気。狂気直結の善意を一身に引き受けた佐藤は、限界を超え覚醒してしまう。しかし、それをきっかけに、絶え間のない狂気は二人の関係を変形させていき、いつしか二人の間には得体のしれない絆が芽生えていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 17:10:00
66883文字
会話率:43%
あの先生、あんまり深入りしない方が良いよ――……。
得体のしれないホラー作家の鬼村とその担当の一口が、日常の中に潜む何かと不意に同じ空間に存在してしまう瞬間のお話
アルファポリスと重複投稿です。
第6回ホラー・ミステリー小説大賞で奨励
賞を頂きました。(二十二話までの時点)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 18:05:42
122520文字
会話率:37%
フィクションで出てくる
「世間知らずのお嬢様を陥れ、その後復讐される『ざまぁ担当の男たち』」が、
復讐するまでもないほどの、底の抜けたレベルのクルクルパーばかりだったら……
という、何も考えずに読めるドタバタ・ラブコメファンタジー。
舞台は中世風ファンタジー。
ヒロインの女子高校生『アンジュ』は、ある日異世界に転移した。
だが、彼女は『いかにも悪役令嬢』といった釣り目な容姿はそのままに、
チート能力は愚か『レベルアップ』もできない、無力な少女のままだった。
加えて、転移前は家庭も比較的裕福で苦労知らずで育ったため、
「怖そうな見かけに反して、人の悪意についてまったく知らない世間知らずのお嬢様」
であった。
当然、そんな世界に来たら周りは彼女を食い物にしようとする。
その中には『現代知識』を豊富に持つ転移者や転生者たちも含まれていた。
……しかし、彼らは知らなかった。
この異世界に住む男性は転移者も含め、どいつもこいつも『アホの子』ばかりだということに。
そして「現代知識など、基礎技術も基礎インフラも整ってない異世界では、クソの役にも立たない」ということに。
そしてアンジュが剣も魔法も使えず、レベルも上がらない理由は、
「あまりに、この世界の男たちがバカなので、少しでも公平を保つために彼女に神が与えたハンデ」
であることに。
実際に彼らは、アンジュが何もすることなく勝手に自滅を繰り返していき、没落していく。
一方で、彼らの自滅によって、どんどん成りあがっていくアンジュ。
更に彼女の天然ボケな性格と『悪役令嬢っぽい見た目』が悪い方向にかみ合ったせいで、
「あの女は男たちを惑わし破滅させる、得体のしれないチート能力を持つ、最凶の悪役令嬢だ」
と、あらぬ誤解を受けていくことになる。
だが、極楽とんぼの彼女はそんなこともつゆ知らず、
「この世界の男性はみんな親切な人ばかりで、毎日が楽しい」
と、彼らの悪意に気づくことすらなく、お気楽に過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:47:56
85881文字
会話率:48%
長い航行の末、ようやく目的の星に到達した。調査員は船のハッチを開き、一歩外へ踏み出す。だがその瞬間、何か不吉な気配が背筋をなぞり、反射的に腰の光線銃へと手を伸ばした。
初めて訪れる惑星だ。警戒するのは当然のこと。しかし、事前に何度も通信
を交わし、正式な手続きを経て発着場に降り立っている以上、過度に身構える必要はないはず。
彼は自分にそう言い聞かせ、深呼吸して緊張を解いた。だが、違和感は残る。これまでに数多くの惑星を訪れてきたが、今回のこの得体のしれない感覚の正体が一向に掴めなかった。
発着場は高層ビルの屋上に設けられており、周囲にも大小さまざまな白いビル群が林立している。それぞれが連絡通路で繋がっており、ガラスの天井から日の光を取り入れている。この星の文明レベルは相当高い。経験上、こうした発展した星の住人たちはたいてい友好的に迎え入れてくれる。もちろん、そこに別の意図が潜んでいることも珍しくはないが。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-05 11:00:00
1776文字
会話率:55%
ピアノコンクール当日、この日の為に準備したドレスを着て、ステージ袖から客席を眺めていた。
パパは来れない。
ずっといろんなこと我慢してきたけど。抑え込んでいたものが溢れ出してくる。
ピアノも、学校も、家も、何もかもどうでもいい。
突如足元に
現れた得体のしれない黒い渦。
禍々しい黒い靄のようなものが渦巻き、その奥を覗こうとしても底知れない闇があるだけだった。
本能が警鐘を鳴らしていたのに、私は引き込もうとする渦に抗わなかった。
まさか異世界に飛ばされてしまうなんて思いもしなかったけれど…。
異世界では番だの結婚だの聖女だの…、私を置いてきぼりにして話が進んいく。
そんな時、私を助けてくれたのは稀代の魔術師と呼ばれる王弟だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:51:41
2239文字
会話率:13%
ペネロペの率いる部隊は地獄の戦場に駆り出された。得体のしれない敵達が無限に襲い来る狂気の中、部隊はどんどんと数を減らしていく。しかし、ペネロペの狂気もまたそれに勝るとも劣らぬものであった。
狂気と狂気がぶつかり合い、何が残されるのか。
最終更新:2025-01-11 20:27:31
5460文字
会話率:42%
地球から遠く離れた、闇に包まれた世界。
そこに住む獣人たちは光を求めて、ついに手に入れる。
しかし、飽くなき渇望は彼らを破滅へと導き、再び闇が世界を覆った。
本来知り得るはずもない別世界の出来事だが、地球の田舎に住む男、下夜消は奇妙な縁によ
