1924年、その奇妙な事件は静かな山奥の病院で起こった。看護師フサの突然の失踪をきっかけに、若き准教授・井坂涼が調査に乗り出す。彼が追う謎の核心には、古くから伝わる「山神様」の存在があった。
謎の不可解な集団失踪事件。地域に根付く奇妙な儀
式。そして、人々の間で囁かれる不気味な歌。井坂は次第に、この地に潜む驚くべき真実に迫っていく。
しかし、真相に近づくにつれ、井坂自身にも変化が…。彼の耳に聞こえる奇妙な歌声。鏡に映る異様な自分の姿。果たして彼は、この謎を解き明かすことができるのか?それとも…?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 18:35:33
8947文字
会話率:21%
神と契約を結びうつし世に誕生した主人公の美月姫(みつき)は、蒼空(そら)助けるため大罪を犯した。運命に翻弄され、志半ばで儚く散った二つの魂、美月姫と蒼空。
死後、神判にかけられ暗黒の地に流刑を言い渡された美月姫は、ひょんなことから山神さま
に救い出され神獣として生まれ変わることに。未来永劫、山神様の神使として生きていくことになった美月姫は、蒼空と最期に交わした約束を果たせず絶望していた。
その頃、うつし世は闇に侵食され神と闇との間で暗黒大戦が開戦すると、神界より山神様の神獣たちに闇討伐の神命が下された。
運命に翻弄され、儘ならない人生を嘆いては前に進めずにいた美月姫だったが、闇との戦いの中でかつて人から闇堕ちした妖魔たちと出会い深い闇を知る。
心痛めた美月姫は、咎人の自分が悪と戦うことに嫌悪感を抱き思い悩むようになる。
闇との戦いの中で、自分だけが辛いという浅はかな考えに気づき、己の心の弱さを思い知った美月姫は、無限地獄を彷徨う妖魔の最期の望みを叶えることで己の存在価値を見出していく。
そんな中、かつて共に非業の最期をとげた蒼空の生まれ変わりに邂逅し、再び運命が動き出す・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 22:00:00
129439文字
会話率:29%
猟師の父親が「歪」に喰われた。熊に襲われたなら諦めもついたが、魑魅魍魎に近い存在に殺された。父の猟師仲間の対応もおかしい。千鶴は衝動的に猟銃を抱えて山に入る。母も幼い頃に事故で亡くし、千鶴は一人きりだった。飼い犬の三郎の制止も聞かず足を進め
るがとうとう動けなくなった千鶴が山の中で出会ったのは…白くて大きな…猫?
※いいえ、虎です。
仇討ちがしたい世話焼きな娘と、山神様の御遣いと思われる、白い獣が心を通わせる異世界和風ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:00:00
111300文字
会話率:24%
幽鬼――それは、人の怨念から生まれた醜い鬼。幽鬼を闇から光へ還すことができたのは、<幽鬼姫>と呼ばれる存在。
胡群の村に住む孤独な少女 華鈴は、村人たちに虐められ、自分の存在に自信が持てないでいた。山神様への生贄に差し出された時も、ようやく
自分が役に立てる日が来たのだと受け入れた……しかし、山神様は華鈴を喰らうことはせず、鬼狩師の青年 蓮と引き合わせる。
歴代最弱の幽鬼姫と闇を背負う最強の鬼狩師、二人が出会った時、物語は動き始める――。
(カクヨムにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 15:49:21
203952文字
会話率:21%
街を流して商売をするヒコイチは、今日も品を仕入れるために《元締め》のところへゆく。
その道は風がつよく、なんだか気になる白壁の蔵があり、その前で、誰かをまっている小さな女の子に会う。 そのかえり蔵の前で会った『地蔵ばば様』とよばれる老婆は、
その蔵がある家の老婆で、じぶんの姉妹はむかし、山神様にさらわれた、というのだが・・・・。
『西堀の 』隠居の友達で、寒いおもいをしたヒコイチが、今度はすこし、寒気よりも、しんみりほっこり?するはなし。
ほんとは、『蓮池 』の前にのせるはずだった、みじかいはなしです。。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 18:32:04
12134文字
会話率:30%
人狼ゲームを題材に書いています。
最終更新:2023-06-26 23:37:34
1583文字
会話率:49%
三葉はぎっくり腰で入院した祖母に替わって、祖母の経営するアパートまほろば荘の大家に臨時で就任した。しかしそこはのっぺらぼうに天狗、お菊さんに山神様が住む、ちょっと(かなり?)変わったアパートだった。同級生の雷神の先祖返りと一緒に、そこで巻き
起こる騒動に右往左往する。
「拝啓 おばあちゃん。アパート経営ってこんなに大変なものだったんですか?」
今日も三葉は、賑やかなアパートの住民たちが巻き起こす騒動に四苦八苦する。
*アルファポリスにて先行掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 07:00:00
120216文字
会話率:55%
ねえ、私ずっとここにいてもいい?
