宝石修復師×護衛騎士の年の差恋愛物です。
【主なあらすじ】
「宝石修復師」――今や鉱山が枯れ果ててほとんど産出されなくなった天然宝石を「修復魔法」で修理する職人達が居る。
魔法の腕は使い手の知識量に左右されるため「修復魔法」を使いこ
なすには「全ての宝石」に関する膨大な知識が必要だ。
それ故に、その膨大な知識を得る為の努力に見合う「技術料」として高額な依頼料が必要となり、必然的に王侯貴族や街の権力者のような「金持ち」を主な顧客として抱えることになる。つまり宝石修復師は高給取りなのである。
リーシャは「個人指名の依頼」がひっきりなしに届く腕利きの宝石修復師だ。届いた依頼をこなしながら世界各地に散り散りになった「祖母の形見」を探す旅をしている。
ある日、廃鉱山の町の酒場で行き倒れになっていた男性――オスカーを拾う。
見るからに「訳あり」で着の身着のままのオスカーに手を差し伸べ、「護衛」として雇うリーシャだが、どうやらお互い「秘密」を抱えているようで……
宝石修復師の少女と護衛騎士が祖母の形見である宝石の蒐集物(コレクション)を探して世界を旅する冒険譚です。風土や歴史、文化が異なる様々な国を宝石の修復をしながら巡ります。
魔法や信仰、食文化が異なる国で出会う人々との交流や、事件やトラブルに巻き込まれながらも絆を育む二人の関係性の変化などを楽しんで頂ければと思います。
宝石修復師×護衛騎士の年の差バディをどうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:15:54
661197文字
会話率:53%
撮るたびに世界が壊れる!? 美少女AIと影なき美少年との三角関係!
廃墟写真部の部長・海野ユイは、ある日、取り壊し予定の廃鉱山で不思議な体験をする。祖父の形見のフィルムカメラが突然光り出し、ファインダーに映った美しい少年を撮影した瞬間――
世界が崩壊し、彼女は異世界《写し世》へと飛ばされてしまう。
そこは、あらゆる記録が実体化する不思議な世界。
ユイを待っていたのは、効率至上主義の美少女AI・ミルと、影を持たない記録の少年・セピアだった。
「君のカメラには、この崩壊しかけた世界を救う力がある」
かくして、アナログカメラ×デジタルAI×記録の少年による、世界を守る冒険が始まる。
撮るたびに誰かの記録が消え、守るたびに新たな危機が訪れる。
そんな中で芽生える、三人の特別な絆とは――?
写真を撮ることの意味、記録することの重さ、そして大切な人を想う心が交差する、切なくも温かい異世界ファンタジー!
▼作品の魅力
・独特な三角関係:恋愛とも友情とも違う、ユイ・ミル・セピアの特別な絆
・成長物語:効率しか知らなかったAIが、涙を流し、嫉妬を覚え、愛を知っていく過程
・アナログ×デジタル:フィルム写真の「重み」がデジタルの「量」を超える、現代的なテーマ
・愉快なサブキャラ:それぞれが特別な能力と背景を持つ、個性豊かな仲間たち
笑いあり、涙あり、そして最後には心温まる希望が待っている――
これは、「記録」することの本当の意味を問いかける、新感覚ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 12:10:00
43143文字
会話率:50%
【これは嵌まる……時代に翻弄された男女の恋愛物語】
互いの領土拡大と鉱物資源をめぐり、国を東と西とで二分して勃発した東西戦争。
貴族の名家であるシュヴァルツ家の長男デュラン・シュヴァルツは己の名誉と家名のため、その戦争へ参加することになっ
た。
しかし運が悪いことにデュランは戦場で味方からの銃弾を胸に受けてしまい奇跡的にも生き残るのだが、今度はそのまま敵側である東の捕虜として捕まり、西側では彼のことは死んだものと扱われてしまっていた。
――それから1年後
戦争が終わると同時に捕虜であったデュランは解放され、急ぎ家に戻ってみると唯一の肉親であった父親は既に病で亡くなっており、幼馴染で将来を誓い合った仲の婚約者マーガレットはデュランの親友で従兄弟でもあるケイン・シュヴァルツの婚約者となっていた。
また父親が残してくれた財産そのほとんどをケインの父親である伯父ハイルに奪われてしまい、デュランに残された遺産は『廃鉱山』と『小さなレストラン』だけであった。
住む家に財産、そして大切にしていた幼馴染の婚約者までをも親友と伯父に奪われてしまい、大切なものすべてを失ってしまったデュラン。
たった一発の弾丸が、幸せになるはずだった彼の運命を大きく狂わせてしまう。
この物語は婚約者から婚約破棄され、貴族としても没落してしまい、すべてを失ってしまった彼が苦労の末に貴族最高の位である『公爵』になるまでの半生を描いた悲恋のお話。
【1章あたり15万文字前後になります】
第1章 没落貴族の作りかた
第2章 没落貴族の育てかた
第3章 没落貴族の愛しかた
第4章 没落貴族の貶めかた
第5章 没落貴族の学びかた
第6章 没落貴族の栄えかた
第7章 没落貴族の欺きかた
第8章 没落貴族の戯れかた
【未定】
没落貴族の嗜みかた
没落貴族の殺めかた
没落貴族の歩ませかた
【第2回ファミ通文庫大賞中間選考突破 最終選考対象作品】
【5/18 100万pv達成 2/20 200万pv達成】
【第1回ノベルアップ+小説大賞 一次通過】