ってその闇に葬り去られた物語に出会うこととなる。
「見えないって怖いニャ~」
兎人のマスターに雇われた下夜消は、ニヤニヤ笑いの絶えない猫と共に世界を照らすための光を探す日々を送る。
闇に潜む危険に命を脅かされつつも、多くのものを得られるその仕事に下夜消はやりがいを感じていた。
"渇望の行く末が破滅なら、いつか自分にもそれが来るかも"
好奇心で得体のしれないものに手を伸ばす自分にそう感じつつも、下夜消は進むことをやめない。
先に待つものは光か、死という永遠の闇か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 10:24:28
12764文字
会話率:27%
砂で山を作り、左右両側から横にまっすぐに掘っていく。
向こう側の相手と手が繋がったらトンネルが出来上がる、はずだった…
オチらしいオチはありません。
何となく、嫌な気分になるだけです。
最終更新:2024-12-14 09:08:41
1049文字
会話率:17%
普通の高校生、永瀬逢人(ながせあいと)は突如として異世界に召喚された。華やかさも飾り気の無い岩壁に囲まれながらその目を開いた彼を迎えたのは、自らを神と名乗る黒髪の少女ミィレセス。魔王の討伐、人類の救済、余生を楽しむスローライフ、そのどれでも
ない彼女が提示した召喚の目的とは――彼女の力を使い、他の神を倒すこと。得体のしれない内容に先行きの見えない不安を覚えながらも、ミィレセスから(半ば強引に)渡された神器と守護の神である彼女の力を手に、彼は新たな世界へと足を踏み出すことに。いろいろと言いたいことはあるものの、とりあえずこれから始まる異世界ライフに期待を寄せることとした逢人。……しかし神々の気まぐれで始まったその道楽は、図らずも確実に世界の均衡を崩し始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 17:00:00
358422文字
会話率:39%
真夏の中、テラス席で彼女の影山 琴己を待っていた蓮くん。
無事に会うことができたが、それが最後のひと時となると誰も思わなかった。
蓮に近寄る黒い影、得体のしれない男ホウノスケの奇妙な短い物語
最終更新:2024-09-16 15:00:00
12848文字
会話率:37%
地球ははるか昔に、ほぼすべての大地が水没してしまっていた。
そんな中、人類は水上コロニーの中で、細々と、それでも懸命に命をつないでいった。
普通の会社員として暮らす、私「巴野アンユ」は、ありきたりの人生に退屈しながらも、普通の生活を普
通に過ごしていたはずだった。
しかし、ある日、得体のしれない生物に連れられて入った居酒屋で気を失ってしまう。
目が覚めた時、私は、正体不明の部屋でとらわれていて、居酒屋のマスターだったはずの男性に、こう宣言された。
「あなたには、世界を救っていただきます。」
私には、本来、人類が持ち合わせていないはずの超能力「ポーレンアレルギー」が目覚めたとかなんだとか。
私こそが「救世主」だとおだてられた私は、すっかり気分が良くなって。
良く分からないまま、良く分からないなりに、人類を救うための活動をやっていこうと決意した。
でも、その時の私は、知らなかった。
「彼」との出会いが、すべてを変えてしまうことになるなんて――。
どうか、私の気持ちが「あなた」に伝わりますように……。
・月~金曜日、毎日1話ずつ投稿。40話前後にて完結予定。
・アイリスIF5大賞、応募作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 11:00:00
73817文字
会話率:41%
書いていただくと嬉しい『レビュー』。
とある噂がまことしやかにささやかれ始めていた。それは『その人に書いてもらうと人気が出る』という、本当に疑いを持ってかかった方がいい、くだらないと失笑される様な噂話。
しかしそれを募る掲示板
が本当にあって、そこには得体のしれないモノが主をしているスレッドが立てられていた。
主人公はその書き込みを見て――
※あまりにもな感想・レビュー等は削除させていただきます。
※このお話は、公式企画の『夏のホラー2024』出展作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 21:59:24
4096文字
会話率:43%
窓から差し込む朝日に照らされて徐々に意識がはっきりとして目を覚ました。体が鉛のように重くてまるで長い眠りから覚めたような感覚に襲われた。目を開いた後も視界が潤って歪んでいた理由は分からない。けれどこの得体のしれない虚脱感からくるモノなのだ
ろうと考えた。そんな自分の事すらおぼろになっていたアースは異様な恨みを持つ者に刺されて意識を失う。目が覚めて視界に色が付くと見知らぬ場所で人混みのなかに突っ立っていた。そこは現代社会と本で描かれた御伽噺のような世界を織り交ぜた、奇妙な光景が広がっていた。なんの記憶も思い出せないアースはその世界で過ごすうちにやがてその世界の真実と世界の神髄に触れていく…。
モチベ次第ですが一応完結するつもりです。残酷な描写は割とあります。
※投稿スピードもリアルの忙しさに比例するので忙しいときは投稿少ないです。
※第一に趣味で書いてるのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 11:32:21
493708文字
会話率:54%
出版社に勤め、三文記事を書き続ける雨宮。彼は先輩との飲み会の帰り道に、得体のしれない美女と出会う。彼女は微笑みながら言った。
「一緒に帰りませんか?」
最終更新:2024-07-28 01:39:34
56210文字
会話率:47%