神様の住むと言う春岳山に家族で出かけた私
所謂迷子となったのだが、たどり着いた一件の屋敷
そこにはとても美しい人がいた。
「どうしましたお嬢さん。迷子ですかな」
そう優しく尋ねてくれた。
迷子?そうみたいで
す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 23:36:10
3191文字
会話率:8%
『十六歳になったら迎えに行く』
八年前のある事件を最後に遠ざかっていた田舎に、初盆の為に久々に帰省した女子高生の箍橋小夜子。今年こそ彼氏をゲットするとことを夢見る小夜子は十六歳の誕生日を向かえたその朝、かつて山で出会った少年に花嫁として彼
の家に迎え入れていた。
一方、小夜子が忽然と姿を消した箍橋家では、家族や親戚が必死に小夜子を探していた。
彼女の失踪は誘拐なのか、それとも神隠しなのか。
八年前の事件に関わった小夜子の兄・圭輔や従兄のヒデやシュウ、昔密かに小夜子に想いを寄せていた彰は小夜子を見つけられるのか。
そして小夜子は自称神と名乗る男から無事に家に帰れるのか。
真夏に始まった、それぞれの奮闘の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 01:25:39
112656文字
会話率:43%
山神様の住む村に生まれた僕達。その村は昔からの言い伝えがあった。
最終更新:2022-11-03 21:33:07
557文字
会話率:45%
その村では、7歳を迎えた子どもに試練が与えられる。
無事7歳を迎えることができたジェルベーラは、ひとりそびえ立つ山の中へと向かうことになる。
山神様に、感謝と祝福を授かりに。
最終更新:2022-10-31 21:00:00
4376文字
会話率:7%
山の麓の村で暮らす娘ユル。
もうすぐユルは幼馴染みのシイナと結婚する。
だけどシイナには他に想う人がいるのでは?
それはユルの妹のモイではないかとユルは以前からそう思っていた。
そして迎える運命の日。
※直接表現ではありませんが、狩りや
動物についての描写があります。
ひねくれてる作者が珍しくストレートに手を出しましたが次でやはりひねくれました。
タイトル変更の可能性有り。
山神様の縁結び【https://ncode.syosetu.com/n5554hv/】とリンクしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 10:00:00
9590文字
会話率:30%
田舎でトラックにのっているとラジオから呼び声が
最終更新:2022-07-21 17:01:36
1087文字
会話率:31%
推しであるイケメンアイドルがフリーアナウンサーとの婚約を発表した夜、河本真昼は酷く酩酊するほど酒を空けた。
推し活四年。まるで抜け殻のような、そんな気分だった。
もう止めときなさい。バーテンの言葉も耳に入らず、焼酎を頼み真水(0円)が
出て来ようが気が付かず、真昼はまるで取り憑かれたかのように、意識を何処かへとやっていた。
そして帰り道、終電を失いタクシーは捕まらず、真昼は歩き疲れとある小さな神社の境内で力尽きようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 01:04:35
806文字
会話率:65%
これは冬から春へ変わる時のお花の妖精達のお話。
山神様を起こす仕事をしているスノードロップはなかなか起きない山神様の為に取った行動とは?