【第3回マグネット!小説コンテスト 一次読者選考通過/二次最終選考落ち】
【アルファポリスHOTランキング 最高28位】
※時代背景は近代ヨーロッパ19世紀末
※アルファポリス・カクヨム・ノベルアップ+・ノベリズムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 19:53:21
1253395文字
会話率:33%
私は、ずっと叫び続ける――
最終更新:2023-05-23 11:19:13
229文字
会話率:0%
森に住まう薬師として働く彼女達は、同業者達と同じく外の人間に姿を見られないようにしながら、密かに静かな日々を送っていました。
隣国との戦乱が起こり、それが過熱する中、家を追われ、廃鉱に住み着きました。
兵士達の手によって、その廃鉱からも追わ
れ、彼女達は町の教会に匿われます。
尼僧の衣を纏い、内密に薬師として働いていましたが、ついに戦禍はその田舎町まで押し寄せました。
教会に火が放たれ、閉じ込められた尼僧達は、薬師である彼女を隠し部屋に逃がします。
自分だけが生き残り、尼僧達が死に絶える事を拒絶した彼女は、「力」を解放し、神なるものを召喚します。
命を失った彼女の胸には、十字の形の聖痕が残っていました。
「聖プラチナ」と記された墓の上に、雪が降り積って行きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 12:00:00
5382文字
会話率:8%
世は竜狩りの時代。
300年前の大戦で勇者達に敗れたドラゴン族は迫害されていた。
森番の一人息子ルーファは迷い込んだ廃鉱の奥で赤竜ベアトリアと出会う。
強大な力を持つ赤竜ベアトリアは、ルーファに一目惚れし、結婚を迫る。
「う〜ん。そも
そも僕は未成年だから、結婚は無理じゃない?」
「未成年? 法律が何だというのだ!?」
「最近は厳しいよ。未成年に手を出すと色々とね⋯⋯」
少年ルーファと赤竜ベアトリアの奇妙な共同生活が始まった。
美女の姿でルーファを誘惑するベアトリア。法律と倫理を盾に防衛を試みるルーファは次第にベアトリアの人柄に惹かれていった。
そんなとき、ルーファの暮らす開拓村で水路建設の計画が立ち上がる。計画を快く思わない隣領の悪徳貴族は悪党を送り込み、村に襲撃しようとしていた。
——その村に一国を滅ぼせる大竜が暮らしているとも知らずに。
◇ ◇ ◇
・1章は全18部(16話+プロローグ&エピローグ)
・2022/08/16の朝6時に最終話を投稿。それまで1日3話くらい公開予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 21:00:00
100051文字
会話率:51%
「疱瘡小屋」と呼ばれた小屋の跡があった。疱瘡、つまり天然痘にかかった病人を隔離した小屋だった。ここに坪井タネ・清子・清一母子が流れ着く。母親のタネは近くの鉱山の賄い婦をしていて、廃鉱により失職した。母子は多くの村人に助けられ、疱瘡小屋の跡地
に住処を定める。タネは農繁期に手伝いに出たり、祭日などに物乞いして歩くことにより、二人の子を養っていた。やがて、二人の子供は就学し、麻也などの友達を得て、交流を深めながら成長していく。
清子が中二の夏、タネは近くの村の祭礼に行き、昔、一時期、同棲した小野寺と再会する。ある組に追われる小野寺は山伏となっていた。
小野寺は、若いころ左翼の活動家だった。指名手配になって逃亡生活に入る直前に清子が妊娠したと知り、小野寺はタネと仲間との関係を疑う。
翌年、春の祭礼にやってきた小野寺は清子に暴行し、妊娠させる。大阪に就職した清子は六月末、睡眠薬自殺する。祭礼前日の清子の様子、身元保証人となっていて、清子の遺骨を持ち帰った麻也の兄の話などから、清一は清子の自殺の原因は小野寺と確信し、復讐を実行したのだった。
中学を卒業した清一は大阪のメーカーに就職し、やがて独立、地元で有数の会社に発展させる。後に、三足村で気ままに暮らしていた母を呼び寄せたことを、麻也は兄から聞く。タネは後半生を幸福に過ごし、二〇二〇年没。翌年の盆に清一は、過疎化でわずか三軒だけとなった三足村に向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 17:07:22
16116文字
会話率:26%
鉱物を取り尽くした鉱山は魂が抜けてしまうという…
鉱山資料館の館長に就任した私は廃鉱山で不思議な光景を目のあたりにする。
最終更新:2021-07-16 20:00:00
2818文字
会話率:40%
廃鉱山に住む少年グレイは、日々少ない鉱石を掘り起こして暮らしていた。
そんなある日、彼は坑道の奥で『大地の力を操るピッケル』を発掘する。
それは製造方法不明の希少存在『S級道具』と言われるものだった。
道具の力を手に入れた事をきっかけに、国
に仕える『騎士』を目指す事にしたグレイは試験を受ける為、外の世界へ旅立つ。
これは輝くピッケルの力をふるい、少年が途中に出会った仲間たちと騎士を目指す物語。
いつでも気軽に読める明るいファンタジーを目指していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 00:22:18
77985文字
会話率:35%