最終更新:2022-02-19 08:08:56
2144文字
会話率:71%
山神様が最後の力で少年を救おうとする物語
最終更新:2021-12-05 14:36:27
2087文字
会話率:64%
~ただ、ささやかに生きて、ひっそりと死にたい~ そう願う少女がいた。
明治末期の帝都・東京。
手広く商売を広げる商家・三笠家の長女として生まれた絹子。
しかし、絹子の父・茂は婿養子として三笠家に来たものの、妻が亡くなってからは愛人・蝶子と
その間にできた妹・美知華を家に呼び寄せ、贅沢三昧の暮らしをしていた。
一方、絹子は家族から疎まれ、使用人のように働く日々。
しかし、茂の商才の無さと蝶子らの浪費によって三笠商会の経営は傾く。
そこで、かつて先祖がやったように神の加護を得るために、茂は絹子を故郷の山に住むという山神へ無理やり嫁がせることにした。
山神の住まいだというあばら屋へ連れてこられた白無垢姿の絹子。
しかし、その隣に夫の姿はなかった。絹子の夫になるのはこの山の山神なのだ。
絹子は、山神などというのは単なる言い伝えにすぎないと思っていた。
絹子はただ、神への生贄としてこの山で一人生き、一人朽ちていくのだと誰もが思っていた。
形ばかりの婚姻の儀が終わり、茂たちは皆、山を下りる。
あばら屋に一人残された絹子だったが、いままでだって使用人然として生きてきたのだから何も変わりはしない。
理不尽な命令をしたり折檻してくる家族がいない分まだ気楽だと思いなおした絹子だったが、そんな彼女の前にどこからともなく一人の美麗な男性が現れる。
「……どちらさまですか?」
「そんなに怖がらなくてもいい。私は君の夫だ」
「……え?」
「先ほど、婚礼の儀式をあげただろう。私は加々見という。この地を統べる山神だ」
その、まるで絵画から抜け出してきたかと思うほどの美麗な青年は絹子に優しく微笑みかけた。
これは生贄として捧げられた少女と、絶大なる力と富をもつ山神との奇妙な恋愛譚。
虐げられた少女が本当の幸せをつかむまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 12:00:00
21537文字
会話率:27%
バイク大好き少女が念願だったバイク、カワサキ エリミネーター400SEを駆りながら、峠下を攻めている途中、猫の親子を避けて事故ってしまい、17才の短い生涯を閉じてしまった。が、山神様の申し出により、現世への復活を果たした宮本知江。しかし、山
神様にまんまと乗せられ、2体の魔鬼と伴に鬼退治をするハメに‥鬼は鬼でも無邪鬼。無垢な魂を操り人の世を混沌へと導く輩。少女と魔鬼の魔斬鬼と魔弾鬼と戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 08:41:29
2518文字
会話率:58%
肉親に愛されることなく育った鈴音。
ある時生贄として山神様へ捧げられることとなった。……が、実は生贄ではなく花嫁で。
愛を知らない娘は生贄な花嫁となり、初めて愛される事を知る。溺れそうなほどに。
これは鈴音が山神様と二人で歩み、大切を増
やしていく幸せラブストーリー。
※ゆったり更新予定です。
※アイリスNEOファンタジー大賞応募中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 17:18:27
70262文字
会話率:41%
5年に一度の災いが、山奥の小さな村を襲う。巻き込まれる男の子が見た厄災の正体とは。人々が信仰を失うとき、真の災いが人々を襲う。
最終更新:2019-03-08 21:53:37
46627文字
会話率:49%